あったかお鍋が恋しい季節・・・マイブームはきのこたっぷりの「せんべい汁」 [食べること]
★スープを吸ってくにゃくにゃになった南部せんべい。
この感触が病みつきになる?
あたたかいと思っていた10月ですが、朝晩吹く風はほおに冷たく北海道では初雪の便り。今年の秋は駆け足で走り抜けそうそうです。
あつあつお鍋がなによりのご馳走という季節到来ですが、最近のマイブームはきのこをたくさん入れて作る「せんべい汁」。先日開催されたB級ご当地グルメの日本一を決める第5回B-1グランプリ大会で3位(ブロンズグランプリ)を獲得した「八戸せんべい汁」を自己流レシピで作るのです。
★昨年末、信州・原村リングリンク・ホールのパーティでも
大鍋で作った「せんべい汁」はおじさまたちに大好評。
「せんべい汁」の存在については、SNS仲間が一昨年秋みちのく旅行に行ったときの旅行記で初めて知ったのですが、南部せんべいがあまり好みでないためその時はスルーしていました。しかし、昨年になって旅先で食べた「せんべい汁」に感動した彼女がネットでお取り寄せしてまで食べているという書き込みがありました。岩手の南部せんべいの中途半端な薄甘い味とは別物の、小麦粉と重曹に薄い塩味だけのシンプルなせんべいを比内地鶏のスープに煮込むというのです。
秋田の比内地鶏のスープで作る「きりたんぽ」が好きな私はこれで俄然興味がわきました。
とはいえ近くの店でみかけることはなくネットでお取り寄せすることも忘れていた昨年の秋、近くのスーパーの東北みやげ企画の折り込みチラシで「せんべい汁」を発見し、すぐ買いに行きました。
早速パッケージのレシピを頼りに作って見たのですが、具材の選定が甘かったのか少し物足りない感じで家族の評判はイマイチ・・・。
本場で一度も食べていないので本物の味がわからないのが困りましたが、生協の共同購入でもみかけたので人気メニューらしいと確信して、ネットで公開されているレシピなどを参考にしながら自分好みの味を研究(ちょっと大げさ?)。
★市販の「せんべい汁」に添付されているスープでは、
スープ2袋で水800CCと書いてあるが、鶏肉やきのこ、
好みの野菜など具をたくさん入れて大鍋で作る場合、
だし汁や市販の「比内地鶏のスープ」を足す。
★鶏肉にはささがきゴボウと糸蒟蒻が良く合う。
このふたつは我が家では外せない具材。
★粘りの強い小麦粉を使ったせんべいは、割入れてから
必ず7-8分以上煮て柔らかくなった時が食べどき。
(長時間鍋に放置すると、びっくりするほど膨らんで
ふにゃふにゃになるのでその場で食べきれる量だけ煮る)
★もちろん、できあがった「せんべい汁」を視覚的に
引き立ててくれるのは私のお気に入り
“箱瀬淳一先生作の赤いお椀”。
★だしの味が足りないときは、後からでも
鍋にいれられる「ぽんとだし」が便利。