アンダルシアの地ビールとスペイン郷土料理で旅の思い出が蘇る [海外旅行]
(アンダルシアの小さな白い村「フリヒリアナ」)
スペインの食の魅力は地方色豊かな郷土料理にあるといいます。
私も過去2回のスペイン周遊ツアーで、パエーリャなど各地の郷土料理を少しは体験できましたが、東京にもスペイン料理を食べられるお店はたくさんあります。これまでは銀座近辺のお店に行くことが多かったのですが、先日、娘の誕生日祝いと母の日を兼ねて新宿のスペイン料理店「アマポーラ」に行ってきました。スペイン料理は小皿で供されるつまみの「タパス」で多彩なメニューが食べられるので少人数の外食にもぴったりです。
★パエリャはバレンシア名物として有名ですが、
カタロニア地方から地中海沿岸の郷土料理★
コース料理もありますが、この日娘と私がセレクトしたのは、「ハモン・セラーノ」、「小エビのガーリックオイル炒め」、「生ハム詰めマッシュルームの鉄板焼き」「スペイン産ホワイトアスパラガスのサラダ」、「海の幸いっぱいのパエリャ」と「イカ墨のパエリャ」、そして飲み物はスペイン産ビール。
(アルハンブラ宮殿・ライオンの中庭:
2010年訪問時は修復工事中)
★苦みが少なく飲みやすいアルハンブラ・ビール★
★土産用に現地スーパーで買い求めた缶入ビール:
宮殿のシンボル、ライオンの紋章が目印★
<スペイン料理の代表的なタパス>
★生ハム、トルティージャ(スペイン風オムレツ)、
マッシュルームソテーなどは日本でもおなじみメニュー:
生ハムは安価なものから高級品まで種類が多い★
★プリプリ食感の「小エビのガーリックオイル炒め」:
写真は、コスタ・デル・ソルのレストランで食べた一品★
★ゆでたタコとジャガイモ、トルティージャ:
マドリードのバルで、スペイン到着直後の夜食★
★タコのガリシア風:
ゆでたタコに塩とオリーブオイルをかけた料理にパプリカを振るのがガリシア風。
個人的には、日本の蒸しダコの方が好みの食感★
★自家製アンチョビのオリーブオイル漬け:
写真はコスタ・デル・ソルで食べたもの。
日本ではあまり食べないのですが程よい塩味で大変美味★
★アンチョビ入りグリーンサラダ★
★カタロニア地方名物のパン・コン・トマテ:
パンにトマトとにんにくを擦りつけ、オリーブオイルと塩を振り
かけて食べるが、調理した状態で供する店もある★
★生ハム詰めマッシュルームの鉄板焼き:
2本の楊枝でカサをつまんで具を落とさないように食べる。
初めてのスペイン訪問時、マドリードのメゾン・デル・シャンピニオンの
カウンターで食べた熱々のシャンピニオンの味が今でも忘れられません。
昨年は時間がなくてお店に行けず残念!★
★マルチ・パエリャ:
ひとつの鍋でふたつの味が楽しめるので少人数でも安心★
★定番の「海の幸いっぱいのパエリャ」と
一度食べれば病みつきになる「イカ墨のパエリャ」
料理はハーフサイズで注文しましたが、大好きなパエーリャはたっぷり2人前にしたのでデザートはやめてコーヒーのみ。コースよりも割高になりましたが、旅の思い出につながる料理が食べられたのでお腹も心も満たされました。
帰宅してから、昨年のスペイン旅行の写真を見返したら、マドリードの昼食に出たパエリャも同じ組み合わせでした。きっとこの組み合わせは日本人の好みに合っているのでしょう。
スペイン旅行が日本人、特にシニア層の方々に人気がある要因のひとつに、魚介類のパエリャなど日本人の食べ慣れた味覚に近い食べ物があることも大きいと思います。ただし、スペイン流そのままだと、”お米が生煮え”というクレームがでるので、ツアーで利用するレストランには日本人好みの炊きあがりにしてもらっているそうです。
★マドリード CASA DE VALENCIA のパエリャ★
ところで、東日本大震災以降の自粛ムードもあって、ディナータイムの外食を控えている方が多いかもしれませんが、たまにはプチ贅沢のディナーを楽しんでリフレッシュするのも必要だと実感しました。
電力供給事情が好転せず、この夏も昨年のような猛暑になったらかなりの体力消耗が予想されます。
心身共に健やかに夏を迎える準備を今から心がけなければ・・・・