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紅葉のベストポジション「東福寺・通天橋」で、もみじのグラデーションを満喫 [お気に入り]

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(東福寺をめざす人の列)

日曜日の朝10時過ぎ
JR「東福寺駅」に到着すると、駅前から東福寺に向かう人の列がずっと続いていました。パックツアーの団体客も多く、お年寄りから子供まで幅広い年齢層の人が狭い参道を東福寺に向かいます。

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1997
年秋のJR東海『そうだ京都 行こう』(東福寺)キャンペーンコピーは、
“東福寺境内は千松林といい松の木が植わり渓谷には桜の木があった。
桜を愛するあまり多くの桜の木を植えれば、後世かならず遊興の場となるからと伐採した。
通天橋を架け楓の樹林になったが明治初年には楓も修行の妨げになるからと伐採した記録があります”

さすが、日本で最初に国師と称された禅僧・聖一国師が開山したしたというお寺ならではのエピソードですね。

広大な境内に3つの渓谷を巧みに取り入れている東福寺の通天橋は中谷にある歩廊橋のひとつですが、ここから眺める渓谷・洗玉澗の紅葉と新緑は絶景と言われます。
以前訪れたのは春の連休だったのでしょうかこんなに混雑していませんでしたが、歳を重ねると、「来年の紅葉を見られるかどうか分からない」という気分になってしまいます。

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拝観券を買い求めて「通天橋」拝観待ちの長蛇の列に並びましたが、移動しながら観る方式なので10分ほどで入場できました。歩廊の両側に美しい紅葉が広がっているのですが、特にバルコニーのように渓谷に張り出したカメラ撮影のベストポジションは鈴なりの人だかり。歩廊の下にある楓の樹林は朱色・紅色・黄色などの美しい落ち葉のカーペットが敷き詰められていました。

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(1本の楓にも紅葉のグラデーション)
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先週、「めざましテレビ」でたまたま見たのですが、東福寺の紅葉は、「イロハカエデ」の他に、もとは聖一国師が宋から伝えたという“黄金色に染まる”唐楓・三ツ葉楓が多いため、紅葉のグラデーションが特にきれいとのこと。三ツ葉楓は葉先が3つに分かれている特徴のある形状なのですぐ見付かると思い落ち葉を探したのですが、遊歩道の近くではみつけることが出来ませんでした。


さて、東福寺で紅葉のグラデーションを堪能したあと京都駅に戻り、バスで「清水寺」に移動しました。

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(清水寺仁王門は記念写真の定番スポット)
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(清水の「舞台」も夜間はライトアップ)

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(縁結びで有名な地主神社)

こちらは外国人観光客も多く、境内に『縁結び』で有名な「地主神社」があるためか、着物姿の若い女性客やカップルの姿が目につきました。

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(ご本尊にむかって舞を奉納する総檜の「舞台」)
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(清水寺には約1000本のモミジがある)

錦繍の渓にせり出した「舞台」から見た紅葉はとてもきれいだったのですが、先ほど京都随一の紅葉の名所をみてしまったあとでは少々物足りなさを感じてしまいました。

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(南苑の池や紅葉のトンネル)

しかし、階段を下りて南苑の紅葉のトンネルや池の端を散策してみれば清水寺の紅葉もわざわざ見に行く価値のある美しさ。そういえばこれまで清水寺を訪れたのは新緑の季節ばかりでした。

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今年は8年ぶりにご本尊の「十一面千手千眼観世音菩薩」のご開帳とあり、清水寺の門前町はラッシュ時の駅みたいな混雑振りでした。ニューフレーバー「塩」などの生八つ橋を買った私たちは、この界隈でのランチをあきらめて、帰りの新幹線に乗り遅れないよう早めにバスで京都駅に戻ることにしました。
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