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寒い冬はホッキョクグマの季節、雪が降ったら上野動物園に行ってみよう! [動物園歩き]

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(2015年1月9日撮影)

寒中お見舞い申し上げます。

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東京地方が今季初積雪となった日、寒がりの私としては暖かい室内でぬくぬくしたいところですが、野生環境では北極圏に生息し雪景色が一番似合う動物、ホッキョクグマの様子が知りたくて上野動物園に行ってきました。

現在上野動物園で飼育しているホッキョクグマは6歳のデア(♀)1頭のみですが、「ホッキョクグマとアザラシの海」を表現した広いプールのある放飼場を自在に動き回り、おもちゃで遊んだりダイナミックにプールに飛び込む姿が可愛いと人気があります。

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南イタリア生まれのデアちゃんは、上野に来園した年の冬は初雪に大興奮で、空から舞い落ちる雪片を手でつかんでは口の中にいれてその感触を楽しんでいたそうですが、昨年の大雪の時は赤いポリタンクを橇のように押し歩きしてはしゃいでいた姿も見られました。

今年も、雪を食べてみたり、飼育係が投げ込むエサを追いかけて水分の多い雪のスロープを降りるときはちょっぴり足をすべらせてしまいお客様から笑い声も。

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<水中でのボール遊び>

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(2015年1月30日撮影)

都心でも未明から降り始めた雪が数センチの積雪となったこの日のデアちゃんは、いつもよりテンションが高く、雪の感触を楽しむかのように元気に動き回ったり、プールの中では自分が遠くに押しやったボールを追いかけて捕まえる遊びを長時間楽しんでいました。

<運動場に備え付けのタイヤで遊ぶ>

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(2015年1月2日撮影) 

運動場の段差のところに置いたタイヤに乗って手で押したり離したりすると、シーソー遊びができることを発見したデアちゃん。

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(2015年1月30日撮影)

<ポリタンクで遊ぶ>

プールに投入される赤いポリタンクには、小さく刻んだ肉やリンゴなどのおやつが入っています。
ポリタンクを上手に傾けて中身を取り出すデアちゃん。
 

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(2014年12月24日撮影)

おやつを食べてしまった後、デアちゃんはポリタンクに乗ったり、上から押してみたり齧ってみたりします。ボロボロになってしまった古いポリタンクを連結しておもちゃとして与えたらデアちゃんは殊の外気に入った様子。
お客様に自慢げに?見せびらかすデアちゃん。

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(2015年1月9日撮影)
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(2015年1月15日撮影)


<オヤツタイムの行動観察>

毎日午前と午後に飼育係がエサを投げ込むオヤツタイムは見どころが一杯。

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毎回少しずつ違うが、基本は馬肉、クマ用ソーセージ、魚、サツマイモ、リンゴなどの他食パンなど。

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(20150114撮影)
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(2014年12月2日撮影)
投げ込まれたエサをお口でダイレクトキャッチ

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(2015年1月9日撮影)

飼育係さんによってデアちゃんとのやりとりなど投入の仕方や投げ込む位置なども異なるが、オヤツタイムが近づくとデアちゃんがそわそわしたり、後肢で立ち上がって催促のポーズをすることもある。

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豪快に水中にダイブして、仰向きで泳ぎながらダイレクトキャッチ
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(2015年1月8日撮影)

水中に投げ込まれたエサを追いかけて食べる様子などを下から見ることができる。


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(2015年1月2日撮影)
デアちゃんはサツマイモ大好きなお芋女子

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(2015年1月9日撮影)
お魚は手の甲に載せて食べたり、ガラス窓の前でお客様に見せびらかしながら食べるのが好き?


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(2014年12月24日撮影)

クリスマスのスペシャルイベントして、紅鮭が丸ごと一尾投げ込まれると、デアちゃんは口にくわえてお気に入りの場所まで運んであっという間に平らげてしまいました。

野生環境のホッキョクグマはアザラシの赤ちゃんなどを好んで食べますが、動物園では寝小屋で朝夕に馬肉を主食としてガッツリした量の食事が与えられます。放飼場で与えるのはあくまでおやつですが時は鶏頭や骨付き肉なども出ます。
また、水中に丸ごと投げ込まれたリンゴは水中で捕獲したら浮上して食べやすい大きさに食いちぎりながら味わうのはデアちゃん流でしょうか。

北極圏に近いカナダでは、寒い冬こそ活動が活発になる野生のホッキョクグマを間近で観察するツアーが高価格にも関わらずマニアに大人気ですが、動物園でも時間をかけて行動観察すると新たな発見があるかもしれません。
十分な寒さ対策をして、冬の動物園に出かけてみませんか。


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