ちょこっと花見ー「都心のオアシス日比谷公園」、桜も今が満開 [街あるき]
昨日(3月27日)の午後、有楽町に用事があったついでに、日比谷公園まで足を伸ばしました。
10年くらい前は、すぐ近くに勤務先のオフィスがあったので、天気のよい昼休みは公園の中のレストランでランチをしたり、時間のあるときは散歩に行った場所です。
日比谷公園の桜は本数は少ないのですが、我が国で最初に作られた洋式庭園には季節の花が咲き乱れ、ベンチもたくさんあるのでゆっくり座ってお花見できるのが何よりです。
昨日も平日の昼下がりをテニスに興じたり、のんびり散策する人たちだけでなく、仕事中のつかの間の休息や“通り抜け”という雰囲気の人も結構いました。
日比谷交差点方面からアプローチすると、1本の桜の大樹が目につきます。枝振りも見事なこの木は、私がまだ駆け出し社員だった頃遊びに来たときの写真にも写っていた記憶があります。懐かしい人に再会したような気分です。
桜並木の向こうには日比谷野外音楽堂があり、日比谷公会堂に面した広い道路や霞ヶ関の官庁街、警視庁のある桜田門付近には何気なくお花見ができるスポットがたくさんありますが、排気ガスも心配だしのんびり花見には向いていません。
さて、日比谷方面に戻ると広い芝生の庭がありますが、芝生内は立ち入り禁止。
公園内には、その昔10円カレーが話題になった「日比谷松本楼」の他に、夏はビアガーデンとしても利用されるオープンテラスのあるレストランがありますが、ちょっとご無沙汰している間に公園内がとてもきれいに整備されていました。向こうに見える「旧日比谷公園管理事務所棟」は、明治43年に建てられたもので東京都指定の有形文化財。ドイツ・バンガロー風の瀟洒な洋式建築には、現在ガーデン・ウエディングができるウエディング・ホールが併設されているようです。
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