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上野動物園のパンダ「リンリン」、大往生 [パンダ]

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(上野動物園のパンダは、いつも子供の人気者だった)

先ほど日本のパンダ愛好家にとって悲しいニュースが伝えられました。
日本国内で飼育されている最高齢パンダ、上野動物園の「リンリン」(オス、22歳7ヶ月)が、30日の朝、死んでいるのが発見されたので、ビデオの記録で確認したら午前1時56分に死亡していたそうです

「リンリン」は、つい先日、最近食欲が落ち、動きも鈍くなるなど高齢による体調悪化のため、展示をとりやめて治療に専念すると発表されたばかりでした。
22歳のパンダは、人間でいえば70歳以上という記事もあれば、80-90歳という記事もありました。記事によって、年齢にかなりぶれがあります。
どうやら、パンダの年齢の人間への換算は、あまり正確でないようです。
パンダの平均寿命は、19歳くらい。これまで観察された野生パンダの最高齢は26歳。人工飼育環境下では20-30歳で、最高齢は37歳3ヶ月。(「パンダの里から」による)

これにより、35年前の「日中国交正常化」を記念して中国から二頭のパンダが来日し、日本で最初にパンダが飼育された上野動物園からパンダがいなくなってしまいました。
日本で生まれたパンダの「ユウユウ」との交換で1992年に来日した「リンリン」は、はるばるメキシコなどに繁殖目的で出張するなど他の動物園のパンダとの繁殖を試みるも成功しなかったのです。

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(南紀白浜のパンダ)
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(ウイーンのパンダ)

中国は、絶滅が危惧される希少動物であるパンダを外交の切り札にしていると言われたりしていますが、子供連れの来園者がもっとも多くなるゴールデンウイーク中にパンダが死んでしまったというのはとても残念です。
“近く来日予定の 錦濤(こきんとう)総主席と福田首相の外交記念に、中国から新しいパンダ二頭を貸してもらえるように水面下で交渉中”などという話題がテレビの情報番組で語られたりもしていますが、どうなることでしょう。
今後のなりゆきが気になる話題です。


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罵愚

 テレビも新聞も「胡錦濤 訪日」って表現しているが、これっておかしいと思う。日本の報道機関なら〝来日〟だろう。言葉を商売道具にしているのだから、商売道具は、もうちょっと大事にあつかってほしいものだ。
 それはともかく、いったいこの人なにしに来るんだろうか?両国のあいだに懸案が山ほどあるんだが、解決の糸口を見つけることさえも期待できない。日本側の要求を聞く耳をもっているとは想像できないのだ。だいいち、ホスト役の福田首相自身が、明日にでも首がとびそうな終末期総理だ。こんな総理と、まともな外交交渉は、成立しないだろう。悪くかんぐれば、臨終まぎわにたらしこんで、うまい遺言でもせしめようという魂胆だろうか。どう考えても、ほかに思い当たらない。
 反対に、日本の国民としては、なんのおみやげも期待していないのだが、聞かせてあげたい話や、見せてあげたいものはたくさんある。支那では見られないチベット国旗をたくさん振って、見せてあげようではないか。

by 罵愚 (2008-05-06 06:13) 

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