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こぱんだQQちゃんのお母さんパンダが、四川大地震の犠牲になっていた [パンダ]

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(「パンダ幼稚園QQちゃん・ブログの書籍化「パンダづけ」)
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パンダづけ

パンダづけ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: シーコースト・パブリッシング
  • 発売日: 2008/06
  • メディア: 単行本

    臥龍パンダ保護センターの人気パンダ、QQちゃんの成長ブログの書籍化、「パンダづけ」が発売されました。

    パンダ大好きの私は、WEBサイト「パンダ幼稚園」のブログで、可愛いこぱんだたちの映像をチェックするのがとても楽しみです。臥龍のセンターに設置されたWEBカメラを通じて送られてくる映像を元に、一人称で語られるブログは、初代の網網くんの時から数えて3代目の苺ちゃんが現在の主人公。先日の四川大地震で、WEB回線が切断されてしまったため、新しい映像はしばらくお預けですが、網網くん、QQちゃん、苺ちゃんは私にとって我が家のペットのような存在なのです。WEBカメラの設置場所の関係で、1年交替で新しいこぱんだに引き継がれた後はその姿になかなか会えなくなってしまうのがちょっと残念です。

    2006年9月23日生まれのQQちゃんが、兄パン網網くんの跡を継いで、「パンダ幼稚園」の2代目親善大使として、ブログに初登場したのは2006年11月22日。

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    (かあちゃんの顔、でかすぎ?QQちゃんがちび?)
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    (寒い日は、かあちゃんの胸の中でぬっくぬく)
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    (かあちゃん、衝撃の告白!「QQ、ほんとは女の子だったらしいの」)

    生まれたとき、身長14センチ、体重134グラムだったQQちゃんは、生後2ヶ月経ってもまだまだちびっこ。パンダのお母さんは赤ちゃんの体温が下がらないように一日中抱きしめて子育てをするのですが、QQちゃんのお母さんパンダの毛毛さんはとりわけ愛情深い子育てをしていたようです。
    となりのこぱんだ となりのこぱんだ 生きざま編





    (QQちゃんの兄パン網網くんのブログ「となりのこぱんだ」)

    第一子の網網くんが生まれた時、毛毛さんは寝食を忘れて赤ちゃんパンダを片時も離さず抱っこしていたため自分も衰弱しそうになったというエピソードがあったように記憶しています。

    そんな毛毛さんの深い愛情に包まれて、QQちゃんが大切に育てられていく様子をブログで見ていた私にとって、QQちゃんブログの書籍化はとても楽しみで、懐かしのアルバムが見られるのを心待ちにしていました。
    しかし、なんと言うことでしょう、「パンダづけ」の書籍が手元に届いた日、QQちゃんのお母さんパンダ毛毛さんの悲報が伝えられたのです。

    大地震の時、臥龍のセンターで飼育されていたパンダの中で1頭、最後まで行方がわからなかったパンダが毛毛さんだったのです。地震に驚いて山の中に逃げ込んだものとみて、飼育員さんたちスタッフが名前を呼びながら捜索し続けていました。野生の環境に馴染んでどこかで元気に暮らしていて欲しいという皆の願いもむなしく、色白美人の毛毛さんは変わり果てた姿で発見されました。享年9歳でした。
    倒壊したパンダ舎のがれきの下に埋まっていた毛毛さんを別の場所に作ったお墓に手厚く葬ったセンターの職員たちは、毛毛さんが残した3頭の子供たちを大切に育てることを誓ったそうです

    それにしてもQQちゃんたちのお母さんが地震の犠牲になってしまうなんて・・・
    悲報を知った日に手元に届いたばかりの「パンダづけ」の本には、美人の誉れ高かった毛毛さんと赤ちゃんだった頃のQQちゃんの幸せそうな母子の写真がたくさんありました。
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    (毛毛かあちゃん、天国で安らかにお眠り下さい。)

    QQちゃんの最近の映像が見られないのが残念ですが、きっとお母さんに似た美人のお姉パンに成長していることでしょう。私が臥龍へ遊びに行く日まで元気で待ってて下さいね。

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