アドベンのパンダとクマちゃんに癒された後は、南紀白浜のぐるめぐり [お気に入り]
白浜といえば「ナギサビール」が定番。
和食には、淡色のAmerican Wheatがよくあう・・・
今年3月の南紀白浜もコツコツためたマイレージの特典航空券利用です。
飛行機の手配に出遅れたためホテル利用の2泊3日の旅になり、5回目の白浜訪問にして初めて、海辺の町・白浜の町内で晩ごはんを食べたり、「とれとれ市場」に行くことができました。
アドベンの赤クマちゃんやすっかり大きくなった優ちゃんたちと対面して大興奮だった1日目の晩ごはんは、地魚料理で人気の「喜楽」さんで季節の食材を満喫しました。
肌寒い夜は何といってもあったかい鍋物。
今回は、おかみさんイチオシの「ひとはめ若芽」のしゃぶしゃぶ。
大きなうちわのような形をした若芽は、お鍋に入れるとあっという間に鮮やかな緑色に・・・
シャリシャリした歯ごたえのわかめは、梅の咲く頃から桜の咲く頃までの時期に田辺湾で採れる春を呼ぶ食材。
「たら白子ポン酢」の濃厚な味わいを久しぶりに楽しみました。
お刺身の盛り合わせもおいしくいただきましたが、白浜の定番メニュー・伊勢海老よりも貴重な「くつ海老」を発見。
冬のみの味覚といわれる「くつ海老」は、伊勢海老の網にたまにかかるという珍しい海老。
今回のは小さいものですが、初めて味わう食感でした。
「くつ海老」の頭は、後で味噌汁にして出してくれます。
「くえのから揚げ」
白浜の和食コース料理に欠かせない紀州のクエは、お刺身や鍋は何度か食べましたがから揚げは初めて。
幻の魚・くえの顎のあたりは歯があるから気を付けて、、、
葉わさびの「葵寿司」
鮮やかな緑色のお寿司の中の魚(鯵?)と辛みのある葉わさびのハーモニーを〆の料理に。
しあわせな晩御飯をいただいて、高台のリゾートホテルの温泉でくつろぎ、お部屋備え付けのマツサージチェアで足腰の疲れをケアしてゆっくり休みました。
さて、アドベン2日目の夜は、パン友さんたちお勧めのピッツァ・チーズ料理の店「美砂家」へ。
今夜ももちろん「ナギサビール」
チーズ料理には、中濃色のPale Aleがぴったり・・・
まずは、「アンチョビとトマトソースのピッツァ」
こぶりなピッツァですが、具がぎっしりのっているのでボリューム感があります。
トマトソースでいただく「ライスコロッケ」と「グリーンサラダ」のあと、本日のメインディッシュ登場です。
冬のチーズ料理といえば小鍋に溶かしたアツアツのチーズの中に小さく切ったパンなどをつけていただく「チーズフォンデュ」が有名ですが、こちらの「ラクレット:ジャガイモのフォンデュ」は専用のオーブンでチーズを温めます。
「ラクレット:ジャガイモのフォンデュ」
専用のオーブンの上にのせた小さなフライパンでチーズを溶かして、ジャガイモなどにかけて食べます。
「ラクレット」は、フランスやスイスの冬の定番チーズ料理のようですが、私は先日TVの旅番組で見て知りました。
大きなチーズの断面を暖炉などの直火で温め、溶けた部分をナイフで削り取ってジャガイモにかけて食べる料理名がチーズ名になったそうです。
スイス製という可愛い模様のラクレット専用のオーブン。
もとは電熱器のようになっていたのを取り外して、固形燃料で温めるようになっていました。
「アルプスの少女ハイジ」の山小屋でおじいさんが串にさして暖炉であぶっていたチーズが「ラクレット」だと後から知りましたが、まさか南紀白浜でこんな本格的なチーズ料理を味わえるとは思っていなかったのでとても感激しました。
お店のオーナーと奥様のあたたかいおもてなしで、心身ともに温まってホテルに帰りました。
そして、翌朝、「とれとれ市場」に行くバスに乗る前、白い砂がまぶしく光る「白良浜」と紺碧の海を目に焼き付けて最後のぐるめぐりへ向かいました。
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