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近頃気になる人物・・・『皇妃エリザベート』に惹かれて”二都物語”(ブダペスト) [お気に入り]

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(絵葉書:28歳の『皇妃エリザベート』の肖像画
写真の時代になってもエリザベートといえばこの肖像画が思い浮かぶ)
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(絵葉書:ブダペスト。
中央・上は薄暮のドナウ川に架かるエルジェーベト橋

ヨーロッパに絶大な勢力を誇ったハプスブルク家の2大美女のひとり、“悲劇の王妃”マリー・アントワネットについては以前から関心があったのですが、『皇妃エリザベート(愛称シシィ)』については、2年前の中欧旅行以前は“歴史上の人物として名前は聞いたことがある”程度でした。

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(絵葉書:ハンガリー王妃戴冠時のエルジェーベトの衣装は、
ミュージカル「エリザベート」のチラシのイメージ写真にも)

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人とも宝塚ファンにとってはおなじみのヒロインですが、日本人にとってそれほど認知度が高いとは思えなかった『皇妃エリザベート』を取り上げたミュージカルが、なぜ何度も繰り返し再演されるのか?
以前の私には人気の秘密がよくわかりませんでしたが、中欧旅行から帰国したあと、色々な資料を調べたり、ミュージカルを見たり、彼女の生涯のドラマを詳しく知るようになった今では自分自身がすっかりエリザベートのファンになってしまいました。

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(ブダの丘にある王宮)
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(ブダ側からドナウ越しにペスト側の国会議事堂が見える)

2007
年秋、私と娘が参加した中欧3カ国旅行のスタート地点は、“ドナウの真珠とよばれる千年の都”ハンガリーのブダペスト
オーストリア=ハンガリー二重帝国の成立によってハンガリー王妃となったエリザベートが、こよなく愛しウィーンの王宮よりも長く滞在したというブダペストは、王宮や教会などの歴史的建造物が立ち並ぶ美しい町でした。

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(漁夫の砦)

私たちが最初に見学した「マーチャーシュ教会」は、ドナウ川をはさむペスト側が一望にできる「漁夫の砦」の前にあります。

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マーチャーシュ教会:白いレースをまとった美しい外観は工事中)
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(ハンガリーで最も美しい黄金に輝く主祭壇
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(キリスト教とイスラム、そしてハンガリーの芸術がミックス)

この教会は、ロマネスク様式で建てられたものが14世紀にゴシック様式に改築、16世紀にはトルコ軍襲来によって教会はイスラム寺院となってしまいました。その後、18世紀にバロック様式のキリスト教会に修復されました。

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(聖遺物室:ハンガリー王冠と笏杖のレプリカの展示。
戴冠式に着用した衣装も。


1867年6月8日、この「マーチャーシュ教会」で盛大な戴冠式が行われ、オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフはハンガリー国王となり、エリザベート皇妃もハンガリー王妃に即位したのでした。
この日、フランツ・リストが作曲した戴冠ミサ曲がリスト自身の指揮によって演奏されたそうですが、バイエルン公女だったエリザベートは16歳にしてオーストリア皇妃となり、30歳にしてハンガリー王妃となったわけです。

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(エルジェーベト王妃の像)

ハンガリー独立には、ハンガリー民族の開放的で情熱的な気質に深く傾倒していたエリザベートの絶大な尽力があったといわれており、戴冠式を終えて教会の外に出たエリザベートは、“ハンガリーの永遠の恋人、エルジェーベト万歳!!”と叫ぶ民衆の中、絵巻のような戴冠式のパレードを行ったといわれています。

マーチャシュ教会は、フランツ・ヨーゼフがゴシック様式に戻すように命じたときに取り入れられたハンガリー風装飾芸術の壁や柱の細密な模様が独特の雰囲気を醸し出していました。

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(『ゲッレールト温泉』の広々としたロビー)

ブダペストは温泉の町としても有名で、私たちが宿泊したホテルにも温泉プールがありました。
ゲッレールトの丘のふもとにある温泉の中で最も有名な『ホテル・ゲッレールト』はアール・ヌーヴォー様式の優雅な温泉プールがあります。私と娘も日本から水着持参でハンガリーを代表する温泉体験を楽しみました。

ドナウ川にかかるエルジェーベト橋のたもとにはエルジェーベト王妃の銅像がありますが、トルコ人によって建設されたルダシュ温泉も有名です。(風呂は男性専用でプールは男女共用)。

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(英雄広場)
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(ハンガリー建国1000年を祝って建設された『ブダペスト国立美術館』。
民族の誇りが築いた美の館には西洋絵画の傑作が揃う)

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ジェルボー』は、ベスト側にある150年の伝統を誇るお菓子の老舗でシシィも通っていたブダペスト一の高級カフェ)

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(『ジェルボー』のチョコレート)

過酷なダイエットに励みながらも大のスイーツ好きだった皇妃エリザベートもこのチョコレートを食べたのでしょうか。





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銀座・吉水で、標高1300mの「八ヶ岳農場」直送品のマルシェ [お気に入り]

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(素晴らしい自然環境に恵まれた「八ヶ岳農場」)
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(銀座・吉水前で産直マルシェ開催)

日本の食糧自給率を高めて、私たちの「食の安全性」を守るためには若者たちの力が欠かせません。
信州・原村にある八ヶ岳中央農業実践大学校には、明日の農業を担う夢を持った若者たちがたくさん学んでいますが、その広大なキャンパス内にある「八ヶ岳農場」で学生さんたちが作った野菜や乳製品を東京・銀座のマルシェで入手してきました。

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(野菜や乳製品のほか、季節の「ヴィオラ」鉢も)
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(売り子は、小林節子さんと吉水の女将さん)


原村在住のフリーアナウンサー・小林節子さんは「八ヶ岳農場」のおいしい食べものに魅せられて東京から移住し、原村を訪ねてくる友人・知人を自慢の(?)農場に案内し、ついには「八ヶ岳農場を応援する会」の会長となって「八ヶ岳農場」のPRを買って出ました。そんな節子さんの話をきいたお宿「吉水」の女将で大学先輩の誼美さんが、銀座・吉水で一日マルシェを開いてくれることになりました。

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(お宿 銀座・吉水)

節子さんが、標高1300mの「八ヶ岳農場」から自ら運転するクルマに積んできた乳製品や、野菜、卵、ヴィオラの鉢などの商品を並べての店開きです。吉水は銀座のど真ん中にある外人客にも人気の小さな宿ですが、街行く人は玄関横に突然出現した産直マルシェに驚いた様子。

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(「八ヶ岳農場」のチーズは男性にも人気)

私は、節子さんが主宰する「リングリンク・ホール」のイベントスタッフとして原村に行ったときに、「八ヶ岳農場」にも出向きましたが、八ヶ岳連邦を望む雄大な大自然と澄み切った空気の中で、ストレス知らずの素晴らしい環境の牛さんたちは本当に幸せそうでした。マルシェでは、その牛さんたちの生乳から作ったヨーグルトやアイスクリーム、そしてチーズが並びました。チーズは種類も豊富ですし、通りがかりの男性の方もポケットに入れて持ち帰れる手軽さで売れ行き好調でした。

ヨーグルトやアイスクリームの購入者は、吉水店内で食べることができるようになっていましたが、実は、吉水は完全予約制で“安心安全を当たり前とした食材や調味料を使った和風家庭料理”が食べられる隠れ処的レストランもやっているのです。(夕食時間帯のみ営業)
マルシェの売り子は、節子さんと女将の2人。節子さんの友人・知人も応援に駆けつけましたが、何も知らずに買い物をした後で、テレビに出ていた小林節子さんとわかってびっくりした方もいました。


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(「ソロモン流」の取材)

この日は、5月10
日放送予定のテレビ東京「ソロモン流」に取り上げられる誼美さんへの取材があり、マルシェの風景などの撮影もありました

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(ルッコラと二十日大根が入ったパスタと
卵かけご飯:生卵のおいしさにびっくり)

昼休みの人通りが少なくなったところで、私も皆さんと一緒におしゃべりしながら2階の食堂でお昼ご飯をいただきました。
ここで食事するのは、以前ランチ営業をしていた頃訪れて以来ですが、「八ヶ岳農場」直送の卵と特別に吟味されたお醤油で食べた「3分搗き米の卵かけご飯」が絶品でした。生卵は、独特のにおいと食感が苦手なので普段は食べないのですが、この卵は新鮮でにおいが全く気になりませんでした。

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(信州・原村の「八ヶ岳農場」直売所
:新鮮な卵も色々あります)
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(アイスクリームはギフトにも人気)


食後には、マルシェで販売していたバニラアイスクリームを食べましたが、こちらもミルクリッチで素朴な味。アイスクリームは、「八ヶ岳農場」の一番人気商品です。

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さて、マルシェで私が購入した商品は、チーズ、ヨーグルト、ほうれん草、二十日大根、水菜ですが、ほうれん草が特においしく、1袋しか買わなかったことが悔やまれます。
5月30日に、リングリンク・ホール恒例の「藤村俊介 チェロ演奏会」に行く予定なのでそのときに、ほうれん草を売っていたら忘れずに買わなければ・・・

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(生乳100%のプレーンヨーグルトはお腹にやさしいマイルドなタイプ)
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(私のイチオシは、「牧童の夕げ」
:厚切りのチーズを焼いて食べるとビールやワインにぴったり)



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ダイハツ『コルテオ』、試食しすぎで感動が薄れてしまった [お気に入り]

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(『コルテオ』のチラシ)

“芸術の域まで達した舞台美術と、人間の限界を超えた技を見せてくれる夢のスーパーサーカス”『コルテオ』東京公演も55日までとなりました。

これまで何度もあった『シルク』の公演にはそれほど興味がなかった私ですが、数年前の中国旅行で『上海雑技団』を見て以来、たまにはサーカスを見るのも悪くないなと思っていました。
今回の『コルテオ』公演は、フジテレビ開局50周年企画ということで、24日の開幕日前からいつも以上に色々な番組を通じてのPRが繰り広げられました。公演に向けて練習中のキャストにインタビューするだけでなく、『コルテオ』の出演者がスタジオまで来て演技のさわりを披露するなど、映像をふんだんに駆使したみどころ解説など連日の大PR。“『コルテオ』を見ずして『シルク』を語ることなかれ?”
高額なチケットを若干お得に入手できる機会があったので、娘と一緒に見に行くことにしました。

寒い間は外出も少なくテレビを見る時間が多かったせいでしょうか、3月中旬の公演日までにはかなりの演目の予習がバッチリできました。あとは、実際の舞台で“奇跡を目撃する”だけ。

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さて当日夜、原宿駅近くに『コルテオ』だけのために創られた大円形劇場には、極上の「夢」の世界を体験するために、小さな子供づれのファミリーからカップルまで幅広い年代の観客が続々と集まってきました。子供料金とはいってもそれなりのチケット代金ですが、不況とはいえ本物を見せたいという親心でしょうか。

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(ロビーに飾られた『コルテオ』仕様のクルマ)

中に入るとイベント用仮設建物も昔よりもグレードアップしていました。舞台と客席の間にはヨーロピアンテイストの美しい絵画のようなカーテンが下がっています。大きなシャンデリアが下がっている円形の舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか?

開幕時間が近づくと、暗くなった場内のあちらこちらにバラエティに富んだクラウンたちが出現し、観客に絡んできて客席を盛り上げます。

冒頭の巨大なベッドの上でトランポリンのように飛び跳ねる演目が始まってまもなく、機材のトラブルで15分以上の中断という予想外のアクシデントが起きてしまいましたが、その他はスムーズに進行。
日本を始め世界各地から選ばれたキャストが、舞台袖のミニ・オーケストラの生演奏に合わせて次々に繰り広げるパフォーマンスは、どれもハイレベルで洗練された素晴らしいものばかり。子供の頃、公園のテント小屋で見たサーカスとは全く別物です。

風船を背中につけた子供のパフォーマンスはテレビで見たことがなかったので楽しかったのですが、その他はどれもが既に見たことのあるものに見えて、新鮮味が感じられません

もちろん、五輪の体操競技よりもハイレベルに見える鉄棒の集団演技や、一瞬のミスが事故につながる複雑でハイリスクな空中ブランコなどは演技内容を知っていてもハラハラしました。それでも、何が起きるのか詳しく知らされていなかった方がもっと楽しめたのではないか? という疑問が今でも拭いきれません。
「夢のスーパーサーカス」という新しい世界へ誘うにはPR情報が必要ですが、事前情報が過多に提供された結果、私にとっては『予定調和』的になってしまい「夢」の舞台に求めた『意外性』を感じられなかったため感動が薄れてしまった?



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パリのルーヴルで見逃した名画を、東京で鑑賞するぜいたく [私的美術紀行]

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(大晦日のルーヴル美術館は、人・人・人・・・)

私はヨーロッパ旅行に行って美術館めぐりをするのが大好きですが、東京に居ながらにして海外の名画を楽しめる美術展にもよく出かけます。

現在、東京ではふたつの「ルーヴル美術館展」が開催されていますが、「17世紀のヨーロッパ絵画」というサブタイトルの国立西洋美術館(上野)の展示作品解説セミナーに行ってきました

“解説を聞いてから作品を見るか? 作品を見てから解説を聞くか?”

最近は会場で貸し出される『イヤホンガイド』というサービスもありますが、私は、予習してから出かけるのが好みです。
今回のルーヴル展のチラシによると、“フェルメールの名作『レースを編む女』をはじめ、レンブラント、ルーベンス、ラ・トゥールなど、日本初公開作品約
60点を含む71点の傑作が集結。これぞルーヴル、これぞヨーロッパ絵画の王道”との触れ込みです。

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(フェルメール晩年の作品
『レースを編む女』)

たしかに、チラシで紹介されている画家は、西洋美術史上不可欠の画家ですが、大作ぞろいのルーヴル美術館にあっては、うっかり見逃しがちな作品が選ばれているようにも感じます。30点あまりは初めてルーヴルを出る作品ということですが、日本人にとってなじみの薄い画家の作品もあるようです。実は、私が「見たことがある」とはっきり言い切れる作品は、昨年の大晦日に見たフェルメールの『レースを編む女』だけです。
(この数年、絵画鑑賞のガイドブックを読みすぎて、実際に美術館で鑑賞したのか、書籍で見ただけなのか自分でもわからなくなってしまった作品も・・・)

しかし、セミナー講師の有地京子さんの解説を聞くうちに自分が見逃していた作品にも素晴らしい作品があるということがわかりました。
特に、フランスバロックの3人の画家、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(『大工の聖ヨセフ』)、ル・ナン兄弟(『農民の家族』)、クロード・ロラン(『クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス』が個人的に楽しみな作品です。

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西洋絵画史 WHO’S WHOより、ラ・トゥールの作品
左上:今回展示される『大工の聖ヨセフ』
右上:『二つの炎のあるマグダラのマリア』
左下:『いかさま師』)


この中で、ラ・トゥールの『大工の聖ヨセフ』は、ニューヨークのメトロポリタン美術館で見た『二つの炎のあるマグダラのマリア』と同じく、蝋燭などの光を効果的に用いた精神性の高い宗教画の傑作。しかし、ルーヴルで私の記憶に残っていたのは、美術館のガイドマップでも紹介されていた『いかさま師』のみ。そして、ル・ナン兄弟は私にとっては初めて出会う画家。

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「西洋絵画史 WHO’S WHOより、
ル・ナン兄弟:『農民の家族』)
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「西洋絵画史 WHO’S WHOより、クロード・ロラン
:右下が『クリュセイスを父親のもとに返すオデュッセウス』


今回、西洋美術館に出かけたら、ルーヴルで見逃していた名画をゆっくり鑑賞しなくては・・・

◆絵画鑑賞ガイドブックとして、「週刊 世界の美術館」(講談社)や「週刊 西洋絵画の巨匠」(小学館)は、図版も大きいので読み物としても楽しめますが、手元に置いて重宝しているのは、「西洋絵画史 
WHO’S WHO」。

西洋絵画史WHO’S WHO―カラー版

西洋絵画史WHO’S WHO―カラー版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 美術出版社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

西洋美術史上不可欠な画家など
281人の作品、総計936点をオールカラーで紹介し、ポイントを簡潔に解説しているので、気になる画家や絵画があったときに役立ちます。

最近、名画の秘密を紐解く本が色々出版されていますが、今回のセミナー講師である有地京子さんの著書「名画の秘め事」もお勧めです。

名画の秘めごと―男と女の愛の美術史

名画の秘めごと―男と女の愛の美術史

  • 作者: 有地 京子
  • 出版社/メーカー: 角川マガジンズ
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本

この本では、名画の解説にとどまらず、画家の人生ドラマなど様々なエピソードが紹介されているので、名画に映し出された画家の内面性を知ることで、絵画鑑賞の楽しみが広がると思います。
ルーヴル展で「自画像」が展示されているレンブラントは、自分の絵のモチーフになるものには惜しみない浪費をしたため、豪邸の支払ができず事実上破産。
昨年ドレスデン国立絵画館で見た『居酒屋の放蕩息子』の顔がレンブラントにそっくりだった理由が、このエピソードでわかりました。

 


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浦和レッズ、17歳の原口元気のプロ初ゴールで苦手名古屋に勝利 [サッカー]

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(新聞休刊日の日刊スポーツ紙面より)

日曜日に豊田スタジアムで行われた試合で、浦和レッズJリーグ通算10勝4分け22敗と苦手にしていた名古屋グランパスに1―0で勝利し、今季初の連勝となりました。

レッズサポとしては気分よく週明けを迎えることができましたが、この試合の決勝ゴールが、レッズ期待の新星のひとりで開幕スタメン出場しながらこれまでゴールを決められなかった原口元気というのもうれしいことでした。

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歳の原口元気は、当初は昨年同様ユース所属のままトップチームの試合に出場可能な2種登録とされていたのですが、フィンケ新監督の希望で、急遽プロ契約した注目の高校生Jリーガー
同じ日にこちらもJリーグ初ゴールを決めた鹿島アントラーズの大迫勇也が超高校生級の新人と騒がれましたが、われらが浦和レッズにはロンドン五輪世代の現役高校生がいるのです。(次回、ロンドン五輪から、サッカーの出場選手の資格年齢が引き下げられると、現在高校3年の原口元気世代が上限となるのです)

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(08.10.14高円宮杯決勝戦でゴールを決めた原口元気)
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(08.10.14高円宮杯決勝戦、エース原口元気と
大会得点王となった山田直輝)

レッズユースから今年トップチームに昇格した、山田直輝、高橋峻希らと共に、昨年秋の「高円宮杯全日本ユース選手権」ではエースとして毎試合得点で優勝に貢献。彼らはいずれもゴールへ向かう姿勢が強いのが持ち味ですが、トップチームでの原口元気の課題は守備と言われていました。

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リーグ開幕スタメンということで注目されながらも、これまで自分のプレースタイルを模索していたという原口元気ですが、田中達也の足の怪我によって急な交代出場となった名古屋戦で見事に結果を出したことをきっかけに、若きエースとしてゴールを量産して欲しい・・・などとついつい夢が膨らんでしまいます。
原口元気たちは、ジュニアユース時代にも全日本選手権で優勝しており、レッズ下部組織の黄金世代と言われましたが、フィンケ監督は若手育成に実績があると聞いているので、今後の成長が楽しみです。

ところで、原口元気、山田直輝、高橋峻希、同じくレッズユースからの昇格組の浜田水輝や大谷幸輝、彼らの名前に共通する『○○き』というのは、90年代の男の子の名前に多いのでしょうか?
もちろん、81年生まれにも阿部勇樹がいますが・・・


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江戸の花見名所、「上野公園桜マップ」 [街あるき]

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(上野公園・清水観音堂前:秋色桜)
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(上野公園桜マップ:上野商店連合会発行)

上野公園は東京のお花見スポットとして有名ですが、お馴染みのソメイヨシノの他、2月から咲き始めるカンザクラ(寒桜)から4月下旬まで楽しめるサトザクラまで40種類、約1200本のサクラが植えられています。

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ソメイヨシノが満開になった月曜日の午後、心地よい春風が吹き渡る上野公園に出かけました。

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桜のトンネルのようになったメインストリートは幅広い年齢層&国際色豊かな花見客で大混雑。歩道の両側は、暖かな日差しの中で昼から大宴会の花見客でいっぱいです。

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(動物園前の八重桜)

月曜日なので上野動物園は休園ですが、パンダがいないこともあり、上野動物園の入園者数が減っているとのこと。新しいパンダさんに会えるのはいつになるのでしょう・・・
花見客の喧騒を避けて脇道を清水観音堂に向かいました。

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(ヤエベニシダレ)

桜並木といえばソメイヨシノですが、子供の頃住んでいた家の庭に八重桜があったので、庭木として考えるなら濃いピンク色の八重桜や枝垂桜が好みです。

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(清水観音堂と秋色桜)

清水観音堂のまわりではきれいなピンク色の枝垂桜が満開でした。特に南側の樹は枝の張り出しも見事で、記念撮影スポットになっていました。帰りがけに寄った上野松坂屋で入手した、「上野公園桜マップ」という資料を見たら、観音堂の南側には『秋色桜(しゅうしきさくら)・秋色句碑』があるとの記述。句碑には気づきませんでしたが、この「ヤエベニシダレ」は上野公園の花見客にもあまり知られていないかもしれませんが、お勧めの花見スポットです。

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観音堂にお参りし、階段を下りようとしたら薄いピンク色の中に紅色の花が混じった桜の樹がありました。1本の木なのに異なる色の花が咲くというのはよくあることなのでしょうか?

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(清水観音堂下の小川には桜吹雪の吹き溜まり)
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(不忍池の弁天道への参堂も大混雑)


これまで何回も来ている上野公園ですが、現在「国宝阿修羅展」開催中の東京国立博物館にも春秋のみ一般開放される庭園があることを友人から教えられました。敷地への入場は有料ですが、来年の春には行って見たいと思います。

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(不忍池には水鳥も)
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(不忍池の前の白い花は「シロタエ」?)

美術館に行くついでにお花見が楽しめる上野公園ですが、「上野公園桜マップ」を見るまで、こんなに多種多様の桜が植えられているとは今まで知りませんでした。

さて、西洋美術館で開催中の「ルーブル美術館展」、フェルメールの「レースを編む女」は大晦日のパリで見てきましたが、ルーブル美術館があまりにも広すぎて多分見落としていた17世紀の名画を見逃すわけには行きません。花見客が一段落するのは、いつ頃・・・

 

 


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花の道、江戸城桜紀行②外濠ルート [街あるき]

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JR飯田橋駅から四ッ谷駅の間は、車窓からもお濠を挟んで並行する外堀通りからも外濠の桜を楽しむことができます。線路沿いの土手の上は、整備された遊歩道や公園になっているので、周辺に働く人たちの手ごろなお花見スポットになっています。

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(四ツ谷見附付近)
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(宴会の場所取りシートがビッシリ・・・)
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(桜の花の重なりがちょっと少ない?)

昨年は、飯田橋からスタートしましたが、今年は、千鳥ヶ淵コースの帰りに四ツ谷から歩いてみました。
千鳥ヶ淵緑道のような混雑もなくすいすい歩けますが、私が出かけた日、市ヶ谷濠沿いの土手の桜は、上を見上げると、空がかなり透けて見える感じでまだ満開というには少し早かった?
遅い午後の人通りは少なくても、桜の樹の下にはウイークエンドの仕事帰りに職場の仲間と宴会をするための場所取りシートがいくつも張られていました

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(外濠公園)
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(散策スポットとしてもお勧め)
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(飯田橋駅付近)
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(桜の時期、カナル・カフェは大人気)

市ヶ谷駅を過ぎると、散策する人の数が急に増え、昼間から酒を酌み交わすグループも結構いました。
眺めの良い外濠公園には、休憩用のテーブルなども若干あり、桜の季節でなくても気分よくお散歩できます。

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(市ヶ谷駅ホーム前の釣堀は健在です)
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(市ヶ谷駅ホームからも満開の桜が楽しめます)


後日、地下鉄有楽町線から乗り換えて市ヶ谷駅のホームにでたら、夕暮れ迫る釣堀の先に満開の桜が見えました。この時期、通勤・通学客もつかの間のお花見を楽しむことで少しは癒されそうです。


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CL準々決勝初日、明暗を分けたプレミア勢 [サッカー]



サッカーのヨーロッパ・チャンピオンを決めるCL準々決勝が始まりました。

サマータイムになったヨーロッパの試合を生放送で楽しもうとすると、夜明け前から起き出さなければならないのですが、決勝戦(527日)が行われるローマへの切符を手にする2チームが決定する56日まで、欧州サッカーファンは毎週のように眠気との闘いに悩まされることになりそうです。

ベスト8の中にプレミア勢4チームがすべて勝ち残ったので、前回のマンーUに続きプレミア勢が連覇する確率は二分の一。プレミアリーグのハイレベルぶりを裏付ける結果となるでしょうか。

さて、そんなプレミア勢の中で、準々決勝の組み合わせ抽選では一番幸運なくじをひいたと思われたマンーUが、ホームのポルト戦で2―2のドローという思わぬ結果になってしまいました。次週敵地で行われる第2戦で、勝利すれば準決勝に進みますが、引き分けでは3点以上のハイスコアが求められることとなり、連覇に早くも暗雲?

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(C.ロナウドのスーパープレーをもう一度生で見たい!)
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(泥臭いゴールを決めるルーニーは守備でも貢献)
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(2008.12:FCWCで優勝したマンーU。CL連覇なるか)


昨年ヨーロッパ・チャンピオンとなり、12月に開催されたFCWCで世界一に輝いたマンーUですが、無失点試合が途切れてから、なぜか失点が多いようです。ポルト戦でも2-1と逆転しながら、終了間際に同点ゴールを許すなど王者らしからぬ試合展開が気になります。

一方、リーグ戦開始直後から怪我人続出で苦しい闘いを強いられてきたアーセナルは、前節から復帰したセスク・ファブリゲスとアデバイヨルの活躍で、敵地での苦しい試合を
1-1で凌ぎ切りました

 “小柄な中盤のゲームメーカー”セスクは、昨年のEUROを制したスペイン代表ですが、怪我明けでまだ本調子でないとはいえ、さすが、と思わせるプレーが随所にありました。次の試合が楽しみですね。

準々決勝もうひとつのブロックでは、リバプール対チェルシーが早くも激突。リバプールには、セスクと同じくスペインの誇り、フェルナンド・トーレスがいるので、彼のプレーを見るためにも早起きする価値がありそうです。昨年、惜しくも準優勝だったチェルシーは、シーズン途中で交代したヒディンク監督の采配に注目です。

残る準々決勝のもう一組は、FCバルセロナ対バイエルン・ミュンヘン。先週末のリーグ戦で、ヴォルフスブルクにまさかの大敗を喫したバイエルンがどこまで復調しているか気になります。今季のブンデスリーガは下克上のような混戦で、こちらもサッカー好きとしては目を離せません。


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桜の道、江戸城桜紀行①千鳥ヶ淵ルート [街あるき]

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(お気に入りお花見スポット:
千鳥ヶ淵緑道)

桜の開花情報が話題になる季節になると、満開になるのはいつ頃? と毎年そわそわしてしまいます。
東京育ちの私にとって皇居のお濠端の千鳥ヶ淵緑道から、英国大使館前の千鳥ヶ淵公園に抜けるコースが、最近のお気に入り『お花見スポット』になっています。

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(武道館前、牛ヶ淵の染井吉野。
武道館では法政大学の入学式)


好天に恵まれた先週金曜日の昼下がり、千鳥ヶ淵緑道は平日とは思えない人出でしたが、開花宣言後続いた肌寒い陽気のため満開にはあと一歩の八部咲き?

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(右手の靖国神社境内には、東京の桜開花の標本木があります)

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(千鳥ヶ淵緑道入り口付近は、カメラを構えた人で大混雑)

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(暖かな陽気、お濠に浮かぶボートが気持ちよさそう)

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(お濠に張り出したテラスは絶好の撮影スポット。
九段下方面の眺望:
蛇行したお濠は、水辺の表情に変化があるのが楽しい)

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(千鳥ヶ淵緑道ももうすぐ終わり。
前方は、首都高速「代官町」付近)


水辺にせり出す花の色づきと、満開の桜特有の厚みがちょっと物足りなかったのですが、今年も元気で桜の季節を迎えることができたことを感謝しながらひとりで江戸城の桜を満喫してきました。

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(戦没者墓苑を右に見ながら通りを渡り、千鳥ヶ淵公園へ。
英国大使館前の公園内は宴会も可)

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(背の低い木もあるので、桜の香りを間近に感じられます)

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(半蔵門交差点付近)

本日のコース①は、九段下駅~牛ヶ淵~武道館~靖国通り~千鳥ヶ淵(緑道)~代官町~半蔵濠~千鳥ヶ淵公園。千鳥ヶ淵緑道は、宴会などの飲食禁止なので、純粋に花見を楽しむ人や、写真撮影する人たちに人気があります。



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サッカー日本代表、バーレーン戦の勝利は『夢への架け橋』となる? [サッカー]

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(南アフリカW杯アジア最終予選も佳境)

2010年南アフリカで開催予定のサッカーW杯最終予選、日本はホームのバーレーン戦を1-0で勝利しました。同じ組のもうひとつの試合は、ホームのウズベキスタンが4-0でカタールを破り、次節試合のない日本は2位以内をキープして6月の3連戦に臨めることになったので少し気が楽になりました。
とはいえ、この日の試合内容を振り返ると、予選突破に大きく前進などと楽観的な気分には ??

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(代表人気に陰り?といってもW杯出場への期待は大きい)

3月末とは思えない肌寒さの中、埼玉スタジアムで行われたこの試合、私と娘はホームゴール裏寄りのバックスタンドで応援しました。最寄駅の浦和美園からの道には、テレビ朝日が募集した、応援メッセージのブルーボードが多数掲出されていましたが、時間がなかった私はシャトルバスで北門へ直行。

スタジアムの通路にも、たくさんの檄文が貼りだされていましたが、その中に、「W杯出場のための試合?日本はもっと上を目指して良いはずだ」というものがありました。私も、志は高く、かつ目の前の目標は確実にクリアするような試合展開”を期待して席につきました。

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(ピッチの司令塔→指揮官へ?)

発表されたスタメンにも意外性はなく、前線には、玉田、田中達也、大久保の“ちびたまトリオ”。高さのあるFWとして召集されたはずの矢野はベンチ外でした。対するバーレーンには長身の選手が多いのに、ゴール前で競り勝てそうなのはDFの中澤、闘莉王の2人だけでよいのだろうか・・・

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(ブルーのボードでスタジアム全体を染めた日本代表サポ。
対するバーレーンのゴール裏はわずか2名のみ)

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(国家斉唱は、さいたま市の小学生。
代表強化予算も節約モード?)
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どん引きというわけでもないバーレーン相手に、日本はパスをつなげてチャンスの形は何度かつくるものの、クロスの精度が低かったり、“ちびたまトリオ”がつぶされたり、ボールを奪取されてしまい無得点のまま前半終了。横浜でのオーストラリア戦同様、点を取られる気はしないけれど、得点の期待も薄い退屈な(?)試合展開でした。

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(応援弁当は、京の料亭の「ひさご弁当」を奮発)
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(後半開始:気合を入れるブルーのヘアバンド闘莉王。
この日のために額の裂傷の抜糸強行)
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(俊輔のFKは相手選手の頭にあたり、ゴールへ吸い込まれた)

後半戦開始早々の47分、良い位置で玉田が倒されて得たFKのチャンスを中村俊輔がゴールを決めて待望の先取点。玉田は、FWとしての得点数は少ないがゴールエリア付近での被ファウル率が高いのでメンバーに選ばれているという説を裏付けた形です。

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(ゴールの形はともかく、待望の先制)

前半は様子見だったのかあまり動かなかった中村俊輔の動きが後半は活発になったにもかかわらず、日本は、ゴールへの気持ちが希薄なのか、“蛮勇”どころか“勇気”もあまり感じられない攻撃が多く、何度もあったチャンスを結局ものにできず追加点を奪えないままタイムアップ。

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(57,276人の観客満足度は?)
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(MOMを獲得した中村俊輔に頼りっきり・・・)

勝ち点3をGETしたことは、予選突破に向けて大きな前進ですが、中村俊輔の孤軍奮闘ぶりが目立ち、岡田監督が目標とする“本大会で4位以内を目指す”チーム作りが前進しているようには感じられなかったのが残念でした。

南米予選のアルゼンチン代表も小柄なFW陣(メッシ、アグエロ、テベス)を並べていますが、彼らの突破力とゴールへ向かう姿勢、精度の高いシュートでゴールを決める力と我が日本の“ちびたまトリオ”は、比較するのも無理がありすぎるのでは?

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(代表ユニホーム売り上げNo.1の内田はアイドルではないはず。
クロスやシュートの精度もまだまだ。
もっとアグレッシブになれないものか・・・)

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月は、6日のアウエイ・ウズベキスタン戦で勝利すれば予選突破が決まりますが、そこで決められず、中3日のホーム・カタール戦、翌週のアウエイ・オーストラリア戦に持ち越すようなことがあるとやっかいです。ぜひとも、ウズベキスタンで勝利して、強い相手との強化試合に臨んで欲しいもの。

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(ドイツで逞しく成長した長谷部の怪我が心配)

この日も中盤で攻守にわたって質の高いプレーを見せていた長谷部が、古傷の膝を痛めて内視鏡手術が必要ということが試合翌日にわかりました。長谷部のヴォルフスブルクも今季は優勝争いに絡んでいるだけに早期の手術で6月の予選に間に合わせることができるのか、ブンデスリーガのシーズン終了まで手術を延ばさざるを得ないのか気になります。


さて、日本代表戦の口直しではありませんが、ヨーロッパ最高峰のリーグ戦、UEFAチャンピオンズリーグも佳境にはいり、来週からベスト8が激突します。決勝の地ローマへの切符を争う中に、セリエAがひとつもいないのはさびしい限りですが、くじ運に恵まれた(?)マン-Uの2連覇がなるのか、リバプールかチェルシーが阻止するのか?などなど興味はつきません。


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