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パンダに会いたくて、中国・四川省成都へ [パンダ]

 

2006年は、私にとって「パンダ漬け」の日々の始まりでした。
ANAの中国キャンペーンで速水もこみちがパンダを抱いたCMがオンエアされ、上野動物園のパンダブーム以来久しく忘れていた『パンダの愛らしい姿』が私の心をとらえてしまいました。
さらにOLなど若い女性を中心に話題になっていたソネット・ブログ「となりのこぱんだ」を見るようになり、『こぱんだ網網』の成長記録をチェックするのが楽しみになりました。四川省・臥龍で網網くんは沢山のおともだちパンダと一緒に『パンダ幼稚園』で生活しているようです。

テレビでも、四川省・臥龍まで出向いたタレントがパンダの飼育体験をする番組が放送され、ころころ太ったこぱんだたちに囲まれたタレントのとろけそうな笑顔の映像が画面にあふれていました。
この目でこぱんだ実際に見てみたいと思うようになった頃、娘が「上海・パンダ(成都)4日間」というツアーがあるからこぱんだに会いに行こうと言い出しました。
これまで、中国返還前の香港に行ったことはありましたが、トイレ事情への懸念がネックになって中国旅行は先延ばししていました。しかし、抱きしめちゃいたいくらいかわいいこぱんだに会うためならそんなことは言っていられません。こうして、2006年の夏休み旅行の行き先は中国に決まりました。
旅行会社から送られてきたツアーのパンフレットには、パンダとの記念撮影のイメージ写真があり、追加料金でこぱんだを抱っこして写真を撮ることも出来ますとの記述が・・・

ところが9月の旅行出発日直前になって、私たちのツアーが行くのは成都にある「成都パンダ繁殖基地」であり、『パンダ幼稚園』がある臥龍のパンダ保護基地とは別の施設であることが判明しました。パンフレットのツアースケジュールをよく読めばもっと早く気がつくはずだったのです。

臥龍は成都からバスで4時間もかかる奥地ですからとんだ早とちりでしたが、パンダに会えることに違いはありません。
 
 


さて、パッケージツアーの上海・成都観光をさくっとこなして、3日目に「成都パンダ繁殖基地」に行き、ようやくこの旅の目的であるパンダとの記念撮影の場所にすすみました。パンダ舎の近くの木の上には、枝にしがみついているようなパンダの姿が垣間見えます。
ところが、ここで思いがけない知らせ、“抱っこしての記念撮影の相手をするはずだったこぱんだが、ご機嫌ななめで木から下りてこないので、抱っこできない大きいパンダとの撮影になります”とのこと。
さっき見かけた木の上のパンダこそ、私たちが抱っこするはずのこぱんだだったのか・・・
気を取り直して、パンダ座りしてえさの竹をムシャムシャ食べているパンダさんと記念撮影をしました。
カメラのシャッターは、飼育員さんが押してくれましたが、パンダの頭をちょっとだけ撫で撫でしたら、もう次の人と交代しなければならない慌ただしさです。

こぱんだを抱っこする夢は叶わなかったけれども、隣にある建物の中で、その夏生まれたばかりの赤ちゃんパンダたちが保育器の中で寝ている姿を間近に見ることができました。まだ目も開いていないのか産毛のようなピンク色の下からうっすら見える白黒模様、もうはっきりした白黒模様になった赤ちゃんパンダ・・・

そして、私たちが記念撮影したパンダこそ、あのANAのCMで速水もこみちが抱いていたパンダの「もこみち君」だったということがわかり、有名人と会った気分になりました。
生まれたときわずか100グラムくらいの赤ちゃんパンダは、あっという間に成長してしまいかわいい盛りの時期は長くありません。パンダに会う旅はこの後も続くことになります。
この日から私は「サッカー漬け」の身でありながら、世界中(?)のパンダの情報収集をし、パンダの本や写真に囲まれる「ぱんだ漬け」の日々をおくることになりました。

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はじめんましてこんばんは。
保育器の中の赤ちゃんパンダの写真、とても可愛いです。
そして大変失礼ですが、
「こぱんだがご機嫌ななめで木から下りてこないので…」
のくだりにちょっと笑ってしまいました。
(確かに写真のこぱんだは不機嫌なようにも見えます)
こぱんだ様は気まぐれなんですね。
by (2008-01-23 23:05) 

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