♪♪春のうららの隅田川♪♪・・・・江戸の桜とスカイツリーのある風景 [街あるき]
今年は、完成した東京スカイツリーと桜のコラボが見られる初めての春です。
都心方面へ出るときの車中からはいつも眺めているけれど、震災後はご無沙汰だったスカイツリーの様子を見にカメラ片手に“ちょい花見”に行ってきました。
★吾妻橋から桜橋にかけて約1000本の桜が咲き乱れる隅田川
江戸時代の享保2年、八代将軍徳川吉宗が庶民も桜が見られるようにと開放した由緒あるお花見スポットとスカイツリー。
★隅田川近辺各所で桜まつりが開催されたが、隅田川挟む形の隅田公園では、4月15日まで桜まつりを開催中。
隅田川のクルーズ船や水上バスが発着する台東区側は浅草観光の外人客も多い。
墨堤の桜は、文化年間、隅田村の境から寺島村の白髭周辺に地元の文化人佐原鞠塢と浅川黙翁により植桜されました。
これは幕府の命ではなく、村民の手による初めての植桜の事例といいますが、その後も村民による植桜が相次ぎ、墨堤には見事な桜並木ができ、江戸の桜の名所になったそうです。
明治以降も文化人・実業家の協力の下村民を中心として桜が植え続けられていましたが、近年、墨田区も「墨堤の桜保全・創出事業」を実施して早咲き・中咲きなど様々な品種の桜を隅田公園に植樹するなど新たな桜の名所づくりに注力。
★墨田区側には、水戸藩下屋敷の遺構を利用して造られた日本庭園があり、向嶋芸妓茶屋が設けられるなど風流なお花見ができる。
★花見客は、隅田公園の見事な桜よりもスカイツリーの撮影に夢中。
★クルーズ船乗り場には長蛇の列。
船のデッキはカメラの放列・・・・
★東武鉄道ロマンスカーとスカイツリーの2ショットも人気の構図。
浅草発着の列車は橋の上で徐行するので、乗客はスカイツリーを間近でゆっくり見られる。
東武鉄道はスカイツリー開業を前に駅名を「業平橋」駅から「とうきょうスカイツリー」駅に、路線名称も「東京スカイツリーライン」に変更。
★お花見弁当も花盛りですが、江戸風の湯島・扇の笹巻き弁当
さて、スカイツリーまで徒歩20分の錦糸町からちょっとしたお花見をしながらスカイツリーに向かうお散歩コースもオススメです。
いつもはスカイツリーの全景を見ながら歩ける「タワービュー通り」を行きますが、今回はのんびりお散歩40分コースの「大横川親水公園」ルートを歩いてみました。
水と緑の遊歩道を歩き、業平橋から上がればスカイツリーはすぐそこに・・・・
生活空間にあるスカイツリーと桜という組み合わせも個人的にはお気に入りです。
★墨田区が生んだプロ野球界のスーパーヒーロー、王貞治さんが卒業した「業平小学校」は、「タワービュー通り」にある。
桜前線は順調に北上中とのことですが、関東地方は、いきなり初夏のような陽気で満開の桜もビックリし、花散らしの雨に慌ただしく葉桜に?
コメント 0