台湾で初めての赤ちゃんパンダ誕生!リーリーの兄パンダがパパになりました [パンダ]
★台北市動物園の“新米ママ”パンダ・圓圓★
(2011.10撮影)
台北市動物園のパンダ・円円(8才、台湾名:圓圓)が7月6日に台湾で初めてとなる赤ちゃんパンダを出産しました。
★パパは、リーリーの兄パンダ團團★
父親となったパンダは、団団(8才、台湾名:團團)ですが、2008年に四川省からやってきたこのカップル、今年は自然妊娠に失敗したため、人工授精を行ったところ今回の赤ちゃん誕生になったとのこと。
私は、2011年10月の台北旅行でこのカップルに逢っているのでとても嬉しいニュースです。赤ちゃんがすくすくと成長し、愛くるしい姿を見られる日が楽しみですね。
上野のカップルの赤ちゃん誕生は今年はなさそうなのですが、台湾のカップルも臥龍出身。上野のパンダさんたちの1年先輩で、しかも日台の♂同士は同じ父親をもつ異母兄弟です。
(♀同士の父親も同じ琳琳という説があるのですが、リーリーとシンシンの2頭を育てた飼育研究員の手記「リーリーとシンシン」によると、シンシン(仙女)の父親は芦芦と書いてあります。)
台北旅行のことは、このブログでも以前ご紹介していますが、台北のパンダさんたちのことを改めてご紹介したいと思います。
台北市動物園は、台北の最南端エリアにありますが、中心街からMRTに乗って約30分で最寄り駅に到着します。広大な敷地の園内はバスで移動できるとのことですが、私たちはパンダ中心に徒歩で見学しました。
10月中旬、平日の午前中に行ったので動物園は空いていました。
混雑時には入園券を買った後の入場ゲートが、「パンダを見る方」と「パンダを見ない方」に分かれていて、「パンダを見る方」のゲートから入らないと、パンダ舎見学に必要な「整理券」がもらえません。
また、1日の見学者数も制限されているので早く行って整理券をもらわないと見学出来ない場合もあるそうです。
園内は、亜熱帯の植物が多く南国ムードです。
混雑時には整理券に書かれた時間にパンダ舎の列に並ぶようになっていますが、この日は整理券なしで入場できました。
屋外の放飼場もありますが、10月とはいえ台北は気温が高いので、パンダさんたちは左手の奥のドーム内にいました。
エアコンで快適な展示室がある1Fには、パンダの生態などの展示スペースもあります。
手前の展示室にいたのは♂の團團
広いお部屋のインテリアは、書き割りの背景と熱帯植物で南国仕様。
そういえば、雰囲気がなんとなくリーリーに似ている?
インテリアは南国仕様ですが、タケが主食の標準食。
一人暮らしには広すぎるような室内展示室ですが、殆ど1年中終日室内展示になることを考えると丁度良い広さなのでしょう。
(いずこも同じですが、ガラス面への映り込みがかなりあります)
さて、奥の展示室にいるのは♀の圓圓
床に置かれた竹筒の中にオヤツのブドウが入っていたり、楽しみながら運動できるように工夫されています。
大きな切り株の上にオヤツのニンジンとリンゴを発見
ちゃぶ台に手をついて(?)お茶のみばなしに興じる台北の奥様
お客様のお相手が一段落したので「一服タイム?」
やがてどちらもお昼寝タイムに突入したので、2Fのお土産さんに向かいました。
食堂もありましたが、私たちは中心街に戻って遅めの「飲茶ランチ」をすることに。
デパ地下にある小籠包の超有名店でランチしましたが、遅い時間でもかなり混み合っていました。東京にも支店がありますが、やっぱり本場で食べたい!
台北市内にはお茶したいお店がたくさんありますが、ヨーロッパ風の洗練されたインテリアとサービスのスタイリッシュな茶藝館に行きました。
台北には日本でも人気の名物スイーツが色々ありますが、山盛りのかき氷にマンゴーなどのフルーツやシャーベットが豪快に盛られたスイーツは、台湾ならではのもの。
とても魅力的だったのですが、食べきれる量ではないので写真撮影のみで我慢。
前回の訪問時、私は胃腸が不調でグルメツアーを十分堪能できなかったので、パンダの赤ちゃんが公開されたらぜひもう一度行きたい!
実は台北市動物園は、パンダだけでなくコアラもいるのです。
残念ながら私たちの訪問時、コアラ舎が改装工事中で見学できなかったのですが、都心から近くて入園料も安いオススメ観光スポットです。
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