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カシマサッカースタジアムは、『地産地消』の優等生 [サッカー]

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(鹿島対浦和の開幕戦、入場者数は37,878人)
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(試合前、紅白出場歌手木山裕策さんの国歌斉唱

先週末、Jリーグが開幕しましたが、我らが浦和レッズのホーム開幕戦は、今週土曜日です。

レッズサポにとって、アウエイでの開幕戦は過去データ的にも分が悪いので、先週の敗戦は想定内の出来事ですが、フィンケ新監督のもと、攻撃的なパスサッカーを志向するレッズが1週間で“攻守の切り替え意識”をどこまで修正できるかに注目です。

先週末、私と娘は思いがけず鹿島戦のチケットを入手できたので、カシマサッカースタジアムまで出かけることになりました。私たちの過去2回の参戦はいずれもレッズが勝利した縁起のよいスタジアムですが、届いたチケットはなんと鹿島ホーム側自由席招待券。筋金入りサポーターで名高い鹿島のゴール裏でレッズの応援をすることはあまりにも無謀。ということで、私たちはいわゆる“地蔵系”の観客に徹し、スタジアムのグルメツアーを楽しむことにしました

7日は、夜来の雨があがり、風は冷たいけれどまずまずのサッカー観戦日和となりほっと一安心。
東京駅発「カシマスタジアム直行」高速バスの乗車待ちの長い列にはレッズサポの姿が目に付きます。鹿島市内の渋滞に巻き込まれることも殆どなく午後4時のキックオフ2時間以上前にスタジアム到着しましたが、並んだ空席があったのはゴール裏2階席上段のみ。3連覇を狙う鹿島は、サポの出足も好調。
鹿島の2階スタンドの傾斜はかなり急なのでピッチははるか下の方ですが、サッカー専用スタジアムなのでそれなりに見やすそうです。

まずは、腹ごしらえということで、飲食売店のチェックに出かけました。

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(茨城にはブランド牛もあります)
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(グリルチキン?ジャンボつくね?迷います)

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(モツ煮込みや豚汁を出す店多し)
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(菓子パン・デザートなど甘味も充実)

私と娘はこれまで関東地区を中心に各チームのスタジアムに行きましたが、カシマはスタジアムグルメのポイントが一番高いかもしれません地元の商店街からそのまま出張している店が多くいわゆるB級グルメが中心ですが、鹿島サポも他サポもスタジアムグルメめぐりを楽しむために早く出かけるとか。

どの店からもおいしそうなにおいが漂っていますが、カシマ名物はなんといってもおばちゃんたちが作る具沢山のモツ煮込みと牛・豚肉の串焼きでしょう。そして、私たちにとっては毎回幻となってしまう五浦ハムの串焼き・・・

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色々品定めした結果、今回は、「常陸牛の串焼き」、「ジャンボつくね」に生ビール、「もつ煮ぶっかけご飯」というメニューに決定。ハーフタイムのデザート用にチーズケーキも買い込みました。

常陸牛の串焼きは、とろけるようにやわらかく旨みが口の中に広がるおいしいお肉でした。
くやしいけれど、地元の名産品では、鹿島に完敗です。レッズのホームである埼玉スタジアムも飲食売店の屋台は充実していますが、エスニック系やイベント系が多く、地元の食材をいかした地元のお店ではないようです。しかも、いったんスタジアムに入場してしまうと、飲食売店は少ないので、カシマスタジアムのように、ぎりぎりまでグルメツアーであつあつの食べ物を楽しめないのが残念です。

レッズサポでゴール裏でいつも元気に応援する友人家族はこの日、赤飯いなり、ハム焼き、いわしつみれ汁、モツ煮込み、茨城地鶏焼き、つきたてあんころもち、豚串焼き、メロンパン、メロンプリンを堪能したそうですが、鹿島ゴール裏もキックオフ30分前までは応援せずにグルメツアーに駆けまわるサポが多いように見えました。小さな子供と一緒の家族連れも多く、この地では、サッカー観戦が週末の家族レジャーとして完全に定着しているようです。

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(スタジアム2階席への階段から海がみえる)

真夏にひたち海浜公園で開催される「Rock in Japan」も、地元いばらきの美味が味わえるのが私の夏休みの楽しみでした。この数年、ぜひ見たいアーティストの出演スケジュールとの相性が悪く、野外フェスの開放感も味わっていないのですが、今年はどうなるでしょう。

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(選手入場前、レッズのゴール裏は超満員)
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(選手入場時、レッズゴール裏は一瞬にしてコレオグラフィーが完成)
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(赤・白・黒のビブス状ボードを試合終了まで着用して応援したが・・・)

さて、肝心の試合の方ですが、メディアも注目の17歳の新人原口元気と開幕戦初先発の田中達也に期待しましたが、レッズ悲願の(?)4バックがうまく機能せず、チームとして成熟した鹿島に0-2で完敗。周囲の目を気にしながらガッツポーズすることもなく“地蔵系”のままで終わってしまいました。

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それにしても、スタジアムの2階席上段から試合を見ていると、なぜか傍観者のような気分になってしまうようで、私たちの周囲も手拍子に合わせるくらいの静かなサポーターが大半でした。

帰り際に、夜食を調達していたらスタジアム飲食売店の中にもうもうと上がる煙に並ぶ長蛇の列を発見。スタジアムの公式サイトではなぜか見つけられなかった五浦ハムの売店でした。脂がしたたるハム焼きに後ろ髪をひかれつつも、並んでいるうちに帰りの東京行き直行バスに乗り遅れてはいけないのでスタジアムを後にしました。


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