浦和レッズ、『山田直輝とクールダウン・ボーイズ』デビュー? [サッカー]
(”我が家”となった埼玉スタジアム)
(”実家”である浦和駒場スタジアム)
浦和レッズのホームスタジアムが、埼玉スタジアム主体となってから、浦和駒場スタジアムで開催される試合は年間数試合のみになってしまいました。
6万人規模の埼玉スタジアムに慣れてしまうと2万人規模の浦和駒場スタジアムの試合は、ふるさとの“実家”に帰ったみたいな気分になるとよく言います。悔し涙のJ2降格も、苦節10年のステージ初優勝で歓喜したのも浦和駒場スタジアムでした。そのせいでしょうか、“実家”の浦和駒場スタジアムでは、選手もリラックスし過ぎるのかイマイチ不満の残る試合展開になってしまうことも・・・
(「駒場デー」には、レディア君も駆けつけた)
(勝利の歌がいつまでも響くスタジアム)
しかし、今年6月、「駒場デー」と名付けられた浦和駒場スタジアムの2試合は、ベテランの頑張りと若い選手たちの溌剌としたプレーで見事に勝利。久々に“実家”で気分良く勝利の余韻にひたることができました。
今年のJリーグナビスコ杯予選リーグ、ACL出場の4チームは予選免除ですが、レッズは予選リーグを勝ち抜かなくてはいけません。日本代表のW杯予選に主力選手を送り出した上、けが人続出という苦しい状況で開催された5月・6月の試合は、Jリーグの試合では出場機会に恵まれなかった選手たちのアピールの場になりました。
(21の永田拓也は、現在レギュラー不在の左SB定着を狙う。急な交代となったデビュー戦でも伸び伸びプレー。
昨年は2種登録の33高橋峻希も出場時間が増えてきた)
今年レッズユースから昇格した5人のうち、山田直輝と原口元気はJリーグの試合でもレギュラークラスになっていますが、彼らに続けとばかりに、高橋峻希、濱田水輝、永田拓也の3人もナビスコ杯予選リーグの試合出場で自信をつけてレギュラー争いに参戦してきました。まだ10代の彼らのほかにも西澤代志也ら若手を積極的に登用する今年のフィンケ采配はなかなか楽しめます。
(日本代表も、高原の復活を待っている?)
(ユース時代からの仲良しトリオ?
左から、山田直輝、永田拓也、原口元気)
さて、先週末の浦和駒場スタジアム、“エジ&タカ”コンビの2ゴールで勝利したヴィッセル神戸戦終了後、途中交代のため試合後の挨拶に参加しなかった山田直輝、原口元気、永田拓也の3人が現れました。既にサンダルに履き替えていた元気と永田はピッチの端で裸足になり、3人は芝生のピッチに。
(『クールダウン・ボーイズ』デビュー?)
サポーターの声援に応えるためにわざわざ出てきたのかと思ったら、試合後のクールダウンのためでした。後から、続々と他の選手たちも登場しましたが、これはホームゲームで勝利したときのみのイベントのようです。
それにしても、ちょっと照れながら声援に応える“クールダウン・ボーイズ”たちは本当に可愛かった!