「ぱんだだ!」・・・実録”パンダの虜”になるまで [パンダ]
パンダ大好きの私にとって、「パンダなんて、上野動物園にいてもいなくても、別にどっちでも良いんじゃないの」とか「パンダってどこが可愛いの?」などの発言をする人は苦手です。
でもよく考えてみれば私だって、先日亡くなった上野動物園の「リンリン」は、見に行っていなかったし、パンダが初来日した時の第一次パンダブーム以後、空白期間は案外長かったかもしれません。
上野にパンダがいなくなってしまった今、“どうすれば皆に、パンダの魅力をわかってもらえるか?”
良い本を見つけました。(というか、私はずっと前に読んでいましたが)
「ぱんだだ!」は、動物好きでもなくそんなに“パンダラブ”ではなかったイラストレーターの太田垣晴子さんが、取材のために『中国と日本のパンダ紀行』するうちに、パンダの魅力に惹きつけられていった実録本です。
大地震で被災した臥龍のパンダ保護センターなど、可愛い子パンダたちの写真もたくさんありますし、太田垣さんのイラストもとても可愛らしい!
(2006年12月生まれの白浜の双子:愛浜と明浜)
(兄パンダ幸浜はいつも孤独?)
その中でも、南紀白浜のアドベンチャーワールドのイラストとコメントが最高です。どうやら、私たちが白浜を訪ねた2007年2月と同じ頃取材したらしく、私が見たのと同じ光景が描かれていました。
臥龍に遊びに行って、子パンダたちと遊ぶことはしばらくできませんが、せめて『パンダまみれ』になる夢を見たいと思う今日この頃です。