上野のパンダリーリー、誕生日祝いの氷ケーキで天性のパフォーマーぶりを発揮 [パンダ]
上野動物園の人気者、♂パンダのリーリーが先週8歳になりました。
お盆休みの最中とあって猛暑にもかかわらず、お誕生日のケーキがプレゼントされるパンダ舎は、予定時刻の前から大混雑。
私が初めて参戦した7月のシンシンの誕生日は平日の午後なのにかなりの人出。私は後列でもみくちゃになりましたが、先月を上回る観覧者が来場した現場はラッシュアワーの総武線・錦糸町―秋葉原間並みの混雑。熱気とミストの湿気が混じたサウナ状態に人いきれの酸欠も重なり気分が悪くなる人が出てもおかしくない厳しい環境。
そんな状況でしたが、早めにスタンバイしたおかげでコンデジでも撮影できる場所を確保し、前列のお客様の頭越しになんとか撮影できました。
リーリー:お客さんが多いみたいだけど、
何があるんだ?
もしかして俺の誕生日会とかかな。
日頃から様々な意外性のあるパフォーマンスを発揮してくれるリーリーが、誕生日のケーキに反応してどんなパフォーマンスを見せてくれるのか?
今回私は、氷のケーキに対するリーリー反応だけを写真から細かく検証してみました。
<午後2時過ぎ>
リーリーは△おにぎり状態で爆睡中。
リーリーは、餌交換の時間に寝過ごしてしまうことがよくあるのですが、ちゃんと起きられるかな?
<午後2時半過ぎ>
リーリーが眠っている隣室で、飼育員さんたちがケーキ作りの作業開始。
バケツで凍らせた大きな氷のケーキにドリルで穴を開け、氷のプレートにのせてから周りにタケを挿します。一回り小さなケーキと二段重ねになるようです。
2段目は、氷の中に埋め込んだニンジンでパンダの顔?
★リーリーのお誕生日ケーキ★
パンダ団子で作ったパンダのフィギュアにを載せ、側面に8の数字をかたどりタケのアレンジとニンジン・リンゴをあしらった涼しげなケーキが完成。パンダのフィギュアはどことなくリーリーに似ている?
<午後3時前>
隣室でケーキ作りの作業が進行する中で昼寝から目覚めたリーリーは、空腹らしく飼育員さんにおやつの催促をしますが、この後ケーキのプレゼントがあるので、リーリーが何回おねだりしてもおやつがもらえずリーリーは困惑気味。
この時すでに観覧通路は原則歩行観覧の前列も滞りがちで、ゆっくり観覧したい後列はすし詰め状態。
<午後3時過ぎ>
ようやくお待ちかね、ケーキのプレゼントタイム。
大歓声に迎えられて本日の主役が入場します。
リーリーは迷うことなくケーキへまっしぐら
ケーキの周りのニンジンやリンゴから攻めていくリーリー。
最前列のカメラマンも緊張の一瞬、ケーキを頭突きするような動きが・・・・
次の瞬間リーリーの頭突きで、ケーキが動き、パンダのフィギュアは部屋の隅に吹っ飛んだ模様。
(ケーキが宙を舞う決定的映像は「毎日パンダ」さんのブログに掲載されています)
せっかくのフィギュアが早々に行方不明かと思っていたら。。。
パンダのフィギュア(赤○)を発見して拾い上げ、お口をあんぐり開けるリーリー
リーリー:興奮しちゃってスミマセン。
写真ちゃんと撮れましたか?
数分後、少し落ち着いたリーリーは、最前列のカメラマンの方をむいてご挨拶する気配り。
その後しばらくの間リーリーは観覧者に背を向けて、ケーキに集中。
やっと横向きになったリーリーですが、ケーキに対してまたも頭突きの予感。。。
リーリー上段を落としてケーキを解体することに成功。
続いてケーキの土台である氷のプレート解体に着手。
プレートに向かってリーリーの鋭いパンチが炸裂!
割れた氷のプレートを触ったり、ケーキにすりすり。。。
氷のケーキの下段にくちづけする(?)リーリー
さっき自分で落とした上段のニンジンなどを味わうリーリー
その時、展示室のガラスの外側に飾られたお花を発見
興味深そうに眺めるリーリー
パンダ人形がアレンジされた花かごは、愛パンの方からのプレゼントとのこと。
ケーキのアレンジのタケがうまい!と、ご機嫌なリーリー
しばし、新鮮なタケの味を噛みしめる
リーリー:これは太鼓に使えるかな?
と、そ~ぉっと手を載せてみるリーリー
リーリー:そうだ、♪♪Happy Birstday♪♪
忘れるトコだったよ。
となると太鼓よりミニピアノだね。
花かごのパンダ人形に歌を聴かせてあげる(?)リーリー
ケーキの下段をひっくり返してチェックしたリーリーですが、何もみつからなかったらしい。
約20分間で「誕生日祝いの氷ケーキの点検」という任務を完了したリーリーは、隣室に移動。
(注:リーリーは日頃、壁や天井など室内各所の点検作業に励んでいます)
リーリー:ねぇねぇ、お客さん、
氷のケーキを食べたことある?
飼育員さんからもらったケーキ美味しかったよ。
しばしのタケタイムの後、再び氷のケーキのところに戻ったリーリー
リーリー:おやおや、これはもしかして「パンダの顔」だったのかな?
誕生日会のイベントが一段落したので、私は熱中症になる前にパンダ舎を脱出して涼しい食堂でパン友さんとゆっくり休憩しながらパンダ関連の情報交換。
<午後5時前>
パンダ舎にもどって来たら、パンダ釣りを終えて晩ご飯中のリーリーの前に、氷のケーキが形を整えられて鎮座。
リーリー:帰っちゃったのかと思ったけど戻ってきてくれて嬉しいよ。
リーリー:さてと、このケーキ、次はどうするかな。。。
リーリー:日光の天然氷のかき氷が人気らしいけど、暑い日はかき氷だよね。
リーリー:ひゃぁ、冷たくて気持ちイイ!
疲れ目も冷やすといいんだって?
リーリー:今日は楽しんでもらえましたか?
私:ありがとうリーリー、今日はホントに色々なパフォーマンス見せてもらって楽しかったよ!
ところで、本日はいつになくお客様の滞留時間が短かったシンシンの様子は?
シンシン:お客さんの滞留時間なんて、あたくし、別に気にしてませんことよ。
生まれながらの美女パンダさんは余裕のカメラポーズでした。
同じパンダ保護施設で生まれ育ったリーリーとシンシンは、幼い頃からの仲良し。
写真は1歳半頃、遊具で遊ぶリーリー(右)とシンシン(左)ですが、いつまでも元気で仲良く暮らしてくださいね。
(「リーリーとシンシンのカレンダー」より)
私は、6時前にパンダ舎を退出してしまいましたが、閉園直前に有志の方々から♪♪Happy Birstday♪♪の大合唱がプレゼントされたとのこと。
お誕生日会の様子は、たくさんのパン友さんたちがブログなどで報告されていますが、誕生日会当日の主な出来事あれこれは、「毎日パンダ」さんのブログに素敵な写真が満載です。
白浜のパンダ、海浜・陽浜が木登り大好きな赤ちゃんだった頃 [パンダ]
動物写真家・岩合光昭さんの最新写真集「パンダの赤ちゃん」を買いました。
「野性のパンダとの出会い」、「中国・パンダ保護研究センターにて」、「和歌山・アドベンチャー・ワールドの赤ちゃん」という3章に別れた文庫本のミニ写真集の中に、白浜の双子パンダ・海浜&陽浜の赤ちゃん時代の写真もありました。
- 作者: 岩合 光昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/07/27
- メディア: 文庫
パンダの赤ちゃんの写真はどれも皆、可愛い~のですが、海浜&陽浜の写真が撮影された日のわずか3週間前に自分自身が海浜&陽浜に会いに行っていたので、とても懐かしくなり2011年2月訪問時の写真をもう一度見直してみました。
まもなく3歳の誕生日を迎える今では、バックヤードツアーを担当するまでに成長した彼らの赤ちゃん時代の思い出です。
2011年2月18日、双子の赤ちゃんたちは生後半年を迎えた頃で、お母さんパンダの良浜と一緒の母子同室展示でした。
パンダランドのインフォメーションボードに描かれた『ふたごの見分け方』
海浜・陽浜はよちよち歩きから、木登りができるようになり、室内に1本しかない木を巡って揉めています。
どうやら、お兄ちゃんパンダの海浜が争奪戦に勝利したようです。
海:やだ!
陽ちゃん、強行突破を試みますが、
海:じぇっ~たいおりないもんね!
陽:うぐっ~
いつもはマイペースで一人遊びも好きな陽ちゃんですが、こんな時はやっぱりママのところへとんでいきます。
陽:まぁまぁ~、海くんがいけないの~
良:よしよし
良:じゃあ、ママと一緒に竹を選ぶ練習でもしましょうかね
パンダにとってタケ選びは大切なことなのよ
それでもやっぱり木登りがあきらめきれない陽ちゃん
木の根元にしがみついて恨めしそうです。
陽:あたちだって木登りちたいよぅ~
どうやら、海くんは木の上でお昼寝タイムに突入したらしく反応なし。
陽:海くんが~(涙)
良:お兄ちゃんには、ママが後でお尻ペンペンしておくからね。
さぁ、もうおうちに帰る時間よ。
展示終了予定時刻をすぎ、良浜と陽浜はバックヤードに戻ってしまい、室内には海浜だけ。
やっと、目を覚ました海くん
海:ママがいないみたいだけど。。。
注)この頃の海くんは『ママ命』といわれるほど、ママの後を追いかけ回す日々。
海:あれれ、ママたちどこへ行っちゃったのぅ(涙)
と、そこへスタッフのお姉さん登場。
ス:海くん、いつまでも木に登っていたらダメでしょ。
もうバイバイの時間すぎちゃったわよ。
海くんは、お姉さんに連れられてあっけなく「強制収容」されてしまいました。
よく見ると、さっきまで不安そうだった海くん、お姉さんに抱っこされてなんだかうれしそうにみえますね。
そういえば、この子たちのお兄さんである永浜もちびっ子の頃、ひとりでは高いところから下りられないふりをしてお姉さんに助けを求めるなんてことがよくあったような・・・・
赤ちゃんパンダ時代の海浜と陽浜は、何かにつけてよく揉めていたようですが、双子ならではの息のあった行動を見せたシーンは、以前このブログでもご紹介。(クリックするとご覧いただけます)
海浜&陽浜の妹パンダ優浜は双子じゃないので、ママを独り占めできるかわりに遊び相手がいないのがちょっと可哀相。その優浜ももうすぐ1歳の誕生日ですから、子どもが大きくなるのは早いですね。
台湾で初めての赤ちゃんパンダ誕生!リーリーの兄パンダがパパになりました [パンダ]
★台北市動物園の“新米ママ”パンダ・圓圓★
(2011.10撮影)
台北市動物園のパンダ・円円(8才、台湾名:圓圓)が7月6日に台湾で初めてとなる赤ちゃんパンダを出産しました。
★パパは、リーリーの兄パンダ團團★
父親となったパンダは、団団(8才、台湾名:團團)ですが、2008年に四川省からやってきたこのカップル、今年は自然妊娠に失敗したため、人工授精を行ったところ今回の赤ちゃん誕生になったとのこと。
私は、2011年10月の台北旅行でこのカップルに逢っているのでとても嬉しいニュースです。赤ちゃんがすくすくと成長し、愛くるしい姿を見られる日が楽しみですね。
上野のカップルの赤ちゃん誕生は今年はなさそうなのですが、台湾のカップルも臥龍出身。上野のパンダさんたちの1年先輩で、しかも日台の♂同士は同じ父親をもつ異母兄弟です。
(♀同士の父親も同じ琳琳という説があるのですが、リーリーとシンシンの2頭を育てた飼育研究員の手記「リーリーとシンシン」によると、シンシン(仙女)の父親は芦芦と書いてあります。)
台北旅行のことは、このブログでも以前ご紹介していますが、台北のパンダさんたちのことを改めてご紹介したいと思います。
台北市動物園は、台北の最南端エリアにありますが、中心街からMRTに乗って約30分で最寄り駅に到着します。広大な敷地の園内はバスで移動できるとのことですが、私たちはパンダ中心に徒歩で見学しました。
10月中旬、平日の午前中に行ったので動物園は空いていました。
混雑時には入園券を買った後の入場ゲートが、「パンダを見る方」と「パンダを見ない方」に分かれていて、「パンダを見る方」のゲートから入らないと、パンダ舎見学に必要な「整理券」がもらえません。
また、1日の見学者数も制限されているので早く行って整理券をもらわないと見学出来ない場合もあるそうです。
園内は、亜熱帯の植物が多く南国ムードです。
混雑時には整理券に書かれた時間にパンダ舎の列に並ぶようになっていますが、この日は整理券なしで入場できました。
屋外の放飼場もありますが、10月とはいえ台北は気温が高いので、パンダさんたちは左手の奥のドーム内にいました。
エアコンで快適な展示室がある1Fには、パンダの生態などの展示スペースもあります。
手前の展示室にいたのは♂の團團
広いお部屋のインテリアは、書き割りの背景と熱帯植物で南国仕様。
そういえば、雰囲気がなんとなくリーリーに似ている?
インテリアは南国仕様ですが、タケが主食の標準食。
一人暮らしには広すぎるような室内展示室ですが、殆ど1年中終日室内展示になることを考えると丁度良い広さなのでしょう。
(いずこも同じですが、ガラス面への映り込みがかなりあります)
さて、奥の展示室にいるのは♀の圓圓
床に置かれた竹筒の中にオヤツのブドウが入っていたり、楽しみながら運動できるように工夫されています。
大きな切り株の上にオヤツのニンジンとリンゴを発見
ちゃぶ台に手をついて(?)お茶のみばなしに興じる台北の奥様
お客様のお相手が一段落したので「一服タイム?」
やがてどちらもお昼寝タイムに突入したので、2Fのお土産さんに向かいました。
食堂もありましたが、私たちは中心街に戻って遅めの「飲茶ランチ」をすることに。
デパ地下にある小籠包の超有名店でランチしましたが、遅い時間でもかなり混み合っていました。東京にも支店がありますが、やっぱり本場で食べたい!
台北市内にはお茶したいお店がたくさんありますが、ヨーロッパ風の洗練されたインテリアとサービスのスタイリッシュな茶藝館に行きました。
台北には日本でも人気の名物スイーツが色々ありますが、山盛りのかき氷にマンゴーなどのフルーツやシャーベットが豪快に盛られたスイーツは、台湾ならではのもの。
とても魅力的だったのですが、食べきれる量ではないので写真撮影のみで我慢。
前回の訪問時、私は胃腸が不調でグルメツアーを十分堪能できなかったので、パンダの赤ちゃんが公開されたらぜひもう一度行きたい!
実は台北市動物園は、パンダだけでなくコアラもいるのです。
残念ながら私たちの訪問時、コアラ舎が改装工事中で見学できなかったのですが、都心から近くて入園料も安いオススメ観光スポットです。
上野のパンダ・シンシン、8才になりました。お騒がせしましたがこれからもよろしくね! [パンダ]
妊娠の兆候が見られるというので展示休止となっていた上野のパンダ・シンシン、今年こそ元気な赤ちゃんを!と期待していましたがどうやら「偽妊娠」の可能性が高いとの公式発表。
♂リーリー:いやぁビックリしたね。
赤ちゃんが生まれると思ってたのになぁ・・・・
♀シンシン:なんかお騒がせしちゃったかしら?
♀シンシン:どうやら気のせいだったみたいなのよね。
ということで、7月2日からシンシンが再公開となりました。
翌7月3日はシンシンの8才の誕生日。
飼育係さんたちが作った特製パンダケーキと七夕の笹飾り。
編み込まれたハンモックに乗ったシンシンの足下には、鏡餅風のお団子と「シンシン」の文字をかたどったお団子ケーキが飾られていました。
隣室に出入りするシンシンも興味深そうに覗いていたそうです。
午後3時、シンシンにケーキがプレゼントされます。
大勢のお客様が見守りますが、シンシンはこのケーキをうまく食べられるのか?
ケーキがいったんバックヤードに下げられました。
シンシンが食べやすいようにかき氷風にアレンジされて再登場。
扉が開いて登場したシンシンはケーキめざしてまっしぐら・・・・
とりあえずかぶりつく・・・・
お団子を手にしたようです
「祝八才」と書かれていたうすいお団子の「祝」の部分を両手で大事に抱えお客様にポーズ
シ:おいしい~
シ:そういえば、リーリーもお団子もらったのかしら?
(「八才」の部分と鏡餅のお団子がリーリーにもおすそ分けされたそうです)
先週まで約1ヵ月の間、一人営業で頑張っていたリーリー。
この日は、シンシンのお部屋の前にいつも人だかりができているので、なんだか不思議そうにじーーっと見ていました。
さて、シンシンの豪快な食べっぷりをご覧ください
(パンダが転がり落ちました)
氷の中をかき回して「宝探し?」
ガラス越しに隣の部屋のシンシンの様子を見守る飼育係さんたち。
力作の特製パンダケーキがシンシンに喜んでもらえてホッとされたのでは。
春からずっと、シンシンの体調管理に大変なご苦労をされたていたのに「偽妊娠」らしいというので、飼育係さんたちのお疲れも心配ですね。
(まだまだ注意深く体調を見守っている日々です)
ようやくパンダのお団子を手にしました。
パンダケーキの残がい。
見事な食べっぷりのシンシン、やっぱり妊娠してないのかな。
シ:「赤ちゃんいないの?」って訊かれてもねぇ・・・・
シ:パンダの妊娠はね、生まれてみないと分からないらしいの
シ:久しぶりのハンモック、楽しいわ
リ:シンシンが元気ならまたいつかチャンスがあるでしょう。
どうぞ長い目でみてやってくださいな。
シ:ってことでこれからもどうぞよろしくお願いしま~す
パンダのリーリー、パートナーの不在を埋めるパフォーマンスで絶賛営業中 [パンダ]
6月4日から上野のパンダ・シンシンは、出産の場合に備えて公開を休止中ですがパートナーのリーリーは通常営業。
「毎日ぱんだ」さんのブログ情報などにより、最近のリーリーは普段使わない小さな運動で展示されていたり、シンシンの使っていた運動場でハンモック遊びを楽しんでいるというので、私も様子を見に行きました。
空梅雨気味の東京は、先週末も好天に恵まれ上野動物園は家族連れなどで大賑わい。
西園の方に用事があったのですがパンダ舎の前を通りかかると、大勢のお客様が上の方を見上げていて時折歓声があがります。
何事かと思えば、リーリーが樹上のパフォーマンスを披露中でした。
木の枝が大きくしなうたびに細い枝が折れてリーリーが落下するのではないかとハラハラしながら見守る観衆の心配をよそにリーリーはマイペースで木登りを堪能。
臥龍時代の飼育員さんによると、リーリーは子パンダの頃から高い塀登りに挑戦したり、園内の高い木のてっぺんをめざすのが“趣味”だったといいますからこの程度はリーリーにとっては何でもないことのようです。
この日のリーリーは普段シンシンが使っている広い運動場にいました。
午前中にはハンモック遊びもしたようですが、私は目撃出来ませんでした。
気温が25度を超えると屋外展示はパンダにとって厳しい環境と聞きますが、この日は午後3時まで屋外で過ごしていました。
涼を求めてプールに浸かるリーリー
身体を丸めているとシンシンの後ろ姿に似ている?
ガラス面への映り込みがきついのですが、なんとなくリーリーがオトメンチックに見えます
お客様と対話しながら(?)タケを持つ右手(前肢)の仕草がエレガント
お待たせ!3時過ぎからエアコンで快適な環境の室内へ移動。
本日も大好物のタケノコを食べられて気分よさそう
本日の運勢占い中(?)
赤ちゃん生まれるかな。。。。
リ「シンシン、どうしているかなぁ」
リ「おーいシンシン、元気かい?」
と挨拶しながら(?)○んちをポトリ・・・・
さて、用意された食事を殆ど食べてしまったリーリー
リ「おねえさん、タケ大盛!大至急で追加ね」
この日、上野パンダ大使である7人の子どもたちによる「ジャイアントパンダけんきゅうレポート」の完成お披露目がありました。
子どもたちの目線から伝えられたパンダのひみつがリーフレットにまとめられました。
私も知らなかったパンダのひみつが載っていました。
パンダには長くて鋭いツメがあり、ツメを使って上手に木に登ります。
でも長く伸びてしまったツメはどうするのか?
飼育員も大人のパンダと同じ空間に居るのは危険なので、長くなってしまったツメを切ってあげられません。
パンダのツメは切ってあげなくても、自然に先が剥がれて短くなるんだって!
《おまけの映像》
上野公園は桜の名所ですが、今の時期はあじさいがきれいにく咲いていました
上野のパンダ・シンシン、暖かいまなざしに見送られていざ産休へ・・・・今年は夢が叶うかな? [パンダ]
シ:お腹に赤ちゃんがいるのかって?
それは、まだヒ・ミ・ツよ。
上野のパンダ・シンシンが妊娠・出産になった場合に備えて6月4日から一般公開休止中です。
パンダの妊娠は外見からわかりにくいだけでなく、偽妊娠ということもあるので出産間際になるまで判定できませんが、昨年の初出産が悲しい結果になってしまったので、今年は早め早めの対策がとられているようです。
シンシンは、しばしの見納めということで、先週は人出が少なそうな平日に会いに出かけたのに、家にいても落ち着かず一般公開最終日のラスト営業も見届けに行ってきました。
同じようなお気持ちの方が多かったらしく、日曜日のパンダ舎は大賑わいで、多くのパン友さんたちと一緒にシンシンにエールを送ることができました。
《ラスト数日前、平日午後のシンシン》
★傘をさして(?)台の上でお昼寝中のシンシン★
★通路でつまみ食い?★
餌交換の時間になってもシンシンが起きてこないので、通路に餌が投入されたようです。
いつもは餌交換時に待機する狭い通路にシンシンは座り込んでお食事中。
ストレスを感じないように、シンシンの居場所はシンシンまかせ?
★木にしがみついて(?)休息中のシンシン★
シンシンの公開休止発表から数日後の平日午後、雨模様のパンダ舎前は遠足・修学旅行などの幼稚園児や中学生も多くいつもの平日よりも賑わっていましたが、シンシンは元気そうにマイペースで気ままに過ごしていました。
★シンシンに興味津々の園児たち★
シ:あら、あなたたち遠足?
どこからいらしたの?
シ:この間ね、ローランドゴリラに赤ちゃんが産まれたんですって
シ:私も可愛い赤ちゃんが欲しいわ・・・・
シ:パンダはね、赤ちゃんがお腹の中に居てもお腹が大きくならないし、赤ちゃんが産まれるかどうかもなかなかわからないのよ。
(黄色い帽子のおともだちたちとこんな会話をしているように見えました)
★水飲みシンシン、水に映る自分と対話中?★
★ハンモックの下でスヤスヤ★
夢の中で子パンダと遊んでいる?
以前はかなり激しい動きのハンモック・エクササイズに熱中していたシンシンですが、最近は動きもゆったりで休息時間が長くなっているとのこと。
笑顔が多いシンシンですが、時にはワイルドな表情を見せることも
★パンダ傘を横に置いて歯磨き中?★
今年のシンシンは妊娠の兆候が見られると発表された後も、昨年より元気なように見えます。
参考:《2012年6月下旬撮影のシンシン》
昨年、公開休止前のシンシンはいかにも身体がだるそうで元気がなく、いつものスマイル・サービスもありませんでした。
最近のシンシンは、タケの摂食量が減少しているそうですが、毛艶もよく、昨年よりも体調がよさそうとのことです。もし妊娠している場合、早ければ6月中にも赤ちゃん誕生のニュースが届くかもしれません。
《シンシン公開休止直前
日曜日夕方のパンダ舎》
シンシンはいつものように自由に気ままに営業中かと思いきや。。。。
なんだか痒くてたまらないの・・・・
晩ご飯、大好物のタケノコGET!
シンシンはお客様の目の前で幸せそうに美味しそうにタケノコを食べてくれました。
今年の春のタケノコですが、栄養価が高いということで明らかにシンシンに多めに食べさせているように思われます。
(実はリーリーもタケノコ大好きで、早くタケノコを食べたくて大暴れすることもあったようですが、多分その事実を知りません。でも、知らない方が幸せなことってありますよね)
日曜日夕方のリーリーは、最近シンシンの展示室前で釘付けになるお客さんが何やら多いことに感づいた様子で、あらん限りのアピールをしていました。
★台に上って電球チェック中?★
ついでに、壁に「盗聴器」などが仕掛けられていないかもチェック?
★入浴しながら足の裏の匂いを嗅ぐ★
リーリーの入浴姿は中年男の雰囲気が滲み出ていたりして共感されるのか秘かに大人気ですが、ふかふかのフエルトのわらじみたいというリーリーの足裏もマニアの間で人気上昇中。
入浴中に頭をかきむしったり、さらには大きな体をたたんで「やぐら潜り」などもしてみせたのですが、動きがとても早くて撮影出来ず。
★壁際でやさぐれるリーリー★
そんな必死のアピールにもかかわらず、お客様はシンシンの展示室前に大集結。
一体何が起きているかわからず悲しそうなリーリー。。。。
(「心配しなくても大丈夫。シンシンが休みの間はリーリーがお客様の視線を独り占めできるのだから」って、リーリーに伝えたかった!)
パンダ舎の営業時間終了が迫り、写真撮影もままならない大混雑に。
シンシンにエールを送りたいお客様が展示室の前を埋め尽くし、シンシンは何かを感じたかのようにずっと正面を向いて営業。
シ:皆さん、私のために集まってくださってありがとう!私は元気ですから安心してね。
妊娠しているかどうかまだ分からないけれど大事をとって休ませていただきます。
シ:またお会い出来る日までごきげんよう!
静かにシャッターが下りてくるのを女性警備員のKさんもお客様と一緒に見守ります。
Kさんからは
「本日のご来場ありがとうございました。
しばらく皆様とは会えなくなりますが、シンシンのことをこれからも暖かく見守ってください」との挨拶があり、思わず涙目になりそうな方も・・・・
でも、パン友さんの一人が見せてくれたライブ中継の画面で、下りたシャッターの向こう側には確かにシンシンがいることがわかりなんだか安心しました。
偽妊娠という可能性はまだありますが、NHK・TVに出演した福田副園長の「今できるベストのことをひとつずつ積み重ねていけば必ず道は拓ける」という言葉が耳に残ります。
何はともあれ、シンシン、リラックスして元気で過ごしてね!
パンダのシンシン、タケノコを堪能しハンモック・エクササイズ(?)で腹筋を鍛える日々 [パンダ]
リラックスポーズでカメラ目線
長い長い横笛はどんな音色?
水飲みシンシン「私って可愛い?」
鏡?「勿論デス。特ニ左前足ノポーズガ可愛イデスヨ」
さて、おとぼけリーリーの愛妻シンシンは、恋の季節が終わった後もまだまだ続くリーリーの熱いまなざしをさらりと受け流し、マイペースな日々を過ごしているようです。
今年も赤ちゃん誕生が期待されるシンシンは、相変わらず食欲旺盛で、硬いタケもバリバリ食べていますが、やわらかくて甘い旬のタケノコは大好物。
シ「タケノコを食べるときは、口を大きく開けて、がぶっとかぶりつくのが一番ね!」
シ「おいしいタケノコ、中国のお母さんにも食べさせて上げたいな」
シ「薄く切ったタケノコも結構いけるわね」
シ「私のタケノコ見せて上げるわ。日本のタケノコっておいしいのよね」
タケノコは栄養分も多いということでシンシンにはリーリーよりも多めに出されているのでは?という噂もあります。
スタッフ手作りのハンモックの中にはおやつのニンジンなどが隠されています。
シ「高いところに登ると気持ち良いかって?」
パンダは危険から身を守るためにも小さい頃から高い木に登る練習をする。
コパンダも登るのは好きだけど下りるのはやや苦手?
でもシンシンは苦手でもないらしい・・・・
パンダは頭に血が上らないのかな?
★☆シンシンのハンモック・エクササイズ★☆
頭から突っ込む形でよじ登ったハンモックの上で、上向きになり大きく上体をよじる
ハンモックの上で激しく体を動かす
シンシンが体を丸めて動くとハンモックがしなる
足でしっかり掴まったまま頭だけハンモックから出す
足だけを残してハンモックからぶら下がった状態のシンシン
片足の先だけで掴まりながら櫓の上に着地。
一連の動きを見ていると、かなり腹筋を使ったエクササイズ?
(中国曲技団の演技で見たポーズに似ているかも)
最近のシンシンは、ハンモックを使ったオリジナルのエクササイズや木登りなどで、自主的に足腰などを鍛えているようにみえますが、高いところから落ちて怪我でもしないかと見ている方がハラハラすることも。
閉店のシャッターが下り始めたので、お食事中のシンシンに「バイバイ」と手を振ったらこっちを見てくれました。
GWの営業は、時間が長いし、お外に出られなくて退屈かもしれないけど頑張ってね!
上野のパンダ、『旬のタケノコ祭り』を楽しみにGWも残業で頑張る(♂おとぼけリーリー編) [パンダ]
今年のGWは“新緑の候”とは思えない記録的な冷え込みの日本列島です。
メディアでは大型連休で海外旅行を楽しむ人が増えたという報道もありますが、近場でささやかなレジャーという方も多いのでは。
GWの期間中、上野動物園は開園時間を通常より1時間延長し、パンダ観覧目当てのお客様に対応しています。パンダさんたちはいつもより長時間営業の『残業パンダ』でややお疲れのようですが、この季節のお楽しみはパンダさんの大好物タケノコ。
パン友さんたちのブログ情報によると、上野動物園では、連日色々な種類のタケノコが出されているようですが、特に、タケノコグルメのリーリー(♂)は、タケノコがなければ夜も昼もないようなご執心ぶりとか。
そんなリーリーがタケノコを食べる姿を間近で見たくて上野に出かけました。
★☆4月某日午後3時、リーリーの部屋の最前列で待機★☆
4月中旬頃からタケノコが出ていたのですが、タイミングがあわず、この日ようやくリーリーにタケノコが出されるのを目撃。
半割にしたタケノコが床に置かれています。
目の前でリーリーがかぶりつく瞬間を激写(?)しようと待ちかまえていたら。。。
なんということでしょう、くるっと回って私にお尻をむけてタケノコを食べ始めたのです。
第一ラウンドは見事なフェイントでかわされました。(涙)
リーリー「ボクがタケノコ食べる顔を見たかったらまた来てね」
“裏を返せ”とのメッセージに応えて、翌週もリーリーを再訪。
★☆4月某日、午後4時半の餌交換にスタンバイ★☆
3時に大好きなタケノコが出なかったため、怒り心頭(?)のリーリーは、飼育員さんに何度も猛アピールしていました。
さて、4時半過ぎ、願いが叶って晩ご飯に待望のタケノコが出てきました。
リーリー、良かったね!
お客さんの方に戦利品の(?)タケノコを見せびらかしながらご機嫌なリーリーです。
新鮮なタケノコの香りも楽しみながら、最後までおいしくいただくリーリーの幸せそうな表情に見ている方の心も和みます。
★☆連休の谷間、平日のリーリー★☆
GWの混雑対策のため、週末の3日間は終日室内展示となったパンダさんたちは時間外営業も頑張りましたが、連休の谷間には屋外に出ることができました。
室内展示では、一部の観客からのフラッシュ攻撃もありストレスが溜まっていたのでしょうか、この朝のリーリーはなかなか活動的だったそうですが、私が訪れた午後のリーリーはとても穏やかでした。
リーリー「今日はお客さん少ないんだね」
お疲れモードのリーリーはぐっすりお昼寝
午後4時過ぎの室内展示場
リーリー「飼育員さ~ん、風呂上がりにタケノコ1本よろしくね!」
リーリー「はぁ~、なんだか今日は疲れたなぁ・・・・」
※実はこの日午前中のリーリーは、高い運動能力を存分に発揮して、最高地点まで木登りしたり、ダイビングしたり大暴れだったとのこと。
午後4時半頃、愛しのタケノコとご対面のリーリー
隣室から覗いていたのか、一目散にタケノコへ・・・
何とも幸せそうな様子でタケノコをほおばるリーリーです。
こんなに嬉しそうに食べてもらえるなんて、タケノコも本望でしょう
リーリー「本当にうまいタケノコだね。寿命が延びるよ」
この日は、お客様がとても少なく、閉店間際のパンダ舎には10人足らずのみ。
警備員の方から、「せっかくだから前列でご覧になってください」と声をかけられたほどです。
パン友さんのMちゃんと一緒にタケノコグルメのリーリーを堪能しました。
帰り際に、Mちゃんがリーリーに向かって「バイバイ」と手を振ったら、なんとリーリーが挨拶を返してくれました。
リーリー「また来てね。待ってるよ!」
私たちは幸せな気分でパンダ舎を後にしました。
《オマケ?の映像》
※パンダの排泄物にご興味のない方はスルーしてください
①出るものは止められない
屋外展示場で連写していたら、リーリーの前のお客様たちから失笑が。。。
リーリーの足の間に注目です。
②タケノコ効果?
タケノコの原形をとどめたモノがバサバサ落ちてきた
「参考資料」:
通常のはこんな姿で、ほのかにタケの香りが・・・・
今年の春、上野は『パンダの恋の季節』も『桜とパンダ』も駆け足・急ぎ足 [パンダ]
今年の冬は記録的な寒さが続くので春到来も遅いと思いこんでいたら、一転して3月初旬からの記録的高温により桜前線が一気に北上。首都圏では、あまりに早い満開の桜に各地の「桜まつり」が『葉桜まつり?』になってしまったり、職場の花見では、新入社員という場所取り要員が間に合わない珍事(?)も。
都内有数の桜の名所・上野公園に住むパンダさんたちも、今年は桜の開花より一足早くカップリングが成立し、お花見とパンダ観覧が一緒に楽しめるというので春休みの家族連れなどで連日大混雑でした。
満開の桜と週末が重なる日の混雑を避け、休暇をとっていた娘と一緒に3月22日の昼下がりに上野まで出かけました。
「桜とパンダ」のコラボ写真に挑戦のはずだったのですが・・・・・・
ぽかぽか陽気の上野公園は花見客で埋め尽くされ大混雑。
上野動物園のパンダ舎にも大勢のお客様。
しかし、リーリーの運動場の前には人影なし。
パンダ舎横の桜の木を背景にリーリーの写真を撮りたいのですが・・・・・・
リーリーは、奥の方で“行き倒れ状態”で爆睡中。
シンシンは、営業スマイルをふりまいて春休みの子どもたちや外国からのお客様を接客中。
シンシン、何やら楽しそうに電話中?
中国にいるお友達と『恋ばな』に花が咲いているのでしょうか。
Q:どんなお話しをしていたのですか?
A:あらぁ、そんなことぉ。。恥ずかしくて言えないわ・・・・・・
そうこうしている内に、シンシンもお昼寝タイムに突入。
やがて2頭とも室内展示場へ移動となってしまい、「桜とパンダ」のコラボ写真計画はあえなく頓挫。
外の喧噪よりは静かな動物園内の桜も満開。
好天に恵まれたこの日は、小さなお子様連れや車椅子のお客様ものんびりお花見を満喫していました。
予想以上の混雑と、思い通りの場所でポーズをとってくれないモデルさんたちのリアクションでもくろみはあえなく失敗。
当初からの予定通り東京都美術館で開催中の「グレコ展」へ向かい、“一度見上げたら、忘れられない”『無原罪の御宿り』などを鑑賞し、静かな館内レストランでティータイム。
美術館は夜八時までの延長公開の日だったのですが、夕方から美術館を訪れる人は殆どいませんでした。
街路灯のみで若干薄暗いけれど満開の桜で盛り上がる花見客を取材中のTVクルー。
上野観光連盟のぼんぼり点灯が間に合わなかった夜桜をちょこっと鑑賞して帰宅しました。
さて、週明けの月曜日、「桜とパンダ」のコラボ写真のリベンジに。
どんよりと曇り、昼前には氷雨が降りだすあいにくの空模様でしたが、上野は駅構内から花見客などで大賑わい。
上野公園の桜並木は黒山の人だかり状態ということで、動物園内の桜を見て歩くことにしました。
桜をバックにパンダの親子像と一緒の写真撮影が定番。
ようやくシンシンが桜が見えるやぐらの上に、
と喜んだら・・・・・・
リーリーは機嫌良くひとりで営業中。
背の高い木の間から隣地の桜がうっすら見える。。。
トリムでズームした「桜とリーリー」
桜の色がいまいち白っぽいですが・・・・・・
雨の中、粘っていたら、シンシンが営業再開
なんとか「桜とシンシン」の写真を撮影
リーリーの運動場の隣地の桜は背が高い
リーリーの運動場の桜のカーペットはまだ薄い
雨が本降りになり、あまりにも寒いのでパンダ舎から撤収することにしました。
動物園西園からみた不忍池と弁天堂の桜
雨に濡れた緑が鮮やか
上野動物園正門前の「パンダポスト」
このポストに投函した郵便物にはパンダのスタンプが押印されます
《オマケの映像・・・目黒川の桜・中目黒から上流へ》
(2013.3.22撮影)
パンダの町・白浜で楽しむ『冬の温泉グルメとパンダ三昧の旅』備忘録(その2) [パンダ]
(前回の記事の続きです)
◆2010年1月:2回目のアドベン訪問、
真冬の白浜訪問が定着◆
中国に旅立つ前の幸浜に別れを告げるため、JALの特典航空券とネット限定格安宿泊プランというお財布にやさしいプチ贅沢の旅。以後もこの時期ならではのお得なプランが定番に。
1歳半になる双子のコパンダ梅浜&永浜のやんちゃでかわいい仕草に釘付けとなり、すっかり成長した双子の愛浜&明浜にも再会。
今回の双子のコパンダのお母さんは、お転婆娘だった良浜で、血縁関係のない義理の父との交配ということになりますが、パンダ界的には問題ないとのこと。
残念なことに、良浜の出産からまもなく、アドベンのパンダファミリーを造り上げた梅梅かあさんが病気で亡くなっていました。
《コパンダの可愛さには誰も勝てない》
梅浜&永浜は、ミルクタイムや収納時には、スタッフのお姉さんに甘えてわざと手こずらせたり、二人で仲良く遊んでいたかと思えば何かとやり合ったり、幾ら見ていても飽きません。
3年ぶりのアドベン訪問でしたが、パン友さんたちのブログでパンダファミリーのエピソードなどを常にチェックしていたので、パンダさんたちの行動や性格がすぐに理解でき、パンダさん同士の会話が聞こえてくるような感覚で観覧しました。
《ナイスなキャラの双子、姉・愛浜&弟・明浜》
美少女・愛浜とおとぼけ明くん、3歳のふたごたちは大の仲良しですが、愛ちゃんのことが大好きな明くんは時々しつこく絡みすぎてしまうようです。
白浜名物『パンダ団子』(愛&明)
《大人への旅立ち直前のイケパン・幸浜》
早春の旅立ちが予告されていた4歳半の幸浜は、あどけない表情が見える時があれば、貫禄十分の風格が感じられる時もあるお年頃。
おだやかな性格で自分より小さなきょうだいたちを常に気遣っていたというやさしいお兄ちゃんパンダは、成都でも後から旅立ったきょうだいたちを遠くから見守ってくれていることでしょう。
パンダ以外にも、ホッキョクグマやペンギンの赤ちゃんたちと対面し、アルパカなどにもふれあう充実の1泊2日でした。
ホッキョクグマの赤ちゃんはまるでクマのぬいぐるみ
★オーシャンビューの広い部屋の窓一杯に広がる美しい夕陽を楽しみ、梅樽の露天風呂や『アワビ踊り焼きと伊勢エビたるたる焼き2大グルメプラン』を満喫。
夕食メニュー:
うつぼと胡瓜の和え物、鮪・鯛・しらさ海老のお造り、鰈あんかけ、マナガツオオレンジ焼き、伊勢海老タルタル焼き、鮑残酷焼き、海老天ぷら、蛸の酢の物、釜飯など
2010年の詳しい旅行記はこちらの二つの旅行記をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10421853/
http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10422610/
◆2011年2月:双子の赤ちゃんパンダ海浜&陽浜と
良ママの貴重な3ショットに釘付け◆
生後半年は、赤ちゃんパンダのベスト見頃ということで、ちょこまか動き回るちびっこたちの姿を追いかけ、母子3ショットという貴重なシーンを激写?
《双子の赤ちゃんの子育ても余裕の良ママ》
「おっぱいたくさん飲んで大きくなるのよ」
陽「まぁまぁ、あたちも木登りしたいよぉ・・・・」
海「やだもん、下りないよ」
良「まぁ、しょうがないお兄ちゃんね」
思い思いの場所でお昼寝中の母と子
《双子はいつでも仲良し?
・・・・梅浜&永浜》
2歳半となった梅浜&永浜は仲良し2ショットを見せてくれましたが、体重で優る梅浜とくらべると永浜はひとまわり小柄なので見る角度によってはとても双子には見えないかも。
白浜名物『パンダ団子』(梅&永)
《愛浜&明浜、
しあわせパンダファミリーの輪を広げてね》
お年頃になり、旅立ちも近いかと思われた双子の愛浜&明浜たちは、離れていることが多かったように思います。
美少女愛浜
コミュニケーションの達人・明浜
★パンダ三昧の後は、創業300年の宿で、古代の女帝たちも愛した源泉かけ流しの美肌の湯と南紀の美味を存分に味わいました。
夕食メニュー:
梅帆立、伊勢海老姿造り、地魚煮付け、車海老と緋扇貝の宝楽焼き、ローストビーフ、クエ小鍋、道明寺蒸し、柳屋飯など
2011年の詳しい旅行記はこちらの二つの旅行記をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10548743/
http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10549635/
◆2012年12月:愛浜&明浜が白浜を去り、
梅浜&永浜はこれが見納めに◆
訪問予定日直前に突然発表された愛浜・明浜の旅立ちで一抹の寂しさを感じつつ訪問したアドベンですが、クリスマスモードの園内で生後4ヵ月の赤ちゃんパンダ優浜のよちよち歩きの姿に癒されました。
4歳の梅浜&永浜も大人への旅立ちに
ほんの数日前までそこにいた愛浜・明浜が既に中国へ到着したことを知り、梅浜&永浜の旅立ちも近いらしいという噂を耳にし、彼らが一緒に並ぶ姿を精一杯目に焼き付けた二日間でした。
(昨年12月のこちらの記事でご紹介しました)
良浜「私の初めての子どもたちと離れるのは辛いけど、
ママとしてまだまだ頑張るわよ」
永明「私ももちろん頑張るよ」
その後、私の予想よりもずっと早く、2月26日に梅浜・永浜も旅立ってしまいました が、スーパーお父さんの永明さんと良浜ママの相性はよいので、次の繁殖を期待したいところです。
《天性のサービス精神でアドベンを盛り立てる?
・・・・海浜&陽浜》
★娘がこだわって選んだ客室露天風呂付きの宿で、海の幸を堪能しプチVIP気分を味わいました。
夕食メニュー:
いさきの姿造りと白浜の地魚のお刺身、鯛蕪蒸し、伊勢海老サラダ巻き、鮑炭火焼き、クエ小鍋、鮭茶漬けなど
2012年の詳しい旅行記はこちらの二つの旅行記をご覧ください。
http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10750316/
http://4travel.jp/traveler/pandafuldays/album/10752234/
オマケの映像
《梅ちゃんは大人になってもまんまるなんです》
(2010.1月)
(2012.12月)