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原村の小さなホール裏方日記:鈴木俊夫さんのギター演奏で『音楽の旅』を楽しみました [原村の小さなホール]

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八ヶ岳中央高原・原村のリングリンク・ホール、8月の音楽イベントは、鈴木俊夫さんのギター演奏会でした。鈴木さんがこのホールで演奏なさるのは今回がはじめてとのこと。

演奏会当日は、このホールのオーナーである小林節子さんの学生時代の仲間が集まる恒例の合宿と重なっていたので、いつもよりたくさんの仲間が東京方面から集まりました。
あいにくの雨模様にも拘わらず、予想を上回る大勢のお客様が演奏を聴きに来てくださいました。
特にホールの道案内の問い合わせ電話が多かったことから、初めてホールにお越し下さった方も多いようです。

演奏会告知チラシには、“「禁じられた遊び」「アルハンブラの想い出」「エリーゼのために」その他、クラシックから南米民謡まで色々と演奏します”と書いてありました。どんなプログラム構成なのか楽しみです。客席では、諏訪清陵高校ギター部の生徒さんたちが一番前の席に陣取って開演を待ちかねていました。

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螺旋階段をおりて登場した鈴木さんは、明かりを消したホールでスポットライトを浴びながら演奏を始める前にマイクを握って自己紹介をして下さいました。時折雨音も響くこの夜、ホール2階も埋め尽くした大勢のお客様による人いきれもあるのでしょうか、室内は湿気が多いようです。夏も涼しい原村のリングリンク・ホールには暖房設備しかないので温度や湿度の管理がうまくいかない日もあり、演奏者やお客様にご負担をおかけすることも・・・

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ギター曲の定番「愛のロマンス(禁じられた遊び)」から演奏会は始まりました。私には、若い頃この曲を弾きたくてギターを手にしたけれど、挫折したというほろ苦い想い出があります。

20代の頃、ブラジルで開催されたコンクールに出演したことがきっかけとなって、パラグアイとボリビア各地で演奏旅行をされた鈴木さんが演奏する南米の音楽を聴いていると、自然に体がリズムをとっていることに気づきました。鈴木さんはダンス音楽としてのギター演奏の第一人者だったということが、後になってわかりました。

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鈴木さんは、ギター演奏会初心者にもわかりやすく解説しながら、独奏だけでなく、あらかじめ録音した自分の演奏との合奏などバラエティに富んだ選曲で客席を楽しませて下さいました。
スペインから始まった今回の『音楽の旅・南米編』では、パラグアイやボリビア、ブラジルの曲が演奏されました。アルゼンチンの音楽の中には、5月に藤村俊介さんのチェロ演奏で初めて聴いたピアソラの「リベルタンゴ」もありました。アルゼンチンといえば思い浮かぶのはやっぱりタンゴですね。
モーツアルトの「トルコ行進曲」や「エリーゼのために」というお馴染みのピアノ曲もギターで聴くのは新鮮でした。

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(スペイン・アルハンブラ宮殿)

しばしの休憩を挟んだ第二部では、いよいよスペインの名曲「アルハンブラの想い出」と「アランフェス協奏曲」の演奏。
10年前初めてのスペイン旅行で訪ねたアルハンブラ宮殿の光景が目に浮かびますが、本日使用のギターは、そのアルハンブラ宮殿の近くで求めた楽器とのことでした。

また、ギターの名曲「アランフェス協奏曲」は、“ギター版カラオケCD”のブルガリアのオーケストラとの共演。最近はこんな便利なものがあるのですね。私にとってはギターという楽器の奥深さを感じた演奏会でした。
客席から手拍子も飛び出すなど楽しく盛り上がった演奏会終了後、お客様との記念撮影に気軽に応じて下さった鈴木さんを横目にみながら、私は打ち上げの準備にキッチンへ直行。

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この夜も、私的定番のタイ風カレーを作りましたが、テーブルにはご近所から頂き物のトウモロコシや先輩たちの自慢料理も並びました。長年の仲間だけでなく一期一会の方たちとも親しくお話しでき、夜更けまで楽しい宴は続きました。
ギターとチェロは音域が近いそうですが、選曲が重なるということは、二重奏も出来るのでしょうか。

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翌朝、直子さん宅のテラスでモーニングコーヒーを飲んでいたら、同宿だった鈴木さんたちが朝の散歩から帰ってくる姿が見えました。
鈴木さんも、リングリンク・ホールお馴染みの演奏家の方たちのように、またいつかリングリンク・ホールへ演奏しに戻ってきて下さるとうれしいのですが・・・


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