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誰が王様になれるでしょうか?・・・「ガレット・デ・ロワ」の楽しみ [食べること]

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(「ガレット・デ・ロワ」:1月2日、パリ・マレ地区のブーランジュリー)

最近は東京でも、「カイザー」や「ビゴの店」などのブランジュリーの店頭に1月だけ並ぶ「ガレット・デ・ロワ」というフランス伝来のお菓子があります。

「ガレット・デ・ロワ」は、フランスの各家庭でキリスト教の公現祭である1月6日に毎年食べる慣わしの伝統菓子ですが、最近はあまり日付にはこだわらなくなったということで「カイザー」では1月中は店頭に並ぶそうです。

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(「ビゴの店」の「ガレット・デ・ロワ」。
日本人パティシエは、今年フランスのコンクールで333人中の14位


「ガレット・デ・ロワ」の楽しみは、お菓子の中に1個だけ入っているフェーブという陶器のラッキーチャームと、お菓子と一緒ににつけてくれる金色の紙の王冠にあります
家族や仲間などが集まったら、「ガレット・デ・ロワ」を人数分に切り分けます。

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切り分けられたものにフェーブが入っていた人が当たりで、その日の王様として祝福され、金色の王冠をつけて一日主役を務めるというのが慣わしとのこと。
“王様の言うことには絶対服従”などのルールをあらかじめ決めておくとよいでしょう。

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(お菓子の中に、小さなフェーブがひとつだけ隠れている)

フェーブは、2-3センチくらいの小さな陶器ですが、人形や動物などの伝統的なフィギュアだけでなく王冠、バッグや靴などのファッショングッズ、お菓子やパン、書物など様々な形状のものがあり、コレクションアイテムにもなっています。

私も、毎年、このフェーブを集めるのが楽しみで「ガレット・デ・ロワ」を買うのですが、最近は製菓材料を扱うネットショップなどでフェーブを入手できるようです。好みのものを選んだり、10個セットとかのまとめ買いもできますが、私は1個ずつコツコツ集めるようにしています。
だいぶん前に見たテレビ番組では、フェーブはフランスの地方にある小さな陶器工場で作られるということでしたが、今でもフランスで作られているのでしょうか。

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(「カイザー」のフェーブは、別添の袋の中)

お菓子の中に埋め込むフェーブは小さいものなので、今年は何が入っているかな?と思いながら食べる方がわくわくしますが、誤飲事故防止のために、別添で販売するお店もあります。(切り分ける前に家でフェーブを「ガレット・デ・ロワ」の中に入れて食べる)

「ガレット・デ・ロワ」のパイの中にはアーモンドクリームが入っていますが、ショコラクリームや、パイ生地のかわりにブリオッシュ生地のものもあります。

公現祭は、日本ではあまりなじみがないと思いますが、カイザーの商品チラシによると、

“12月25日に馬小屋で誕生されたイエス・キリストは、翌年1月6日、旅を続ける東方の3博士によって発見されました。つまり公現祭はキリストが公に姿を現したことをお祝いする日です。
フランスのブサンソンで16世紀に始まり、当時修道院で院長を選出する方法として用いられたと言われています。”

なり手のない、または希望者が多すぎる役員を決めるときに、こういうくじ引きの方法もあるのですね。

当時のフランスは階級制度が厳しく、王様の地位は絶対的なものでしたが、公現祭の日ばかりは誰もが王様になれるチャンスが与えられるとうことで市民の楽しみとして次第に定着したそうです。

日本にも似たような伝統行事が地方にはまだ残っていそうな気がしますがどうなのでしょう。
さて、アメリカ合衆国には新大統領が誕生しましたが、日本の新リーダーは?



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ハンガリー料理の定番、”具だくさん”のあったかスープ「グヤーシュ」が美味しい季節 [食べること]

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(「グヤーシュ」)
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(ハンガリーは、パプリカの生産量、世界一)

暖かい秋と思っていた東京にも木枯らし1号が吹き、これからは寒さも本格化してきます。

秋から冬の我が家の定番メニューといえば、お決まりの鍋が多いのですが、野菜たっぷりの“洋風おでん”ポトフは、一度にたくさん作っておき、最初はコンソメスープ味で、翌日はカレーやトマトソース味にリフレッシュできるので、調理の手間が省けて便利です。

旅先で食べたメニューを自宅で再現してみるのがマイブームですが、最近は、昨年旅したハンガリーなど中欧で食べたグヤーシュ」に興味があります。

グヤーシュ」は、ハンガリーの特産品であるパプリカ(赤唐辛子)を使ったハンガリーの代表料理で、ホームパーティの定番料理となっているとか。
この料理は、スープとして飲むときは汁を多めに、シチューとして食べるときは具を多めに作りますが、「グラーシュ」と呼ばれるドイツやオーストリアでは、ビーフシチューに近く、メインディッシュとして食されます。

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(プラハで食べた「グラーシュ」のクネドリーキ添え)

私がハンガリー・ブダペストのレストランで食べたのは、コンソメとパプリカパウダーが主体で牛肉と野菜がたっぷり入ったスープ風でしたが、チェコのプラハではビーフシチュー風でした。

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(ハンガリー製クノールとマギーの「グヤーシュ」:パッケージの表と裏)
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(ドイツ製のクノール「グラーシュ」(左))


私は、スープ風もシチュー風もこの手の料理は結構好みなので自宅でも作ってみることにしました。
ブダペストの中央市場やスーパーで購入したスープの素を使って「グヤーシュ」作りに挑戦です。
「クノール」も「マギー」もインターナショナル・ブランドですが、両者ともハンガリーの現地法人の商品で、すべてハンガリーの公用語であるマジャール語表示でした。

スープのパッケージに書いてある作り方では、水と合わせて煮込むだけとなっていますが、自分流に牛肉や野菜を適当に入れて煮込みました。
できあがった「グヤーシュ」を食べてみた感想は、“寒い国の料理に共通する塩加減が濃すぎるのはともかく、イマイチ?”というのが私と娘の評価でした。
何しろそれまで本格的「グヤーシュ」を食べたことがなく、『味覚のデータベース』がないので、 “美味しいグヤーシュとは?”というのが、昨シーズンからの私的課題になりました。

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(ハンガリーの名産品にも出会える「トカイ」:ハンガリーの貴腐ワインとホロハーザのカップ)

そこで、東京のハンガリー料理店を検索したところ、私のお気に入りの街・銀座に良さげなお店を発見しました。銀座通りに面したビルの上階にあり、2007年10月に開店したという「トカイ」は、現役時代からの銀座通(?)のはずだった私も初耳でした。そもそもハンガリー料理店は、大変珍しく、都内にも数少ないそうですから無理もないのですが。

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(「グヤーシュ」&「ランゴシュ」)

5月の終わり、友人との昼食に初めて利用した時は、「グヤーシュ」と「ランゴシュ」という揚げパンのセットを注文しました。
「ランゴシュ」はガイドブックにも載っていなかったので、お店の方に訪ねたところ、ハンガリーでは屋台料理のようなもので、レストランのメニューにはないとのこと。

運ばれてきた「グヤーシュ」は、ハンガリーで食べたスープほどさらっとしていませんが、日本人の口に合う“具だくさんのスープ”でした。牛肉もジャガイモも同じくらいの大きさのサイコロ状にカットすると食感がよくなることが分かりました。もちろん、「グヤーシュ」に欠かせない、米粒ほどの小さいパスタ「チペトケ」入りでした。この「チペトケ」が入るか否かで味が違うそうですが、日本では乾燥した「チペトケ」が入手できないのが難点。

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(ランチのフォアグラ丼」)

さて、秋になり、スープの素を利用して「グヤーシュ」を作る前に、先日別の友人を誘って「トカイ」を再訪しました。
前回、友人と一日限定10食という「フォアグラ丼」をシェアしてとても美味しかったので、今回も「グヤーシュ」と両方食べたいと思ったのですが、12時入店にもかかわらず完売でした。

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(ランチの「フォアグラのハンバーガー」)

なので、今回は、「フォアグラのハンバーガー」と「グヤーシュ」をオトナ買い(?)しました。

フォアグラもハンガリーの特産品なので、私も缶詰を買い込みましたが、まだ戸棚に眠ったままです。
「トカイ」で食べた「フォアグラ」は、焼き加減もほどよく大変美味でした。コレステロールが少しぐらい増えたってこのフォアグラが食べられるなら気にしてなんかいられません。


「グヤーシュ」の味もなんとか私の『味覚データベース』に取り込めたので、記憶が薄れない内にチャレンジしなくてはと思いましたが、本格的な美味しさを追求するならスープの素に頼らない方がよさそう。
まずは、「チペトケ」の作り方などレシピの検索からスタートしなければ・・・


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銀座松屋で、『北海道”旬の”ご当地グルメの旅へ』 [食べること]

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(利尻島「食堂 丸善」のお弁当に感激!)
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(酪農製品にも新登場のスイーツ多し)

北海道は、学生時代を含めて何度も行っているのですが、ヨーロッパ旅行に出かけるようになってからは、北海道方面はすっかりご無沙汰になっています。

北海道旅行というと、観光した場所よりも食べ物の記憶の方が強く残っているほど、毎回美味しい物に出会う旅でしたが、最近は、現地に行かずとも東京に居ながらにして、ご当地グルメを味わえるうれしい企画が色々あります。
食いしん坊の私が、毎年楽しみにしているのは銀座・松屋の「GINZAの北海道展」。
某老舗デパートの北海道物産展と比較すると、歴史は浅いし規模も小さいのですが、リタイア世代の私にはちょうど良い企画。(11月4日(火)まで開催中)
もちろん、会場に行く前にチラシを見て、およその目星をつけてから出かけました。

今回の『北海道、“旬の”ご当地グルメの旅』は、日本最北の海に咲く島、利尻島から始まりました。

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食堂丸善」の「磯めし蟹味噌デラックス」は、ウニの炊き込みご飯の上に、ウニ、いくら、蟹味噌がたっぷり詰まった甲羅がまるごとのっています。とにかくウニの炊き込みご飯は、これまで食べたウニご飯とは別物のように感じる絶品の味でした。
会場では、ウニご飯だけのお弁当や、おにぎりも販売していましたが、今回初登場の「食堂丸善」、利尻島のフェリー乗り場にあるお店では、北海道ならではの具がはいったラーメンなどが人気メニューとか。

高山植物の宝庫という、日本最北の島は、いつかは行ってみたい場所。おいしい生ウニ丼を食べるには、夏に行かなくては・・・

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(赤肉メロンは、夏とは別の品種)

食後のデザートは、北海道の中央部に位置する夕張郡栗山町にある日原農園のジューシーな赤肉メロン
食べ頃のメロンをその場でカットしたものを買いましたが、果肉はしっかりしているのにとても甘く美味しかったです。チラシ情報によると、このメロンは、「GINZAの北海道展」の開催時期に合わせて栽培されたものとか。市場を経由していないので本当の完熟メロンのおいしさが味わえました。

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(レトロなガラス瓶入りのヨーグルトレアチーズケーキ)

『北海道、“旬の”ご当地グルメの旅』、翌日のお楽しみスイーツを求めて、「ムツゴローの動物王国」でおなじみの厚岸郡浜中町にある「ファームデザインズへ。
さっぱり系のスイーツが食べたかったので、パッションマンゴーソースの「ヨーグルトレアチーズケーキ」を選びました。いかにも牧場らしい雰囲気のヨーグルト瓶に入っていますが、チーズケーキというより酸っぱくないヨーグルトプリンという食感でした。レストランは、浜中町の本店の他に釧路に支店があるようですが、「うしサブレ」というかわいいお菓子もありました。

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(富良野はラベンダーだけじゃない)

北海道といえば、ソーセージも忘れてはいけません。ソーセージなどの試食を勧めてくれた富良野牧場で、ポトフ用に、粗挽きソーセージと、ベーコンも買い込みました。生でも食べられるというブロックのベーコンは、冷凍して少しずつ使うことができます。

寒くなるこれからの季節、ポトフがマイブームですが、調理が簡単で、薄味&野菜たっぷりのヘルシーメニューに、薄塩の商品は最適。早速、ソーセージと一緒にベーコンの端の部分を入れてポトフを作りましたが、いつもより香り高いスープに仕上がりました。

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(手作りの生キャラメルはやさしい口どけ)

『北海道、“旬の”ご当地グルメの旅』、最後に向かったのは、紋別郡興部(おこっぺ)町の「ノースプレインファーム。オホーツク海の海藻と発酵バターのマリアージュという商品が色々並べられていましたが、私が購入したのは、プレーンな生キャラメル。

100年間の酪農の歴史が生み出したミルクと、牧草であるクローバーからとった蜜で手作りした生キャラメルは、やさしい口どけですが、「花畑牧場」のものより口の中で味わう時間が長め。北海道の自然のめぐみが伝わるおいしさを少しずつ楽しみたいと思います。
こちらの生キャラメルも北海道土産として大人気のようで、新千歳空港でも販売されているそうです。

『北海道、“旬の”ご当地グルメの旅』、今回は、味わう楽しみが長く続くような買い物ができたので大満足ですが、最後に北海道に出かけたのは一体何年前?

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銀座三越「ラデュレ」は開店2ヶ月たってもまだ行列・・・マカロン人気衰えず [食べること]

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(テーブルにも薔薇の花)

平日の昼下がり、友人と3人連れで銀座三越の「ラデュレ」のサロン・ド・テで2ヶ月ぶりにお茶してきました。

以前このブログでも『行列ができる新名所』としてご紹介した「ラデュレ」ですが、さすがに開店して2ヶ月もたてばそろそろ落ち着くのかなと思っていたのですが、実際に出向いてみたら・・・

開店当初と同様、入店希望者は人目につきにくい南階段に案内され、商品購入と喫茶室は別の列に並んで待ちます。入店を待つ階段の行列は、前回と異なり、商品購入の方が短いようです。
階段から移った『喫茶室の待合スペース』で待っている間に観察していたら、マカロンなどの販売については回転が速くなるように変更されていました

開店当初は、入店してスタッフが1対1で応対している間の品定めに時間がかかるなどで接客時間が長くなりがちでした。今は購入者の列に1列になって並びながら品定めをし、注文してレジで支払いを済ませると、ショーケースの前を離れた場所に移動して購入品が包装されるのを待つようになっていました。
店内に滞留する客数が明らかに増えたので、以前のような優雅さはなくなりましたが、買い物時間の短縮効果はあるようです。ショッピングバッグなど雑貨の品揃えはまだ十分でないのが残念。

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(「ラデュレ」のサロン・ド・テ」)

さて、喫茶室の方ですが、結局、店内へ案内されたのは並び初めてから約30分経過していました。
好天に恵まれた平日の昼下がりのティータイム時なので、広い店内は殆どが女性のお客様で満席状態でした。残念ながら今回も交差点を見下ろす席ではなかったので、室内について新しい発見はなし。

待合いスペースで渡されたおしゃれなメニューは開店当初と同じでしたが、店内で再度渡されたメニューは、改訂版でした。メニューの説明が細かい字で色々書いてあるのは変わりませんが、アイテムをくくるカテゴリーの部分に日本語があったのです。確かに、お茶を選びたい時に、お茶は一体何処にのっているのか?分厚いメニューの中から探すのが楽になりますね。
私たちは、待合いスペースで十分に検討してきたので、席へ着くとすぐにオーダーを済ませました。

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(「イスパハン」:バラの香りのマカロンベースのお菓子)

スイーツは3人で違うものを選びましたが、私は前回品切れだった「イスパハン」。“バラの香りの芸術的なマカロン。サンドされたローズペダルクリームとフランボワーズ、ライチの酸味が絶妙にとけあい、幸せいっぱい”と三越のHPでは紹介されていました。マカロンを使ったお菓子は、ラデュレならではのお楽しみメニュー。かなり人気があるようで、待合いスペースに座っているときも、ショーケースからお皿にのせられて運ばれていくのを何度も見ました。

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(「ルリジューズ・キャラメル」)

“最近ルリジューズというのを良く目にする”という友人が選んだのは、「ルリジューズ・キャラメル」。キャラメル風味のクリーム入りのシュー生地のかわいいお菓子です。

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(「サントノレ・ローズ・フランボワーズ」)

前回娘が選んだのは同じ「ルリジューズ」シリーズのローズ風味。お菓子の名前を忘れてしまった私は、もう一人の友人にそれを薦めようとしたのに、メニューを見て「サントノレ・ローズ・フランボワーズ」だと勘違い。でも、生クリームもさほどしつこくない甘さと喜んでいただけたようで良かったです。

お菓子と、一緒にポット入りのお茶を注文しましたが、私と友人の一人は「バラの紅茶」、もう一人は「ジャスミン茶」。このお店のお茶はフレーバーティの種類が豊富ですが、複雑なブレンド茶が多く名前が覚えられません。

ところで、運んできたスタッフの男性は、「バラの紅茶」を注文した人を確認したにも拘わらず、私の前に置かれたのは「ジャスミン茶」。この2種類のお茶、香りはもちろんですが、見た目の色も全く違うので、ポットからカップに注がれた時から注目していた我々3人は間違いにすぐ気づき自分たちで交換しました。わざわざ注文した人の確認をしたはずなのに、間違えるとは?
今回のように違いがわかりやすいお茶なら自己防衛できますが、一体どんなスタッフ教育なのかちょっと不思議です。決して安くないお値段のお茶なのですから・・・

私たちは、話し合わなければならない用件が色々あったので、のんびり優雅なティータイムとはいきませんでしたが、その間も来店客はとぎれず、客席が空いたままになることはありませんでした。

友人がおみやげ用の箱入りマカロンをお願いしようとしましたが、マカロンの購入は店頭で並んで買わなければならないということでした。どうやら、前回喫茶室で購入できたのは、開店当初のみのシークレットサービスだったようです。
4時頃、すっかり長居してしまった喫茶室をでました。日頃銀座にはあまりこないという友人たちは、夕方が近くなっても店頭の混雑度が収まる様子がまったくないことにびっくりしていました。

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もしかしたら、前日の「朝日新聞」で「ラデュレのお菓子の紹介記事」があったせいでしょうか。

さて、自宅に帰ってネットを見ていたら、日本橋の三越にも、ラデュレの売り場がオープンしたことを知りました。こちらは、オープン記念として先行販売のポップアートのマカロンボックスが大人気で品切れ続出とか。

このところ用事が重なり、『ラデュレ情報』からちょっと疎くなっている間に『ラデュレのマカロン人気』は衰えるどころかますますヒートアップしているようです。

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原村の「八ヶ岳農場」で、”料理心を刺激される”新鮮な野菜たちに出会いました [食べること]

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(「八ヶ岳農場」直売所)

信州・原村在住のフリーアナウンサー・小林節子さんは、東京からこの地に移り住むことになったきっかけとして、雄大な大自然と澄み切った空気、そして「八ヶ岳農場」の美味しい食べものに魅せられたと言っています。

昨年、私が初めて節子さんが主宰するリングリンク・ホールのイベントの手伝いに原村を訪れたとき、八ヶ岳中央農業実践大学校のキャンパス内にある「八ヶ岳農場」まで散歩に行ったのですが、ゆっくりする時間がなくて直売所は場所を確認した程度。

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今回は、私が泊めて頂いた直子さんが朝ご飯に出してくれるグリーンサラダの材料である高原野菜などがたくさん揃っている朝の時間帯に直売所に出かけてみました。
直売所では朝8時半から夕方5時半まで、その日の朝収穫した新鮮な野菜を販売していますが、冷蔵ケースなどは使っていないので他種類・少量陳列のようでした。大学校の学生さんたちが農場で栽培した野菜を中心に、「いきいき農業塾」の方々の野菜も売っています。

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◆サラダの食材になる高原野菜:普通のレタスの他に“シーザーズサラダには欠かせない”ロメインレタス、“我が家のサラダの定番”サニーレタス、“ベトナム風生春巻きなどの付け合わせに使うと見映えする”グリーンカールもありました。

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化学肥料を一切使わないトマトは色々な種類がありましたが、ケース買いは市価よりかなり安いようです。同行の友人たちは、クルマで東京まで帰るので、野菜好きの家族や孫たちのための買い出しツアーみたいに、両手いっぱいの野菜を抱えてクルマに乗り込みました。

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◆東京に着いてから自宅まで電車を乗り継ぐ私は、「ティンカーベル」と名付けられたミニトマトの小袋を買いました。最近、「アイコ」などのプラムのような形のミニトマトがマイブームです。
早速、翌朝の食卓のサラダに登場しました。

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◆人参も葉付きで新鮮なので、原村特産品のセロリやキュウリと一緒にスティックサラダやピクルスにすればワインなどお酒のおつまみによさそうですね。人参好きなら千切りにしてフレッシュ人参サラダでも。

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◆色とりどりのミニピーマンやズッキーニに心惹かれましたが、もうすぐ10日間ほど旅行に出かけるので今回は買うのを断念。ズッキーニは割安なので、ラタトゥーユとかに使うだけでなく、なすと一緒に編み目をつけたイタリア風焼き野菜にし、バルサミコソースをかければ沢山食べられます。
そういえば、前日買い物に行ったAコープでは、“ズッキーニを漬け物にもどうぞ”という貼り紙がありましたが、キュウリのようにぬか漬けにするのでしょうか?

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◆なすも種類が豊富で、白なすもありました。珍しいけれどお味は?と思ったら、イタリア風網焼きにすると美味しいというネットの書き込みを発見。

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大阪の「泉州特産・水なす漬け」でお馴染みの水なすを野菜として売っているのを初めて見ました。泉州地域の気候と土壌でしか育たないと思っていましたが、原村でも栽培できるようです。
最近、サラダ感覚の浅漬けのなすをスーパーやコンビニでも見かけることが多くなりました。水なすや十全なす、巾着なすなど丸ごと漬けた“なすの浅漬け”は、ビールにとても合う夏の味覚です。

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ルバーブはグリーンの他にもありました

◆東京ではあまりみかけませんが、ジャムの材料になるルバーブも売っていました。昨年泊めて頂いたお宅で朝食のパンにルバーブジャムをつけて食べたのが初ルバーブでした。“赤いルバーブ、赤いジャムが出来ます”というボードがありました。こんな説明が書いてあるとうれしいですね。

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◆朝食の鮭のバター焼きに使われた『魚のハーブ』フェンネルも売っていました。名前は聞いたことがあっても野菜としてはあまりなじみのないハーブなので、説明ボードが欲しいところです。

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(カボチャ:「バターナッツ」)

◆テーブルクイーンカボチャの隣に「バターナッツ」というのがありました。初めて見たこの野菜は一体何?と思ってネットで調べたら、カボチャでした。ピーナツ色でひょうたんみたいな形のカボチャですが、プリンにするとおいしいとか。カボチャと一口に言っても色々あるものですね。

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◆「八ヶ岳農場」直売所のあちこちに、カボチャがオブジェのように飾られていました。そういえば、10月は、ハロウイーンの季節。自分で彫刻して庭などに置くような大きなカボチャも売っていましたが生産数量限定で早い者勝ち?

★★★「八ヶ岳農場」の直売所は、せっかく色々珍しい種類の野菜があって楽しいのですが、あまり馴染みがなく、どんな料理に使えばよいのかわからないとなかなか手が出ません。
最近はパソコンでネットを検索すると、珍しい食材でもレシピがみつかる便利な世の中ですが、対面販売の良さも見直されていますね。

そういえば、私がまだ新米主婦の頃、近所の八百屋のおじさんに調理法を教わることがよくありましたっけ。


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『幸せな朝ご飯』:信州原村での楽しみ [食べること]

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年数回の信州・原村生活での楽しみのひとつは、朝ご飯です。
原村生活といっても別荘があるわけではなく、先輩のホールで開催するイベントの手伝いや学生時代の仲間の集まりに参加する1泊か2泊の短い滞在。

夜は、毎度深夜までの大宴会のキッチン担当スタッフとして、女性同士(時には男性も混じって)皆でおしゃべりしながら楽しく料理作りしますが、早起き苦手で朝食の支度はできれば避けたい私は、先輩のご近所仲間のペンションにB&B(朝食付き宿泊)でお願いしています。

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主婦にとって旅に出たときの楽しみは、上げ膳据え膳の朝ご飯
特に原村は、高原野菜の生産地だから東京よりも新鮮でおいしい野菜が色々食べられるのです。

今回は2泊でしたが、他のお客様もお泊まりだった最初の朝は、いつもの洋風朝ご飯。前夜、ホールで素晴らしいギター演奏を聴かせてくださった方たちとおしゃべりしながら美味しく頂きました。

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(和食のテーブルセッティング:今朝のメニューは?)

さて、二日目の朝、食堂には私ひとりですが、テーブルセッティングがいつもと違う和風の雰囲気。
めかぶの酢の物や、なす、カボチャの煮物、お漬け物の小皿が並んでいます。
何が出てくるのかな?ちょっとわくわく・・・

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登場したのは、鮭のバター焼きとグリーンサラダの一皿

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そして、炊きたてのご飯と、本場の信州みそのおみそ汁。

地元の食材を豊富に使った健康によいと思われる組み合わせの豪華な朝ご飯です。

私一人のために誰かが朝ご飯を作ってくれるなんて贅沢すぎますが、どれも皆美味しくいただきました。
野菜の風味をしっかり楽しめる新鮮な高原野菜のグリーンサラダは、自宅で毎朝慌ただしく準備するサラダとは別物。たぶん高原のホテルのビュッフェのサラダよりもおいしいのでは・・・

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(5月のサラダ:可愛らしい「フットボールトマト」)

焼いた鮭の上に乗っていたのは、『魚のハーブ』といわれるフェンネル
料理を作ってくれた直子さんの説明によると、「八ヶ岳農場」に行ったら見事なフェンネルを売っていたので使ってみたそうです。

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フェンネル(和名はウイキョウ)というハーブの名前は知っていたけれど、収穫したままの姿をみたのは初めて。葉の部分を薬草に、種子はハーブティに使うまでは知っていましたが、ネットで検索したらずいぶんたくさんのレシピが紹介されていました。肥大化した株元はサラダなどに料理できるみたいですがまだ食べたことはありません。

フェンネルの栽培は、日本ではまだあまり盛んでないようですが、標高1300メートルにある八ヶ岳中央農業実践大学校「八ヶ岳農場」では、目新しいアイテムにも挑戦しているのでしょうか?


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銀座で、ラプソディ・イン「ラデュレ」に参戦してきました [食べること]

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やっぱり「ラデュレ」のマカロンが食べたくて・・・

さてさて、行列ができる新名所、銀座三越に初上陸した、パリの老舗「ラデュレ」ですが、先週末、「サロン・ド・テ」でお茶してきました。

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近くでの用事を済ませた夕方5時頃、入り口に行くとすぐに階段の待ち行列に案内されました。喫茶室の方は、3組目でしたが、商品購入の方は少し時間がかかりそうでした。
10分くらいで喫茶室の中に案内されたとき、入り口近くにあるマカロンなどのショーケースの前にいるお客さんの数は店員さんと同数くらい。どうやら店内に入った時から1対1で対応するので、買い物の時間がかかるようです。ひとり帰るとひとり案内されるシステムでしょうか。

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(「ラデュレ」の「サロン・ド・テ」)

「サロン・ド・テ」は、“マリー・アントワネットの私殿からインスパイアされたというフェミニンで洗練されたサロン”というふれこみですが、テーブルやイスなどもゆったりしています。
私が以前行った、パリのマドレーヌ寺院前の店舗よりも格段に豪華な内装に見えました。

渡されたおしゃれなメニューを読むのは、老眼鏡がないと辛そうですが、メニュー構成に慣れていないため、色々目移りして、オーダーが決まるまで結構時間がかかります。
温かい紅茶とケーキを頼むことにしましたが、バラのマカロンを使ったケーキイスパハン」をオーダーしたのに品切れというのでがっかり。次の機会に楽しみをとっておくことにして、ピスタチオのケーキに変更しました。「イスパハン」は、「ピエール・エルメ」にもあるので、食べ比べてみるのも楽しそうです。

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運ばれてきたピスタチオのケーキは、生クリームがふんだんに使われているのにしつこくなく、スイーツ好きなのに、甘すぎるお菓子は苦手な私にとってほどよい甘さでした。
(同じパリの名店「アンジェリーナ」の「モンブラン」はとても甘いので、小さいサイズでも私には十分過ぎるように感じてしまいます)

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娘が、注文したシュー生地を使ったケーキルリ・ローズ」は、店頭にディスプレイされたグリーン系のショッピングバッグのモチーフにもなっています。こちらも上品なケーキでした。
ポット入りの紅茶も見慣れない名前がついていましたが、フルーツフレーバー系の方が、ミステリアスな香りで楽しめそうです。

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鏡の前には、マカロンのミニツリー
パリの「ラデュレ」では、ウエディングケーキのオーダーができる


まわりを見渡せば、豪華なアフタヌーンティを楽しんでいる方もいますが、ひとりで来ている方の姿もちらほら。友人連れも含めて圧倒的に女性客優勢です。
近くの席の女性グループは、マカロン一皿(4個)を注文して、写真を撮ったり、皆で一口ずつ味見して「おいしい!」と感激していました。

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おみやげに、おしゃれなボックス入りのマカロンもらったらうれしいですね

私は、事前に小耳に挟んでいたので、早めにおみやげ用の箱入りマカロンをお願いしました。6コ入りで、フレーバーも箱の色も選べませんでしたが、並ばずに買えるのが何よりです。
おしゃれなボックスに入ったマカロンは、モナコから運ばれてくるためでしょうか、要冷蔵で消費期限は販売当日を含めて3日でした。

翌日、娘とシェアして食べましたが、久しぶりに食べたラデュレのマカロンは、メロンとか、ココナツフレーバーなど食べたことのない味もあり、やっぱり美味しかったです。でも、次は、自分であれこれ悩みながら選んで買いたいなとも思いました。


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「花畑牧場」の手造り「生キャラメル」、口の中であっという間にとけてしまいました・・・ [食べること]

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この夏、話題の北海道みやげといえば、なんと言っても「花畑牧場」の「生キャラメル」でしょう。

タレント田中義剛さんの花畑牧場の商品は、以前から生協の共同購入でプリンやチーズなどを買っており、普通においしいけれど、ユニークネスというわけではないモノが多かったように思っていました。しかし、この「生キャラメル」は、ネットでも販売していますがテレビなどで取り上げられることも多く、爆発的ヒット商品となってしまい今や入手難と言われるほど売れているそうです。

私は先月、家族の北海道ゴルフ旅行土産で、話題の「生キャラメル」をGETしましたが、この商品ほしさに恐喝行為を働き、警察に捕まった人間がいるというニュースもありました。

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(花畑牧場の商品案内チラシ)

テレビの番組で製造工程を見ましたが、銅の鍋でコトコト煮詰める本格的な手造り商品のため生産数量が限られ、千歳空港でも並ばないと買えない人気商品。しかも一人5個までの購入制限とか。
冷蔵するタイプのキャラメルは初めて食べたのですが、1箱12粒入りで、850円もするのに、口の中に入れるとあっという間にとけてしまうので、ゆっくり味わう暇もありませんでした。カロリーを気にしながらも、2粒は食べないと食べた気がしませんね。

ところで、花畑牧場といえば、「Pabo」というお馬鹿3人娘として人気急上昇中の里田まいさんが「カントリー娘。」時代にここで働いていたのですが、「生キャラメル」のヒットと同時期に里田さんも人気上昇は何か関係があるのでしょうか。

北海道土産の人気スイーツは昔から色々ありますが、今年の夏は、この「生キャラメル」を会社のおみやげに買っていけば、OLたちに喜ばれること間違いなし。もちろん家族の土産に買ったらお父さんの人気も急上昇?
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銀座三越の「ラデュレ」は『行列のできる銀座の新名所』?  一方、「モンシュシュ」は販売中止中 [食べること]

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(「ラデュレ」のマカロン)

日本人、特に江戸っ子は新しいモノ好きが多いような気がします。
私もですが、「初○○」とか、「限定××」という言葉に弱いですね。お店の前に行列ができていると、とりあえず並んでしまったり・・・
先日このブログでもお知らせした、マカロンの老舗、パリの「ラデュレ」が銀座三越の2Fに「サロン・ド・テ(喫茶室)」をオープンしたのですが、初日の7月26日はお店側の予想を上回る大行列になってしまったとか。実際にお店まで出かけた方たちのブログをチェックすると、時間帯によって違いはあり、喫茶室の方が概して待ち時間が少なかったようですが、マカロンなどの物販購入のため、3時間待ちのつもりだったのに結果として最大7時間くらい並んだ方も・・・

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(銀座三越2Fに、パリの老舗「ラデュレ」オープン)

昨日私は、銀座に用事があったので、お店まで行って様子を見てきました。
遠くからでも「ラデュレ」のイメージカラー、ミントグリーンを使ったグランド・オープンの垂れ幕が目立ちます。サロン・ド・テは、銀座4丁目の交差点を見下ろす2Fの角にあるので向かい側からも、マカロンのツリーがガラス越しに見えます。

エスカレータで2Fにあがりお店の入り口に行ってみると、待ち時間案内板の横にイヤホンを付けた2人の男性スタッフが立っていました。午後2時過ぎ現在で、入店までの待ち時間は、サロン・ド・テは30分、グッズなどの販売は60分となっていました。土・日に実施していたマカロンのみ(4コ入りまたは6コ入りのプリセット販売)の並びを平日は実施しないので、マカロン買うだけでも1時間待ちになります。

モナコ公国製のマカロンは1個231円という手頃な単価ですが、沢山の色とりどりのマカロンを目の前にして、どれを買うか迷うのが楽しいし、なんといってもマカロンのボックスの種類が多いのでこちらも選ぶのに時間がかかりそうです。それに、マカロンはつぶれやすく壊れやすいお菓子なので、販売スタッフも箱詰めに慣れるまではかなり慎重に時間をかけていると思います。
マカロンの他に紅茶(¥2,835)やカメオをモチーフにしたチョコレート(¥3,150)もありますがやはり人気はなんといってもマカロンでしょう。

私は、最近パリで観光客に人気という化粧品やポーチなどのグッズが見たかったのですが、今のところはショッピングバッグとルームキャンドル(¥7,140)くらいしか置いてないようです。スタッフの方に確認したところ、8月下旬もしくは、9月からの販売になる予定とのこと。昨日は時間があまりなかった私は、ポーチなどの販売開始を楽しみに待つことにし、情報収集のみで帰りました。

待ち時間短く「ラデュレ」の店内に入ってみたいという方には、サロン・ド・テ利用がオススメですが、食事関係は時間帯により提供メニューが異なりますのでご注意下さいね。(パリでもブランチメニューが魅力的でしたが、日曜日限定でした)


ところで、銀座三越の地下でちょっと残念なお知らせを発見しました。

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銀座三越B1Fのエスカレータ脇にいつも行列ができていた人気スイーツ「堂島ロール」の「モン・シュシュ」販売中止のお知らせです。“都合により7月26日から販売中止しました”としか書いてないので、どういう事情か分かりませんが、いつも午後の早い時間に完売していた商品でした。

私は、フルーツ入りの方を5月に1回買っただけですが、軽い感触のロールケーキ生地に包まれた生クリームのふんわりとしたおいしさが印象に残っています。(「堂島ロール」は生クリームだけのロールケーキで、写真のフルーツは入っていません)
ケーキの原料高騰問題もあるし、またいつか販売が再開されるのか、ちょっと気になります。
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マカロンの老舗、パリの「ラデュレ」の喫茶室が銀座三越にオープン [食べること]

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(パリの「ラデュレ」の喫茶室で食べたマカロン

私は、マカロンという丸くてカラフルな色遣いの可愛らしいお菓子が好きです。
外側がパリっとしていて、中側がしっとりしているのがおいしいマカロンだと言いますが、気候の関係でしょうか、パリで食べると、食感がより良い様な気がします。

泡立てた卵白に砂糖、アーモンドパウダーを加えた生地をオーブンで焼き、クリームやジャムなどを塗って二つ重ね合わせたこのお菓子、なんといってもパリの老舗「ラデュレ」が有名なのですが、7月26日に日本でも銀座三越に喫茶室がオープンします。

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(パリの「ラデュレ」の喫茶室で食べたマカロン

最近は、色々なお店でマカロンが作られていますが、ラデュレは1862年創業、歴史と伝統を誇るこのお店には、パリに行ったときに何度か通いました。
マドレーヌ寺院のそばのSalon de The’の客層は、きちんとした身なりのフランス人マダムも多いのですが、シャンゼリゼ通りの方は、観光客が多いようです。老舗の雰囲気を味わいたいならマドレーヌ寺院のお店が断然オススメです。

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(魚料理に添えられたポレンタに惹かれて、私はこちらを頼んだが・・・)
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(娘の、ローストチキンに添えられた、リゾットの方が美味しかった)

喫茶室といってもランチなども楽しめるメニューだったので、日本のお店もそういうメニュー構成になるのでしょうか。オープンしたら食べに行くのが楽しみです。

どちらのお店も、ギフト用にマカロンを詰め合わせてもらう大勢のお客さんでいつも賑わっていました。
「ラデュレ」のマカロンは、以前「マリー・アントワネット」というハリウッド映画でも色とりどりのお菓子が登場するシーンでその商品がふんだんに使われていました。

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(ピエール・エルメのマカロン)

日本には、元ラデュレのパティシエだった「ピエール・エルメ」が一足早く上陸しているので、日本に居ながらにして、両者のマカロンを食べ比べすることができるようになります。
そういえば一番最初にパリに行ったとき、おみやげに買ったマカロンを大事に抱えて日本に持ち帰ったら、同じお店が日本にもあってがっかりしたことがあります。
有り難みがなくなるような気もしますが、わざわざパリに行かなくてもおいしいモノに出会えるのはやっぱり楽しみです。



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