サッカーW杯、お楽しみはこれからだ・・・ところで、日本代表がめざすサッカーは? [サッカー]
6月11日に南アW杯が開幕して以来、サッカーフリークは皆連日深夜から夜明け前のテレビ生中継を見て睡眠不足になっていましたが、ベスト8が決まりようやく2日間の休みになりました。
日本代表は、国民の熱い期待もむなしくパラグアイとPK戦までもつれた末に敗退してしまいました。
W杯直前まで調子があがらず、国民の関心も薄かった日本代表ですが、チーム崩壊状態のカメルーンに勝利して勢いにのると、FWロッベンが怪我で欠場のオランダに惜敗し、DFのケアが出場停止のデンマーク戦でFK2発を決めてグループリーグ突破。
今大会では、審判のミス・ジャッジや不可解なカードに泣いたチームが多い中で、日本は滅多にないような幸運続きだったので、パラグアイ戦だって“絶対に勝つ!”という強い気持ちをもってリスクを冒して攻撃していたら、次はスペインと戦えたのに・・・などなど悔いは残ります。
(ハエがたかるように相手選手からボールを奪え!
3人の日本選手に囲まれるパラグアイのFWロケ・サンタクルス:
Photo by スポナビサッカー)
パラグアイだって、南米予選で6得点をあげたFWカバニャスが1月に頭部を銃撃されて今大会は不出場だったのですから。(カバニャス不在で、最近数年は怪我が多く所属チームで思うような成績をあげていないロケ・サンタクルスの出番が増えたのは個人的にはうれしいことですが)さて、私にとっては日本代表よりも心配のタネだったスペインが隣国ポルトガルとのイベリア半島対決を制して、無事に勝ち上がったのでやれやれです。
欧州CLや国内リーグ戦の疲労が回復せずコンディションが悪かったのか、初戦の対戦相手スイスの破壊的守備のおかげで調子を狂わされたのか、グループリーグで勝ち進むほど試合内容が悪くなっているなどと言われていたのがようやく立ち直ったようです。
ポルトガルのエース、C.ロナウドが早々と姿を消してしまったのは残念ですが、華麗なパスサッカーのスペインが世界一になれるかどうか、お楽しみはこれからです。2年前の欧州王者になったときのようなハッピーな結末を夢見ていますが・・・
今大会、ドゥンガ監督によって叩き込まれた規律ある守備で勝ち進むブラジルと、マラドーナ監督のお茶目なキャラが大人気のアルゼンチンの優勝争いになるのか、強いドイツが復活するのか。それとも?
ところで、日本代表が勝ち進むことでにわかサッカーファンが日本中に増殖した今大会ですが、本来MFの本田をワントップに据え守備偏重の緊急シフトで戦うような現実路線を今後も継続するとは考えられません。
(日本を南ア大会に導いた中村俊輔はどこへ行く?)
岡田監督続投期待論も一部にあるようですが、予選期間の戦術理解&浸透作業はピッチの司令塔・中村俊輔に丸投げして結局本番では採用せず、本番でのチームのまとめ役は急遽招集した川口能活に丸投げ。サラリーマン社会なら結構ありそうなことですが、日本代表チームとしてはいかがなものでしょう。
日本代表の次期監督問題が近々話題になることと思いますが、日本サッカー協会は、日本代表の理想とすべきサッカースタイルと具体的目標を明示して監督選考をできるのか、こちらも目が離せません。
本当に!得点が出来ずとも幸運続きということで、
わたしも心の片隅ではPK戦になったら、
川島が止めてくれるんじゃないかと微かに期待したのですが、
あまりにも呆気なく決められ気が抜けました~
もうちょっと、やってくれるかと思ったんだけど・・・(;一_一)
それから、これからの日本代表、
どんな風になるのか?大いに注目です!
ご贔屓のスペイン、ようやく本領発揮のようですね~♪
by collet (2010-07-02 18:40)
前回ドイツ大会のスイスも決勝トーナメント初戦、0-0からのPK戦で敗退しています。あの時スイスは、グループリーグを無失点で勝ち上がったのですが、大会で無失点のまま敗退するという珍しい記録になりました。
日本代表は、これからは攻撃陣がもう少しなんとかならないと、”負けないけれど勝てないチーム”になってしまいます。
スペインが調子を上げてきたとはいえ、シュートの精度が低いのがちょっと心配です。パラグアイみたいなチームはスペインにとってやっかいなタイプらしいし・・・
ところで日本代表が”凱旋帰国”というので関西空港には4200人ものファンが出迎えたそうですね。
週末のTVはW杯戦士たちの出演番組が目白押し?
記者会見では、和やかな雰囲気で岡田ご一家みたいな感じでしたけど、その中で俊輔だけ目がうつろっているように感じました。本田と違って、俊輔は”(運を)持っていない”のでしょうか。
by ジョージ (2010-07-02 19:02)