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シニア世代の皆さん、デマや根拠のない噂に惑わされず、落ち着いて対応しましょう! [今できること]

「東日本大震災」では都区内に住む私たちも、これまでの人生で一度も経験したことのない激しく長時間の揺れで怖い思いをしましたが、三陸沿岸地方を中心に想像を超えた高さの大津波が空前の被害を引き起こすことになるとは・・・。

被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。

大地震による揺れと津波でダメージを受けた東京電力・福島原発事故の進捗状況は深刻度合いが高まり、原発から半径20キロ圏内の住民は圏外へ避難指示、30キロ圏内も屋内待避となりました。
東京電力管内では、電力不足による「計画停電」が実施され、強い余震の心配も残る中で、昨夜は静岡県富士宮を中心に別のプレートが震源と思われる地震が起きて驚きました。
原発からの放射性物質が広域に拡散する懸念もあり、関東地方でも不安が増している状況です。

大地震発生の金曜日、首都圏の公共交通機関が大混乱して帰宅難民となったり、遠距離を徒歩帰宅された方も多いと思います。日曜日に「計画停電」実施も発表されたことによる市民の不安心理からか、週末以降、首都圏のコンビニ、スーパーなどは“日用雑貨・食品”の“買いだめ”に走る人が目立ち、(電池式)携帯電話充電器、懐中電灯、乾電池、カセットコンロ・ガスボンベなどの停電対策商品やパン・カップ麺・パックご飯・お米、ペットボトルの水などの棚は空っぽ・・・

さらに、スーパーの入口に入店待ちの行列ができたり、トイレットペーパー、ティッシュペーパー、紙おむつを両手に下げて歩く人も多く、まさに1970年代の「オイルショック」を彷彿させる風景です。

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永浜:梅たん、何探してるの?

梅浜:あたしのおやつが足りないの。
   どこに行けばもらえるかしら?

永浜:ニンジンなら梅たんの足下にあるけど見えないの?
   あんまり焦らない方がいいよ。


たしかに、万一に備えて非常用持ち出し品のチェックや補充、特に懐中電灯の電池などは必要だと思いますが、カセットコンロは「計画停電」レベルに住む人よりも、被災地にこそ必要なアイテム

現在、首都圏の人々が買い占めている商品は、より切実な需要のある被災地でも入手困難といいます。
現在首都圏の店頭で品不足や欠品になっているアイテムの多くは、物流の混乱が原因で来週になれば入荷する商品が増えるとも聞きました。工場の生産設備・物流システムなどがダメージを受けた場合もあると思いますが、日本全国でみれば商品が十分にあるはずです。

まずは、被災地への救援物資の確保を優先させているメーカーもあるでしょうし、我々が不急不要の買いだめをすることは慎むべきだと思います。よく考えれば家庭内在庫や代替品も結構あるのでは?

こんな緊急時の不安心理に乗じる悪質な“デマメール”や“もっともらしい風評”なども数多く出回っていると聞きますが、人生経験が長く生活の知恵を蓄えたシニア世代こそ冷静に落ち着いた対応をいたしましょう。


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