ドーハ(カタール)でのサッカーW杯最終予選、深夜のTV中継に釘付け [サッカー]
(先制ゴールを喜ぶ田中達也と長谷部)
サッカー日本代表が、2010年サッカーW杯南アフリカ大会に向けての最終予選・カタール戦にFW田中達也の先制ゴールなどで3-0の快勝。私と娘は、日本時間深夜1時半、中東カタールのドーハでキックオフの試合を応援するためテレビの前に座りました。
(前半19分、田中達也の鮮やかな先制ゴール!)
(後半開始早々の47分、玉田のミドルシュートが決まり2-0)
(68分、この日はDFラインを死守した闘莉王がセットプレーからだめ押しの3点目)
カタールのドーハといえば、1993年のアメリカ大会最終予選での悲劇的結末が思い出されますが、この試合を前に主力選手が相次いで怪我による離脱、これまで日本はカタールに勝てなかったなど不安要素が一杯だった日本代表が久しぶりに良い試合をしたので、真夜中のテレビ中継に釘付けになってしまいました。深夜の放送にも拘わらず、テレビ朝日の番組平均世帯視聴率は10.0%でした。(関東地区、このほかに同時間帯に放送されたNHK衛星放送を視聴した世帯もあります)
最終予選全8試合中の3試合目ですが、10月15日のホームウズベキスタン戦ではまさかの引き分けで、“この試合に負けたら岡田監督は更迭?”などとマスコミに書かれるほど“絶対に負けられない戦い”に勝利したのでサポーターとしてもやれやれです。
(10月のウズベキスタン戦、場内が一番沸いたのは和田アキ子の君が代?)
(ホームでまさかの引き分け。大観衆からブーイング)
ウズベキスタン戦は、最近不人気といわれる代表戦のチケットが久々に前売りで完売し、55,142人が平日夜の埼玉スタジアムで応援したのですが、“この日一番沸いたのは、和田アキコの君が代斉唱?”などと揶揄されるほど不甲斐ない試合に、試合終了時は場内から大ブーイング。スタジアムで参戦した私と娘は、あまりの混雑で場内外のお弁当が品切れとなりひもじい思いをしながら応援したのにガッカリでした。
最近の日本代表には我らが浦和レッズからも常に数人の選手が招集されますが、9月のバーレン戦は、3-2で勝利したものの、試合中にFW田中達也が足を痛めてしまいその後のリーグ戦を欠場。DF闘莉王や阿部勇樹もハードスケジュールで怪我がなおりきらない状態で試合に強行出場する影響もありリーグ戦で勝ちきれない試合が続きました。浦和レッズとしても多大な犠牲を強いられる代表戦なので、昨夜のように、レッズの選手たちが大活躍しての勝利はことのほかうれしく感じました。
(ピッチ内の監督?中村俊輔も足の状態をケアするために、来季は日本でプレー?)
(試合後の岡田監督、インタビューにも厳しい表情を崩さないまま)
とはいえ、最終予選はまだ残り5試合もあり、グループ2位以内をキープしないと南アフリカ行きに赤信号、気を引き締めて行かねばならない状況は変わりません。W杯最終予選、次の試合は来年2月11日のホーム・オーストラリア戦。6月17日のアウエイオーストラリア戦までタフな戦いの日々が続きます。
Jリーグは、残り3試合になった時点でも上位チームが勝ち点僅差の中にひしめく団子状態の混戦が続いています。既にACLに引き続き天皇杯にも敗退してしまった浦和レッズに残された優勝の可能性はJリーグ優勝のみ。今週末の清水エスパルス戦にはカタール戦で活躍した田中達也と闘莉王も合流出来る予定ですが、是非とも勝利し、昨年最終戦で掌からこぼれ落ちてしまったリーグ優勝という栄冠を今年こそ手にしたいものです。