南紀白浜から中国に旅立つパンダの幸浜くん、またいつか会えるといいね [パンダ]
(イケメンパンダの幸浜)
南紀白浜のアドベンチャーワールドには、現在7頭のパンダが飼育されていますが、昨年8月に4歳になったオスの幸浜が2月に中国へ帰国することが発表されました。
日本で生まれた白浜のパンダたちは、ブリーディングローン(繁殖貸与)の契約により、オスは繁殖可能な年齢に成長すると中国に帰国するさだめのようで、兄パンダの雄浜、隆浜、秋浜は既に中国に帰国し、雄浜には子供がいるそうです。
このあたりのことは、映画「パンダフルライフ」
でも詳しく紹介されていますが、中国に返されることは最初からわかっていたとはいえやはり寂しいものです。
南紀白浜は、羽田から飛行機に乗れば約70分の距離なので、まだ寒中ではありますが先週末白浜まで幸浜にお別れをしに行きました。
(手足が長く立ち姿が美しい幸浜)
3年ぶりに再会した幸浜はすっかり立派な成年パンダになっていました。
前回は生まれたばかりでとても小さかった双子の妹弟たちも、もう大人?と思うほどの成長ぶりでしたし、2008年秋に良浜が産んだ双子の子パンダたちもかなり大きくなっていました。
幸浜は2月の出発と発表されていますが、四川省・成都への旅立ちの日にちはまだ決まっていないとか。隆浜と秋浜が旅立つ朝の様子を映画「パンダフルライフ」で見ましたが、2頭を送り出す飼育員さんたちが流す涙を思い出すだけでもちょっと切なくなります。
これから幸浜が向かう成都のパンダ繁殖基地は、2006年の秋に訪問したことがありますが飼育エリアの敷地が広いので、幸浜が兄たちに再会することは難しいかもしれません。でも、私たちが日本から会いに行くことは可能です。実際、白浜のパンダを訪ねて成都を訪問する人も多いらしく、皆が白浜時代の名前で呼びかけるうちに正式な中国名でなく白浜の時の名前で通じるようになるかもしれません。
(2007.2月の幸浜)
3年前に私と娘が初めてアドベンを訪問したとき、まだ1歳の子パンダだった幸浜は、年子で生まれた双子の妹弟の前の黒山の人だかりを横目で見ながらちょっと寂しげに一人遊びしていました。
(幸浜くん、白浜で食べた竹の味、いつまでも忘れないでね!)
飼育環境にあるパンダは、繁殖のために生後半年くらいで母親と離されひとりで生活するようになりますが、半年間母パンダの愛情を独り占めしていた幸浜は、マイペースな性格なのか親離れが上手だったそうです。だから環境が激変する中国にいっても問題なくやっていけると信じています。
さて、現在、南紀白浜へはJAL便が一日2往復のみ運航されていますが、JALの再建問題の柱になっている不採算路線の削減対象の有力候補という説もあり白浜便継続は予断を許さない状況。
もし、鉄道利用となると東京からは片道5時間コースになるので、温泉とアドベンチャーワールドが目玉である観光の町白浜にとって、これからはハラハラドキドキの日々になるかもしれません。もちろん、私たちもパンダに会うためのハードルがひときわ高くなるのは困りますが、そういう個々のエゴを通させないための公的資金投入でもあるので如何ともしがたいですね。
こんにちは(*^^*)/お邪魔します♪
先週末の白浜はお天気が良く、パンダさん達も
元気いっぱいのパンダ日和でしたね♪
(*^▽^*)/お目にかかれて楽しかったデス
本当に立派なパンダさんに成長した幸ちゃん。
ジョージさんのショット☆とってもステキです!
(*^3^*)bナイス
そして梅梅さんと愛ちゃん明くんが過ごしていた
産室のお隣で過ごしていた頃のお写真の可愛い事…
(><.)うるるっ
拝読させていただき、改めて幸ちゃんの事、
白浜の事を考える機会になりました。
全てが幸せに、より良い方向に向うといいですね。
(*^-^*)祈
by さと八 (2010-01-21 09:09)
さと八さん、白浜ではパンダ情報など色々教えていただきありがとうございました。おかげでとても楽しいアドベン訪問になりました。
幸浜は白浜生まれの中でも特にイケメンパンダだと思います。成都にいったらモテパンダになる予感・・・
幸浜の小さい頃の写真ですが、竹を食べているショットは掘り出し物というか、今まで見逃していた写真です。この姿をみると、現在の永浜とそっくりの様な気がします。
これからもパンダたちが幸せに暮らしていけるように見守りたいと思います。
by ジョージ (2010-01-21 10:50)