白浜のパンダ、海浜・陽浜が木登り大好きな赤ちゃんだった頃 [パンダ]
動物写真家・岩合光昭さんの最新写真集「パンダの赤ちゃん」を買いました。
「野性のパンダとの出会い」、「中国・パンダ保護研究センターにて」、「和歌山・アドベンチャー・ワールドの赤ちゃん」という3章に別れた文庫本のミニ写真集の中に、白浜の双子パンダ・海浜&陽浜の赤ちゃん時代の写真もありました。
- 作者: 岩合 光昭
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/07/27
- メディア: 文庫
パンダの赤ちゃんの写真はどれも皆、可愛い~のですが、海浜&陽浜の写真が撮影された日のわずか3週間前に自分自身が海浜&陽浜に会いに行っていたので、とても懐かしくなり2011年2月訪問時の写真をもう一度見直してみました。
まもなく3歳の誕生日を迎える今では、バックヤードツアーを担当するまでに成長した彼らの赤ちゃん時代の思い出です。
2011年2月18日、双子の赤ちゃんたちは生後半年を迎えた頃で、お母さんパンダの良浜と一緒の母子同室展示でした。
パンダランドのインフォメーションボードに描かれた『ふたごの見分け方』
海浜・陽浜はよちよち歩きから、木登りができるようになり、室内に1本しかない木を巡って揉めています。
どうやら、お兄ちゃんパンダの海浜が争奪戦に勝利したようです。
海:やだ!
陽ちゃん、強行突破を試みますが、
海:じぇっ~たいおりないもんね!
陽:うぐっ~
いつもはマイペースで一人遊びも好きな陽ちゃんですが、こんな時はやっぱりママのところへとんでいきます。
陽:まぁまぁ~、海くんがいけないの~
良:よしよし
良:じゃあ、ママと一緒に竹を選ぶ練習でもしましょうかね
パンダにとってタケ選びは大切なことなのよ
それでもやっぱり木登りがあきらめきれない陽ちゃん
木の根元にしがみついて恨めしそうです。
陽:あたちだって木登りちたいよぅ~
どうやら、海くんは木の上でお昼寝タイムに突入したらしく反応なし。
陽:海くんが~(涙)
良:お兄ちゃんには、ママが後でお尻ペンペンしておくからね。
さぁ、もうおうちに帰る時間よ。
展示終了予定時刻をすぎ、良浜と陽浜はバックヤードに戻ってしまい、室内には海浜だけ。
やっと、目を覚ました海くん
海:ママがいないみたいだけど。。。
注)この頃の海くんは『ママ命』といわれるほど、ママの後を追いかけ回す日々。
海:あれれ、ママたちどこへ行っちゃったのぅ(涙)
と、そこへスタッフのお姉さん登場。
ス:海くん、いつまでも木に登っていたらダメでしょ。
もうバイバイの時間すぎちゃったわよ。
海くんは、お姉さんに連れられてあっけなく「強制収容」されてしまいました。
よく見ると、さっきまで不安そうだった海くん、お姉さんに抱っこされてなんだかうれしそうにみえますね。
そういえば、この子たちのお兄さんである永浜もちびっ子の頃、ひとりでは高いところから下りられないふりをしてお姉さんに助けを求めるなんてことがよくあったような・・・・
赤ちゃんパンダ時代の海浜と陽浜は、何かにつけてよく揉めていたようですが、双子ならではの息のあった行動を見せたシーンは、以前このブログでもご紹介。(クリックするとご覧いただけます)
海浜&陽浜の妹パンダ優浜は双子じゃないので、ママを独り占めできるかわりに遊び相手がいないのがちょっと可哀相。その優浜ももうすぐ1歳の誕生日ですから、子どもが大きくなるのは早いですね。
コメント 0