桜浜・桃浜~双子のエンジェル②・・・ベテランママ良浜の子育てと隣で見守る父 [パンダ]
南紀白浜のパンダファミリーのレポート。
今回は初日の室内展示の様子です。
アドベン生まれで9月で15歳になる良浜は、今回の双子たちが4回目の子育てとなるベテランママ。
それでも時には、子育てのストレスが溜まってしまうこともあるようで、そんな時は飼育員さんたちのサポートに助けられています。
木の下に座り込んでいるのは桜浜。
観覧通路のすぐ前に『パンダのぬいぐるみ』の落し物?
ではなくて、妹の桃浜。
木の下ではにかんだような表情を見せるのは姉の桜浜。
と思ったら、桜浜がひっくり返ってしまいました。
あれ、まだ起き上がらないの?
よく見ると、こちらは桃浜でした。
しばし、双子たちから離れ、「パンダラブ」に暮らす兄姉たちの様子を見行くことにしました。
もうすぐ5歳の誕生日を迎える兄の海浜。
真剣にタケを選ぶ雰囲気は父の永明さんに似てきました。
海浜の双子の妹陽浜。
隅っこで寝ていることが多く、なかなか間近で見ることができません。
優浜はもうすぐ3歳の誕生日を迎えますが、すっかり女の子らしい雰囲気に成長。
超健康優良児と思っていましたが、双子のエンジェルたちはそれを上回る成長ぶりとか。
さて、レッサーパンダのレクチャータイムをみたり、ランチ休憩の後再び母子の部屋へ戻りました。
少しはにかみながらお客様とお話しているような桜浜。
お腹がいっぱいの昼下がりは親子で身体を寄せ合ってお昼寝タイム。
雨が降ってもサファリパークの動物たちに逢えるケニア号で時間をつぶして午後4時ごろ、双子たちのもとへ。。。
赤ちゃんパンダは木登りが大好き。
桃浜は、木の股に顔を挟んでぶら下がるのがお気に入り。
時には身体が挟まって降りられなくなってしまうこともあります。
おっとりしている桜浜はママのそばにいるのが好き?
桃浜は活発に動き回り単独行動も多い?
双子たちそれぞれのリラクシングポーズ?
遅い午後、平和なパンダ母子のガラス越しに隣室の永明の影。
ママの肩たたきではなく、寝ているママを乗り越えていくだけ。
ママが食べるための長い竹を桃浜が掴みました。
身体の向きを変えた桃浜が、竹槍を構えるようなポーズで狙いを定めます。
危ない!
桃浜の竹槍攻撃が桜浜の顔に命中し、のけぞる桜浜。
桃浜も勢い余って倒れてしまいました。
ありゃりゃな桃浜。
寝ていた良ママも起きだして、心配そうに桜浜のところに駆け寄ります。
何が起きたのか瞬時に察したママからお仕置きされる桃浜。
再び平和な様子でシンクロする母子。
団子状態ではしゃぐ母子。
桜浜は大好きなママと並んで記念写真のポーズでご機嫌。
午後4時半、双子たちの展示終了時刻が近づいた頃、始まりはお尻チェックだったのにいつのまにか良ママが本気で母子プロレスまがいの『可愛がり攻撃』をしかける展開になってしまいました。
動いているうちに良浜の感情が高ぶったのか攻撃はかなり執拗で長時間に及ぶものとなり、小窓からもう片方の双子が巻き込まれないように押さえていた飼育員さんも少し心配そうにみえました。
良ママと赤パンが激しく動き回る気配に、隣室にいる父・永明も気にしている様子。
「大丈夫だから心配しないでね」
良ママのかなり激しい攻撃に、目が離せなくなった永明パパ。
横にまわってみると永明パパはこんな感じで柵にべったり貼りつき心配そうに覗いていました。
ようやく我に帰った良ママが攻撃をやめて退出するまで少し時間がかかり、双子のバイバイタイムは予定より15分ほど遅れました。
バイバイのポーズをする桜浜。
最後にお客様に挨拶して退出する双子。
可愛い双子のエンジェルを満喫した一日でした。
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