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北京五輪へ、サッカーU-23代表に細貝萌(浦和)選出 [サッカー]

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(07.11.21:アジア最終予選のメンバーから北京に行く選手は?)

7月14日、五輪に出場する男子サッカーU-23代表のメンバー18名が発表されました。

反町監督が、“予選などの試合で使った選手から、誰を選んで誰を落とすか?”悩み抜いた結論が出たわけですが、五輪で息子が活躍する姿を応援に行くつもりだった親御さんの気持ちを考えると、周囲の期待に応えられなかった選手たちが気の毒。
選ばれた選手には選ばれなかった選手たちの気持ちを裏切らないように全力で戦って、悔いのない結果を残して欲しいと思います。
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杯の選手登録が23名であるのに、五輪代表は18名のみの狭き門。最終予選まで主力として戦ってきた選手と、最後に抜擢されてメンバー入りした選手との入れ替えもありました。

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(天皇杯やカップ戦ではPKも決める、長袖王子・細貝萌

我らが浦和レッズからは、結局、細貝萌だけが選ばれました。
細貝は、小数メンバーで戦う時に重宝な、複数のポジションをこなせる選手ですが、甘いマスクに似合わない、気持ちを前面に出したハードなプレーが女性たちのハートを掴んでいるとか。
彼は、五輪予選が始まった当初、レッズでは殆ど出場機会がない状況ということもあり、メンバーに呼ばれていませんでした。前橋育英高校の同期である青山直晃(清水)が、チームで活躍し、U-23代表チーム立ち上げの時からスタメンで出場していたのを忸怩たる思いでみていたのが、今回立場が逆転。最近、チームの試合でも調子を落としていた青山はメンバー外となってしまいました。

五輪代表選出の記者会見で、細貝は、チームメイトの梅崎とエスクデロが選ばれなかったことに加え、青山の落選もあったので手離しでは喜べず、複雑な心境を語っていました。
怪我のため、最終予選に出場できなかったり、最終予選の後で大怪我をしたり不運な理由で落選した選手もいました。TBC・メンズエステの広告に出演した選手が、殆ど全滅というのも皮肉な結果ですが、長期間にわたってベストコンディションを維持するのは難しいことです。

Keita#13

Keita#13

  • 作者: 鈴木 啓太
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: 単行本
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(落選したときの心境も綴られている、自伝「Keita #13」)

4年前、アテネ五輪の時、最終予選までキャプテンとしてU-23代表チームを精神的にも支えてきたのに落選した鈴木啓太は、その悔しさをバネにして成長し、オシムとの出会いにより日本代表の中心選手になっています。(岡田ジャパン以降、体調不良から回復していないのが心配ではありますが)

今回落選した梅崎やエスクデロもいつかはフル代表になって欲しいと思いますが、まずは自分のチームで不動のスタメンとなるのが先決。特に梅崎は、怪我のポンテに代わる活躍を期待していたのにちょっと残念です。

今回、五輪期間中もJリーグの試合は中断されません。神戸が大久保のオーバーエージ枠での出場を拒絶した件では、日本サッカー協会の対応のまずさが指摘されていますが、犬飼新会長に真剣に取り組んでいただきたい課題の一つは、Jリーグとサッカー協会の日程調整です。選手が板挟みになったり犠牲になるのでは日本サッカー界に未来はないでしょう。




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