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サッカー日本代表・長谷部誠、ドイツでも初優勝に貢献! [サッカー]



今週、欧州No.1サッカークラブを決めるCLの決勝戦がローマで開催されますが、手堅い戦いぶりのマン-Uの連覇がなるのか、美しいサッカーをめざすバルサが王座を奪回するのか楽しみです。

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(マイスターシャーレを掲げるヴォルフスブルク主将・ジョズエはブラジル代表)

秋にサッカーシーズンが開幕するヨーロッパ主要リーグでは、優勝チームや来季のCL出場チームが続々決定していますが、23日、ドイツ・ブンデスリーガで、元浦和レッズで現日本代表の長谷部誠が所属するヴォルフスブルクがブレーメンに5-1で勝ち初優勝しました。

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(08.9:対ヘルタ・ベルリン戦のヴォルフスブルク)

レッズサポの私と娘は、長谷部がドイツでプレーするのを応援するため、昨年9月、ベルリンのスタジアムまで遠征し、毎週末CS放送の中継などを見ていたので、ヴォルフスブルクの優勝はとてもうれしいニュースです。

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(長谷部のパスが先制点の起点に)
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(先日の試合で負傷した額を7針縫った長谷部はブルーのヘアバンド姿)

立ち上がり若干堅さのみえたヴォルフスブルクでしたが、試合開始からまもない前半6分、右サイドの長谷部が相手ボールを奪ってゴール前に送ったパスがミシモビッチの先制点につながりスタジアムの雰囲気が一変。その後も強力2トップのグラフィチ、ジェコなどのゴールが続き、終わってみれば5-1
の快勝。

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(外国人選手たちは、国旗を身につけて喜びを表す。
得点王となったグラフィチ(右)は元ブラジル代表。
左は赤いシャツのスイス代表Gkベナグリオ。)


リーグ得点王も28点のグラフィチと、26
点のジェコのワンツーフィニッシュとなりました。長谷部は後半10分に退きましたが、同じチームに所属する日本代表の大久保嘉人は体調不良もあってベンチ外でした。

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レギュラーとして優勝に貢献した長谷部は1300万円の優勝ボーナスをGET)

今季が2年目の長谷部は、左ひざ遊離軟骨の内視鏡手術で欠場した時期もありますが、マガト監督の信頼も厚く、攻守の要としてチームの主力選手に成長していました。移籍当初は守備的な役割が多かったように思いますが、守備だけでなく攻撃の起点になることも増えてきました。優勝したのは、強力2トップの破壊力が一番の要因ですが、守備の破綻がないことも好成績のポイントです。

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背広姿のマガト監督に特大ジョッキのビールを掛けて祝福する選手たち

親会社であるフォルクスワーゲンの資金力をバックに、就任2シーズン目に効果的な選手補強で最高の結果を出したマガト監督は、来季シャルケの監督に就任。2部練習や走り込みなどハードな練習メニューと規律を重んじる“鬼軍曹”マガトの後任監督はどんな人物かちょっと気になります。

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(ベルリンまで応援に駆けつけたヴォルフスブルクのサポーター

昔はドメスティックなリーグという印象が強かったドイツ・ブンデスリーガですが、外国籍選手の人数制限が緩いので、ヴォルフスブルクも各国代表クラスの選手が連なる多国籍軍。自己アピールのためにドイツでは監督との対話が重要ということで、長谷部も短期間でドイツ語をマスター。

ヴォルフスブルクは人口12万人の地方都市ですが、優勝戦のあと市庁舎で行われた祝賀会には10万人が集まったとか。3万人収容のホーム、フォルクスワーゲン・アレナでは熱狂的な応援をするサポーターも、浦和レッズのような規模でアウエイまで応援にいくことはないらしく、私たちがベルリンで観戦したときもこじんまりした応援でした。

このチームには、レッズの大黒柱ポンテや元レッズのマリッチも以前在籍したことがありますが、レッズサポのアウエイでの大声援というのはフィンケ監督が就任の決め手の一つと語ったようにドイツ人も感動するようです。
そのマリッチは、今季1部に昇格したばかりで一時は優勝争いに加わったことで話題になったホッヘンハイムで現在はコーチを務めていますが、ブンデスリーガ観戦のおかげで最近はドイツの地方都市名にも詳しくなりつつあります。ドイツ旅行は歴史ある地方都市をのんびりまわるというのが王道かもしれません。

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地元TV局のドイツ語インタビューに流暢なドイツ語で答える長谷部

そういえば、浦和レッズは、長谷部が入団した2002年まで一度も優勝できなかったのに、長谷部がレギュラーになった2003年の「ナビスコ杯」優勝から、2007年のACL優勝まで、レッズの栄光の軌跡には必ず長谷部の攻守にわたる貢献がありました。
さて、次にレッズを栄光に導いてくれる『優勝請負人』は誰?


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浦和レッズの一番星、18歳の山田直輝が日本代表に選ばれた [サッカー]

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(代表戦でも、”NAOKI!”コールが聴きたい!)

キリンカップサッカー2009W杯最終予選に臨む日本代表選手として21日夕方発表されたメンバー26人の中に、私のイチオシ(今年になってこのブログで3回もご紹介)山田直輝が入っていました。

今朝のスポーツ紙の一面を飾るほど岡田ジャパンとしてはサプライズ人事?かもしれませんが、直輝をユース時代からウォッチしてきたレッズサポとしてはうれしいニュースですがそんなにびっくりはしませんでした。

デイリースポーツによると、日本代表選出を受けてのコメントには、「楽しみと不安があるが、いつもレッズでやっているのと同じ気持ちでプレーできるように頑張る。どこにいっても走り回るという自分のスタイルは変わらないから」とプロで通用する手ごたえを感じている様子がうかがえます。

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(プロ1年目の山田直輝は背番号34。
初スタメンは4月4日の大分戦。
負傷離脱中の田中達也(手前)のかわりの代表召集?)
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(ダブル山田となるレッズでの応援コールは、”NAOKI!”)
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(4月18日、直輝は同じくユース昇格組の原口元気(中央)と一緒に先発。
若いふたりの投入で今季のレッズは活性化されている)

浦和レッズのフィンケ新監督が標榜するパスサッカーの申し子みたいな存在の直輝は、プロ1年目にしてレギュラーに定着、“ピッチを縦横無尽に駆け巡る18歳の司令塔”としてチームの大黒柱になりつつあります。残念ながら累積警告で今週末の大宮戦は出場停止ですが、これまでリーグ戦とナビスコカップで2ゴール、2アシストという成績。身長166センチと小柄ですが、JSL・マツダで活躍した父親譲りというサッカーセンスと豊富な運動量を武器にあちこちに顔を出し、前線から守備しながら味方に決定的なパスを出し、相手のチャンスの芽を摘み、ピンチの場所には全速力で駆けつけるという頼もしい存在です。

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(08.10:レッズユース、高円宮杯優勝。
得点王となった直輝のインタビュー)


直輝がプロ契約したのは今季からですが、昨季もユース所属のままJデビュー。しかし当時のエンゲルス体制では殆ど出場機会がなく、10月の高円宮杯全日本ユース(U-18)で優勝した浦和レッズユースの中心メンバーとして決勝戦ではハットトリックを達成して大会得点王になったことで注目されました。

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杯最終予選の日本は、6月の初戦アウエイ、ウズベキスタン戦で勝利すれば、世界一早い“本大会出場決定“となりますが、このままでは本大会で上位を狙うチームとしては課題が色々ありそうです。

岡田監督は「レッズにおいては(田中)達也のように、まず彼が動き出したら周りも動く。みんなのスイッチを入れられる選手。一度呼んでみたかった」とコメント。今回、足の怪我で代表離脱中の田中達也のような働きを期待しているようです。
代表サポも、U-17など各年代の日本代表として国際試合の経験も豊富で大舞台でも物怖じしない直輝を、召集して近くでプレーぶりを岡田監督がみるだけでなくぜひとも試合に出すことを望んでいるはず。

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(5月16日のガンバ戦。直輝のシュート2本はゴールポストとバーにあたり無得点)
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(レッズは攻めながらも0-0のスコアレスドロー。
試合終了後、スタンドのサポーターに深々と頭を下げる直輝(左端)
ゴールを決められず、累積警告で次節は出場停止)

先週末のガンバ戦で、直輝が放ったシュート2本がゴールポストとバーに嫌われてしまい、いらだっていたのか審判への異議で4枚目のカードを貰ってしまったのはいただけませんが、ひときわ小柄な直輝が同じようなプレーで倒れても、身体能力のためとみなされるのか、直輝の被ファウルはなかなか取ってもらえないような気はします。Jリーグの審判基準でプレーする中で、接触プレーにも慣れていくと思いますが、Jリーグの審判はファウルを簡単に取りすぎるという意見もあるので、直輝たち次世代の日本代表は国際基準のプレーで身体を鍛えて欲しいと思います。

 
レッズでも、とかく『あしもと君』になりがちで『ゴールエリアでも横パス好き?』に見える選手が多い中で、ボール奪取とゴールへ向かう意欲が強く、前線からプレスをかけ、ポンテらと連携しながらアグレッシブに走り回る直輝のプレーは一番星のように輝いてみえます
まずは代表合宿練習後、初合流の中村俊輔のコメントが気になりますね。

キリンカップと代表戦、私と娘は国立と日産スタジアムで現地参戦組です。青のユニホームの直輝が早く見たい!

 


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亡き友の”追悼ウォーク”、幹事の意気込みが降雨確率70%の雨雲を吹っ飛ばした [街あるき]

週末に大学のクラブOB会恒例のハイキングに参加してきました。

ハイキングといっても街歩きのようなウォーキングの時もあるので、後期高齢者世代や運動が苦手な私でも気軽に参加できます。

東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅をスタートして、野川沿いに小田急線「成城学園前」駅まで歩くのですが、アラカン世代以上の
11人が終日雨の予想にもめげず時間通りに集合。

私が朝起きたときは天気予報どおり本降りの雨でした。「小雨決行」とはいえ、どう考えてもずぶ濡れ間違いなしの天候だと思い、幹事のケイタイにメールしたら、予定通り幹事は集合場所に向かうとのこと。覚悟を決めて、完璧な雨支度で家を出ました。
途中半蔵門線に乗り換えてから地下にもぐってしまい外の様子が全くわからなかったのですが、不思議なことに二子玉川駅に着いたら雨が上がっていたのです。

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(二子玉川駅前の商店街を抜けて静かなエリアに)

本日のコースは、二子玉川駅→谷川緑道→静嘉堂緑地→岡本民家園→きしべの路(野川沿い)→次太夫堀公園(昼食休憩)→成城三丁目緑地→成城学園前駅。

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(谷川緑道は住宅街の真ん中にある美しい散策路)
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(きしべの路の標識)
実は、このコースは今年の冬に急逝した旧友と一緒に成城学園前駅から逆に辿ったことがありました。OB会ハイキング活動の発案者のひとりだったMS君が参加した最後のハイキングコースということで、幹事が“追悼ウォーク”の意味をこめて企画したものでした。

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(住宅への美しいアプローチ)
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(岡本の静嘉堂緑地はもとは岩崎家所有の庭園。
昭和20年頃までは庭園として管理されていたが
その後人の出入りもなく、貴重な自然が残されていたのを地域で管理。)

都内有数の高級住宅街に隣接したエリアとは思えないほどうっそうとした林の中で森林浴気分を味わい、先輩・後輩の仲間たちとおしゃべりし、生垣や公園などの花も観賞するぜいたくな一日でした。

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(奥のケージは鶏小屋)
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(岡本民家園に移築された茅葺屋根の家の土間)
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雨上がりの住宅街やきしべの路を歩いている間一度も傘をさすことがないほど天候が回復するとは思ってもいなかったのですが、幹事の意気込みが雨雲を吹っ飛ばしてくれたのでしょう。

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(水鳥も浮かぶ野川の「きしべの路」)
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(緑に恵まれた次太夫堀公園の民家園で昼食休憩。
岡本よりもこちらの民家園の方が規模が大きい?
各種の体験イベントプログラムがある)
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(茅葺屋根の農家で養育されていた春蚕
寒さや風を嫌うので戸を閉めた薄暗い部屋は暖房中)

世田谷区は私が子供の頃は交通網も十分でないエリアがあり田園風景が色濃く残っていたのですが、住宅地としての開発がすすんだ今でも、今回歩いた二子玉川・成城エリアは豊かな緑が保存され、美しい水の流れを取り戻すための整備が行われていました。途中、昼食休憩をとった「次太夫堀公園」から先輩がひとり合流しましたが、このあたりが日常の散歩コースとはうらやましい限りです。

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(急な崖地の階段を登りきると見事な育成竹林)
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(小田急線の上にある富士山の見える橋
晴れていれば富士山が見えたのに残念!)


成城学園駅へまっすぐ向かわず、見事な竹林のある崖地の階段を登ったのが唯一の難所でしたが、転倒者もなく無事にゴールである成城学園前駅に到着しました。

駅の近くの居酒屋で2次会を予定していたのですが、予約の時間までの暇つぶしを兼ねて、地元に詳しい後輩が案内役となって、有名人のお宅巡りをするというおまけまでついたウォーキングでした。

居酒屋では、成城がホームタウンという友人たちと合流して、にぎやかな追悼宴会になりましたが、その後さらに4次会まで飲み歩いたという人は、“3時間の歩きと、7時間の呑み食い”だったとか。トータルでは健康に良いことをしたのかどうだか・・・
でも、美しいものやおいしいものに感動したり、うれしいことがあるのはボケないために大事なこと。年老いて(?)持つべきものは友ですものね。
ウォーキングのコースを企画&案内してくれたハイキング幹事と、飲み会の居酒屋を設定してくれた宴会幹事に感謝です。
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”苦労人”安蘭けい、19年間の『宝塚生活卒業』のニュースにもらい泣き [お気に入り]

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(09.03.09:
宝塚大劇場を去る安蘭けい;Photo by MSN SANKEI

宝塚星組の男役トップだった安蘭けいが、426日の東京宝塚劇場公演千秋楽をもって退団し、19年間の宝塚生活を卒業しました。

ふだん宝塚には縁のない私ですが、長年朝海ひかるをひいきにしていた宝塚フリークの知人に誘われて初めて見た舞台の主役が安蘭けいだったので、以来ちょっと気になるスターになっていました。

2007
6月、99%が女性客で埋め尽くされた東京宝塚劇場“安蘭けい・星組男役トップお披露目公演”は、舞踊詩「さくらー妖しいまでに美しいおまえー」とミュージカル「シークレットハンター」でした。

桜をイメージテーマにした舞台で繰り広げられる『久保田一竹の辻が花』の衣装が織りなす絢爛豪華な舞踊絵巻に歌舞伎とは趣の異なる日本の様式美を感じましたが、最後は一転してお約束のラインダンスが披露されたので、初宝塚の私はちょっと驚きました。

休憩後は、カリブ海を舞台にしたミュージカル。真っ白なスーツを着こなした女性が男性を演じているのを見ても思ったほど違和感はなく、むしろ彼ら(?)のとてもりりしい姿と美しいダンスシーンに釘付けになってしまいました。

圧巻は、舞台にもうけられた大階段を使ったグランドフィナーレ。全員が舞台に並ぶ中、大きな羽根を背負って唄いながらたったひとりで階段をゆっくり降りてくる安蘭けいの晴れ姿でした。

1991
年、第77期生として宝塚歌劇団に首席入団しながら、17年目にして待望のトップお披露目公演というベテランらしい貫禄と初の主役公演という初々しさにとても好感が持てました。

東京公演に先立つ宝塚大劇場初日の安蘭けいは、「夢は見るだけでなくかなえるものです。でもたとえかなえられなくても、その道程が夢なのです」と挨拶して、客席が感動の涙に包まれたと言われていますが、その舞台を見ていた知人は「とうこ(愛称)、よく耐えてきたわね」という思いで涙がとまらなかったそうです

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中にオンエアされたテレビ番組(キミハブレイク)でも、安蘭けいのこれまでの宝塚人生が詳しく紹介されていましたが、涼風真世に憧れて志した宝塚音楽学校の受験は、4度目の受験で合格。同期のリーダー的存在として早くから注目されながらトップに上り詰めるまでには、同期だけでなく後輩よりも時間を要したという苦労人です。

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(77期最後のひとりの退団に、同期入団の元雪組男役トップ朝海ひかるも駆けつけた。
「宝塚は私の青春」と言う安蘭。苦楽を共にした仲間たちと一緒に歩んできた”男役の安蘭けい”に対して言ってあげたいことは「ご苦労さま」;Photo by MSN SANKEI

宝塚大劇場でのさよなら公演千秋楽、サヨナラショーには、同期入団だった朝海ひかるも花束贈呈に駆けつけたそうですが、安蘭けいは77期生の最後の一人でした。

安蘭けいは、テレビ番組のインタビューで、 “トップとして大きな羽根を背負って大階段を降りることだけをめざして宝塚に入団”と言っていましたが、“トップに就任したときから退団のことを考えていた”とも言っていました。同期の朝海ひかるは2002年に雪組男役トップとなり2006年に退団していますが、そんなに苦労して手に入れたトップの座を潔く明け渡してしまうのも宝塚の魅力のひとつなのでしょうか。

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(ミュージカル・エリザベートのチラシ:
涼風真世と朝海ひかるがエリザベートを演じた)

ところでまったくの偶然ですが、皇妃エリザベートのことをもっと知りたかった私が昨年末に見た『ミュージカル・エリザベート』エリザベート役は、安蘭けいの憧れの先輩・涼風真世と同期の朝海ひかるのダブル・キャストでした。

私は、知人がひいきにしていた朝海ひかるの公演日に行きましたが、元男役トップスターでありながら妖精のような雰囲気があり可愛らしくキュートな朝海ひかるが演じるエリザベートはとても魅力的なキャラクターでした。生協の団体鑑賞のおみやげ付きチケットでしたが、さらに当日終演後にエリザベートの愛息ルドルフ役の二人と一緒のトークショーを見ることができました。こちらでは彼女の素に近いと思われるトークが楽しめたので二重にお得な観劇体験となりました。

さて、夢の第1章の幕が閉じた安蘭けいですが、間もなく開幕の第2章ではどんな夢と感動を私たちに与えてくれるのか今から楽しみです。


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欧州CL準決勝で2戦続けて我慢のバルサ、最後に歓喜の決勝ゴール [サッカー]



日本時間本日未明に行われたサッカー欧州CL準決勝チェルシー対バルセロナの2ndレグは、前半早々エッシェンがゴールを決めたチェルシーが1-0とリードしたまま90分が経過。先週行われた1stレグでは、引き分け狙いとしか思えないチェルシーのしょっぱいサッカーに手を焼き、0-0のスコアレスドローに終わったバルサは、この試合もエトー&メッシなど自慢の攻撃陣も機能せずオン・ターゲットのシュートゼロと敗色濃厚でした。

ゴール前に分厚い壁を作るホームのチェルシーは、カウンターで何度もチャンスを作ってバルサのゴールに襲い掛かりますが追加点は奪えませんでした。逆転ゴールを信じて試合をあきらめないバルサですが、後半21分にアビダルが一発退場でさらに不利な状況に追い込まれました。バルササポーターにもあきらめの表情が見えてきたロスタイム
3分にイニエスタの奇跡のようなゴールが生まれ、2試合合計で1-1ながらアウエイゴールで勝るバルサの決勝進出が決まりました。ヒディンク監督のマジックもロシア代表を率いた『EURO 2008』に続きスペイン相手には通じなかったようですね。

ただ残念だったのは、この試合で笛を吹いた主審の判定は第三者にも納得のいかないものが結構ありましたが、試合終了後にチェルシーのドログバが主審に激しく抗議して、威嚇的な振る舞いとTVカメラを前に汚い言葉で審判を侮辱したことです。もし、PKと判定されていたら試合は全く違う展開になっていたでしょうが、1stレグにはバルサに不利と思われる判定もあったようですし、ヨーロッパ最高峰の闘いといえども審判は磐石ではないようです。

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(バルサのエトー(右):2007.8日産スタジアム)

バルサは、5月27日にローマで、CL連覇を狙うマン-Uと対戦しますが、私的にはどちらも日本での親善試合があれば必ず見に行く好きなチーム。スタジアムでプレーを見たバルサのエトーやアンリ、マン-UのC.ロナウドやルーニーたちの対決が実現すると思うとCLの決勝戦がとても楽しみです。

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地中海の港町バルセロナ
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(バルセロナ、新大陸を指差すコロンブス)
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(バルセロナの街:ガウディの作品)

1998年、私と娘にとって初めてのヨーロッパ旅行はバルセロナから始まりました。立ち寄った土産物屋にはバルサグッズがたくさん並んでいましたが、当時の私たちはスペインサッカーにはあまり関心がありませんでした。もし、もう一度スペインに旅する機会があったら、バルサの本拠地カンプノーでの試合を観戦してみたいものです。それが無理ならせめてスタジアムツアーだけでも・・・


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浦和レッズ、”直輝&元気効果”で中堅・ベテランの持続的覚醒なるか? [サッカー]

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山田直輝&原口元気:第6節京都戦から揃ってスタメンに)
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(新潟戦も直輝&元気が先発したが・・・)

4月下旬からのGWの間、Jリーグは過密日程となり選手たちは家族サービスどころかゆっくり休む暇もなく試合をこなさなければなりません。遠出する予定のない私の主たる外出はスタジアムでの浦和レッズの応援です。

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(新潟戦:後半開始前、ハイタッチで心をひとつに)
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(今季初ゴールでヒーローインタビューの闘莉王
今季はチームプレーに徹し、やみくもに攻撃参加しない我慢ができるようになった)


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2日、ホーム新潟戦のロスタイムに闘莉王が渾身のヘディングを決めて勝利した浦和レッズは、リーグ戦34試合のうち9試合が終了した時点で、62分け1敗の勝ち点20で、昨季王者の鹿島に次ぐ2位。四半期の業績として、チーム改革はまずは順調に推移というところでしょうか。

フィンケ新体制でスタートした今季、開幕のカジマスタジアムでは戦術が浸透してチームが機能するまでかなり時間がかかりそうな気がしたのですが、ユースから昇格した山田直輝と原口元気のふたりがレギュラーに定着するようになってチームの変化が結果にあらわれるようになってきました

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人がそろってスタメンに出るようになった京都戦以降、試合前のウォーミング・アップもふたりは一緒に行動、共に1ゴールずつあげ、同期のライバルとして切磋琢磨しながら成長しているようです。
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(直輝と達也が絡むプレーも早く見たい!)

特にフィンケのやろうとしているパスサッカーの申し子のような存在の直輝は小柄で童顔の外見ながら、“ピッチを縦横無尽に駆け巡る18歳の司令塔として、早くもチームの大黒柱になりつつあります。
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(レッズ一筋、公式戦600試合出場、

33歳の山田暢久もまだ発展途上?)
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(昨季とは別人?エジミウソン


彼らとポジション争いをすることになった中堅・ベテランの選手たちにも良い刺激となり、先日、公式戦
600試合出場を果たした33歳の山田暢久も少年のように楽しそうにサッカーをし、昨季サポーターからも“不良資産”と揶揄されたエジミウソンは別人のような働きぶり。

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(復帰戦を前に愛息と記念撮影のアレックス
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アレックスのCKやFKで得点機が増える)

一時期低迷していた元日本代表の坪井や鈴木啓太の復活も心強いし、フィンケ監督から“工事中”と名指しされた左SBのポジション争いには長いリハビリから復帰したアレックスも参戦です。
また、直輝&元気のほかにもベンチ入りを果たしレギュラーの座を狙う新人選手や有望な若手の成長も楽しみです。

とはいえ、劇的勝利した新潟戦も内容的には課題が多く、無冠に終わった昨季と同じような試合展開になってしまい、結局最後は闘莉王の個人技頼みという状況でした。
試合途中で直輝が交代してピッチからいなくなると、レッズ選手は一人足りない?と錯覚してしまうこともあるほど直輝頼みということは、チーム全体としてみればまだまだです。
それでも、チームとして進む方向は間違っていなし、徐々に浸透しているという手ごたえが感じられるのでサポーターも応援のし甲斐があります。

さて、明日、国立競技場の柏レイソル戦、レッズサポのMOMとなるのは誰?


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『皇妃エリザベート』が愛したウィーンのスイーツ巡り・・・”二都物語”(ウィーン) [お気に入り]

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(絵葉書:皇帝フランツ・ヨーゼフと皇妃エリザベート)
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(絵葉書:昔のウィーンの街)

中欧の旅、私たちの次の目的地は、ハプスブルク帝国の本拠であったオーストリアのウィーンです。

1854年4月24日、バイエルン公女だったエリザベート(シシィ)は、ハプスブルク帝国の若き皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められて16歳でオーストリア皇妃となりました。ホーフブルク王宮の脇にあるアウグスティーナ教会で厳粛な婚礼のミサが行われた日の夜、宮廷では若いロイヤル・カップルの誕生を祝う大舞踏会が開かれました。

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(ウィーン国立歌劇場:世界三大歌劇場の一つ。
冬の舞踏会シーズンに開かれる『オペラ座舞踏会』も有名)

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ホーフブルク王宮のミヒャエル門:
右手に皇帝夫妻の居室の『カイザーアパートメント』がある。
一部は『シシィ博物館』として公開)


バイエルンの自然の中で伸び伸びと育ち、まだ幼さも残る感受性の強いシシィは、ウィーンに到着し市民から盛大な祝福を受けた時から、現実の重圧に打ちのめされそうだったことでしょう。

翌日から始まった宮廷生活で、厳しい姑(ゾフィー大公妃)による束縛といきなり絶え間のない衆目にさらされる生活になったことからシシィは心身のバランスを崩してしまいました。
閉鎖的な宮廷生活に絶望したシシィは、一人瞑想や詩作の世界に没頭し、夫や子供たちをウィーンに残したまま逃避の旅に救いを求める生活になったといわれています。シシィが
ハンガリー王妃となってからは、ウィーンの王宮よりもブダペストの滞在が多く、ハンガリー王妃の公務として貧しい人々の慰問にも熱心だったシシィの人気は今でも衰えていません。

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(『美術史美術館』前の広場には”国母”と称されたマリア・テレジアの像)
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(シェーンブルン宮殿で、若い2人は新婚生活を送った)

夫であるフランツ・ヨーゼフとの仲は悪くなかったので結婚の翌年には長女ゾフィーが生まれましたが、味方をしてくれるはずの夫は皇帝の職務に没頭し、シシィが姑に従うことを望むだけ。生まれたばかりの子供の養育は姑の手に奪われてしまいました

翌年生まれた次女ギーゼラもまたまた姑に取り上げられ、授乳すら許されなかったシシィですが、皇帝をお忍びの遠出に連れ出して子供たちに会う許可を得ることに成功。しかし、嫁姑の対立が激しさを増す中で、ようやく姑から取り戻した幼い二人の娘を連れ出したブダペストに滞在中、姉妹そろって病気になり、長女が夭折するという悲劇に見舞われました。

“若い未経験な母親に任せるわけには行かない”という姑の大義名分が的中したともいえ、2年後に生まれた皇位継承者となる長男ルドルフは有無をいわさずシシィの手から取り上げられてしまいました。傷心のシシィの心はすさみ、常軌を逸した運動やダイエットに励むようになりました

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(王宮庭園内のモーツァルト像)

王宮でのシシィの楽しみは、姑の監視の目を盗んでお忍びでウィーンの街を散歩し、買い物をしたり、カフェでスイーツを食べることでした。厳しいダイエットによるストイックな日々が続くほど、甘いものへの渇望が強かったのかシシィは珍しいスイーツを求めてカフェめぐりをしていたようです

シシィ御用達のカフェなどについては、当時の領収書類が「オーストリア国立古文書館」保管されているので、詳しく知ることができます。皇妃のプライベートな生活や嗜好品を知ることができる歴史的な資料が2度の戦火を潜り抜けてきたことには驚きますが、死後100年以上経ってもプライバシーが人々の視線に晒されるのはちょっと気の毒な気もします。

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(トルテの種類の多さではウィーン随一の『デーメル』
シシィはハプスブルク家の居城に近い店でコーヒーとスイーツを楽しむだけでなく、『デーメル』を通じて取り寄せた輸入チョコレートやお菓子なども届けさせている。『デーメル』のスミレのシャーベットやスミレの砂糖菓子もシシィのお気に入りだった)


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(「ザッハー・トルテ」の元祖、『ホテル・ザッハー』:
シシィも「ザッハー・トルテ」を好んだが、果物のマジパン類も購入している。)

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(ウィーンの目抜き通りにある『カフェ・ゲルストナー』
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(“スミレを愛し、スミレの香りを楽しんだ”シシィの肖像がパッケージに使われた「スミレの砂糖漬け」。かなりのチョコレート好きだったシシィは『ゲルストナー』のスミレのチョコレート菓子には目がなかったという。『デーメル』よりもさらに美味なスミレのシャーベットも宮廷に届けられた)

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(焼き菓子:シシィはグラーツから取り寄せて食べていた)

<ウィーンで女性に人気のスイーツ>

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(甘さ控えめで人気の『オーバーラー』のトルテ
シシィは、宮廷の菓子部門のただ一人の女性マイスターが作る、低脂肪、低タンパク、低糖のスイーツを好んだという。
『オーバーラー』は、もともとは糖尿病患者向けの菓子として作った菓子が人気だが、日本では甘さ控えめのお菓子は珍しくない?)

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(女性に人気の『ショコラティエ・ケーニッヒ』:
『デーメル』の職人が独立。店内で食べられるフルーツのチョコレートフォンデュは絶品。
シェーンブルン宮殿の一角にある動物園にいる仲良しパンダ・カップル「フランツ」と「シシィ」にちなんだチョコレート)








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マンーUがアーセナルを圧倒、CL連覇に向けて前進? [サッカー]



欧州CLは、いよいよビッグ4によるセミ・ファイナルです。

プレミア・リーグ同士の争いとなったマンーUとアーセナルの1stレグは、1-0でホームのマンーUが勝利しましたが、この日決勝ゴールを決めたのは伏兵(?)オシェイ。活躍が期待されたC.ロナウドもルーニーも、テベスもゴールを決めることは出来ませんでした。

終始押し気味に試合を進めたマンーUは、アーセナルを大きく上回る得点機会がありながら、アーセナルの守護神アルムニアが好セーブを連発して追加点を奪えず、最小得点差で2ndレグに臨むことになりました。次週行われる試合で、マンーUは、勝利または引き分けでも決勝進出となり、CL連覇に向けて一歩前進したと言えるでしょう。

とはいえ、アーセナルが2点差以上で勝利すればアーセナルの逆転勝ちもあるわけで、まだまだ安心はできません。
この試合では、アーセナルのトップ下セスクとFWアデバイヨルのコンビがかみ合わなかったようですが、先週末のリーグ戦でセスクは2ゴールを決めており、2ndレグのセスクに注目したいと思います。

もうひとつの組み合わせ、バルセロナは、アウェイの鉄則通り(?)、守備に徹したチェルシーのゴールをこじ開けられず、ホームで0-0のスコアレスドローという結果になりました。
こちらも、チェルシーのGKツェフ(チェコ代表)が好セーブを連発していました。シーズン中途で就任した知将・ヒディンク監督がバルサのメッシ、エトーなどの強力FW対策として、次週どんな(マジック)采配をみせるのかに注目です。
昨年、決勝に進出しながらPK戦で涙をのんだツェフも雪辱に燃えているでしょう。

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(マンーU、ファン・デル・サール、今年もFCWC出場なるか?)

セミ・ファイナルに残った4チームのGKに注目すると、
マンー
Uは、長年オランダ代表の正GKを務めた38歳のファン・デル・サール昨年の欧州CL決勝戦では、チェルシーのツェフとのPK戦対決を勝ち抜き優勝しました。オランダ代表は引退したものの、05-06シーズンから在籍のマンーUとの契約を2010年まで延長。今季は、若手に出場機会を譲って休養することもありますが、197センチの長身でゴールに立つ姿はまさに“緑の巨人”の風格です。(彼は緑のユニホームが似合う)

バルサの猛攻を凌いだアーセナルのGKアルムニアは、元ドイツ代表GKレーマンに代わって07年からゴールマウスを守るスペイン人ですが31歳になる今日まで代表暦がないため、イングランド帰化を考えているといううわさもあります。

また、バルセロナのGKバルデスは、スペイン代表とはいえカシージャス(レアル・マドリード)、レイナ(リバプール)という世界レベルのGKを擁するスペインでは出場機会がなく代表キャップの記録がありません。

さて、 1stレグの試合展開から、接戦が予想される2ndレグ、決勝の地ローマ行きの切符を手にするGKは誰?



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