SSブログ

上野動物園のパンダ「リンリン」、大往生 [パンダ]

167184216718441671845
(上野動物園のパンダは、いつも子供の人気者だった)

先ほど日本のパンダ愛好家にとって悲しいニュースが伝えられました。
日本国内で飼育されている最高齢パンダ、上野動物園の「リンリン」(オス、22歳7ヶ月)が、30日の朝、死んでいるのが発見されたので、ビデオの記録で確認したら午前1時56分に死亡していたそうです

「リンリン」は、つい先日、最近食欲が落ち、動きも鈍くなるなど高齢による体調悪化のため、展示をとりやめて治療に専念すると発表されたばかりでした。
22歳のパンダは、人間でいえば70歳以上という記事もあれば、80-90歳という記事もありました。記事によって、年齢にかなりぶれがあります。
どうやら、パンダの年齢の人間への換算は、あまり正確でないようです。
パンダの平均寿命は、19歳くらい。これまで観察された野生パンダの最高齢は26歳。人工飼育環境下では20-30歳で、最高齢は37歳3ヶ月。(「パンダの里から」による)

これにより、35年前の「日中国交正常化」を記念して中国から二頭のパンダが来日し、日本で最初にパンダが飼育された上野動物園からパンダがいなくなってしまいました。
日本で生まれたパンダの「ユウユウ」との交換で1992年に来日した「リンリン」は、はるばるメキシコなどに繁殖目的で出張するなど他の動物園のパンダとの繁殖を試みるも成功しなかったのです。

1671846
(南紀白浜のパンダ)
1671847
(ウイーンのパンダ)

中国は、絶滅が危惧される希少動物であるパンダを外交の切り札にしていると言われたりしていますが、子供連れの来園者がもっとも多くなるゴールデンウイーク中にパンダが死んでしまったというのはとても残念です。
“近く来日予定の 錦濤(こきんとう)総主席と福田首相の外交記念に、中国から新しいパンダ二頭を貸してもらえるように水面下で交渉中”などという話題がテレビの情報番組で語られたりもしていますが、どうなることでしょう。
今後のなりゆきが気になる話題です。


nice!(0)  コメント(1) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。