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パンダの町・白浜で楽しむ『冬の温泉グルメとパンダ三昧の旅』備忘録(その1) [パンダ]

立春を過ぎ、真冬並みの寒さはあっても日差しは確実に春の到来に向かっている気配が感じられる今日この頃です。

パンダが大好きな私と娘は南紀白浜にあるアドベンチャーワールドのパンダファミリーのコパンダたちの可愛さに惹かれてこれまで4回の『白浜パンダと温泉グルメの旅』を楽しんでいます。

(2012年12月訪問時のご報告は こちらの記事でご紹介)



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梅浜&永浜(2012.12月撮影)

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優浜(2012.12月撮影)

昨年12月の愛浜明浜に続いて、今週は梅浜永浜と、短期間に2組の双子が将来の繁殖のために中国へ旅立ってしまい、昨年秋には9頭だったパンダファミリーが5頭になってしまいました

でも、昨夏生まれた赤ちゃんパンダ優浜が、生後
6ヵ月を過ぎて体重も12キロを超えるまでにすくすくと成長。木登りも上手なお転婆娘・優浜の屋外運動場デビューも間近というので、これからも白浜パンダファミリーから目を離すことはできません。


昨年12月の訪問が見納めになった梅浜&永浜をはじめ、既に成都で暮らしている白浜生まれのパンダたちがこれまで私たちに与えてくれた幸せに感謝し、彼らの平安な暮らしを念じながらこれまでの白浜訪問備忘録をまとめました。



★☆今は成都で暮らす白浜パンダたち★☆


梅浜永浜、これからも仲良く、元気でね!》

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双子の梅浜永浜のミルクタイム
(2010.1月撮影)

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梅浜(2011.2撮影)

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永浜(2011.2撮影)


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梅浜(左)永浜(右)(2012.12月撮影)



《映画「パンダフルライフ」に出演:
ふたごの隆浜秋浜

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隆浜秋浜(2007.2月撮影)

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バックヤードツアーの隆浜(2007.2月撮影)



《双子じゃない幸せと悲哀を味わった幸浜

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幸浜(2007.2月撮影)

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幸浜(2010.1月撮影)


※愛浜&明浜の写真は こちらの記事でご紹介


★☆白浜温泉グルメとパンダ三昧の旅の備忘録★☆


20072月:初めての南紀白浜でパンダ漬けになる

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双子の赤ちゃんパンダ愛浜明浜と梅梅かあさん

2006
9月にはパンダに会いたくて四川省・成都まででかけた私ですが、実は国内でも南紀・白浜にパンダファミリーがいることを知った年末に、ふたごの赤ちゃんパンダが誕生。
白浜に行くのはサッカーシーズン前に
という個人的事情から赤ちゃんパンダの見頃には少し早いと思いつつ2月中旬に23日の航空券&ホテルのパッケージツアー利用で出かけました。
当時のアドベンのパンダファミリーは、永明パパと梅梅かあさんの間に生まれた、隆浜&秋浜、幸浜、愛浜&明浜、そして梅梅が中国で妊娠して白浜で産んだ良浜の計8頭でした。

生後50日あまりの赤ちゃんパンダは、とても可愛かったのですが、ようやく寝返りを打てるようになった頃で、まだ動きが少なく見頃はもう少し後という感じでした。でも、双子の赤ちゃんに授乳したりあやしている梅梅かあさんの姿を見て、人間よりも愛情深い子育てかもしれないと思いました。


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ひとりで遊ぶ1歳半のお兄ちゃんパンダ幸浜

双子の兄・隆浜と秋浜も一緒に仲良く遊んでいるのに、コパンダの幸浜は単独展示でした。
生まれたばかりの双子の赤ちゃんパンダがお客様の注目を集める隣の部屋で、
1歳半のコパンダ幸浜がひっそりと一人遊びするけなげな姿にパンダの悲哀も感じました。
でも赤ちゃん時代の幸浜は、梅梅母さんの愛情を一身に受けて育ったのです。


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何やら揉めている様子の3歳半の双子・隆浜秋浜

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白浜生まれで6歳半のお転婆娘・良浜


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日間のアドベン訪問ですっかりパンダ漬けになり、以後は特典航空券とリーズナブルな宿泊プランを組み合わせてパンダと温泉グルメを楽しめる真冬が白浜訪問の私的ベストシーズンなっています。


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★白良浜のホテルに2泊し、二日間パンダ漬けのあとは、南紀のグルメと温泉を堪能。
これまでみかんと梅干し程度のイメージだった和歌山が、食材、特に海の恵みが豊富な場所ということを実感。

ついでに少し足を延ばして丁度見頃だった南部の梅林、白浜の三段壁洞窟などを観光しました。


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日目の夕食:
刺身、ウニ、伊勢海老あんかけ、小鍋、フカヒレ入り卵蒸し、熊野牛トマトソース煮、炊き込みご飯など

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2
日目の夕食:
白子豆腐キャビア載せ、刺身、クエなどの海鮮しゃぶしゃぶ、牛肉ロール

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2007年の旅の詳しい旅行記はこちらの2つの旅行記をご覧ください。

http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10219769/


http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10219784/



(白浜の温泉グルメとパンダ三昧の旅は、備忘録その2に続きます)


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寒い冬こそパンダ日和、上野のパンダたちも雪景色を堪能 [パンダ]

今年の冬の寒さは殊の外厳しいと感じていましたが、114日の成人の日、首都圏は7年ぶりの大雪で交通が大混乱。あれから1週間以上経ちますが、いまだに陽当たりのよくない場所などには泥を被って汚くなった雪の塊が残っています。

雪の日はもちろん、厳寒の時期は室内に引き籠もりになりがちな私とは反対に、寒い季節が大好きなパンダさんたちは大雪の日も戸外の放飼場で超活動的に過ごしたらしいのですが、あまりの大雪のためパンダ舎周辺の木の枝が折れたりして、観覧するお客様も危険な状態になったため室内に強制避難。翌営業日も除雪作業の騒音への配慮等もあって終日室内展示だったとのこと。年初来、パンダさんたちにとっては、ハプニング続きの上野動物園です。

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リーリー)
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シンシン)

17日の水曜日、上野動物園のパンダライブ映像でパンダさんたちが戸外に出ていることが確認できたので短時間の観覧ですが、雪パンダの様子を見に行ってきました。


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上野公園の中は、“歩行者通路”として除雪されたエリア以外はかなりの残雪。冷え込んではいましたが好天に恵まれた午後は思いの外多くの人で賑わっていました。


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休園日には、職員総出で除雪作業をしたとのことですが、日当たりの良いパンダ舎の前にも除雪した雪の塊がたくさんありました。
今回の雪は、水分を多く含んだ雪だったため、雪の重みと強風で枝が折れてしまった木も多く、職員の方々は大変な思いをされたのではないでしょうか。
歩行者用通路として除雪されたエリア以外は凍った雪がたくさん残る園内では、当日も台車で雪を運ぶ職員の姿が見られました。

寒さが苦手なゾウさんたちは、室内展示でしたが、パンダさんたちは、雪が残った戸外の放飼場でいつもより若干ハイテンションに見えました。


★☆雪のカーペットでくつろぐリーリー★☆

大雪当日、雪の放飼場でアクティブに動き回り、隣地から垂れ下がった竹林の枝を自ら収穫して食したということを「毎日パンダ」さんのブログで知りました。
2足歩行しながら竹を収穫する姿はとても頼もしく見え、繁殖時に備えた筋トレの効果が感じられました。最近は、聞き慣れない物音にもすぐに順応できるようになったようです。

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お茶目なバンブー王子?

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いつもより大きな葉っぱだから色々遊べるね。

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チュッパチャップス(?)、甘くて美味しいな

いつもはタケの匂いを嗅ぎ、うっとりしながら食べるリーリーですが、
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ムムッ・・・・
大きく目を見開いたまましばしフリーズ。。。。

リーリーのフリーズ癖に慣れていないお客さんは、正月の餅でも喉に詰まらせたのか?とちょっと心配。

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心配無用、何事もなかったかのようにいつもの表情に戻りました。

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雪の中で食べるタケは、良い香りでとびきり美味しいな・・・

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パンダの白黒模様は、雪の野山で目立たないための色だとか。
雪景色にすっかり溶け込んでいるリーリー



★☆食欲全開でも、繊細でお上品なシンシン★☆

雪は大歓迎のシンシンですが、スコップなどでの除雪作業騒音は苦手。聞き慣れない物音には敏感に反応してパニックになり、落ち着くまでは殆ど食事もできなくなってしまうとか。
そんな繊細なシンシンが平穏に過ごせるよう、飼育員さんたちは年初から対応に忙しい日々。

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都心にあっても上野公園は自然が一杯

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チュッパチャップス(?)手を添えて上品にくわえる

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長い枝は両手を使って食べる

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お水を飲む姿もどこかエレガント
水面に映る自分の顔を見ているのかな?

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雪景色を見て、生まれ故郷の風景に思いを馳せる?

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美味しい竹でないと食べないといわれるグルメなシンシン。
タケ選びは真剣勝負?

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お口に一杯くわえたまま手を出すのはお行儀悪いって?
マジに選んでいるのよ。

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雪を見ながら食べるタケはホントに美味しいわ!



さて、当日、室内の各お部屋には、スタッフ心づくしのプレゼントが用意されていました。

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こんな大きな雪の塊、いったいどこから運んできたのでしょう。

どうやら、パンダ舎の屋上に積もった雪を、パンダさんたちが屋外に居る間に窓から投げ落としたみたいです。大変な作業だったと思いますが、とても愛情のこもったプレゼントですね。

素敵なプレゼントを発見した、パンダさんたちは、狂喜乱舞した(?)らしいのですが、私はその時間、別の場所にいて見逃してしまったのです。(涙・・・・)
私が戻ったときはもう、リーリーもシンシンも落ち着いていましたが、ハイテンションの余韻がなんとなく残っていました。


★☆お部屋にも雪のカーペット、ナイスな飼育員さんに座布団!★☆

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おいらたちって、ホントにしあわせだなぁ



★☆今年は寒いから、次に雪が降るのが待ち遠しいわ★☆

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そうだ、雪が降ったこと、臥龍の友パンに電話しなきゃ・・・・

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外からお部屋に戻ってくると、いつもこの辺でリーリーの匂いがするのよね。

屋外から室内に移動するとき、リーリーは、シンシンのお部屋を通って自室に向かいます。
最近、リーリーはマーキングしながら移動しているとの噂・・・・


冷え込みが厳しそうな今週末あたり、首都圏に雪予報がでそうな予感。
次の雪パンダは、降りしきる雪の中で遊ぶ姿を生で見たい!


オマケの情報

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ただいま、上野動物園の東園カフェ売店で、カフェラテ&パンダのマグカップを販売中。
数量限定とのことなのでお早めに!

パンダ来園記念缶バッジと持ち帰り用ビニール袋つきです。


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2013年、パンダさんたちの夢は? [パンダ]

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(南紀白浜の海浜&陽浜優浜

ご挨拶がおそくなりましたが本年もよろしくお願いします。

今年は、人混みを避けて初売りにも参戦せず、
TVとビデオ鑑賞三昧のいわゆる寝正月でしたが、家族の長い正月休みがようやく終わり、本日から通常営業に戻りました。


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(♂リーリー)
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(♀シンシン)

パン友さんたちのブログレポートによると、上野動物園では、年末年始休園でリフレッシュした動物たちにも福袋や鏡餅がプレゼントされ、正月休みの来園者で大賑わいだったとか。

南紀白浜の様子はわからないのですが、年末年始も営業。パンダファミリーも家族連れなどの記念撮影対応で忙しかったのではないでしょうか。


そんなパンダさんたちの近況と2013年の夢は?

まずは、7人(頭)家族の白浜パンダファミリー


★☆♀梅浜♂永浜★☆
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:愛ちゃんと明くんが中国に行ったので、これからはあたしがNo.1だからね。
おいしいタケノコ、一番先に食べられるのは何時頃かしら・・・・

:えっ、No.1男子はボクだよ。
梅ちゃんの一番は体重だけにしておいてよ。

:乙女に体重の話なんて失礼ね!

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:僕の方が体重軽くてもチカラはあるよ・・・・

:女子は顔が命、顔を引っ張るなんて卑怯者~

4歳になったふごたちは、アドベンの伝統芸(?)“ツインパンダ・プロレス”をしっかり伝承、仲良く語り合っていたかと思えば、マジにバトルったり目が離せません。お年頃から考えて一人暮らしになる日も近いと思われます。


★☆海浜&陽浜★☆
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ハイ、チーズ!

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:僕たち、そっくり度では、白浜ふたごパンダ史上No.1だって。

:でも、よーく観察しているとあたしがおしとやか女子No.1だってことがわかるわよ。

2歳になった瓜二つのふたごたちは、小さいけれどカメラの前ではタレント顔負けのポージング。

以前は、可愛いふたごたちが並んでいる写真を撮りやすいようにスタッフの方が手を貸してくださることもあったのですが、このふたごたちは自主的にカメラ目線で並んでくれます。


★☆ラブラブ母子の良浜と優浜★☆
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優浜の緑色枕はママのうんちなんてことも度々・・・・

お転婆良浜もいまや5児の母。
3回目の育児となる余裕からか 優浜に対しては、
“可愛い可愛い攻撃”を炸裂させています。

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ママのそばがイチバンだけど、自由に歩けるようになり隅っこ探検が楽しくてしょうがない優浜。
お外の運動場デビューが待ち遠しいな・・・・


続きまして、
★☆元気な赤ちゃん誕生が期待される上野のカップル★☆

ー新年早々、シンシンさんには災難続きだったとか・・・・

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シンシン:そうなのよ。私の話、ちょっと聞いてくださる?

お正月の上野動物園には毎年、「獅子舞」っていうのが来ることになっているらしいの。
でも、そのお囃子の笛や太鼓の音が私は苦手。
去年初めて聞いたときは、あんまりビックリして思わず高い木の上に登ってしまったほど。
今年は、スタッフの人が、早めに室内に避難させてくれたのでなんとか我慢できたのよ。
      
ところが、安心したのもつかの間、今度はいきなり運動場の裏手から変な音が・・・・
私はパニックになってしまって運動場を大疾走・・・・
お部屋を変えてくれたけど、騒音が気になって一日中、殆ど食事もできなくて辛かったわ。

ーどうやら、裏手の運動場の工事は1日で終了
したようですよ。
ところで、今年の夢は?

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シンシン:私も良浜さんみたいに素敵なママになりたいわ。
      最近リーリーがとっても男らしく、逞しく見えるの・・・・

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一方、リーリーは、パンダ舎周辺が慌ただしい雰囲気の中でも落ち着いた様子だったとのこと。

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リーリー:いつでもシンシンをやさしくリードしてあげられる自信ができたから、期待していいよ。


最後に白浜の先輩パパ・ママから、

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永明:分からないことや、何かあったらいつでも相談にのりますよ。

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良浜:お互い頑張りましょうね!


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2012パンダフル・クリスマスと、愛浜&明浜、大人への旅立ち [パンダ]

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先週、110カ月ぶりに南紀白浜のパンダファミリーを訪問しました。

本年810日に生まれた赤ちゃんパンダ優浜に会うのが主目的だったのですが、私たちが訪問する直前、6歳の誕生日(12月23日)を前に双子の姉弟・愛浜&明浜が中国に旅立ってしまいお別れの挨拶ができなかったのがちょっぴり残念でした。


南紀白浜のしあわせパンダファミリー

今年の一番人気は何といっても2012年8月10生まれの優浜!

白浜では双子が3組続いたので母親を独り占めする子パンダは2005年の幸浜以来。
午後3時までの母子同室の公開では、3回目の子育てで余裕ができたのか亡き母梅梅を思わせるお母さんぶりを発揮している良浜の姿が見られる。

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★♀優浜:生後4ヵ月、よちよち歩きで可愛さ全開

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★相思相愛の♀優浜と良浜ママ



★☆2010年8月生まれの♂海浜陽浜はやんちゃ盛り★☆


海浜と陽浜は、歴代白浜ツインズの中でも一番見分けが付きにくい双子。
2歳を過ぎた今では顔立ちもそっくりで、前から見ただけで見分けるのはかなり困難。
陽浜の後ろ足の白い毛が唯一の外見的に大きな違いだが、よく動き回る海浜と比べると陽浜はおとなしい?

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前回、2011.2月訪問時には、こんなちっちゃな赤ちゃんだったのに・・・・

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★2011.2の♂海浜♀陽浜と良浜ママ★


★☆2008年9月生まれ、そろそろお年頃の梅浜と♂永浜★☆

今やパンダファミリーの長子という立場になった仲良し姉弟は、4歳を過ぎそろそろお年頃。
一緒にいるとバトルってしまうことも多く、同室での公開はこれが見納め?
姉の梅浜はぽっちゃり系美人パンダなのに、いまだ寝食いするクセが治らないらしい。

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★♀梅浜永浜

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★♂永浜に技を決められ、梅浜危うし!★


★☆20歳を迎えた♂永明は、アドベン生まれのパンダ11頭の父として白浜に君臨★☆

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★グルメなスーパーお父さんパンダ、♂永明


さて、所かわって東京・上野動物園のパンダ舎もクリスマスモードに突入!
手書きのクリスマスデコレーションでパンダのかわいさもアップ?


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★♂リーリー

<謎のサンタ帽登場>
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~果報は寝て待てじゃなくて、ワイルドに追いかけるもんだぜい~


★♀シンシン

チャーミングなシンシンにも、来年こそはかわいい天使が舞い降りて来ますように!


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オマケの映像
《白浜から大人への旅立ち:愛浜明浜

仲良し姉弟パンダとして、6年間楽しませてくれてありがとう!

白浜で今年のお誕生会をすませてから旅立ってくれることを秘かに願っていましたが、先日無事中国・成都のジャイアントパンダ繁育研究基地に到着し、新生活がスタート。
既に中国へ旅立ったお兄さんパンダたちのように、これからの活躍に期待。


★2011.2訪問時の愛浜明浜

前回訪問時は、お年頃モードで微妙な関係になっていた愛浜たちをあまりゆっくり見られなかったのが心残り。


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★♀愛浜★


★♂明浜は、ガラス越しに妹弟パンダとコミュニケーション★

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仲良しツインズだった2010.1の愛浜明浜


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★2010.1の♀愛浜

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★2010.1の♂明浜


★白浜初回訪問時、2007.2の愛浜明浜

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何時の日か、愛浜、明浜の赤ちゃん誕生のニュースが届きますように!


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上野のパンダ来園40年、パンダ飼育の歴史を振り返る・・・・その2動物園を地域活性化のシンボルに [パンダ]

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絵はがき★歴代の上野パンダたち★
カンカン&ランランから、リーリー&シンシンまで

上野動物園にパンダがきてから今年で40年ですが、現在のリーリーとシンシンを含めて10頭のパンダが上野で暮らしてきました。最初のパンダ、カンカンとランランの来園から、20084月にリンリンが22歳で死亡するまでの36年間に海外から6頭が来園し、4回の妊娠のうち2頭が無事に成長しています。


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★トントンのテレカ★
上野動物園のアイドルだったトントンは、木登り上手なお転婆娘
(パンダの赤ちゃんの性別判定は難しく、2歳くらいまでオス?と思われていた)
生まれてから生涯を上野だけで過ごしたパンダはトントンだけ。


前回の記事にも書きましたが私の上野パンダ歴はトントンにうまく面会できなかったことから昨年2月のリーリーとシンシンの来日まで空白でしたので、改めて上野パンダの歴史をさくっとおさらいしておきます。(参考資料:「マンスリー動物園」2012.10月号他)


《上野パンダの軌跡》

◆1972
1028日、ジャイアントパンダ初来日:
 カンカン(オス当時推定
2歳)&ランラン(メス当時推定4歳)

◆1979
94日、ランラン妊娠中毒による急性腎不全で死亡(体内から胎児が発見された)

◆1980
129日、ホァンホァン(メス当時推定7歳)来園 →カンカンとのペアリングが期待されたが・・・・

1980630日、カンカン急性心不全で死亡(推定9歳)

◆1982
119日、フェイフェイ(オス当時推定15歳)来園

◆1985
年春、ホァンホァンとフェイフェイの人工授精実施

◆1985
627日、ホァンホァン第1子を出産するも43時間で死亡(→オスと判明し、チュチュと命名)

198661日、ホァンホァン第2子出産。
 →公募により「トントン」と命名→後にメスと判明

◆1988623日、ホァンホァン第3子出産。
 →公募により「ユウユウ」と命名→後にオスと判明

1992年秋、ユウユウ(オス当時4歳)と北京動物園にいたリンリン(オス当時7歳)を交換

◆1994
1214日、フェイフェイ老衰のため死亡(推定27歳)

◆1997
年、921日、ホァンホァン腎不全のため死亡(推定25歳)

◆2000
78日、トントン急性腹膜炎で死亡(14歳)

20013月~20034月、メキシコのチャプルテペック動物園との共同繁殖計画のためリンリンはメキシコと日本を3回往復。

2003123日、今度はメキシコからシュアンシュアン(メス当時16歳)が一時的に来園(2005926日まで滞在)し、リンリンとのペアリングも繁殖には結びつかず

2008430日、リンリンが死亡(22歳)
 →その後およそ
3年間、上野動物園にパンダ不在の期間が続く


2006年頃から、娘の影響でパンダ・ウォッチャーとなり、赤ちゃんパンダに魅せられて南紀白浜詣は3回経験していた私ですが、老齢のリンリンだけという上野には足が向きませんでした。

しかし、上野にパンダが一頭もいなくなってから動物園の入園者が減少すると、私たちだけでなく、これまではパンダがいることが当たり前と思っていた地元の方々も、改めてその存在の大きさに気づかされたといいます。

新たなパンダ来園には様々な困難があったのですが、上野観光連盟や商店街が中心となった『パンダを上野動物園に迎えよう!』という活動などの地道な努力が実り、ようやく中国から
2頭のパンダが来園することが決定。わざわざ遠くまで行かなくてもいつでもパンダに会えることになりました。

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新装なったパンダ舎前
(2011.4.20撮影)

◆2011211日、リーリー&シンシン来園。311日の東日本大震災による休園のため一般公開は当初予定より10日遅れて41日からとなったが、初日は徹夜組を含めた3000人以上が朝から長い列を作った。


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★2011年秋、丸太の遊具などが設置された屋外放飼場

中国と共同でパンダと生息地の保全活動を行う「ジャイアントパンダ繁殖研究プロジェクト」がスタート。
日々の行動観察や健康管理を行うとともに、1頭でも多くのパンダが増えるよう、動物園での繁殖をめざすプロジェクトを支援するための『ジャイアントパンダ保護サポート基金』も発足。
パンダ舎の環境整備にも基金が活用され、設置された丸太の台は、2頭のパンダのお気に入りスポットになっている。


リーリーとシンシンが一般公開された20114月から、私は折に触れ上野動物園のパンダに会いに行くようになり、パンダが昼寝をしている時間帯にはマレーグマやホッキョクグマなど別の動物を観察したり、西園の不忍池の周りまで足をのばして休憩スポットでひと休みという楽しみ方を覚えました。


★頼もしいオスに成長、“バンブー王子”リーリー★

日本への長旅では、緊張からか食事を殆ど摂らず、付き添いのスタッフをハラハラさせたとか。
上野動物園に到着直後も、しばらくは落ちつかない様子だったリーリーも、上野の環境にすっかりなじみ、大勢のお客さんの前でも堂々とした振る舞いをみせている。
タケを食べるとき、においを嗅ぎ、うっとりする表情が愛らしい・・・・

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地面にばったり倒れこんだ格好でリラックス


★実は繊細な性格、美人パンダ・シンシン★

四川からの長旅中も旺盛な食欲をみせ、上野に到着後はすぐに食事して熟睡。
「肝っ玉娘」と思われていたが、聞き慣れない物音や物体には敏感に反応。
正月の獅子舞の音に驚いて木の上に避難し、1時間くらい下りてこなかったことも。
今年の出産は残念な結果に終わったが、幼なじみのリーリーとの相性は良く未来は明るい。

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飼育員にオヤツをおねだり


パンダ来園40年の今年は大人も楽しめる様々なイベントが開催されましたが、上野動物園は都心にありながら豊かな自然が楽しめる場所であることを今更ながら再認識しました。

昨年3年ぶりのパンダ来園時から、地元の商店街などは独自のパンダキャラクターを活用したキャンペーンやイベントを実施。また、1933年以来上野までの電車を運行している京成電鉄でも、パンダ人気を沿線の下町エリアの観光活性化キャンペーンに結びつけようとしています。


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うえのパンダくん&パンダちゃん

上野観光連盟の公認キャラクターは、リーリーとシンシンの応援団長。うえのパンダのPRのため日々奮闘中。

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★エキュート上野パンダ★

“パンダの町上野”のJR駅構内「エキュート」のシンボルキャラクター
エキュート内には、かわいいパンダ、おいしいパンダ、あったかパンダなどが大集合。

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★京成パンダとうえのパンダくん&パンダちゃん★

上野動物園開園130周年の今年の夏は、上野公園に勤務する京成パンダも観光案内に協力。


☆☆京成沿線・下町エリア観光キャンペーンの
シンボルキャラクターは、リーリー&シンシン☆☆

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リーリー&シンシンと一緒にお散歩できたらいいのにね。。。。。


☆☆パンダの町南紀白浜では。。。☆☆

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上野のパンダ来園40年、パンダ飼育の歴史を振り返る・・・・その1パンダが降ってきた? [パンダ]

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今から40年前、日中国交正常化記念として日本に初めてパンダがやってきました。

19729月下旬にパンダの来日が決まり、その受け入れ先が上野動物園に決定したのは104日でした。当時の日本人で、パンダを実際に見たことがある人はごくわずかで、上野動物園関係者でも、ロンドン動物園での研修中に見たという中川志郎飼育課長(当時:中川氏は本年7月に急逝)のみだったそうです。

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★輸送中のカンカン(左)とランラン
(パンダ来園40年記念展示より)

予備知識も準備期間も殆どないまま、野性で捕獲された2頭のパンダ、カンカン(オス推定2歳)ランラン(メス推定4歳)が北京動物園から上野にやってきたのは1028の夜。その日から上野動物園パンダ飼育の歴史が始まりました。

当時既に社会人だった私は、パンダだけでなく動物園にはまったく興味がなく、社会事象としての“パンダフィーバー”を覚えている程度でしたが、最近開催された来園40年記念のイベントなどで聞いたお話や資料などから、上野動物園のパンダ飼育の歴史を少し振り返ってみたいと思います。


カンカンとランラン来園当時の様子を記録したビデオを見ましたら、当夜、パンダの到着を待待って動物園の周囲に集まった人垣の中に“パンダ博士・黒柳徹子さん”の姿を確認できましたが、トラックはあっという間に門の中に入ってしまったそうです。


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★ランランの輸送箱★

パンダを受け入れた上野動物園の飼育担当者たちは、到着した2頭のパンダを見て予想以上に大きな身体であることに驚いたそうです。さらに大きくなったパンダの雌雄は単独展示ということもその時点で初めてわかり、空いていたトラ舎を改造した仮パンダ舎の運動場の仕切柵を高くしたとのこと。


パンダが到着すると早速、北京動物園から付き添ってきた3名のスタッフからエサの作り方や与え方、健康管理などを教わったのですが、パンダが毎日20キロ以上食べる主食のタケを確保するのも苦労したそうです。先の記録ビデオには飼育スタッフ手作りのトウモロコシの粉などで作ったお団子を皆で試食している様子もありました。


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★パンダフィーバーの様子★
(パンダ来園40年記念展示より)

検疫期間が終了した
114日には日中の関係者を迎えての歓迎式典に引き続き報道陣へのお披露目。翌115日から一般公開という超スピード進行だったので動物園関係者は本当に大変だったと思いますが、当日は徹夜組を含めて数万人がおしかけ上野広小路あたりまでの大行列。しかし、その日実際にパンダの姿を見ることができたのは17,880人だけでした。

上野の街はパンダ歓迎ムード一色に染まり、今見ると文字通りの“珍獣パンダ”のぬいぐるみやパンダ人形が町中に溢れていたようですが、その当時普通の日本人は、パンダの実物はもちろん外国製のパンダのぬいぐるみも見ていないでしょうし、特に違和感はなかったと思われます。


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★カンカンの剥製★
(パンダ来園40年記念展示より)


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★ランランの剥製★
(パンダ来園40年記念展示より)


カンカンランランは大変な人気となり、連日8千~12千人ほどがひと目見ようと会いに来たそうですが、カンカンは正午から午後2時まで、ランランは午前11時から午後1時までの2時間のみの公開に限定。それでも2頭は慣れない場所で連日多数の観客見られる生活にすっかり疲れてしまったので、動物園の休園日以外にもパンダの休日をもうけ、他の公開日も午前10時から正午までに限定することにしたそうです。

この状況で115日~30日までにパンダを見た人は、151560人に上ったというのですから、一人あたりの観覧時間はわずか数秒、歩きながらのパンダとの対面でした。来園者向けに園内テレビで生中継を開始したという記述がありましたが、いつ頃まで生中継をやっていたのでしょう。

※上野動物園では、本年
10月末からパンダのライブ映像のネット配信を開始したので、現在は家に居ながらにしてパンダ舎の様子がわかるようになっています。


パンダの飼育情報が殆どなかった時代、北京から付き添ってきたスタッフが数週間で帰国した後、飼育に携わった方々は健康管理を含めてわからないことばかりだったとのこと。
当時コンクリートの床だった飼育舎に寝ワラを入れたら二頭ともよく食べたとか、沖縄などから贈られた好物のサトウキビはそのままではカロリーが高すぎるとわかり、中身をそいで与えるなど手探りの飼育の様子がイベント会場でも紹介されていました。


そういえば、「絶対にパンダを死なせるな」と政府高官から厳命されていたパンダが風邪気味と思われた時、町の薬局までパンダに飲ませる漢方薬を買いに走ったら、患者の年齢と体重を尋ねられて困った(パンダは
5歳でも100キロ?)という話を以前中川志郎氏から伺ったことがあります。

’735月にはデラックスなパンダ舎が完成。新居に移転後もパンダ人気は衰えず長蛇の列が絶えない日々でしたが、公開時間も少しずつ長くなり午後4時半までに延長。


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★上野パンダの家系図★
(パンダ来園40年記念展示より)

‘74
年、ランランが6歳になった時から“パンダ繁殖プロジェクトチーム”が結成されましたが、このカップルは相性もよく’77年以降、毎年自然交配ができていたので赤ちゃん誕生が期待されていたさなかの’799月にランランが急死。死因は妊娠中毒による急性腎不全でした。翌年、中国からメスのパンダ(ホァンホァン)が来園したのですが、カンカンも急性心不全で死亡してしまいました。


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★絵はがき「ホァンホァンとトントン」★

その後来園したフェイフェイ(オス)とホァンホァンの間には人工授精による出産が
3回あり、2頭が無事成長しました。
’866月に生まれたトントン(メス)が生後約半年で一般公開されると、愛らしい仕草が大人気となり、観覧に訪れるお客様が大行列する日々。

しかし、トントンの睡眠時間は
1日に15-16時間ということで見に来た人には運・不運がありました。実は、その頃まだ幼かった娘を連れてトントンに会いに行った私もその不運なひとりでした。長い行列の果てに辿り着いたパンダ舎で見た光景は、部屋の隅っこで大きな背中とお尻を向けて眠る母パンダだけ。トントンの姿は全く見ることができませんでした。
その体験がトラウマとなり、以後、
2006年まで私にとってパンダというのは遠い存在でした。

先日、歴代のパンダ飼育に携わった方々のお話を聞く機会がありましたが、パンダ飼育チームの方々の飼育環境及び繁殖への情熱と日々の努力はとても感動的な内容でした。


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★「新パンダ舎とトントン坊や」(左)★
(パンダ来園40年記念イベント展示より)

ところで、生涯を上野で過ごしたトントンは最終的にはメスと判定され、2008年に上野で死亡したオスのリンリンとの繁殖が期待されたのですがかないませんでした。
トントンは木登りがとても上手だったのですが、
2歳ころまでは95%の確率でオスと思われていたようで、3歳になって正式にメスと判定されました。(その2に続く)



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上野のパンダ・リーリー、木登りが得意な癒し系男子はすみっこが好き [パンダ]

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♂リーリー(10月5日撮影)
来園当初はそわそわして落ち着かなかったリーリーも頼もしいオスに成長
パートナーのシンシンが産休中で留守だった期間、猛暑にもめげず上野パンダ目当てのお客様のお相手を見事に果たした。

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★リーリー、行き倒れ?★

地面をゴロゴロするのが好きなリーリーはいつも泥だらけ・・・・

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上野のパンダたちも屋外で過ごす時間が長くなりましたが、以前はタケなどもお気に入りの場所にわざわざ運んで食べるのが好きだったリーリーも最近はお客様の前で堂々と食事するようになったようです。


★木登り名人、リーリー★

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屋外展示場にある、パンダの“観覧ポイント”の掲示にも、リーリーは木登り上手と書いてありました。


★1年中快適な温度の室内展示室★

午後3時頃からは室内でおやつタイム。
時により、ガラス面の反射で人影が映り込むのが難点ですが、最近は、空いているときは誰でも前列での観覧ができます。
ゆっくり写真を撮りたい人は後列に移動がマナー。
フラッシュ撮影厳禁なので、カメラの設定チェックを忘れずに。

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緑のスクリーンで隣にいるシンシンの様子は見えません。


シンシンはタケの種類や質によって食べる部位を変えるタケグルメですが、リーリーにもタケへのこだわりがあります。
リーリーは、タケを食べる前には鼻を近づけてにおいを嗅いでから食べるにおいフェチor慎重派?

★タケを吟味して食べるリーリー★

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貫禄十分に寝食いしながらも、うっとりにおいを嗅いでタケを食べる表情はあどけなく、このギャップが母性本能をくすぐる?


★パンダの置物のようなリーリー★

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リーリーも台の上がお気に入り。
あごを載せるポーズが大人気・・・・

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タケと一体化したオブジェ?



リーリーも『筋トレ』をやっていますが、トレーニングをはじめた当初、飲み込みが早くすぐ歩行できるようになったシンシンに対して、リーリーはなかなか上手に立つことができなかったそうです。
屋外の木により掛かってひと休みしたり、室内のガラスを支えにカニ歩きの練習をする内にリーリーも上手に歩けるようになったとか。

★リーリーの「パンダ釣り★

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お座りして釣られるのを待つリーリー

思いっきり上を向いてリンゴを追いかけます。

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見事にリンゴをGET!

「まだおやつ来るかな?」

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ダイナミックにおやつを追いかけている内にガラス面まで到達。


「パンダ釣り」の様子にもリーリーとシンシンの個性の違いが見えるようです。


★リーリーはすみっこがお気に入り★

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屋外でリーリーの姿が見えないときは、放飼場の一番奥で寝ている確率高し。。。

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メガ盛りの晩ご飯を隅っこでゆっくり楽しむ幸せなひととき


これからの季節は、パンダ観覧日和が多くなります。
都美術館で開催中の「メトロポリタン美術展」とパンダのゴールデンセットを堪能する時が楽しみです。


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上野のパンダ・シンシンから近況報告・・・・食欲の秋、屋外で生活し、『筋トレ』で鍛えてます [パンダ]

今年の夏は本当に厳しい残暑でしたが、ようやく涼しくなってきました。

食欲の秋、東京のデパートは、西も東も集客のキラーコンテンツ「大北海道展」で競い合い。
期間限定・お店限定のグルメを求めてイベント会場をハシゴしたい誘惑に駆られてしまいますね。

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♀シンシン(10月5日撮影):
7月3日に7歳の誕生日迎えた直後に初めての赤ちゃんを出産し、日本中の注目を集めたが、残念ながら6日後に赤ちゃんは死亡。
現在は、すっかり体調も回復し来年以降に期待が膨らむ。


今年の夏、初めての妊娠&出産を体験した上野のパンダ・シンシンも食欲の秋を満喫しているようですが、シンシンの近況報告をお届けします


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猛暑だと冷房の中でもなんだか疲れるわ

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でもカメラポーズのサービスは忘れません

♀シンシン(8月9日撮影):



涼しいところで生息するパンダは暑いのは苦手ということで、夏の間は快適な室内展示場で、食べるか、寝るか、エサをおねだりするかののんびりした毎日を過ごしていました。


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9月になって気温の低い日や、開園前の涼しい時間に屋外放飼場に出られるようになり、最近は3時のおやつの時間に室内に戻るまではずっと屋外に居ることが多いようです。


そんなシンシンの最近の生活ぶりを覗いてみましょう。


★シンシンは木組みの台がお気に入り★

シンシンは、室内でも屋外でも台の上でゴロゴロするが大好き。

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高い台の上で寝るのは気持ちが良い

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雨の日だって台の上で上でお昼寝
でも、顔に雨があたるのはイヤだから頭だけ雨宿りすることも


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★「視力チェック」★

夏の間はお部屋から出られなかったけど、重要文化財の五重塔はどのあたりだったかしら?
えっとぉ・・・・

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左目良し、あっ右目もオッケーね。


★フェンスの向こうのリーリーが気になります★

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お外で食べるのは気持ちが良い
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「あっ、リーリー、今何してるの~?」


★シンシンは『タケグルメ』★

タケは葉っぱだけじゃなくて桿のところだってバリバリ食べちゃうわよ。
もちろん、季節ごとに美味しいトコだけ選んで食べるの。

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★シンシンは両手で爆食?★

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左手でタケを食べながら、右手で次のタケをキープするのは常識よ



上野のパンダたちは、今年の初めから、足腰の筋肉を鍛える「筋トレ」をやっています。
単独展示では運動不足になりがちですし、繁殖のためにも後肢で踏ん張れるように鍛えているとのこと。


★「パンダ釣り」?★

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「ヘイ、カモン!」

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「きたきた~」
シンシンは二足歩行も上手です


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「左手でおリンゴGET!」

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「立って食べるよりも寝食いがおいしい?」

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「まだまだ行くわよ!
こんどは何かしら?」


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「あれれ、どこに落ちちゃったのかしら?」

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「今日はもうお終いデスカ?」


筋トレに使うのは長い竹竿1本のみ。
パンダ舎の頭上から垂らした竹竿の先に、小さく切ったリンゴや団子を刺して、飼育員が左右に動かしして、一定時間後肢だけで歩行させるトレーニングですが、実は、頭上から操作する飼育員も大変なエクササイズなのだとか。
最近は展示終了間際に行われることが多く、お客様にとって観覧の〆のお楽しみイベントになっています。


★エクササイズの後はメガ盛りの晩ご飯★

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今日も元気で、お部屋いっぱいの晩ご飯を食べます。

これにてシンシンは本日の営業終了。


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お知らせパンダ:上野動物園でパンダの写真&アート展、9/23(日)まで開催中 [パンダ]

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今年は上野動物園にパンダが初めてやってきてから、40周年にあたりますが、私が会員となっている「日本パンダ保護協会」も設立20周年を迎えました。さらに、臥龍の中国パンダ保護研究センターも設立30周年とのことです。

この記念すべき年に、上野動物園では、日本パンダ保護協会との共催で、“パンダ来日40周年記念企画展「パンダがいっぱい!フォト&アート展」”を開催中です。
94日~923日まで:入場無料)

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会場は、上野動物園 西園 ズーポケットですが、開場は10時から15時までとなっており、動物園の開園時間より短いのでご注意ください。

パンダをテーマとした写真や美術作品、臥龍パンダ保護研究センタースタッフたちが撮った写真、パンダ保護の普及&啓発用資料やグッズが展示されています。

もちろん、上野動物園のリーリーやシンシンの写真もいっぱいあります

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♂リーリー
夏休みには、たくさんのお客様のために延長展示も頑張りました。
8月16日に7歳の誕生日を迎え、逞しい男ぶりも増強中?
来年こそパパになるため、連日「釣りトレーニング」に励んでいます。

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シンシン
7月は、自分の7歳の誕生日、出産&育児体験など慌ただしい夏でした。
初めての出産&育児は残念な結果になりましたが、もうすっかり元気です。
来年は絶対に丈夫な赤ちゃんを産みたいから、「釣りトレーニング」も頑張ります。


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西園ズーポケットは、いそっぷ橋を渡って「弁天門」方向へ進んだ左手。

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かわいいパンダたちがお迎えしてくれます。


94日に実施されたオープニングセレモニーに出席しましたので、会場の様子などをご紹介します。

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日本パンダ保護協会黒柳徹子名誉会長からお祝いのお花が飾ってありました。

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「パンダがいっぱい!フォト&アート展」会場

中国や日本など各地で撮影したパンダの写真、木彫のパンダ、絵画作品など日本パンダ保護協会の会員の方々のアイデア溢れる作品が展示されている中に私が撮影した上野のパンダリーリーの写真も掲出していただくことが出来ました。

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日本画の伝統的技法“盛り上げ彩色”応用のパンダアート
いろいろなポーズの可愛い子パンダたちをぜひ会場で!

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臥龍パンダ保護研究センターの職員が撮影したパンダの成長記録写真も展示

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上野動物園のリーリーは、竹を見上げてうっとり?
2011.12.20撮影

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中国の工芸品「(パンダの)救出」
四川大地震の時、被災した施設から逃げ出し、山中で動けなくなっていたパンダを助け出したシーンの彫刻。

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臥龍に建設中の新しいパンダ保護研究センターの写真



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さて、オープニングセレモニーには、リーリーとシンシンのかわりに着ぐるみのパンダさんたちも参加してくれ、お子様連れのお客様も大喜びでした。

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開会のご挨拶をされた上野動物園・土居園長と日本パンダ保護協会・田中会長をご紹介。
一緒に並んだパンダさんたちも神妙な表情?

オープニングセレモニーの司会進行は上野動物園・教育普及係の黒鳥さん。
なめらかなトークでパンダに関する知識を競うクイズなどでセレモニーをもりあげてくださいました。




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「パンダの知識クイズ」の正解者には、日本パンダ保護協会から記念品をプレゼント。


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上野動物園・土居園長(左)と日本パンダ保護協会・田中会長

7月のパンダの赤ちゃん誕生&急死のニュースで、お茶の間にも顔なじみとなった土居園長から、「この展覧会の共催を機会に、パンダの保護サポート活動などで両者がより一層の協力を」というお話などがありました。

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会場入口横の「パンダぬり絵」コーナー


会期は、9月23日(日)午後3時までです。
まだご覧になっていない方はお早めに!

※なお、会場内での写真撮影は禁止されていますが、特別に許可をいただいて撮影したものです。


「パンダがいっぱい!フォト&アート展」会場の、西園 ズーポケット前には、「四川レッサーパンダ」の飼育舎がありますが、ちょうど巣箱に隠れてしまって撮影できませんでした。


猛暑の夏も約20度に保たれた快適な屋内パンダ舎で過ごしているリーリーとシンシンですが、朝の涼しい時間帯には屋外放飼場に出ることもあるようです。


《オマケの映像:9月4日のリーリーとシンシン》

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竹のアート?
よく見ると竹に埋もれたリーリーが・・・・

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新鮮な竹の葉っぱのしずくを飛ばしながら爆食中のリーリー


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「今日も一日働いて疲れたわ・・・・」

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ミストサウナで疲れを癒すシンシン?

観覧者のためのミストシャワーでレンズが曇っただけ。

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「またのご来園お待ちしていますぱん」
(閉園間際のシンシン)

《オマケの情報》

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「パンダのポスト」

上野動物園正門前にあるこのポストに定型サイズの手紙またははがきを投函すると、パンダや西郷隆盛像が描かれた風景印の消印が押してもらえます。
動物園の外側にあるので、入園しなくても利用できますのでぜひお試しあれ。




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祝!上野のパンダ、24年ぶりに赤ちゃん誕生 [パンダ]

赤ちゃん誕生が期待されていた上野動物園のパンダ・シンシンが、75日の昼過ぎ無事出産

赤ちゃんの性別はまだわかりませんが、母子共に順調な経過とのこと。
シンシンが赤ちゃんを抱き上げて授乳する様子も確認でき、初産ながら母親としてのスイッチが入っているという発表がありました。


★★シンシンが妊娠?発表翌日の上野パンダ舎★★

(2012.6.27撮影)

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シンシン 13:10
お気に入りの木組みの台の上で
ゴロゴロ・・・・

普段からこんな格好でくつろぐのが好きなようですが、
でもやっぱりいつものシンシンとなんか違う!


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シンシン 12:00
シンシンは、室内の奥の方でひっそりと食事中。
いつもなら観覧者通路の前で堂々と食べているのに・・・・

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シンシン 12:15
もう一度様子を見に来たら、背中を向けて横になっています。
身体がだるいのでしょうか?


一方、その日のリーリーは?

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リーリー 12:00
梅雨の晴れ間の屋外でゆったりとお食事中

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リーリー 12:00
「アサカラTVカメラガタクサンキテマスガ、
ナニゴトデスカ?」

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リーリー 13:10
ボクハオヨビジャナイ?

果報は寝て待て?
リーリーは屋外放飼場の片隅で寝転がるのが大好き。


この日、シンシンは早めに収納され、午後3時過ぎにはリーリーだけの展示でした。


6月30日から早めの産休にはいっていたシンシンは、出産直前まで食事をしていたそうで、上野動物園の土居園長も「えっ、もう産まれたの?」というほどの安産とか。
まだ手のひらに載るくらいに小さな赤ちゃんが無事に大きくなってその可愛い姿が一般公開される日が楽しみです。


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(2011.12.21のシンシン)

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(2011.12.21のシンシン)

昨年2月、幼なじみのリーリーと共に来日した色白美人の食いしん坊パンダお嬢さんは、東日本大震災を乗り越えて上野の環境になじみ、“グルメが過ぎてダイエットが必要?”などとメディアで話題になったこともありました。

“色気より食い気?”と親を心配させていた娘が電光石火のはやわざ出産して周囲をびっくりさせたような感じでしょうか。


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引き出しの奥から、上野動物園で産まれたパンダのトントンのテレカを見つけました。
生後半年ぐらいでしょうか?


 
リーリーとシンシン

リーリーとシンシン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2011/03/23
  • メディア: 単行本

 
中国四川省の臥龍にあったパンダ保護研究センターで一緒に育ったシンシンとリーリーの幼い頃の写真が載っている本があります。

赤ちゃんがどんなパンダに育つか楽しみですね。

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友パンの上に乗ってご機嫌のシンシンと、左下にいるリーリー

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生後4ヶ月頃のお転婆娘・シンシン

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おとなしかったリーリーが活動的になり、竹のフェンスによじ登る遊びに熱中


《おまけの写真:パンダの赤ちゃん》

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★生後3週間くらい?★
(2006.9成都パンダ繁育基地で撮影)
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★生後2ヶ月の双子の赤ちゃんパンダと母・梅梅★
(2007.2白浜
アドベンチャーワールドで撮影)
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★生後6ヶ月の赤ちゃんパンダと母・良浜★
(2011.2白浜
アドベンチャーワールドで撮影)


 

7月30日追記《残念ながら赤ちゃんパンダは7月11日に死亡しました。》


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