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梅雨空はパンダ観覧日和?・・・・上野のパンダは食欲モリモリです [パンダ]

シンシンDSC01399瞳.JPG
上野動物園のシンシン♀:
2011.6.10撮影)

上野動物園のパンダが一般公開されてから2カ月が過ぎました。

今年の夏に6歳を迎える中国・四川省生まれの2頭は、2世誕生の期待にはまだ応えられそうもないけれどパンダ舎でお客様をお迎えするお仕事を毎日元気に頑張っているようです。

あまりの混雑ぶりと、大人だけの観覧者の撮影条件の厳しさにめげて5月はパンダの写真展を見るだけで動物園には足が向かなかった私ですが、先日梅雨空の上野動物園に行って来ました。

曇り空の午後のひととき、殆ど待ち時間もなく入場し、ようやく以前よりは多少ゆとりを持って写真撮影することができました。

屋外展示場、手前に”美女パンダ”と名高いシンシン(♀5歳)がパンダ座りでお食事中でした。
初めてパンダを見るお客様も多いようで、パンダたちがちょっと動いただけでもどよめきや歓声が上がり、前列の親子連れはパンダと一緒に記念撮影したり大盛り上がり・・・・

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(♀:大きな岩に寄りかかると楽チンだわ)

コピーシンシンDSC01400瞳.JPG
(目のまわりのクマの中の瞳までよく見ると、
シンシンは瞳もまぁるいお目々ですね)
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(食欲旺盛なシンシンは怖いもの知らずのお転婆娘:
体重は来日時より増えて約
122キロ)


リーリー(♂5歳)がいる奧の展示場のあたりは観覧列の規制が緩やかになっていましたが、たくさんのタケに埋もれたリーリーは、あいにくガラスのフレームに遮られて撮影しにくい角度の場所でお食事中。





コピーリーリーDSC01413.JPG

このあたりは、地下を京成電車が通っているので、飼育スタッフは電車が通過するたびに震動を感じるそうですが、パンダたちは揺れを全然気にしないようです。


本日の屋外配置は、前回見学時と逆だったのですが、屋外展示場には名札がないので、お客さんに質問された観客誘導中の警備員さんが間違えて教えているのが聞こえました。
白浜のアドベンでは、パンダが移動するとすぐに名札をかけ替えてくれるうれしいサービスがありますが、上野動物園もぜひ導入をお願いしたいと思います。


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(動物園の食堂にもパンダメニューを発見)

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(お昼寝中のシンシン♀)
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(同じくお昼寝中のリーリー♂)

一旦パンダ舎を出て、売店を覗いたりして再び戻ってみるとパンダたちは仲良くお昼寝タイムに突入していました。
2頭とも、人目を避けるかのように展示場の奥の方で寝ていましたが、パンダは寝姿もなかなか可愛いのです。


さて、午後3時から屋内展示場に移動するというのでパンダ舎に戻ってみると、狭い通路はパンダの登場を待ちかねたお客様でビッシリ埋まっています。

殆ど身動きできない状態で、新しいタケが補給されたシンシンの展示室前でスタンバイ

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(後ろ姿しか見えませんが、シンシンです。
約10分くらい列が動かないまま観覧していました)

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(長いタケノコ?も両手に持って豪快に食べるシンシン)
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(パンダはタケの外側の堅い皮の部分は、上手に手と口を
使って剥いて食べます。)

10分くらいでようやく列が移動するようになりましたが、前列のお客様の頭越しの撮影は難易度高し。
曇り空だとガラス面に太陽が反射しないことだけは梅雨空のメリットでしょうか。


奧の展示室のリーリー♂は、室内の高低差を利用して寄りかかるような感じでタケをバリバリ食べていました。

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上野動物園の環境にもすっかり慣れたリーリー♂:
まったりとした表情でタケを賞味中)
リーリーDSC01464.JPG
(リーリーも来日時より体重が増えて約139キロ:
もしかするとパンダ座りは苦手?)
コピーリーリーDSC01468.JPG

(リーリーが体勢をちょっと変えただけで大きなどよめき)

以前いたパンダたちよりも中国式の食糧事情になっているとのことで、2頭は中国時代と同じようにタケを主食にした餌を食べているそうです。上野動物園のパンダ用のタケは伊豆半島にある複数の竹林で毎週刈り取った約860キロのタケを2回に分けて上野に運ばれ、鮮度を保つためにタケ専用の冷蔵庫で保管しているそうです。

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(「パンダせんべい」の売り上げの一部は、ジャイアント
パンダの保護活動に使われます)

前回訪問時に買い忘れた上野動物園オリジナルお土産のパンダせんべいを売店で求め、パンダが表紙になっている「マンスリーどうぶつえん」という情報誌もしっかりGETして動物園を後にしました。



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(「ジャイアントパンダ保護サポート基金」の募金箱)
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(パンダとの記念撮影スポットにも募金箱があります)

東京動物園協会では、ジャイアントパンダ保護への理解を深めると共に、東京都が中国と共同で行う「ジャイアントパンダ繁殖研究プロジェクト」を支援することを目的として、「ジャイアントパンダ保護サポート基金」を設立しました。募金への皆様のご理解とあたたかいご支援をお願いいたします。


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