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WBC連覇の「侍ジャパン」からサッカー日本代表が学べることは? [ニュース]


WBC決勝戦の日韓対決は、苦しい闘いを乗り越えたイチローの決勝打で日本が連覇を達成しました。

日韓とくらべて、アメリカチームが本気で参戦していなかったとか、日本の対戦相手が9戦中5戦も韓国だったとか大会の運営方法などには疑問もありますが、大きなプレッシャーを乗り越えて栄冠を獲得した「侍ジャパン」に惜しみない拍手を送りたいと思います。

ロッカールームのシャンパンファイトで、若き戦士たちから容赦なくシャンパンを掛けられはじけているイチローの姿には感慨もひとしおです。
今大会“絶不調”と言うしかないほど不振にあえいだイチローが最後の最後で“神が降りて”大仕事を成し遂げるなど全く予想外。優勝後の会見で、『最終的に“侍”になれた』ことを喜んだイチローも「相当へこんでいる」とすら言えずに記者団に無言で選手バスに乗り込む姿に“イチロー限界説”が頭をよぎった人も多いのではないでしょうか。

敗戦の時も選手を非難するようなコメントをせず、周囲の雑音にも屈せず不動の1番としてイチローを使い続け、大事な場面を若いダルビッシュに託して結果を出した原監督には正直驚かされました。

北京五輪の惨敗によりWBCの監督選考が難航した挙句に原監督が引き受けたとき、巨人の監督と二股でできるのかな? などとあまり期待していなかったのにうれしい誤算です。
思えば原監督という人は、現役時代から、“長嶋の後継者になれるのか?”という大きなプレッシャーと闘いながら、常に絶対的な成果を出すことを求められ、どんなことにも耐えるという忍耐強さ・我慢強さを培っていたからこそWBCの優勝監督という栄誉に輝いたのかもしれません。

チーム一丸となって”という言葉をよく耳にしますが、選手たちが異口同音に、“このチームの一員として戦えたことを誇りに思える”と語った「侍ジャパン」。
 “(メジャーリーグの選手たちに、日本の実力を思い知らせたいから)、本気でWBCの優勝を獲りに行きたい”イチローと、“イチローが打てないからチームが負けたと言われたくない”チームメイトたちが支えあってチーム一丸なって獲得した優勝。

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杯最終予選、正念場のホーム・バーレーン戦を今週末に控えたサッカー日本代表も見習ってほしいものです。



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ゲーム「逆転裁判」、ただ今”どつぼ”にはまっています [お気に入り]

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(DSソフト「逆転裁判」シリーズ)

シリーズ累計販売数が320万本を突破している、ニンテンドーDS用ソフト「逆転裁判」をご存知ですか?

「逆転裁判」は、ゲームをする人が、主人公の新米弁護士・成歩堂龍一となって、無実の罪を着せられた依頼人を救うために事件の真相を暴くという『法廷バトル』ゲーム。
最近の私は、「逆転裁判」の攻略に四苦八苦するのがひそかな楽しみです。

「逆転裁判」といえば、嘘の証言をする証人に対して、成歩堂龍一が、「異議あり!」と叫ぶ法廷シーンが有名ですが、ゲームで重要なのは、「探偵パート」。地道な調査活動に手を抜いたり、うっかり見逃しがあると、途中で二進も三進もいかなくなってしまいます。同じところを何度もやり直すうちに我慢できずに攻略サイトを覗いてしまったり・・・

「法廷パート」では、何度もミスをすると裁判長から審議打ち切りを申し渡され、『有罪宣告』を告げられてゲームオーバー。気を取り直してもう一度裁判に臨まねばなりません。

 
実は、私は昔から結構ゲーム好きで、ゲームにはまると首凝りでしびれが出るまで熱中してしまったりするので、最近は、適当なところでセーブしながら遊べるものしかやらないようにしています。
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ライトは、「脳トレ」から、英会話、パズル、ミステリーものなど色々やりましたが、これまでに一番はまったのは、クラシック音楽とゲームが同時に楽しめる「のだめカンタービレ」。

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(宝塚歌劇「逆転裁判」のパンフレット)

この「逆転裁判」は、シリーズとして4作品が出ていますが、なんと宝塚がミュージカルとして舞台化。私と娘は、ゲームのキャラクターがどのように表現されるかが楽しみで、2月の宙組・東京特別公演を見てきました。宝塚ですから、登場人物などの設定はすべてアメリカに置き換えられていましたが、思った以上に、原作のキャラが生かされていたのに驚きました。

男役13年目の蘭寿とむ演じる主役のニック(成歩堂龍一)は、原作よりもかっこよすぎですが、歌、踊り、芝居3拍子そろった熱血弁護士ぶりは前評判どおり楽しめました。脇役のキャラなども原作に結構忠実で、「逆転裁判」ファンにはうれしい企画でした。

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(DSソフト「逆転裁判4」)

さて、現在私は、シリーズ4作目に挑戦中。新しいキャラクターが主人公となり、指紋や足跡の採取など調査テクニックもグレードアップ。集中力を欠いていたのか、調査活動に不備があり、証拠品の収集に苦労して娘に助けを求めたり、なかなか簡単には攻略できません。じっくり楽しみながら遊ぶのはリタイア世代の特権?


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浦和レッズ、”ダブル山田のプレー”に注目! [サッカー]

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前節のJリーグ開幕戦では鹿島に完敗してしまった浦和レッズですが、先週末のホーム開幕戦ではFC東京を3-1で下し、埼玉スタジアムで久々の勝利を飾ることができました。

なんとホームでの勝利は、リーグ戦に限ると昨年8月23日ジュビロ磐田戦以来、埼玉スタジアムで勝利の歌が聞こえたのは9月のACL準々決勝が最後でした。
昨年は開幕2連敗でオジェック監督の電撃解任という出来事があったので、メディアは、“フィンケ新監督は大丈夫?”などと煽っていたようですが、勝ち点3にまさる薬なしです。

当日は朝起きたら、低気圧の影響による暴風雨。強風の影響で海沿いを中心に首都圏の電車は午前中大幅に乱れていました。予定通りに試合が開催できるか心配しましたが、埼玉県内は大きな混乱がなかったようです。

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(今季の主将、鈴木啓太。
一昨年のプレーような輝きを取り戻せるか?)

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(ホーム開幕戦のコレオグラフィ。
ゴール裏は、”GO REDS GO")

昼前には風がおさまり、雨の中、定刻午後2時にキック・オフ。

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(先制点にフィンケ監督も拍手)
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(17歳の原口元気は連続スタメン)

試合開始早々に阿部の先制ゴールが決まり、試合の入り方はよかったのですが、直後にオウンゴールで失点。追加点のチャンスもなく、1-1の前半終了間際、闘莉王とFC東京の茂庭が激突して2人とも頭部から出血。DFの要である闘莉王の負傷にひやりとしましたが、血の滲んだ包帯姿で最後まで勇敢に戦ってくれました。

朝方は15度くらいあった気温がその後低下したらしくスタンドはかなり冷え込んでおり、マイポットの熱いお茶で暖をとりました。3月中旬なのに山形では吹雪の中の試合となったそうです。

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(ゴールを決め、拳を突き上げるエジミウソン)

後半開始早々、エジミウソンがゴールして、2-1とリード

昨季は期待はずれのプレー振りでベンチを暖めることも多く、サポーターから“不良資産”とまで言われたエジミウソンですが、今季はキャンプから体も絞れており、調子がよかったようです。高年棒のブラジル人助っ人にはこれからも毎試合頑張って欲しいものです。
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(チケットは完売ですが、悪天候で観戦取りやめも?)
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後半途中から交代出場した18歳の山田直輝が、3点目となったポンテのゴールをナイス・アシスト。この試合も先発出場だったユース後輩、17歳の原口元気には負けられないという先輩の意地を見せてくれました。課題も色々ありそうな試合展開でしたが、とにかく勝利できたことには満足です。

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(試合終了、うなだれるFC東京イレブン)

試合後フィンケ監督は、右SBに起用したベテランの山田暢久について“彼の今日のプレーを見る限りでは非常に『若い』選手のようなプレーを見せてくれました。とても33歳には見えなかったと思います。” とコメント。これからも“ダブル山田”のプレーに注目です。

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(いつも謙虚な?コメント阿部勇樹)

試合後、私と娘は、浦和駅近くの隠れ処的中華料理店で仲間たちと祝勝会。昨年は、祝宴のつもりで予定した会合が『○○グルメを楽しむ会』になってしまうことが多かったのですが、久々にホーム勝利の美酒を味わうことができました。いつもながらどの料理もおいしかったのですが、料理のしめに供されたマスター特製のお粥、絶品でした。


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カシマサッカースタジアムは、『地産地消』の優等生 [サッカー]

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(鹿島対浦和の開幕戦、入場者数は37,878人)
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(試合前、紅白出場歌手木山裕策さんの国歌斉唱

先週末、Jリーグが開幕しましたが、我らが浦和レッズのホーム開幕戦は、今週土曜日です。

レッズサポにとって、アウエイでの開幕戦は過去データ的にも分が悪いので、先週の敗戦は想定内の出来事ですが、フィンケ新監督のもと、攻撃的なパスサッカーを志向するレッズが1週間で“攻守の切り替え意識”をどこまで修正できるかに注目です。

先週末、私と娘は思いがけず鹿島戦のチケットを入手できたので、カシマサッカースタジアムまで出かけることになりました。私たちの過去2回の参戦はいずれもレッズが勝利した縁起のよいスタジアムですが、届いたチケットはなんと鹿島ホーム側自由席招待券。筋金入りサポーターで名高い鹿島のゴール裏でレッズの応援をすることはあまりにも無謀。ということで、私たちはいわゆる“地蔵系”の観客に徹し、スタジアムのグルメツアーを楽しむことにしました

7日は、夜来の雨があがり、風は冷たいけれどまずまずのサッカー観戦日和となりほっと一安心。
東京駅発「カシマスタジアム直行」高速バスの乗車待ちの長い列にはレッズサポの姿が目に付きます。鹿島市内の渋滞に巻き込まれることも殆どなく午後4時のキックオフ2時間以上前にスタジアム到着しましたが、並んだ空席があったのはゴール裏2階席上段のみ。3連覇を狙う鹿島は、サポの出足も好調。
鹿島の2階スタンドの傾斜はかなり急なのでピッチははるか下の方ですが、サッカー専用スタジアムなのでそれなりに見やすそうです。

まずは、腹ごしらえということで、飲食売店のチェックに出かけました。

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(茨城にはブランド牛もあります)
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(グリルチキン?ジャンボつくね?迷います)

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(モツ煮込みや豚汁を出す店多し)
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(菓子パン・デザートなど甘味も充実)

私と娘はこれまで関東地区を中心に各チームのスタジアムに行きましたが、カシマはスタジアムグルメのポイントが一番高いかもしれません地元の商店街からそのまま出張している店が多くいわゆるB級グルメが中心ですが、鹿島サポも他サポもスタジアムグルメめぐりを楽しむために早く出かけるとか。

どの店からもおいしそうなにおいが漂っていますが、カシマ名物はなんといってもおばちゃんたちが作る具沢山のモツ煮込みと牛・豚肉の串焼きでしょう。そして、私たちにとっては毎回幻となってしまう五浦ハムの串焼き・・・

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色々品定めした結果、今回は、「常陸牛の串焼き」、「ジャンボつくね」に生ビール、「もつ煮ぶっかけご飯」というメニューに決定。ハーフタイムのデザート用にチーズケーキも買い込みました。

常陸牛の串焼きは、とろけるようにやわらかく旨みが口の中に広がるおいしいお肉でした。
くやしいけれど、地元の名産品では、鹿島に完敗です。レッズのホームである埼玉スタジアムも飲食売店の屋台は充実していますが、エスニック系やイベント系が多く、地元の食材をいかした地元のお店ではないようです。しかも、いったんスタジアムに入場してしまうと、飲食売店は少ないので、カシマスタジアムのように、ぎりぎりまでグルメツアーであつあつの食べ物を楽しめないのが残念です。

レッズサポでゴール裏でいつも元気に応援する友人家族はこの日、赤飯いなり、ハム焼き、いわしつみれ汁、モツ煮込み、茨城地鶏焼き、つきたてあんころもち、豚串焼き、メロンパン、メロンプリンを堪能したそうですが、鹿島ゴール裏もキックオフ30分前までは応援せずにグルメツアーに駆けまわるサポが多いように見えました。小さな子供と一緒の家族連れも多く、この地では、サッカー観戦が週末の家族レジャーとして完全に定着しているようです。

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(スタジアム2階席への階段から海がみえる)

真夏にひたち海浜公園で開催される「Rock in Japan」も、地元いばらきの美味が味わえるのが私の夏休みの楽しみでした。この数年、ぜひ見たいアーティストの出演スケジュールとの相性が悪く、野外フェスの開放感も味わっていないのですが、今年はどうなるでしょう。

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(選手入場前、レッズのゴール裏は超満員)
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(選手入場時、レッズゴール裏は一瞬にしてコレオグラフィーが完成)
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(赤・白・黒のビブス状ボードを試合終了まで着用して応援したが・・・)

さて、肝心の試合の方ですが、メディアも注目の17歳の新人原口元気と開幕戦初先発の田中達也に期待しましたが、レッズ悲願の(?)4バックがうまく機能せず、チームとして成熟した鹿島に0-2で完敗。周囲の目を気にしながらガッツポーズすることもなく“地蔵系”のままで終わってしまいました。

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それにしても、スタジアムの2階席上段から試合を見ていると、なぜか傍観者のような気分になってしまうようで、私たちの周囲も手拍子に合わせるくらいの静かなサポーターが大半でした。

帰り際に、夜食を調達していたらスタジアム飲食売店の中にもうもうと上がる煙に並ぶ長蛇の列を発見。スタジアムの公式サイトではなぜか見つけられなかった五浦ハムの売店でした。脂がしたたるハム焼きに後ろ髪をひかれつつも、並んでいるうちに帰りの東京行き直行バスに乗り遅れてはいけないのでスタジアムを後にしました。


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