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春支度で、表参道の裏道ぶらぶら歩き [街あるき]

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リタイア生活で自宅にいる時間が長くなると、街ゆく人のファッションから季節を感じる感覚が失われがち。そんな生活のマンネリ感を消すためにも、時々は都心のデパートやおしゃれな人が集まりそうな街に出かけるのが私は好きです。

思いの外寒かった今年の2月、都心のデパートは外の凍り付くような寒さをよそに春のファッションにあふれかえっていました。ショップの店員さんもセーターなんか脱ぎ捨ててすっかり春の装いです。
少しでも早く春を待つ気分が味わいたくて4年ぶりに春先に着るコートを買いました。少し幅広で短めの袖が今年のトレンドですが、ラグランスリーブなので肩が凝る心配もありません。若い人向けのブランドですが、Aラインのようなシルエットなのでお腹周りがすっきり見えるのがポイントです。
冬のコートと違って着用期間が短いスプリングコートは出かけなければいけない用事ができるのを待っていたら着るチャンスがなくなるかもしれません。

3月に入ると東京は急に暖かくなりました。外に出るのが気持ち良い日々が続くようになり、私の冬ごもり生活も終わりです。
この間の日曜日の午後、新しいコートを着て、表参道まで出かけました。高級ブランドショップが立ち並ぶ表参道は人があふれており、仏滅なのに結婚式帰りと思われる人もちらほら。
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表参道の喧噪を避けて裏通りを歩くと、住宅街の中にかわいい小物などを売っているお店があったりします。

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20年以上前、アメリカみやげにもらってうれしかったSee’s. Candiesのお店、かなり甘いチョコですが娘が中学生の頃ハワイのアラモアナショッピングセンターで買ったことを思い出しました。
トルコブルーのシェードとアラベスク風のタイルが目につくお店は隣のトルコ料理のお店と関係があるのでしょうか。

環境問題でエコグッズへの注目が集まる中、最近は『マイ箸ブーム』とかききましたが、携帯に便利な組み立て式お箸などもあるようです。
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こだわりのお箸の店「夏野」の一番人気の商品は「納豆箸」とか。銀座が本店ですが、子供の食器専門店「子夏」も併設されています。
http://www.e-ohashi.com/natsuno/goods/index.html

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表参道に戻り、美容院帰りの娘と合流して、Cow Booksの牛さんが入り口にいる、南青山のDragonfly CAFÉでお茶にしました。

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アジアンテイストのインテリアが落ち着ける雰囲気のお店で、かわいいフルーツサンドと、彩りがきれいなオムレツのサンドイッチを注文しました。
フルーツサンドといえば、千疋屋が有名ですが、このお店は、プチシュークリームの大きさに焼いたパンにサンドしてあります。ケーキよりも甘くないのですが、カロリーの方はどうなんでしょう。

表参道から地下鉄に乗る前に、Echika表参道の中にある「ジャン・フランソワ」でパンを買いました。
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ができてから、表参道でのパンや食品などの買い物だけでなく、ひとりでのお茶や軽食タイムがとても便利になりました。

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本日のショッピングバッグは、コートと同じブランドのもの。布製で軽いし、肩にかけられるので荷物がかさばるとき重宝します。これからは私の都心へのお出かけの必須アイテムになりそうです。


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桜の開花を待ちわびる「春の上野公園」 [街あるき]

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今年は久しぶりの本格的な冬の寒さを体感した関東地方ですが、ようやく春らしい陽気が続くようになりました。
3月1日のブログで、青梅・吉野梅郷「梅の公園」などのお花見ハイキングコースをオススメしましたが、昨日(13日)朝のフジテレビ「はぴふる」の中で「梅の公園」と清酒「澤乃井」の蔵元「小澤酒造」が紹介されていました。
今年は梅の開花が遅れていて、満開の見頃は3月20日頃とのことですが、山の斜面全体に紅白の梅が満開になる風景はまるで桃源郷みたいです。

そして、私にとって都心のお花見の定番は「上野公園」の桜
上野はたくさんの美術館・博物館の集積地。展覧会や動物園の見学を兼ねてお花見ができるので毎年多くの人出があります。
現在、「東京都美術館」は、「ルーブル美術館展―フランス宮廷の美―」、「西洋美術館」では、“美の女神が大集結”「ウルヴィーノのヴィーナス展」を開催中です。「西洋美術館」は企画展のチケットで常設のモネやルノワールなどの印象派をはじめとする西洋名画の鑑賞ができるので、企画展の出品点数が少なめな今回は一緒に鑑賞するチャンスです。
ふたつの美術館とも、年令を証明するものがあれば65歳以上にはシニア割引制度があります。

ソメイヨシノの開花はまだですが、早咲きの桜がほんのり桜色で春を感じる道の両側には紅白のぼんぼりがつるされて、桜まつりの準備も整ったようです。
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日中は、上野公園内の各所で民族音楽を演奏する外国人や東京都公認の「ヘブンアーティスト」というライセンスを持つ人など様々なジャンルの大道芸人が路上コンサートやパフォーマンスをしており、演奏をききながらのんびりくつろいでいる人も沢山います。
上野で忘れてはいけないのは、動物園のパンダ。今は高齢のパンダが1頭いるだけですが、動物園前の売店では、ぬいぐるみやクッキーになったパンダがたくさんいました

そういえば、上野公園の悪評高いブルーシートのテント群ですが、きれいに撤去されていました。あんなにたくさんいたホームレスの姿も明らかに減っています。これはお花見前の緊急措置なのか、恒久的なものなのかよくわかりませんが、これで女性同士の夜桜見物も安心?

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オトナの花見のススメ:玉川上水沿いを歩いて桜の名所「小金井公園」に [街あるき]

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今年も桜の開花予想が発表されました。東京は平年並みの3月27日とか。

窓越しの日差しは春の光ですが、まだまだ北風が寒い日々です。桜の開花を待ちわびる間に、武蔵野の自然を満喫しながら歩く健康的な『お花見ウォーキング』を考えてみました。 武蔵野の面影が残る小金井公園は玉川上水沿いに位置する面積78ヘクタールの都立公園です。 桜の名所として知られており、早咲き、遅咲きのものなど色々あってお花見期間が長いので予定が立てやすいと思います。この一角に江戸時代の農家から昭和初期の看板建築までの建物を復元した「江戸東京たてもの園」があります。 井の頭公園から玉川上水沿いにウォーキングしながら小金井公園を目指すコースはメタボが心配な方や健脚な方にオススメです。

井の頭線・「井の頭公園」駅→井の頭公園→玉川上水→(万助橋)→(山本有三青少年文庫)→(むらさき橋)→(太宰治入水地点)→三鷹駅南口→(中央線ガードをくぐり北口へ)→玉川上水→(桜橋)→(境橋)→(くぬぎ橋)→(梶野橋)→(関野橋)→「都立小金井公園」→(「江戸東京たてもの園」)→JR「武蔵小金井」駅

私は、昨年新緑の5月にこのコースを歩きましたが、「江戸東京たてもの園」を全部見るのはあきらめました。小金井公園も日比谷公園の4.8倍の面積ですので、直接「小金井公園」をめざしてお花見と「江戸東京たてもの園」をゆっくり楽しむというプランも良いかと思います。 「井の頭公園」の中を通り抜け、「井の頭自然文化園」の横から玉川上水にでます。公園の池のボート遊びは有名ですが、徳川家康が鷹狩りの際に水を汲んでお茶をたてたという「お茶の水」や「水琴窟」などの旧跡もあります。 吉祥寺駅からだと少し遠回りになりますが、公園内には桜の見所もあります。
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玉川上水沿いの遊歩道を歩いていくと、「路傍の石」で有名な「山本有三青少年文庫」の建物。 そのしばらく先の歩道に「玉鹿石」という碑がありますが、この向かい側を流れる玉川上水に太宰治が入水した地点の目印です。太宰が入水したのは、昭和23年6月ですが、平成8年に建立された碑には太宰の名前はなく、出身地である津軽金木町の名前があるのみ。 現在の玉川上水は、水量が少なく当時の様子はわかりにくいのですが、文豪が入水した場所に対する問い合わせが多いのに、遺族の許可が得られない等の事情から、このような形の碑が建立されたようです。 三鷹駅で中央線のガードをくぐり反対側に抜けて、玉川上水沿いの遊歩道をひたすら歩きます。 玉川上水は相変わらず決して清流とは言えないものの、鯉が群がる地点があるのでそれなりの水量はあるようです。
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井の頭公園を出発して約3時間で、目的地「都立小金井公園」に到着 私はグループでおしゃべりをしながら歩きましたが、桜の季節なら道すがらの花見が単独歩きの退屈を慰めてくれるはずです。 「小金井公園」も「江戸東京たてもの園」も園内の食事どころが少ないため、お弁当を持参して広い園内のお好みの場所で食べる方がよいかと思います。(お茶や甘味を楽しむ店は園内にもあります) 小金井公園の桜を楽しんだら、「江戸東京たてもの園」に向かいます。 入園料を払いビジターセンターを抜けると、江戸時代の農家や「三井八郎右衛門邸」、「高橋是清邸」などの建物がゆったりと並んでおり、いずれの建物も部屋の中にあがって説明を聞きながら見学することができます。

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私は時間がなかったので、東側の昭和初期の街並みとしての建物が並ぶゾーンだけ見学しました。 昔懐かしいボンネットバスや都電の車両も展示してあります。 下町の商店街を再現した、丸二商店(荒物屋)、武居三省堂(文具店)、小寺醤油店(酒屋)などには、当時をイメージした商品が並べられています。
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おじさんたちは、店頭に並んでいた「サントリーオールド」のラベルが「サントリーウイスキー 壽屋」であることを発見。昔話で盛り上がります。 駄菓子や飲み物の販売、うどんなどの軽食や甘味どころもあり、家族連れや若いカップルなど入園者の年齢層は幅広いようです。暑くなる時期には氷やアイスキャンデーの店に行列ができます。 ゾーンの奥の方にあるその名も「子宝湯」という銭湯の中に入ってみました。 脱衣場には、浮き世絵風の「江戸の銭湯」と「現在の銭湯」の解説板もあります。 昭和28年2月の入浴料金は、大人15円、子供5円。今は廃止された婦人洗髪料は10円だったのですね。 現在、東京都の入浴料金は大人430円なので、当時の30倍近くになっていますが、最近は、スーパー銭湯や温泉人気におされて町の普通の銭湯は廃業するところも多いようです。 湯船から見る看板の絵、男湯は定番の富士山、女湯は箱根の芦ノ湖でしょうか。広告看板もあります。 銭湯のマナーについて書かれた「入浴者の心得」も貼ってありますが、大きい湯船の中で泳いだり潜ったりするのは今も昔も子供の特権? そして風呂上がりに立ち寄るのは居酒屋。ビールよりもやはり日本酒の時代だったのでしょう。

昭和の街並みにタイムスリップしたところで、本日のスケジュールを終えて武蔵小金井駅まで歩きました。 ミセスのための東京タウンウォッチング―見たい・知りたい・歩きたい 「ミセスのための東京タウンウォッチング」には、周辺のマップ付きのガイドが紹介されていますので、歩くコースのイメージがわかります。

この日のコースは、吉祥寺―三鷹―武蔵境―東小金井―武蔵小金井の区間を踏破したので、花見酒をゆっくり楽しみたい向きは、JR「東小金井」駅→小金井公園→「江戸東京たてもの園」→JR「武蔵小金井」駅というコースでどうぞ。帰りはバス便利用も可能です。

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青梅・吉野梅郷、多摩川の渓流沿い欲張りウォーキングを楽しもう! [街あるき]

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2月下旬から3月中旬は、日本全国梅の花のほのかな香りに包まれる季節です。 花見というと、桜が真っ先に思い浮かびますが、山の斜面を利用した梅郷もなかなか素晴らしいものであることを東京都・青梅市の吉野梅郷で実感しました。

昨年は、南紀白浜にパンダの赤ちゃんを見に行ったついでに南部の梅林公園(写真)に行きましたが、数年前に行った青梅吉野梅郷地区は、多摩川の渓流沿いに美術館・記念館、日本酒の酒蔵があるなど見所が多く、個人的満足指数は青梅が上です。 奥多摩地区は東京都にありながらハイキングやウォーキングを楽しみながら自然が満喫できる場所。
土休日の朝夕の中央線・青梅線はリュック姿の中高年の姿が目につきます。

JR「新宿」駅から立川経由で1時間半、青梅線の「御嶽」駅で下車して、徒歩で寄り道しながら「日向和田」駅までの1日コースがオススメです。
JR「御嶽」駅から青梅街道、「御岳橋」をわたった徒歩3分のところに“多摩をこよなく愛した日本画の巨匠”河合玉堂の作品がみられる「玉堂美術館」があります。(入館料:500円) 玉堂の自然の中に生きる人間を描いた優しい日本画に安らぎを感じ、美術館の前を流れる多摩川の流れや奥多摩の風景を見ながらゆったりとした時間の流れを感じるひとときを過ごしました。

多摩川沿いの小径を散策しながらJR「沢井」駅の方に向かいます。 濡れた落ち葉で滑ったりすることもあるので、パンプスなどヒールの靴はNGです。 多摩川沿いにある「小澤酒造」(http://www.sawanoi-sake.com/)は、秩父古生層から湧き出る石清水を仕込み水に使った、清酒「澤乃井」でお馴染み。澤乃井直営である「きき酒処」もあり、左党には外せないスポットですが、本日のコースはまだまだ先が長いので飲みすぎには注意。梅林での花見酒用の小瓶を買う人の姿もちらほら。ここには石清水豆腐などが食べられる食事どころもあります。

健脚の方は、小澤酒造の庭を横切り多摩川に架かる釣り橋を渡った先の高台に建つ「寒山寺」からの眺めが楽しめます。 散策コースから吉野街道にでると「櫛かんざし美術館」がありますが、今回は「吉川英治記念館」見学のため先を急ぎました。吉野街道はトラックの交通量が多いので注意が必要です。
「吉川英治記念館」(http://www.kodansha.co.jp/yoshikawa/)(入館料:500円)には文豪・吉川英治の代表作「宮本武蔵」や「新・平家物語」などの掲載雑誌や自筆原稿などの資料が展示されています。

文豪の足跡に触れたら再び吉野街道を歩き、「梅の公園」を目指します。 途中、地元農家の梅園などが点在するので紅梅・白梅の香りを感じながらのウォーキングです。近くでとれる生のわさびや野菜の直売所もあったりしますので退屈しません。
JR青梅線「日向和田」駅から「二俣尾」駅までの多摩川南側に東西4キロにわたって広がる「吉野梅郷」は、地元農家の各梅園が点在し、老木・若木合わせて2万5千本の梅が紅白の花をつける関東有数の梅郷。(→タチカワオンラインhttp://www.tachikawaonline.jp/ その中心地にある「青梅市・梅の公園」は、山の斜面を利用した約4、5ヘクタールの自然公園に120種、1500本の紅梅・白梅が競うように咲き誇っています。公園内はスロープ状になっていますが結構アップダウンがあるのでいい運動になります。今年は3月末まで「吉野梅まつり」開催中です。

梅の花を目で鼻で満喫しながらのウォーキングを存分に楽しんだら、帰路に就きます。 JR「日向和田」駅に向かう途中に吉川英治ゆかりの和菓子店として有名な「紅梅苑」があり、自家梅林でとれた梅を使った上品な味わいのお菓子をおみやげに買ったり、甘味や食事が楽しめます。 帰りの時刻によっては上りの電車がとても混むので要注意です。キップ売り場に並んでいる内に電車に乗り遅れないよう、あらかじめ「SUICA」や「PASMO」のチャージをお忘れなく。

この「吉野梅郷」など、関東近県の楽しいウォーキングコースを60箇所紹介した「新ウォーキングマップ 関東という本があります。    編集者がウォーキングコースを実際に歩き、時間と歩数をカウントし、アップダウン情報もある実用ガイドブックなので、お出かけ前のウォーキングコースプランをたてるのに役立ちます。
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