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サッカー「なでしこジャパン」、W杯でドイツに勝利・・・・”女子力”は逆境に強い! [サッカー]


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★高橋陽一先生作の「楓ちゃん」のキャラクターは
澤穂希がイメージ★
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★「苦しいときは私の背中を見なさい」という
澤穂希さん、君についていこう!★



女子サッカーW杯ドイツ大会で、なでしこジャパン3連覇を狙うドイツを破り準決勝に進出という快挙です!

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★「君が代」が流れる中、『海外組』は何を思う?
(左から)永里優季、安藤梢、熊谷沙希、鮫島彩の各選手

今回のなでしこは、開催国ドイツでプレーする選手が二人(デュイスブルク・安藤梢とポツダム・永里優季)いるし、これからドイツに移籍する選手(浦和→フランクフルト・熊谷沙希)もいるので結構いけるのではないかと私は思っていました。とはいえ、日本は一次リーグの最終戦でイングランドに破れて二位通過となり、準々決勝の相手がW杯3連覇を狙うドイツとは何とも残念だと思ったのも事実です。

女子サッカーの勢力図は男子と異なり、2011.3.28付の世界ランキング1位はアメリカ、2位はドイツ、3位ブラジルと続き、日本は4なのです。女子のランキングは評価方法も男子と異なりますが、男子では世界ランクキング1位のスペインも、女子は18位でこの大会には出場していません。

日本は、ランキングは4位ですが、体格的には他の強豪国と比較して明らかに小柄。ドイツには実力、体格とも劣る日本はこれまで一度もドイツに勝ったことはありませんでした。

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★日本代表・長谷部にとってこの日の試合会場はホームグランド★

私は、当初の予定では日曜未明の試合をライブで見るつもりはなかったのですが、試合会場を本拠地とするヴォルフスブルク所属の”日本代表キャプテンの長谷部が生出演”というのにひかれて生中継をみてしまいました。

日本時間345分キックオフの試合は、連日の猛暑の疲れで睡魔と戦いながらのテレビ応援です。

先発メンバーはおなじみの顔ぶれですが、大会直前の練習試合で頭部に5針縫う怪我をして先日まで包帯姿だった熊谷沙希ちゃん以外は160センチそこそこの小柄なDF陣が頑張って前半を0-0でしのいだので、少しだけ希望をもって後半に

しかし、ボールは回せても殆ど決定機が作れない日本に対し、再三ゴールを脅かす大柄なドイツ。なでしこたちは、組織的かつ速い戻りで相手選手に身体を寄せて自由にさせない懸命のディフェンス。

地元ドイツを応援する観客席と日本選手はカードをもらうことがあっても、ファウルはもらいにくい状況など、審判も含めて圧倒的なアウエイ環境の中、日本は何度も幸運にも助けられ双方ゴールを割れないまま延長へ。

交代出場の丸山桂里奈と18歳の岩淵真奈もなかなか思うように攻撃できないなどで日本に得点の匂いがせず、テレビの前で眠気と戦いながら声援しているうちに、このままPK戦までいくのかななどと思ったりもしました。
お互いに体力を消耗する中で、なでしこの精神的支柱・澤選手が足を傷めてうずくまったときは万事休すかと思いましたが無事プレー続行。

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そんな時に岩淵のボールを受けた澤のラストパスから生まれた丸山選手の“サッカーの神様からのプレゼント”のようなゴール(延長後半3分)に眠気も一気に吹っ飛びました。

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それにしても試合終了までの”長い時間”、ドイツの猛攻にホントによくぞ耐えてくれました。

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★試合終了後、ドイツ選手をねぎらう阪口ら日本代表★

(写真は、NHK・BS放送の映像より)

試合終了後、疲労困憊でしゃがみ込むドイツ選手たちの無念そうな表情と対照的に元気いっぱいだったなでしこたちのりりしい姿に胸が熱くなる思いでした。

ドイツ戦を前に佐々木監督は、東日本大震災の悲惨なニュース映像を選手たちに見せてモチベーションアップを図ったといいます。この日、決勝ゴールを決めた丸山選手と身体を張って守ったDF・鮫島選手のふたりは、東京電力に所属していましたが、福島原発事故の影響で所属チームも変わっています。さらに、鮫島と熊谷両選手は仙台の常磐木学園出身なのです。

さて、準決勝の相手はスウェーデン。今度も“日本が未勝利で大柄な選手たち”相手ですが、日本はドイツ戦と同じように自分たちのサッカーができるコンディション作りに成功すればきっと勝ちます!

男子が惨敗した北京五輪で4強に食い込んだなでしこたちは、3位決定戦に敗れてメダルを逃して悔し涙を流しました。

逆境に咲くなでしこたちよ、北京五輪の悔しさをバネにW杯で優勝を!
政局ばかりで復興がなかなか進まず、経済の見通しも先行き不透明の日本列島に爽やかな風を吹き渡らせてくれることを願っています。

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