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浦和レッズの一番星になるのは誰?レッズユースが高校生世代の日本一に輝いた! [サッカー]

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相変わらず、Jリーグの優勝争いは大混戦の状況が続いています。
昨季の浦和レッズは、ACLで優勝することに全力を傾けた結果、苛酷なスケジュールで疲弊しきった選手の気力・体力が回復せず最後になって失速、あと一つ勝てば手に出来るJリーグの優勝を逃してしまいました。
その轍を踏まないように、キャンプから体力や持久力をつける準備をしていたはずの浦和レッズですが、今季はサポーターから見ると、不甲斐ない・勝ちきれない試合が多く、気分良くスタジアムを後に出来た日は数えるほどしかない印象です。

高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権でレッズユースが優勝したことは、そんなレッズサポの鬱憤を晴らすかのような快挙でした。しかも決勝戦は名古屋グランパスユースを9-1という大差で退けての勝利

私は用事がありスタジアム観戦も生放送での応援もできませんでしたが、ボール奪取への意欲が強い選手たちが前線からプレスをかけ、連携しながらアグレッシブに走り回るサッカーは、録画で見ていても気持ちの良いものでした。9ゴールの大爆発はできすぎですが、実況のアナが、“まるで田中達也が何人もいるみたい”と表現していたのがあたっています。

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(写真下段の高橋峻希、山田直輝、原口元気はJ公式戦デビュー済み)

今回優勝したチームの主力メンバーはジュニアユース(中学生)時代から将来が期待されていた黄金世代
そのうち3選手は、ユース在籍でもトップチームの試合に出場できる選手として既に2種登録済み。

しかしこれまでJ公式戦ではあまり出場機会に恵まれていないのが残念です。

日本代表の稲本や阿部勇樹が高校生Jリーガとしてレギュラーになった頃のガンバやジェフと、現在のレッズではチーム事情が違うということはありますが、“プレーに精彩を欠くベテラン選手”よりも“レッズの明日を担う若手”の溌剌としたプレーが見たいと思う人も多いのではないでしょうか。

2種登録選手のひとりでユースチームの中で最も注目される原口元気は、まだ高校2年生ですが、飛び級で選抜されたU-19日本代表の合宿を一時離脱しての大会参加。以前ブンデスリーガ・バイエルンミュンヘンの下部組織からオファーがあった逸材には、国際舞台でのさらなる飛躍を期待しています。

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優勝の翌日、決勝戦でハットトリックを達成し大会得点王になった山田直輝ら4選手の来季トップチームへの加入内定が発表されました。

これまで浦和レッズは、ユースから昇格した選手がトップチームでレギュラーに定着できないといわれ、堤俊輔が今季そのジンクス(?)を破ったと思われましたが最近は出場機会が減っています。
他チームから実績あるスター選手を引き抜く“金満チーム”などといわれないためにも、『赤い戦士』として埼玉スタジアムで活躍することを子供の頃から夢見ていた彼らが浦和レッズのスターになる日を心待ちにしています。

さて、埼玉スタジアムでのホームゲームはACL準決勝をいれても残り4試合。レッズユースV戦士たちの出番はあるのでしょうか?
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