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愛らしいパンダたちの近況は?中国・四川省大地震で、『パンダの里』にも大きな被害。 [パンダ]

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(パンダ幼稚園:QQちゃん)
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(パンダ幼稚園:苺ちゃん)

5月12日に発生した大規模地震の被害は、死者68,000人以上と日を追うごとに拡大していますが、今なお余震が続く現地での復旧作業は困難を極めているようです。
犠牲となられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。

このブログでも何回かお伝えしてきましたが、四川省には私がこよなく愛しているパンダたちが数多く住んでいます。四川省の飼育環境にあるパンダたちは、行方不明になっている2頭を除いて元気にしていますが、住まいであるパンダ舎の損壊、エサの供給問題など様々な事情でパンダたちは飼育環境の変更を余儀なくされています。もちろん今回の地震ではパンダたちの世話をする職員さんやその家族、エサを供給してくれる農家の人たちも大きな被害にあっているようです。

臥龍のパンダたちの近況について「日本パンダ保護協会」および、「パンダ幼稚園」のHPに掲載されていた情報をまとめますと

◆臥龍の保護センターで飼育されていたパンダの2頭がいまだに行方不明です。
そのうちの1頭は「パンダ幼稚園」の親善大使、初代の網網くんと2代目のQQちゃんのお母さんパンダ毛毛(マオマオ)さんです。
http://www.panda-youchien.jp/rekidai/rekidai.html

飼育担当者が朝から夜遅くまでパンダの大好きなえさを持ち、名前を呼びながら探し続けています。一日も早くパンダ舎に戻ってくることを祈ります。(センターのパンダは野生の訓練を受けていないので心配です)

◆臥龍にいた、上記網網くんを含む6頭のパンダは、地震によるストレスとパンダ舎の損壊のため雅安碧峰峡基地へ移送されました。

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(パンダ幼稚園:苺ちゃん)

2007年生まれの子パンダ苺ちゃんたち14頭は、地震の直後に臥龍からほど近い安全な場所へ移送され、大熊猫博物館のチケット売り場の小屋で避難生活を送っていましたが、5月30日に再び臥龍パンダ保護センターの幼稚園舎に戻ってきました。地震前と同様に12頭は、幼稚園舎で元気に遊んでおり、2頭の子パンダは、パンダ育成の科学研究のため、お母さんパンダと再会し一緒に暮らしはじめたとのことです

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(パンダ幼稚園:QQちゃん)

◆2006年生まれのQQちゃん、臥龍での生活を続けていますが、同期のパンダの中から「五輪パンダ」に選ばれた8頭は、5月24日に北京動物園に移送されました。

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★★日本でもパンダたちの食糧不足が報道されていますが、大地震により多くのパンダ舎が倒壊し、大人のパンダが4頭、同じ檻の中に住む生活を強いられており、快適な生活ができない状態です。(単独行動を好む大人のパンダは通常1頭ずつ生活します。)
スタッフたちが頑張って壊れた檻を修理していますが、建物の基礎が傾いているため修復作業は困難で、1頭ずつが快適な生活ができるようになるまではかなりの日数がかかるだろうとのことです。

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また、保護センターの建物は崩壊している部分があり、スタッフの寮として使用していた家屋は斜めに亀裂が入り危険なため中に入れず、殆どのスタッフはテント暮らしを余儀なくさせられているとのことです。
このような状況ですので、大地震からの復興に向けて日本にいる私たちができること「募金の協力」をもう一度お願いいたします。

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(「日本パンダ保護協会」黒柳徹子名誉会長と、田中光常会長)

以下のHPに募金受付窓口のご案内がありますので何卒よろしくお願いいたします。
★「日本パンダ保護協会」:http://www.pandachina.jp/
★「パンダ幼稚園(パンダ・プロジェクト)」:http://www.panda-youchien.jp/

どちらも募金は、直接「臥龍パンダ保護研究センター」に寄付します。臥龍自然保護区の被災者の方々、被災したパンダとスタッフの方々に対する義捐金となります。

“かわいいパンダを守ることから、自然を、地球を、人類を守っていきたい”(「日本パンダ保護協会」)


【6月11日追記:悲しいお知らせ】
臥龍のセンターで飼育されていたパンダで、行方不明になっていたパンダの毛毛さん(9歳)が、壊れた建物のがれきの下で死んでいるのが発見されたという悲しい知らせが伝えられました。
毛毛さんは、センターのスタッフによって手厚く埋葬されたとのことです。
ご冥福をお祈りいたします。

毛毛さんは、ブログの人気者・網網くんとQQちゃんのお母さんパンダとして知られていますが、昨年生まれた子パンダもいたとのこと。子だくさんのスーパー母さんの道を歩ンでいたパンダの死は残念なニュースです。


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原村の小さなホール裏方日記:藤村俊介さんの「ラフマニノフ・チェロソナタ」 [原村の小さなホール]

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八ヶ岳山麓の信州・原村ペンションビレッジに、フリーアナウンサー小林節子さんが主宰する小さなホールがあります。
リングリンク・ホールと名付けられたこのホールで開かれる音楽イベント、スタッフの大半はボランティアで駆けつける学生時代の仲間たちです。
私もリタイア生活に入った昨年から、スタッフ見習いとして東京からお手伝いに行くようになりました。

ホールのランドマークのようなずみの木(小梨)が満開の、5月24日(土)、リングリンク・ホールにとって今年初めての音楽イベントは、NHK交響楽団フォア・シュピーラーを務める藤村俊介さんのチェロ演奏会です。
藤村さんは、緑豊かな高原の小さなホールの音響を気に入ってくださったとかで、毎年ご家族とともに神奈川県から演奏会のために駆けつけてくださいます。

チェロ奏者としての実力はもちろんですが、藤村さんの「ファンサイト」があることでもわかるように、毎回東京から追っかけの熱心なファンが駆けつけるこの演奏会は、リングリンク・ホールの目玉イベントの一つになっています。
前日から原村入りした私は、節子さんのご近所仲間の直子さんと一緒にスタッフとお客様のための食事作りを担当。事前にメールで打ち合わせたテーマは「タイ料理の夕べ」です。

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前夜祭で作ったタイ式カレー(イエロー&レッドの二品)がなかなか好評だったので、藤村さんの演奏会の『打ち上げ』メニューにもタイ式カレーを二品作ることにしました

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スタッフの昼食とお客様用に作った、空豆をトッピングした「季節のちらし寿司」も大変好評でしたが、
ちょっとした工夫で、味も見栄えもぐっと良くなることを直子さんから教わりました。
料理上手の人と一緒に作業をするとお馴染みメニューでも“目から鱗”体験がありますね。

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(まろやかな辛さのイエローカレー)
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(スパイシーな辛さのグリーンカレー)

東京から持参したカレーペーストと、ココナツミルクに地元の食材を使って煮込んだカレーは、前夜食べた人にも飽きが来ないよう、具材や作り方をアレンジ。私はタイに旅行したことはないけれど、タイ料理などエスニック料理は好きなので、南国のスパイシーな湯気の香りに包まれているのは幸せなひとときです。
直子さんは『打ち上げ』用にチキン料理と豆腐のトマトサラダを作ってくれましたが、地元の新鮮な食材を生かしたメニューは、どれも簡単そうでいて、ひと味ひねったご自慢のパーティ料理です。

立ちっぱなし作業で奮闘した料理の準備もめどが立ち、藤村さんとピアノの小山さんお二人の熱のこもったリハーサルを私も特等席で堪能することができました。音響やライティング担当の男性スタッフは、本番前の最後のチェックです。チェロの柔らかいけれど力強い響きが直接体に伝わってくる距離で、名手の演奏をきける機会などなかなかありません。直前リハーサルに立ち会えるのが、なんと言ってもスタッフの醍醐味でしょう。
このホールのピアノはアップライト・ピアノなので、ふだんの演奏会ではグランドピアノが当たり前のピアニストにとってリハーサルは真剣な音あわせの場。

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特に今回のラフマニノフはピアノが伴奏と言うよりは、時には華やかな主役に躍り出る場面が多く、技巧が要求される曲なので、ピアノを演奏してくださった小山香織さんのご負担はかなりのものだったことでしょう。それにしても藤村さんと小山さんとは今回が3回目で、かつ久方ぶりの共演とは思えない見事な演奏でした。
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カサド:無伴奏チェロ組曲

カサド:無伴奏チェロ組曲

  • アーティスト: 藤村俊介,バッハ,カサド,カザルス
  • 出版社/メーカー: マイスター・ミュージック
  • 発売日: 2007/04/24
  • メディア: CD
バラ色の光り輝く雲が、ゆっくりと流れ

バラ色の光り輝く雲が、ゆっくりと流れ

  • アーティスト: 藤村俊介,ファリャ,クラフト,ニャタリ,ヴィラ=ロボス,バッハ,グノー,ストルムズ(イヴ)
  • 出版社/メーカー: マイスター・ミュージック
  • 発売日: 2006/04/24
  • メディア: CD

当日は、天気予報通り午後からあいにくの雨模様となり、演奏会の告知ポスターも急遽ラップで覆われました。悪天候にもめげず定刻前から続々とお客様が駆けつけて下さり、駐車場整理担当の男性スタッフは大忙しのようでした。クルマを利用せざるを得ない立地にあるホール故、毎回駐車場を提供して下さる近隣ペンションのオーナーの皆様のご厚意で成り立つイベントなのです。
この夜は外気温が下がってかなり冷え込んだので薪ストーブに点火したものの、室温が上がりすぎてしまい一部のお客様にはご迷惑をおかけしてしまいました。

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6時半から始まった演奏会、まずは、お馴染みの小品数曲を『前菜』として演奏、藤村さん自身によるトークを間にはさみながら会場のお客様と良い雰囲気を作り上げていきます。今回の『音楽の旅』は、ドイツ→スペイン→アルゼンチン→フランスを経て目的地ロシアへ。
『メイン』の「ラフマニノフ・チェロソナタ」は、「ピアノ協奏曲第2番」と同時期に作曲されましたが、演奏時間が40分になるという大作。譜めくり担当の藤村さん奥様も緊張の表情?

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藤村さんと小山さんの素晴らしい演奏に引き込まれて、時間の経過に気づかない至福のひとときでした。ホールを埋め尽くしたお客様の熱い拍手で、本日の演奏会は無事終了。お客様たちは会場で販売した藤村さんのCDにサインして頂いたり、記念撮影に応じて頂いたり演奏会の余韻にひたりながら本降りの雨の中へお帰りになりました。できればお客様もご一緒にワインでも飲みたい気分ですが、飲酒運転に繋がるおもてなしは厳禁です。

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そして、スタッフ一同が楽しみにしている『打ち上げ』ですが、今回は小さなお子さんたちをご両親に託して二人で残って下さった藤村さんご夫妻とゆっくりお話できました。

藤村さんが「こんがり日焼け」するまで楽しんだという、対馬での1週間つり三昧の話や、子供の音楽教育、演奏会の裏話など楽しい話題で大盛り上がり。
最近は、幼稚園のPTA活動でお忙しいという奥様は、「今回は自分がピアノを弾くのでなく、譜めくりなので楽勝と思ったけれど、こんなに大変だとは思わなかった!」と演奏会が無事終わった開放感を味わっていらっしゃる様子でした。
藤村さんたちが奥様のご実家に帰られたあとも、スタッフら内輪の宴はまだまだ続きました。
ボランティア・スタッフといいつつ自分が楽しんでいる、私たちが次回集まるのはたぶん7月。
さて、次回の『打ち上げ』のメニューは?


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欧州CL、プレミア赤青対決は元祖「赤い悪魔」に栄冠 [サッカー]

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21日深夜、モスクワで開催されたサッカーの欧州CL決勝戦は、雨中の大激戦となり、PK戦を粘り抜いたマンUが9季ぶり3回目の優勝を達成し、12月のクラブW杯で日本に来ることになりました。

サッカーフリークの私と娘は、日本時間では未明に行われた熱戦をテレビの生中継で観戦しましたが、“寝不足でふらふらになっても、ライブで見ていて良かった”と思う試合でした。
初のイングランド勢同士の対決となりましたが、プレミアリーグを制覇したマンUが2冠を達成、チェルシーはリーグを逃した雪辱にあと一歩まで迫りながら栄光を手にすることは出来ませんでした

開催地モスクワがチェルシーのオーナーの故郷であり、現地での人気はチェルシーの圧勝。また、会場となったルジュニキ競技場は、普段人工芝ですが、この試合のため特別に天然芝が敷かれたものの激しい雨にはがれる部分も目立つ悪コンディションでした。スポーツ紙では、スピード豊かなロナウドらマンU自慢の攻撃陣よりも、フィジカル勝負のドログバら肉体派チェルシーに有利?の予想。

試合は、前半26分にマンUのロナウドが先制ゴールを決めたものの、前半終了間際にチェルシーのランパードが同点ゴール。雨が激しくなった後半、マンUは、チェルシーの猛攻に耐える時間が長くなりましたが、互いに好機に得点できず延長戦に突入。チェルシーは足が攣る選手が続出し、DFのテリーが苦痛に顔をゆがめるシーンもテレビ画面に映し出されました。

肉体がぶつかる激しいせめぎ合いで8枚のイエローカードが出され、延長戦終了間際には、チェルシーのドログバが小競り合いで一発退場する波乱の展開。結局PKになってしまいました。
両チームには、長身で経験豊富なファンデルサール頭蓋骨骨折の大怪我を乗り越えたツェフという素晴らしいGKがいます。
PK
戦では、誰が止められてしまうのか、それともプレッシャーから自ら外してしまうのか?
誰かが失敗しなければ終わらないという苛酷な勝負です。

息詰まるような緊張感漂うPK戦、先攻のマンUはロナウドが、フェイントをかましそこねたのか枠を外してしまったのに対し、チェルシーは4人目までノーミス
5人目のテリーが決めればチェルシーの優勝という場面で、なんと主将のテリーが蹴った瞬間に足が滑る痛恨のミス雨に濡れた急造天然芝のピッチでは、攣ってしまうほど疲労した足をコントロールできなかったのでしょうか。勝負の女神はきまぐれ?

チェルシーには、最早キッカーとして頼りにしたかったドログバはいないのに、サドンデスのけり合いに突入しました。そして、チェルシー7人目のキッカー、アネルカGKファンデルサールに止められて勝負が決しました。ファンデルサールはアヤックス時代にもCLを制した名手です。

歓喜の輪ができるマンUと対照的に、悲嘆の涙にくれるテリー
直後の表彰式では、悔しさいっぱいのチェルシー選手と、誇らしげに何度もカップを頭上に差し上げるマンUの選手たち。ロナウドは、CLでも得点王となりましたが、リーグを変わりたがっているという噂があり、12月の来日メンバーに入っているのか今から気になるところです。
一方悲劇の主人公になってしまったテリーは、モウリーニョ前監督の突然の解任騒動でがたがたになるのではと心配されたチームを、主将としてここまで支えてきたのに気の毒でした。テリーには「お疲れ様」とねぎらいのコトバをかけてあげたい気持ちです。

チェルシーを応援していた人たちの多くは、表彰式を待たずに帰ってしまったようで、6万人以上が埋め尽くしていたスタンドには空席が目立ちました。モスクワ時間の深夜に始まった試合が終わったのは、午前1時半過ぎ。時差5時間の日本では、6時半になっていました。
それにしても、小さい子供連れもいた観客たちはこんな遅い時間にどうやって帰ったのでしょう?



 


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レッズ対ガンバ戦の埼玉スタジアムでおきたこととメディアの報道 [サッカー]

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(選手入場時のゴール裏のビジュアル。レッズは大旗を広げ、ガンバは3色の小旗を振る)

先週末、Jリーグの試合会場で、双方のサポーターが関係する残念な出来事がありました。
『家族連れも安心して観戦できる世界一安全』なはずのJリーグの試合会場で、試合後に双方のサポーター同士が衝突し、機動隊が出動するなどの騒ぎになったのです。

翌日、両クラブが話し合った結果の概要報告が双方の公式サイトにのりました。
レッズは、“運営責任者として重大な不手際があったことのお詫びとセキュリティなど今後の警備体制の見直し”を、ガンバは、“自チームのサポーターエリアから心貧しいファンによって試合前から挑発行為がしかけられたことと、試合後勝利を喜ぶ選手たちのパフォーマンスがTPO的に不適切であったことを謝罪し、今後スタンドに物投げをした実行者を特定して厳しい処分を行う”という内容です。

その場に居合わせて、事の成り行きを見守っていた一人として、両クラブの対応は概ね納得のいくものといえますが、当日および翌日の、テレビや新聞の報道のニュアンスは、私にとって違和感のあるものでした。マスメディアの報道だけをみた人には事実誤認させかねない論調や映像の使い方のように感じたのです

翌朝の某スポーツ紙の一面には、「浦和サポがG大阪サポを3時間封鎖」という大きな見出しが踊っていました。“試合終了後、ピッチ内での両クラブ選手の険悪ムードが飛び火し、スタンドで両サポーターが衝突した。警察や機動警備隊まで出動する乱闘騒ぎとなり、約1000人のG大阪サポーターが約3時間もスタジアム内に足止めされる事態になった”という記事です。
発端は、G大阪の歓喜パフォーマンス”とも書いてあるので、知らない人が読むと、レッズが負けた悔しさからレッズサポーターが大暴れ?と思ってしまうかもしれません。

この試合は、双方にとってJリーグ中断前の大事な一番ということで、チケットは前売りで完売、実際の入場者も今季ホームゲーム最高の57,050人でした。
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結果は、試合巧者のG大阪がレッズ守備の一瞬の隙をついてモノにした3得点を泥臭く守り、梅崎のFK等で追いすがるレッズを3-2で振り切っての勝利。レッズサポとしては審判の試合コントロールなどを含めて悔いが残る後味の悪い試合になってしまいました。

しかし、当日、ガンバのゴール裏および隣接するレッズの南ゴール裏で起こった出来事は、試合の内容とは関係なくおきていました

(↓試合開始前。ガンバ側から、レッズ側に物投げ行為。警備員がガンバ側から柵を押さえている)

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試合開始直前、ガンバのゴール裏から、レッズのゴール裏に対して突然物投げ行為が始まりました

私の席からは少し距離があったため何をぽんぽん投げているのかよく見えませんでしたが、レッズ側の人にあたって水がはじけるのは肉眼でもわかりました。投げられたのは「水風船とあとから知りましたが、投げ入れを意図して計画的に持ち込んだとしか考えられません。
さらに、緩衝帯の柵をつかんで揺すったり、もっとやれと言うようなジェスチャーをする人もいて、レッズ側を挑発しているように見えました。この時点で、警備員が飛んできましたが、特に大きな動きはなく、なぜか警備員がガンバ側の柵を守るような仕草がみえました。
この時点では、レッズ側から物投げ行為の応酬はなく、されるがままという状況。(「子供にあたって危ないよ」くらいの苦情は言ったでしょうが)
ちなみに、レッズ側の南ゴール裏は、過激なサポーターと言うよりは、家族連れや着席して応援するいわゆる「ぬるさぽ」や静かな「地蔵系」が多いエリアです。


試合開始前のこの段階で、主催者側から場内アナウンスなどで、毅然とした注意があって欲しかったのですが、選手入場の直前だったので雰囲気を壊したくなくて躊躇したのでしょうか。

直後の選手入場時、ガンバゴール裏は、用意してきた3色の小旗を振って選手を迎えました。
試合中にも物投げ行為があったかどうかは、試合に集中していたのでわかりません。

試合後に、ピッチ上でガンバの選手たちが、「歓喜の輪」のパフォーマンスをはじめたので、真っ赤に染まったスタジアムから大ブーイング。闘莉王が別の場所でやるように注意しに近づいて来ました。
元ガンバのGK都築がガンバのゴール裏に近づき、ガンバ選手と小競り合いになりそうだったのを同僚が必死に押し止めていました。

(↓試合終了直後。ガンバ側の方が初めから積極的に動いていたが翌日の紙面には、レッズ側からなだれ込む写真だけが使われていた)

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選手が引き上げたあと、スタンドの物投げ行為が本格化。水風船、紙コップ、ペットボトルの他、旗竿の竿と思われる長い棒も投げ込まれ、レッズ側も応酬して、双方が緩衝帯の柵を壊して乱入、争いが激しくなりました。
スタンドからは「(ガンバ)帰れ!帰れ!」のコールがそこかしこから起こりました。
そのせいではないでしょうが、最初3000人くらいいたはずのガンバゴール裏は、半分以上は早々に姿を消してしまいました。

私たちは、帰り支度をして、スタジアムを出ようとしましたが、どうやらガンバサポの出待ちのためにレッズサポが外に大勢残っていました。先ほど挑発行為をしていた男性の顔を見てみたいと思い、少しの時間待ちましたが、いっこうに出てくる気配がないのであきらめて帰りました。
この時点では、スタジアムの外にガンバのレプリカユニを着た人が、レッズサポの中に混じって普通に帰り道を歩いていたので、まさか「浦和サポがG大阪サポを3時間封鎖」などという事態になるとは全く考えませんでした。
3時間というのは、双方のサポーター代表者が話し合ったり、ガンバサポーターに万一の事故がおきないよう安全確保のために近隣の駅まで送るバスの手配に時間がかかったようです。決して、帰らせないように軟禁する意図があったのではないでしょう。

まさに、いくつかの事実だけをピックアップして編集すると別の真実ができるような出来事でした。

とはいえ、レッズの選手が審判の判定にクレームをつけたり、あとから審判批判をするのは見苦しいし、自分たちにとってメリットがあるとも思えません。昨年、アジアを戦う中で学習したと思っていたのに残念です。レッズの選手たちは審判と対立せずに、フェアプレーの精神をもちつつ、試合運びをもっとマリーシアにお願いしたいです。一瞬の隙を一試合に何度もみせては勝てないでしょう。

ガンバは、選手たち自ら「フェアプレー」というお念仏をブログに書いたりしています。
(今季から、試合開始前に「フェアプレー」のフラッグに選手はサインしているはずですね)
後日、騒動の報告をした両クラブについて、Jリーグの鬼武チェアマンから、
「Jリーグを代表する両クラブだが、品格が備わっていない。世界に手が届くクラブにはなっていない」と苦言を呈されたと言う報道がありました。
たしかに、おっしゃることはごもっともですが、玉虫色の決着となった例の「審判暴言問題」で、「死ね」ではなく、「うるさい、黙ってプレーしなさい」と発言したという審判の品格問題についても言及して欲しかったです。



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「日本パンダ保護協会・黒柳徹子名誉会長からも、募金のお願い [パンダ]

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(「日本パンダ保護協会の親睦会で挨拶する黒柳徹子さんと、田中常光会長:左)
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私も一般会員になっている「日本パンダ保護協会」は、中国四川大地震の被災地にある臥龍の保護センターと日頃から密接な交流があります。今回もパンダたちの安否情報は、保護協会の独自ルートによって確認されたわけですが、協会でも義捐金の受付をはじめました。
ホームページに掲載された、名誉会長・黒柳徹子さんと、会長・田中常光氏からのメッセージを以下に転載します。
私は、先月開催された会員との親睦会で、初めてお二人をはじめ協会関係者にお目にかかりましたが、パンダのために長年尽力されている方々のお話を伺って、自分も早く臥龍に行ってパンダたちに会いたいと思っていた矢先の被災でした。(→親睦会の模様は、4月27日のブログ記事をご覧下さい)
趣旨をご理解いただき、多くの方にご協力いただけるようお願いいたします。

「日本パンダ保護協会」(
http://www.pandachina.jp/)ホームページより
名誉会長 黒柳徹子氏 メッセージ
こんな時にパンダのことなんて!とお思いになるのは、よくわかります。
でも、パンダを守っている施設の人たちは人間で、そこまでは政府の援助も行きません。
子どものパンダも沢山います。パンダは、とても傷つきやすい動物なので怖がっていると思います。
皆さま、よろしくお願い致します。

会長 田中光常 メッセージ
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12日 四川省を直撃した最大規模の大地震による被害は甚大であります。
多数の負傷者、建物崩壊、交通網切断などの被害を受け、生活にも多大な影響を及ぼし、復旧作業も困難を極めています。
パンダが生息する臥龍保護区86頭及び、成都パンダ繁殖基地の60頭、ビーホンシャ基地のパンダ22頭他、スタッフ共々無事であるとの朗報を受け安堵しましたが、臥龍研究施設や臥龍地域で被災された村民の方々の被害は甚大なものと思います。
日本パンダ保護協会として少しでも多くの義援金を集めて援助したいと思いますので、皆様のご協力と義援金の募集を呼びかけさせて頂きます。
義援金受付窓口は下記の通りです。
当協会では一刻も早い救助とライフラインの確保等を切に願っております。
臥龍パンダ保護研究センターへ出来る限り援助を行いたいとおもいます。

【受付窓口】
日本パンダ保護協会
101-0064 東京都千代田区猿楽町 1-5-3 リッツお茶の水ビル4F
TEL 03-5281-0064
FAX 03-5281-0065

【義援金振込先】
振込方法: 郵便振込
口座番号: 00100-5-562406
加入者名: 日本パンダ保護協会
通信欄に 「四川省大地震」とご記入下さい。

■■「日本パンダ保護協会」の概要(同協会ホームページより)■■
在日中国人が提唱し、多数の日本人有志の方々からのご賛同を基に、臥龍中国パンダ保護研究センター、及び現地政府と駐日中国大使館の支援をもとに設立された非政府・非営利の民間ボランティア団体です。
当協会は、人とパンダの「共存関係の構築」、「自然環境の保護」を理念に、インターネットを通じて、パンダを取巻く環境の実態を理解して頂くとともに、日に日に絶滅の危機が叫ばれているパンダの生息環境を改善する活動の一助となるための保護事業に、一人でも多くの方々に参画して頂くことを目的としております。
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中国四川省の被災地に住む、愛らしい「パンダ」のために募金を! [パンダ]

【私も「里親サポーター」の一人になっている、こぱんだの苺ちゃんは好奇心いっぱいの元気な女の子。最近は幼稚園のお友達と一緒に毎日大騒ぎ。時には皆で仲良く遊べるようになりました。
WEBサイト「パンダ幼稚園」http://www.panda-youchien.jp/ で可愛い映像がたっぷり見られますが、現地に設置してあるWEBカメラが不通になっており、新しい映像の更新はありません】

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私が日頃お世話になっている「パンダプロジェクト」から緊急のお願いがありました。

このブログでも既にお伝えしたように、今回の中国四川省・大地震では、「パンダの里 」がある地域にも大きな被害がありました。
幸い、飼育環境にあるパンダたちは皆無事であることが確認されましたが、まだまだ現地の様子やスタッフやその家族の安否、近隣の方々、施設のことなど心配な要素が数多く残されています。

臥龍の「パンダ保護センター」に住むパンダたちは、近隣の村から毎日運ばれる新鮮な竹や笹などを食べ、大勢のスタッフの方たちに世話をしてもらい日々暮らしています。
臥龍のセンターは、山が迫った立地にあり、今回の地震では周辺の道路の被害が大きいと聞いていますので、パンダたちの食料が今まで通り確保できているのか気になります。

NHKのドキュメンタリー番組「パンダの子育て物語」

パンダ子育て物語 ~17頭の元気な子パンダちゃん~ 











にも登場する女性飼育員の張さんは、自分が担当するパンダの出産の時、まるで母親のように親身になって世話をしていました。彼女は臥龍の保護センターの近隣の村にある自宅から通勤していましたが、取材当時幼稚園くらいのお子さんがいたと記憶しています。テレビで見た彼女の家や家族は無事だったのだろうか、などなど彼女をはじめスタッフの方々のこともとても心配です。

中国四川省大地震については、マスメディアをはじめ色々なところで義捐金の募金が始まっていますが、「パンダ幼稚園」というサイトを通じて臥龍のパンダの映像を提供しながらパンダの保護を呼びかけている「パンダプロジェクト」では、直接「臥龍中国パンダ保護研究所」へ寄付するための募金を集めています。

世界中でこれほど愛されている動物は他にいないと思う方も多いパンダたちを守ってあげたいと思われる方は、「パンダ幼稚園」のサイトhttp://www.panda-youchien.jp/ にアクセスしてぜひ「パンダプロジェクト」の募金にご協力下さい。

※なお、募金に関するお問い合わせは、以下までお願いします。
101-0047
東京都千代田区内神田1-2-1 MTKビル2F
株式会社インフォ・クエスト パンダプロジェクト事務局
panda@i-q.co.jp


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四川省で飼育されているパンダたち、皆無事であることが確認できました [パンダ]

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(「パンダ幼稚園」より)

中国四川省で5月12日午後に発生した大地震で音信不通となった臥龍地区に飼育されているパンダたち安否が判明し、皆無事であることが「日本パンダ保護協会」のHP(http://www.pandachina.jp/
で確認できました。

また、成都の繁殖基地も施設の大きな被害はなく、パンダすべて無事とのことですので、四川省で飼育されているパンダたちは皆無事でした。多くの方が地震被害の犠牲者となられた大規模な災害にもかかわらず、震源地からわずか60キロしか離れていない場所にいたパンダたちが皆無事であったことは奇跡のようです。

昨年臥龍の保護センターで生まれた14頭のこぱんだたちは、住まいである幼稚園の園舎の一部が破損したしたため、安全な場所に避難したそうです。周辺の道路が損壊した状況でどうやって避難させたのか不明ですが、センターの方々は自分の家族よりもパンダを優先させたのかもしれません。

昨夜、成都のテレビニュースでは臥龍の自然保護区の人々はほぼ無事であるが、臥龍鎮(村人たち)の中には死傷者があり、20名以上死亡、19名が重傷、60名が軽傷と報道されたとのこと。
パンダの飼育に携わっているスタッフやその家族の方々についての情報はないので、皆さんが無事でいらっしゃることを祈るだけです。
私は、成都には行きましたが、臥龍にはまだ行ったことがありません。でも臥龍のセンターは何度もテレビの報道や番組で見ているので、「パンダ育児日記 」という本にも出てくる飼育員の何さんなどスタッフの方たちは自分にとっては顔なじみの人のような存在です。

「日本パンダ保護協会」と協力して「パンダプロジェクト」を運営している「パンダプロジェクト事務局」では、本日、『臥龍のパンダ、スタッフ、スタッフのご家族、施設を支援する』募金口座を開設しました。集めた募金は、臥龍中国パンダ保護研究所へ寄付するという趣旨です。
http://www.panda-youchien.jp/

パンダたちは幸い無事でしたが、被災地の状況が明らかになるに従い、地震による死者や行方不明者の数がどんどん拡大しているようです。ようやく救援物資が被災地に届き始めたようですが、住むところを失い食料や飲料を必要とする人がたくさんいます。

ソネットの会員ならポイント・サービスを利用して、「中国四川省地震被災者救援金」に募金することができます。(
http://www.so-net.ne.jp/point/use/fund/
私は、とりあえず、コツコツ貯めたソネット・ポイントで募金に参加しました。
明日は、銀行に出向いて、ささやかな額ですが「パンダプロジェクト」の募金口座に送金する予定です。
募金こそ『ちりも積もればマウンテン』ですね。
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四川省の大地震、「パンダの里」や世界遺産「都江堰」の被害状況が心配 [パンダ]

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(成都のパンダ繁殖基地は無事の模様。臥龍のこぱんだたちは元気?)

5月12日午後、中国四川省で発生した大規模な地震の被害状況は、四川省だけでも9000人以上の死者が確認されたそうですが、被災地の6万人と音信不通状態とも報道されています。今後現地と連絡がとれるようになると被害の拡大が判明するのではないか心配です。
音信不通の被災地には、中国最大のパンダ保護センターがある「臥龍特別行政区」が含まれているというので、パンダ大好きの私は昨日からニュースに釘付け状態。

成都の「パンダ繁殖基地」はどうやら無事だった模様ですが、臥龍の「パンダ保護センター」は震源地から約60キロしか離れておらず、パンダたちやパンダのお世話をしているスタッフの皆さんやその家族の方々は無事なのでしょうか。
また現地周辺には野生を含めると約280頭のパンダが生息しているとか。竹林は地震に強いと聞いたことがありますが・・・

日本のパンダプロジェクト事務局、「パンダ幼稚園」(http://www.panda-youchien.jp/)によれば、13日午後現在も通信手段が断絶し、臥龍の保護センターに設置しているWEBカメラももちろん繋がらず、現地の情報収集はなかなか困難なようです。
私も「里親サポーター」のひとりになっている「苺ちゃん」たち、いたずら盛りのこぱんだたちがどうしているのか、電気は不通でも、食料や水が確保できているのかとても心配です。

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そして大きな被害が報道されている「都江堰市」には、世界遺産の治水施設「都江堰」があります。

以前パンダに会いたくて成都に行ったとき、観光で立ち寄った「都江堰」は、紀元前の工事とは思えない仕組みに驚かされましたが、すごく揺れる吊り橋がありました。
こちらも被害が大きくないことを願うばかりです。

(追記)
成都の観光でお世話になった現地スタッフの方たちのご無事を祈っています。
ガイドさんは、重慶から出張してきた若い女性でしたが、Gaktが大好きという親日派。娘とは子供の頃見たテレビアニメの話題で盛り上がっていました。
運転がていねいで、道ばたの花売りから良い香りのランの花を買って私たちと、ガイドさんにプレゼントしてくれた物静かなドライバーさん。
お二人のおかげで楽しい旅行になりました。


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運も味方につけて首位を死守した浦和レッズ [サッカー]

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(フロンターレのコレオグラフィ)

衝撃の監督交代から約2ヶ月、気がつけばいつの間にか首位に立っている浦和レッズですが、スコアはともかく試合内容は相変わらずイマイチだし、けが人・病人が続出する苦しい台所事情。

今年はW杯の予選があるため、レッズの場合Jリーグの試合は次週5月17日のガンバ戦のあと、6月27日まで中断期間となります。それまでは、個人技に頼るだけの『我慢の試合運びで乗り切るしかないとサポーターも割り切ることにします。昨年のリーグ最終戦で負傷した前十字靱帯損傷で長期離脱していた司令塔ポンテが、リーグ再開後戻ってくれば、もう少し組織的な攻撃スタイルのカタチが見えてくるのではないかと期待しています。

さて、季節が1ヶ月以上逆戻りしたような氷雨が降りしきる10日(土)の午後、中断前の大事なアウエイ川崎フロンターレ戦が等々力陸上競技場で行われました

レッズにとって川崎フロンターレは、どちらかというと相性が悪く、昨年は1分け1敗。しかも、フロンターレは関塚前監督の病気による監督辞任後、4試合連続逆転勝ちで暫定3位に浮上した手強い相手。
当然このガチンコ対決カードの人気は高く、チケットは完売です。
なんとかチケットを確保した私たちもスタジアムに行きましたが、朝からの冷たい雨にも拘わらず、この日の入場者は20,335人。フロンターレのゴール裏サポーターはチームカラーのコレオグラフィで選手を勇気づけます。レッズサポーターもいつものように、アウエイ・ゴール裏を真っ赤に染めて力強いコールで選手たちがホームで戦うような環境を作り出しています。

真っ赤に染まったゴール裏とホーム自由席のレッズ応戦者席
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メインスタンドのホーム自由席にも、「浦和レッズ応援者席」ゾーンが特別に用意されるなどフロンターレ営業は紳士的な対応です。

フロンターレは、地元川崎市の協力もあり、長年の地道な営業努力が実を結び、レプリカ着用の家族連れサポーターには小さい子供も沢山見られます。ファミリーがサッカー場で休日を過ごすというライフスタイルがこの地域にも根付いてきたようです。
屋根付きのバックスタンドSS席では、座布団と膝掛け毛布(夏場はうちわ)の貸し出しがあるなど、来場者に対するホスピタリティが感じられますが、昨日は選手入場時の場内アナウンスに“浦和レッズサポーターの皆さん、雨の中ようこそ等々力陸上競技場までお越しくださいましてありがとうございます”という文言がありました。
サッカーでは『アウエイの洗礼』というコトバがよく使われますが、遠来のアウエイのサポーターに対する嫌がらせととられかねない行為はあっても、表立って歓迎することは、浦和レッズを含めて他チームではみられないことでしょう。
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結果は、予想通り厳しい試合となりシュート数では大きく下回った浦和レッズが幸運なPKで獲った貴重な先取点を死守して1-0のスコアで勝利を収めました。

レッズがGETしたPKも、フロンターレの同点ゴールがオフサイドとして認められなかったのも、リプレイで見ると微妙な判定だったかもしれませんが、完全な誤審というほどではないので『レッズが運を味方につけた』と解釈すべきでしょう。

等々力の試合ではフロンターレのゴール裏には、川崎大師名物のくず餅やお団子、おせんべいやベッコウ飴など地元のお店がいつも出店しています。『勝たせていただいた』レッズサポの私は、せめてものお返しの気持ちで、冷たい雨にたたられて売れ残ったお団子や安倍川餅4パックを300円の処分価格で購入しておみやげに持ち帰りました。

翌日のスポーツ紙を見たら、“川崎Fは浦和戦での微妙な判定について、マッチコミッショナーと話し合い、週明けにも抗議文とDVDをリーグ側に送付することを決めた。”という記事が目につきました。
主審が選手に対して暴言を吐いたのではないかと騒がれた事件以来、監督や選手は判定に対するコメントをメディアに言わないように自粛を求められていると聞いているので、クラブとしてはやむを得ない行動かもしれませんが、せっかくフロンターレ営業の紳士的対応に気分良くして帰宅した後だったので“なんだかなあ”という感じは拭えません。
『たとえ自分には不利であっても、微妙な判定はサッカーにつきもの』と考えて、あきらめる潔さを相手に求めるのは虫が良すぎ?


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横浜・中華街の「パンダワールド」と天然温泉スパで癒しの休日 [パンダ]

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娘と一緒に連休の人出で混み合う横浜・中華街に出かけました。
みなとみらい線の「元町・中華街」駅ができたおかげで東京からのアクセスがよくなりましたが、中華街に行くのは超久しぶりです。

パンダ大好きの私たちのお目当ては、チャイナ・テーマパーク「横浜大世界」のミュージアムで開催中の「パンダワールド」です。入り口近くでは、ここでしか買えない「パンダまん」を販売中。
「横浜大世界」には、おみやげショップなどの物販と、飲食コーナー、有料の劇場・ミュージアムがあり、どのフロアも家族連れなどで大にぎわいでした。

(日本・中国・アメリカから蒐集されたパンダグッズ)
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私たちは、入場料500円の「パンダワールド」会場へ直行。
中国・臥龍のパンダ保護センターで生まれたこぱんだたちの成長をおう「パンダ育児日記写真展」の展示がありました。この展示は、既に原本「
パンダ育児日記で見ているのですが、かわいい赤ちゃんたちの写真は見飽きることがありません。
会場では、日本や中国の他、アメリカからも集められたたくさんのパンダグッズやパンダ関連の書籍などが展示されていました。

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中でも私たちにとって一番の収穫は、この非売品のレアものパンダのぬいぐるみ。かなりリアルなのに可愛いのです。
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パンダに対する知識と理解を深める「パンダ検定クイズ」もあり、全問正解すると「パンダ博士認定書」がもらえます。結構難しい質問もありますが、会場内各所に隠されているヒントを探せば子供でも答えがわかる仕組みです。
もちろん、私たちもチャレンジしましたが、世界初のパンダのぬいぐるみは1932年にアメリカで発売されたことを初めて知りました。

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館内の中国食祭広場で、上海の「担々小ロンポウ」と、上海で1日10万食売れるという「焼き小ロンポウ」を食べ比べてみました。どうやら焼いている方が人気のようですが、チャーハンの専門店の「XO醤牛肉チャーハン」もおいしかったです。デザートのお店もあったのですが、今回はパス。

おみやげ売り場で、パンダのポストカードなどを少し買いましたが、中国のパンダの写真に混じって、上野動物園で生まれたトントンやユウユウが赤ちゃんだった頃の写真もありました。どちらも今は天国にいるのですが、懐かしい名前です。

混雑する中華街を離れて、横浜駅にほど近い新名所、コットン・ハーバーに移動。昔は造船所や工場があった再開発ウォーターフロントに昨秋できた天然温泉付きの温浴施設に行きました。
INSPA」という施設の館内には中学生以下は入場できないので、連休中も静かにくつろぐことができる穴場です。
娘と二人で「岩盤浴」や「遠赤ドーム」に寝ころんで、体を芯から温めて思い切り汗をかきながらまどろんだり、小声でおしゃべりしたり・・・
このスパの大広間のような「遠赤ドーム」は、前面ガラス張りなので、ベイブリッジやみなとみらい地区などが見渡せます。シャワーを浴びてから、マッサージでボディケアをしてもらい、露天風呂つきの温泉で汗を流しました。風呂上がりに飲んだ冷えたビールは、いきなり体に吸い込まれていくように感じました。
「INSPA」自慢の横浜の夜景は、「遠赤ドーム」の他に屋外テラスや露天風呂からも眺めることができるので、東京人にとってはちょっとした旅行気分です。
居住エリアと公園エリアが共存するこの場所は、私有地ということで横浜駅からバスで10分くらいとはとても思えない静かなエリアでした。


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