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6月は連日”未明の興奮”が続く、「EURO2008」 [サッカー]

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(EURO2008」のポスター:開催国スイスは予選で敗退)

サッカー&ヨーロッパ大好きの私は、EURO2008が始まった6月7日以降、毎日眠れない夜が続いています。ヨーロッパ時間との時差の関係で、好カードの生中継を見ようとすると真夜中に起きださないといけないのです。海外旅行に行かなくても時差ぼけが体験できる?

今回は各国代表チームや選手に対する私の予習レベルが向上した成果でしょうか、ライブと録画放送の臨場感の違いが私を駆り立て、寝不足が苦にならず“未明の興奮”を楽しんでいます。

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(共催国のオーストリアも、予選で敗退。
29日の決勝戦はウイーンで開催)

予選リーグの途中までは、現地時間18:00キックオフという試合もありましたが、予選リーグの最終戦以降は全ての試合が20:45(日本時間3:45)キックオフ。さすがに連夜ともなると、テレビ観戦の途中睡魔に負けてしまいゴールシーンを見逃し、翌日のビデオで見直すこともありますが。

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(フランス、とチェコは共に無念の敗退)

さて、決勝トーナメントの準々決勝2試合が終了した時点で、優勝候補の一角にいたフランス、ポルトガルが相次いで姿を消してしまいました。フランスに至っては、予選リーグで1勝もできない思いがけない結果。ジダンの引退が大きいという人もいますが、ヴィエラの怪我とバルサ移籍後のアンリの元気のなさなども敗退の大きな要因でしょう。ポルトガルのC.ロナウドも前回のリベンジを果たせず、個人的にも不本意な出来だったことが惜しまれます。

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(”ゲルマン魂”の象徴、バラック)

苦しみながらもベスト4に勝ち進んだ『ゲルマン魂』ドイツと“ロスタイムに驚異の粘り”を見せたトルコの対戦(25日)で笑うのは?
こういう状況のドイツは優勝に近いという説もありますが果たして?

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(予選で「無敵艦隊」のスペイン、優勝できるか?)
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(炎のオレンジ軍団、オランダの快進撃はいつまで?)
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(腐ってもイタリア?)


また、予選で抜群の攻撃力を発揮したオランダの勢いがどこまで持続するのか、「無敵艦隊」スペインが決勝トーナメントでも勝ち残れるのか、29日ウイーンの決勝戦まで未明のWOWOWライブ中継から目が離せません。

《08.06.23追記》

結局ベスト4に勝ち残ったのは、トルコ、ドイツ、ロシア、スペインの4カ国。
私的に期待のチームのひとつだったオランダは、予選リーグでピークコンディションが来てしまったのか、ヒディンク監督(オランダ人の知将)の率いる若いロシアの前に屈してしまいました。
イタリアと対決したスペインは、F・トーレスやビジャが攻め込みながらも、イタリアのカテナチオに手こずり、PK戦までもつれこんだもののなんとか勝ち残りました。
準決勝は、「トルコ対ドイツ」(25日)と、「ロシア対スペイン」(26日)の組み合わせです




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新緑の古都鎌倉、「天園ハイキングコース」は侮れない [街あるき]

好天に恵まれた5月の日曜日、学生時代のクラブのOB仲間と新緑の古都鎌倉のハイキングを楽しみました。
『鎌倉の名所旧跡を訪ねながら手軽なハイキングを楽しむ』という欲張りツアーのガイドは、「鎌倉の徒歩愛好家」。我が家の庭のように勝手知った半日コースを案内してくれました。

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本日のコースは、鎌倉駅→若宮大路→鶴岡八幡宮→白旗神社→源頼朝墓→荏柄天神社→鎌倉宮→瑞泉寺(天園ハイキングコース入り口)→大平山→半僧坊(天園ハイキングコース出口)→建長寺。

10時半過ぎに鎌倉駅を出発した参加者は約20名、先輩・後輩が学年を超えておしゃべりしながらの“歩き”を楽しみに集まる60+の男女です。今回は久しぶりにアップダウンの予想されるコースなので敬遠したメンバーがいるのかもしれません。
鎌倉観光のメインストリートである若宮大路は土産物屋や飲食店などがたくさんあるので、買い物の誘惑に負けて迷子(?)がでないようにという幹事の計らいで私たち一行は車道の真ん中にある遊歩道を歩きました。(以前参加者1名が行方不明になったことがあるのです)
鎌倉の伝統工芸といえば、真っ先に思いつくのは『鎌倉彫』。若宮大路にも『鎌倉彫』の専門店が何軒かありましたが、このご時世、伝統工芸品の良い物は手軽な値段ではとても買えないそうです。子供の頃実家の母が使っていた鏡台は鎌倉彫でしたが、今も作られているのでしょうか。

通りの突き当たりの鶴岡八幡宮の赤い鳥居をくぐると、新緑がきれいな境内には大勢の観光客がありました。池のまわりなどをゆっくり散策したい気分になりますが、私たちは足早に境内を抜けてハイキングコースをめざして先を急ぎます。

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(流鏑馬のコースは、全長120間)

毎年春秋に流鏑馬が行われる場所を教えてもらいましたが、思ったより狭い空間なので、大勢の見物客が見守る中で疾走する馬の上から、鏑矢で的を射ることを想像するとなかなかスリリングな行事かもしれません。

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静かな住宅街を通って、源頼朝のお墓に行きましたが、征夷大将軍の墓というのに思ったよりこじんまりしていましたが、駅の反対側にある北条政子(頼朝の妻)のお墓の方が大きくて立派だとか。

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次に立ち寄ったのは、討幕に奔走した護良親王を祀る鎌倉宮。「厄割り石」というのがあったので、初穂料100円也で求めた素焼きの盃を思いっきり石に投げつけてちょっと厄払いしてみました。

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江ノ島方面の眺望

さて、「花の寺」として有名な瑞泉寺の手前に本日の主目的「天園ハイキングコース」の入り口があります。ハイキングコースに入るといきなり思ったより急な坂道で、足元に注意して歩かないと、湿った落ち葉に足を滑らせたり、木の根に躓いて足首を捻りそうな山道になっています。歩いている途中で写真を写す余裕があったのは途中にいくつかある展望台などだけ。滑りにくい靴底のスニーカーを履いてきた私はなんとか転ばずに済みましたが、足が滑ってお尻を着いてしまった方もちらほら。

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海抜159.2メートルの大平山から、横浜方面の眺望

登りと下りが行き交う時は道を譲らなければならない箇所も多い古道のかなりきついアップダウンを歩いて、ようやく「天園峠」に到着。このあたりに何軒かある茶屋でも飲食出来ますが、弁当持参の私たちはその先の「大平山」の頂上下の広場で昼食休憩です。男性群にはビールを飲む人もいましたが、この先も油断できないコースなので、私はもちろんペットボトルのお茶です。このハイキングコースにはゴミ箱はありません。自分の作ったゴミは全て持ち帰ります。

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鎌倉の閑静な住宅街の裏山にある標準行程で所要時間100分というこのコースで、久しぶりに本格的なハイキング気分を堪能できました。寺社巡りの延長気分で歩き始めると途中でギブアップしたくなるかもしれません。

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ようやく、ハイキングコースの出口となる建長寺が下の方に見えて来ました。

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(斜面のカラス天狗たち)

下り道や階段では足腰だけでなく膝に負担がかかりますが、今回はなんとか最後まで膝の痛みが出ずに歩けそうです。半僧坊から建長寺に向かう長い石段の横の斜面に、たくさんのふしぎな彫刻が・・・
これは「カラス天狗だと、本日のガイドである「鎌倉の徒歩愛好家」に教えてもらいました。天使の日本版みたいな風貌ですが、どういう伝説の持ち主なのでしょう?

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境内の大樹は、ビャクシン?)

建長寺の境内を抜けて、本日のハイキングは、ひとりのけが人・脱落者もなく無事終了。コースの下見をしてくれたガイドに感謝です。本当は鎌倉の街をもう少し散策したかったけれど、十分歩いたのでまたの機会にしましょう。午後3時過ぎに北鎌倉駅から電車に乗りました。

ガイド役の友人たちからのビールの誘いを断って、女性群は大船で途中下車して冷たいソフトドリンクで少しだけおしゃべり。なんせ、今夜はどんなに疲れて眠くても、風呂上がりにきちんと体のケアをしてから寝ないと、明日の朝、体が痛くて起きあがれないなんてことにもなりかねませんから。
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