東京スカイツリーが、東京タワーの高さを超えた [街あるき]
墨田区に建設中の新電波塔・東京スカイツリーが3月29日午前、港区の東京タワーの高さ(333メートル)を超えました。でもまだこれは半分の高さで、完成すると634メートルという世界一の電波塔になるそうです。
(東京タワーが道路の突き当たりに見えるベストポジション)
大学時代は、毎日東京タワーを間近に見る生活だったし、社会人になってからも昼休みや帰宅時に東京タワーの遠景を目にする日々が多く東京タワーには思い入れがあったので、何となく複雑な心境です。
(東京スカイツリー:2010.3.29午前撮影)
といっても、建設中の東京スカイツリーは都心への行き帰りの電車からよく見えるし、自宅マンションのバルコニーからも身を乗り出すと見えるのです。
(パリジェンヌは永遠の憧れ・・・)
(ま冬のセーヌ川越しに見えるエッフェル塔)
ところで、私は、パリのエッフェル塔が大好きで、セーヌ川に架かる橋から見る景色に憧れています。
東京スカイツリーは隅田川から近いので、暖かくなったら、同じようなアングルで東京スカイツリーが見える場所を探しに行ってみようかと思います。
(スペシャルバージョンにライトアップされた
エッフェル塔:2008.12.31撮影)
(五輪カラーにライトアップされた東京タワー:
2009.7.4撮影)
エッフェル塔はライトアップされるととても美しいのですが、東京タワーも、折々には特別なライトアップになります。でも今は毎日見える環境でないので、せっかくのライトアップも見逃すことが多いのが残念。
しかし、東京スカイツリーなら自宅から見えるので、完成したらどんなライトアップを見せてくれるのか、これも楽しみです。
(東京スカイツリー:2010.3.29午前撮影)
(東京スカイツリー:2010.1.7撮影)
本日はあいにくの天気で、ぼんやりとしか東京スカイツリーの姿が見えませんが、1月はじめとは明らかにプロポーションが変化していることがわかります。
これからもっと高さが伸びていくと、同じ場所からどんな風に見えるのでしょうか・・・・・・
近頃気になる人物・カラヴァッジョ、バロック絵画の巨匠にして殺人者・・・ [私的美術紀行]
現在上野の東京都美術館で開催中の「ボルゲーゼ美術館展」に行ってきました。
今回私のお目当ての絵画は、イタリアのバロック絵画の巨匠・カラヴァッジョ最晩年の作品のひとつである「洗礼者ヨハネ」です。
(絵はがき「洗礼者ヨハネ:
ローマ・ボルゲーゼ美術館蔵)
憂いに満ち、脱力感の漂う表情のヨハネは一度観たら忘れない作品になりましたが、カラヴァッジョの作品で今回来日したのがこの1点だけというのはちょっと残念でした。
カラヴァッジョ(カラヴァッジォ)という画家は、日本ではまだその名前があまり知られていませんが、17世紀初頭にローマでバロック絵画を誕生させ、光と闇の演出による劇的な宗教画を数多く描いています。レンブラント、ルーベンス、ベラスケス、フェルメールなど多くの画家に影響を与えたと言われ、かつてのイタリア紙幣で最も高額な10万リラ札の顔になっていた人物です。
神や聖人を理想化しない現実的描写で描くカラヴァッジョの作品は、臨場感があふれており、観るものを惹きつける強烈な個性がありますが、好き嫌いの評価がわかれる画家かもしれません。
(映画「カラヴァッジョ」チラシ)
没後400年を記念した映画も観ましたが、その人生は、“光の部分は限りなく美しく、影の部分は果てしなく罪深い”と、映画パンフレットに書かれた通りと言えます。
華やかなルネッサンスが終焉し、カトリック改革の道具として復権した宗教美術ですが、ドラマチックな明暗法と娼婦をモデルにして聖母マリア描くなど、徹底した写実描写で描かれたカラヴァッジョの絵は、しばしば教会から『品位』に欠けるとして祭壇に飾ることを拒否されたそうです。
ふとした争いから殺人を犯してイタリア各地を逃亡する中で38歳の生涯を終えたカラヴァッジョは、喧嘩や暴行などで10数回もローマの犯罪記録に名を連ねているという波乱に満ちた人生・・・
(「エマオの晩餐」:ミラノ・ブレラ美術館蔵
by 「週刊世界の美術館」09.7.16号より)
私がカラヴァッジョという画家の存在にはじめて気づいたのは、1999年のイタリア旅行。ミラノのブレラ美術館で観た「エマオの晩餐」という作品でした。
2人の弟子が、食卓を共にした男が復活したキリストであることを知る場面を描いた同名の作品は、ロンドンのナショナルギャラリーにもありますが、後から描かれたブレラ美術館蔵のキリストの表情の方が個人的には好みです。
ミラノで感銘を受けながら、その後カラヴァッジョのことはすっかり忘れたまま海外の美術館巡りを重ねていた私が、カラヴァッジョの魅力を再発見したのは、有地京子先生の名画解説セミナーを受講したのがきっかけでした。
天才画家にして殺人者という経歴なのに数々の素晴らしい宗教画を遺しているカラヴァッジョに興味を覚えて、手元にあるいくつかの美術書を紐解いてみれば、私は、カラヴァッジョの作品を他にもいくつか鑑賞しているようなのです。
(「アレクサンドリアの聖女カタリナ」:
マドリード・ティッセン美術館蔵
by「週刊世界の美術館」01.2.6号より)
1998年訪問したとき、私はカラヴァッジョの存在をまだ知らなかったがこの絵は見た気がします。
★「キリストの埋葬」:ローマ・ヴァティカン絵画館蔵。
記憶にはありませんが1999年訪問時、ガイドの案内で宗教画は注意深く鑑賞しました。
(「バッカス」:フィレンツェ・ウフィツィ美術館蔵
by「週刊世界の美術館」08.12.11号より)
★1999年に訪問したフィレンツェ・ウフィツィ美術館は、素晴らしいガイドさんに案内されて見学。
「バッカス」、「メドゥーサ」は印象に残っていますが、「イサクの犠牲」は?
★「合奏」:ニューヨーク・メトロポリタン美術館蔵。2000年に訪問していますが・・・
★「トカゲに噛まれた少年」、「エマオの晩餐」、「サロメ」:ロンドン・ナショナルギャラリー蔵。2001年に訪問していますが・・・
★「聖母の死」、「女占い師」、「アロフ・ド・ヴィニャクールの肖像」:パリ・ルーヴル美術館蔵。2001年、2008年の2回訪問していますが・・・
★2004年に訪問したフィレンツェ・ピッティ美術館の「眠るアモール」は覚えていますが、「アントニオ・マルテッリの肖像」は記憶なし。
(「ロザリオの聖母」:ウイーン・美術史美術館蔵。
by「週刊世界の美術館」09.6.4号より)
2007年に訪問しています。多分観たはず・・・
(「勝ち誇るアモル」:ベルリン美術館蔵
by「週刊世界の美術館」09.1.29号より)
中には、作品は観た記憶があるがカラヴァッジョ作品という認識がなかったものもありますが、“接近すれども遭遇せず”という状況があまりにも多かったことにショックを受けてしまいました。
海外の美術館巡りが趣味となってからは、事前に必見絵画を予習して行くのですが、カラヴァッジョは日本人にとってあまりなじみのない画家ということもあって必見リストから漏れていたようです。
さすがに、2008年に訪問したベルリン美術館の「勝ち誇るアモル」は印象に残っていましたが、それにしても、他の著名画家の作品の前に記憶が薄れてしまったのか、作品そのものを見落としたのか・・・
ベルリン近郊・ポツダムのサン・スーシー宮殿:
「ポツダム会談」の行われた街には、フリードリッヒ大王の夏の離宮があります。
フランス語の“憂いのない”に由来するサン・スーシー宮殿には、ドイツ最古の美術館があり、宮殿ツアーの待ち時間にルーベンスなどの作品を鑑賞しました。
★2008年に訪問した宮殿内美術館にも「聖トマスの不信」という作品があったのです。
(ルーヴル美術館のイタリア絵画展示エリアは「モナリザ」目当ての人で混雑。)
(「美しき女庭師」:ラファエロの名画も、回廊にさりげなくかかっているので、うっかりすると見逃してしまいそう・・・)
超ショートショート「白浜パンダのひ・み・つ」(特別編:幸浜、15日中国に旅立ちます!) [パンダ]
独断と偏見による“オリジナルコメント”でご紹介する1月中旬の白浜パンダファミリー、
本日は、3月15日に母の故郷である中国四川省・成都に旅立つ幸ちゃんからのご挨拶です。
アドベンチャーワールドでは、出発に先立ち、14日午後、約700人が出席して幸ちゃんの歓送式が行われ、スタッフ手作りの雪だるまをプレゼントされたとのことです。
幸ちゃん、またあう日まで元気でね!
幸:皆さん、長い間僕のことを可愛がってくれて
ありがとう。
僕の旅立ちが発表されてから本当に沢山の人が
僕に会いにきてくれてうれしかったです。
(2007.2の隆浜&秋浜)
幸:僕がこれから行く成都は、梅梅かあさんが
日本に来るまで居たところ。
僕は初めて行く場所だけど心配しないで。
成都にはお兄ちゃん達(雄浜、隆浜、秋浜)がいる
から、僕はひとりぼっちじゃないよ。
幸:雄浜兄ちゃんはもう子どもが生まれたというし、
僕もいずれはお嫁さんをみつけなきゃねって
言われてるんだ。
どんなお嫁パンに会えるか今から楽しみ・・・
幸:僕も永明とうさんに似て、男前パンダって
言われてるから、
成都では“看板パンダ”になれるかな。
(成都パンダ繁殖研究基地:2006.9撮影)
幸:白浜の竹は新鮮で美味しかったけど、
成都にも良い竹があるから大丈夫。
最近は僕たちが大好きな日本のリンゴも、
成都で買えるんだって。
(梅浜&永浜)
幸:まだまだちびっこの梅ちゃんと永くんだけど、
これからは僕の代わりに愛ちゃんと明くんが、
面倒を見てくれるから何も心配してないよ。
(愛浜)
幸:ほら、ちびっこたちをお隣の部屋からちゃんと
見守ってるでしょ。
今まで僕もこうやって弟や妹のこと
見守っていたんだよ。
(永明)
幸:ちょっぴり心配なのは、永明とうさんのこと。
目のケガとかで時々仕事を休んだりして
いるみたい。
今年も繁殖のお仕事頑張って欲しいな・・・
(良浜)
幸:最近も暴走気味の良浜ねえちゃんだけど、
今年も赤ちゃんが生まれることを祈っているよ。
幸:ってことで、僕は15日に成田から飛行機に乗って、
北京経由で成都に向かいます。
皆さん、今度は成都まで会いに来てね。
きっとだよ。
再見!
待ってるよ!
”カシマ・フードスタジアム”のグルメツアーを満喫 [サッカー]
真冬に逆戻りしたような氷雨の先週末、Jリーグが開幕しました。
我らが浦和レッズの開幕戦は、2年連続のカシマサッカースタジアムですが、昨季“前人未踏のV3”を達成した鹿島は既にゼロックスSCやACLの試合に勝利するなど今季も盤石の体勢。それに対して、フィンケ体制2年目のレッズは、大学生相手の練習試合には勝ってもプレシーズンマッチで徳島に敗戦・・・
ということで、私と娘は今年の鹿島遠征は、最初から“カシマ・フードスタジアム”のグルメツアーと割り切り、メインスタンドの指定席を購入して出かけました。
昨年の開幕戦でもご紹介しましたが、カシマスタジアムは地元の商店街がそのまま出張しているようなお店も多く、『地産地消』の優等生ともいうべき全国でも有数のグルメスタジアムです。
(スタジアムの正面にもくもく煙があがるテントを発見!)
東京駅からスタジアム行きの高速バスに乗り込み、16時のキックオフの2時間以上前に到着。
(私たちの席はメインスタンド2階のアウエイ寄り。
お目当ての『ハム焼』売店の位置をチェック)
(鹿島もレッズも赤いポンチョなので区別が付きにくい)
冷たい雨は本降りになっており、スタジアムは真冬の様な冷え込み。生ビールよりも温かい湯気のたつ食べ物を手にした人が目につきます。
まずは、売り切れ必死の『常陸牛ステーキ弁当』を確保してから、お目当ての五浦ハム『ハム焼』の売店めざしてコンコースの人垣を抜けていきます。同じ茨城県のひたちなか海浜公園で開催される『Rock in Japan』会場で食べて以来、幻のグルメとなっていた五浦ハムの『ハム焼』はカシマでも行列が出来る名物グルメです。
鹿島サポーターエリアのコンコースに売店があるため、アウエイチームの応援姿では入れないことになっていますが、昨年は、カシマエリアの自由席招待券だったにもかかわらず、『ハム焼』売店テントの位置がわからず見逃してしまったのでした。
★飲食売店の数やフードの種類が多く、ついつい財布のひもがゆるみがち。
鹿島サポも試合開始30分前まではグルメツアーモードのようです。
(寒い日はスープ餃子も温まりそうです)
(昨年はジャンボつくね食べました)
(串にさしたつくねが2本はいったあつあつのスープ)
(東京でもお馴染みの『キムカツ』)
(『ハム焼』テントのみ行列整理のコーンがあります。
本日は雨を避けて屋根の下に待機列ができました)
ようやくもうもうと煙があがるテントに群がる長蛇の列を発見。
(焼き手は、ゴーグル装着)
3台のコンロで焼いているため購入までの流れはスムーズでしたが、1本400円の『ハム焼』は一試合で何本くらい売れるのでしょうか?
(やっと食べられた『ハム焼』)
脂がしたたるボリュームたっぷりの『ハム焼』と一緒にワインたれの味がよくしみたサイコロステーキ風の牛串焼きも買いました。
(大きなソーセージをのせた『豚ドック』もいつか試したい・・・)
牛串焼きを買う人はあまりいないらしく、少しさめていましたが、赤身で噛みしめるほどうま味が味わえるお肉です。“五浦ハムの『ハム焼』を食べられただけでもはるばる東京から遠征してきてよかった!”と小さな幸せを噛みしめた私です。
(カシマの定番『もつ煮込み』は外せません)
(『もつ煮込み』は扱う店の数も多い)
(『ケバブ』などを扱うインターナショナルな一角もありました)
(寒い日はやっぱりキムチパワー)
(イカげそとキムチが一杯はいった真っ赤なチヂミ)
(『ポトフ』も私の大好きなメニューです)
(レッズのキャプテン・啓太は控え組で練習。
達也の調子は?)
(鹿島のゴール裏は、ビッグフラッグを着替える演出)
(雨ニモ負ケズ応援するレッズサポ)
『もつ煮込み』と『キムチチヂミ』を食べて身体の芯から温まってきたところでスタンド席に戻ったのですが、2階席は冷たい風が吹き込んでくるのでかなり冷えます。ニットの帽子&マフラーに手袋、ひざかけ毛布とホカロン座布団でもまだ寒いので、バッグの中の使い捨てカイロを総動員・・・
(試合開始前の国家斉唱は秋川雅史さん)
(レッズの選手は白のアウエイユニホームですが、
サポは両チームとも同じような真っ赤なポンチョ・・・)
さて、試合の方は、大方の予想通り2-0で鹿島が快勝。レッズは何度かチャンスを造り出すもの最後まで鹿島の堅守を崩せませんでした。
試合開始わずか5分であっけなく鹿島に先制されてしまうと今のレッズでは勝ち目がないでしょう。
惜しいシーンはあったけれど、まか不思議な選手交代もあり『堅守復活』にはほど遠い内容のレッズでした。
今年も長い目で辛抱強く応援しなければならない1年が始まるのか・・・
中田英寿は、やっぱりユニホーム姿が一番似合う [サッカー]
(HIDEはサッカーユニホーム姿が一番似合う:
by やべっちFC)
サッカー(元)日本代表の中田英寿が2006年ドイツW杯戦後、突然現役引退して、“旅人”となってからもうすぐ4年。サッカーは時折親善試合に出場するだけの中田ですが、現在オンエア中のコカコーラ・ゼロのCMで見ると、まだまだアスリートの見事に鍛え抜かれたボディを保っているようです。
南ア大会まであと3ヶ月という時期になりましたが、中田に続くスター選手は現れないし、東アジア大会で3位の日本代表がW杯本番で結果を出せるのか不安なサッカーファンも多いのではないでしょうか。
(平塚競技場がある公園内には日本庭園もある)
10年間もJ2で低迷していた“湘南の暴れん坊”ベルマーレがようやくJ1復帰し、歴代OB選手チームと、かつてベルマーレに所属していた中田英寿をはじめとするTAKE ACTION F.Cが記念試合をするというので平塚まで出かけました。
(ゴール裏以外もベルマーレサポーターが一杯)
(逆光になっているメインスタンドの向こうは、大磯の高麗山:
以前ハイキングで登ったことがあります)
(入場ゲートで配布された昇格記念マフラーを掲げて選手の入場を迎えます)
2月とは思えないぽかぽか陽気に恵まれ、ベルマーレサポーターをはじめとする約14000人がスタジアムに集まりました。私と娘は、中田を記念した『7・HIDEゲート』というバックスタンド席から観戦したのですが、サンバイザーが欲しいほどの強い日差しでした。
(試合開始前、中田に群がるカメラマン:
中田英寿はまだニュースバリューがある存在)
この試合の出場選手には、都並敏史、北沢豪、澤登正朗、名良橋晃、小島伸幸、野口幸司、奥大介など元日本代表クラス、中田がベルマーレ在籍当時に一緒にプレーしていたアジア屈指のDF、元韓国代表で現在は韓国U-20代表監督の洪明甫や、現在はビーチサッカー日本代表の前園真聖もいました。
そういえば、前園はアトランタ五輪当時まだ新入りだった中田の兄貴分で、二人が共演したカップラーメンのCMが中田の初CMでした。(ニキビ面の中田はあか抜けない10代という雰囲気・・・)
(洪明甫はクレバーなDFですが、熱いハートでチームを鼓舞:
by やべっちFC)
現ベルマーレ監督の反町康治氏もMFとして出場するなど、J1昇格記念試合にふさわしいなかなか豪華なメンバーでした。
中田は、前半はTAKE ACTION F.Cとして出場し、後半からは12年ぶりにベルマーレのユニホーム姿を披露し、ベルマーレサポーター席から“HIDEコール”も起きました。
(背番号7の中田に次に会えるのはいつ?)
中田はノールックパスを出したり、積極的にシュートを打つなどマジでゴールを狙っていましたが、なぜか中田がいない方のチームに得点が入る試合展開となりTAKE ACTION F.Cが2-1で勝利。
(ベルマーレサポーター席に手を振って応える中田)
試合後の中田は、ベルマーレの現役チームと一緒に場内一周する輪に加わりましたが、コメント後にMCから、“ベルマーレへの応援をひとこと”と請われると“今のがそうです”と切り返すなど相変わらずでした。
(本日のスタジアムグルメ、『スティックカレー』:
キーマカレーは最後にコンソメスープを入れてスープカレーになるアイデアメニュー)
(「12年ぶりに帰ってきてまたこのピッチで(プレーを)できるとは思わなかった・・・」と語る中田:
by やべっちFC)
さて、一昨年から活動が始まった「TAKE ACTION」は、“なにかできること、ひとつ”を提唱し、継続的な社会貢献活動への参加を呼びかけていますが、この日のスタジアムでは、1月12日の大地震被害にあったハイチ復興支援のチャリティ活動もありました。試合開始に先立ち、駐日ハイチ大使より復興支援を呼びかける挨拶があり、会場では「TAKE ACTION FOR HAITI」のグッズ販売がありました。
私が購入したエコバッグは、200g分のCO2排出権取得対象商品でしたが、メッセージTシャツやマフラータオルなどネット通販もあります。
(http://www.eggstore.jp/html/newpage.html?code=31)
日本サッカー協会の犬飼会長と一緒に試合を観戦した駐日ハイチ大使は、この試合を企画した中田を“生まれながらの外交官だ”と絶賛したそうです。
中田は、現在の自身の活動について、この試合にハイチ大使が足を運んでくれたこと、犬飼会長が観戦に訪れてくれたことを一番の収穫として挙げ、“自分の独りよがりの活動ではなく、サッカーの試合を通じてその周りをどう巻き込んでいくかが自分の発想の原点”と語ったそうです。
引退後の中田の活動がサッカーから離れがちなことに不満を持っている犬飼会長ですが、この日の中田にどんなコメントを送ったのかちょっと気になりますね。