夢の彼方へ・・・・FCバルセロナが世界の頂点にたった瞬間に立ち会う幸せ [サッカー]
★決勝戦開幕セレモニー★
3年ぶりの日本開催となった今大会は富士山がモチーフ
FIFAクラブワールドカップジャパン2011の決勝戦を横浜国際競技場で観てきました。
スペインサッカーが好きで、FCバルセロナが大好きな私と娘は、バルサが今年の欧州CLで優勝した時からこの日を待ちかねていたのです。
決勝戦の相手は、2014年のW杯ブラジル大会に向けて、ブラジルを牽引するといわれる19歳の若きエース・ネイマール擁するサントスFC。
★スタジアムの正面入場ゲート★
決勝・準決勝進出チームのバナー掲出:
大会開催国枠で出場の柏レイソルは、PK戦に破れて4位になった
★FCバルセロナのスタメン★
★同控え組★
骨折のため既に帰国したD.ビジャの名前も
私と娘は、数年前来日したバルサの試合も生で観ていますが、観光気分の親善試合でも彼らは別物に感じました。
今回はその時来日しなかったメッシと、セスクをガチンコ勝負で観られるのがとても楽しみでした。
現在のバルサは、スペイン代表を多数擁しながら、カンテラ育ちで自前で育成した選手であるアルゼンチン代表のメッシ中心のチームを完成させていると言われます。
準決勝でJリーグチャンピオン柏に格の違いを見せつけた南米王者サントスは、バルサの攻撃の起点となるシャビとイニエスタを抑えてエース・メッシを封じ込められるのでしょうか。
★アップ中のバルサ・スタメン組★
メッシは、手前の輪、左から2人目
★同じくサントス、注目のネイマールは右から4人目★
★まもなく選手入場★
奧のネイマール(白ユニ)の表情はやや緊張美味?
左端は、バルサのアビダル
アビダルは、今春、肝臓腫瘍の摘出手術を受けましたが驚異の快復力で欧州CL決勝戦に出場。監督やチームメイトの配慮で主将のプジョルにかわって優勝杯を掲げました。
この日もバルサ・イレブンは試合中の骨折により無念の帰国となったビジャを励ますメッセージTシャツを着用して入場。バルサ・ファミリーの結束力は素晴らしいと改めて感じます。
★選手&審判入場★
取材カメラマンたちの密集度合いは半端じゃない
(反対側も同じ状況)
★サントスFCのゴール裏★
ブラジルから7日間で60万円という応援ツアーなどで、7千人のサポーターが駆けつけたサントスFC。
駅からの道すがらやスタジアム各所で賑やかに歌っていたブラジル勢に対し、バルサ側のゴール裏は静か。
日本人などのバルサファンが圧倒的に多くバルササポーターは約千人程度?
★17分、メッシの技ありゴールでバルサ先制★
★24分、シャビの追加点★
★45分、こぼれ球をセスクが押し込み3点目★
今季、アーセナルから念願の移籍を果たしたスペイン代表セスクは、16歳で渡英するまでバルサの下部組織にいたこともあり、すっかりバルササッカーに溶け込んでいるように見えました。
移籍金の不足分を自腹で負担してでもシャビやイニエスタとプレーしたいという気持ちはよくわかりますね。
試合開始早々は、準決勝の勢いそのままに対等で戦えそうに思えたサントスですが、徐々にバルサの組織力に試合を支配されるようになり、前半終了時点で3点差。
ベスト布陣で真っ向勝負をしかけたサントスサイドは意気消沈かと思いきや、半ばヤケ気味の応援チャントが最後までスタジアムに響いていました。
バルサファン的には、自陣に引きこもらず、個の力を信じて真っ向勝負を挑んでくれたサントスの監督に感謝です。(2006年の大会で、バルサは0-1でブラジルのチームに負けて悔しい思いをしたことがある)
★82分、メッシがダメ押しのゴール。4-0で試合終了★
ボール支配率71%のバルサは、ネイマールやガンソらにまったく仕事をさせない完璧な勝利を収め、この大会2度目の優勝を飾った。
★勝利のダンスPart1★
★個人表彰で、FIFA会長らにねぎらわれるネイマール★
先頃、サントスと2014年まで契約延長し、今後もブラジルでプレーすると表明しているが、個人的にはスペインリーグでネイマールを観たい!
★お約束通り?大会MVPはメッシ★
次回も日本開催なので、TOYOTA的には名古屋グランパスの大会出場を熱望?
(2013・14年大会は北アフリカのモロッコでの開催が決定)
★表彰式のクライマックス★
花火が打ちあげられ、金色の吹雪が舞う
★世界チャンピオンの記念撮影★
★笑顔が弾けるセスクとイニエスタ★
★声援に応えて場内一周★
★勝利のダンスPart2★
スタッフも一緒にバルサの応援歌にあわせて踊る
私たちがこの大会の決勝戦を観るのは今回で3度目になりますが、最後まで攻撃の手をゆるめないバルサは本当に強すぎました。
夢の対決で、世界最高レベルの選手の実力を目の当たりに見ることができ、サッカーファンとして本当に満足できたひとときでした。
決勝戦の高額なチケット代は年金生活者は勿論、未来の日本代表をめざすサッカー少年を持つ親御さんたちにとっても負担が大きいと思いますが、TVの中継画像からは見えてこない”質の高いプレー”をみる喜びは何ものにも代え難いと思います。
日本のTV映像は、”グランド全体を俯瞰する映像が少なすぎる”と海外では低い評価だったように聞きます。スター選手のアップ映像を見たい向きもあるでしょうが、サッカーファンがみたいのはスター選手の顔ではなくプレーそのものではないでしょうか。
私たちの席は、メインスタンドではないけれど、グランド全体が俯瞰できる見やすい席だったので、バルサのパス回しや守備の特徴をしっかり観察することができました。
次の目標は、バルサの本拠地、カンプノウ・スタジアムでリーガ・エスパニューラの試合観戦?
★カンプノウの両軍ベンチは思いの外近い★
★ピッチに出る前の選手が祈りを捧げる礼拝堂★
(2010.9撮影)
いやぁ~ジョージさんの興奮ぶりがわたしにも!
わかります~わかります~~!!
さぞや夢のようなひと時だったことでしょう~~(^o^)/
わたしも観たかったです!!
ところで、わたしもスタジアムに出掛けた時は、
ピッチ傍ではなく、なるべく全体を見渡せる席に座るようにしています。
とにかく、ゴールの瞬間を見るのもいいけど、
そこに達するまでのパスワークを見るのが1番ワクワクするもので!
で、カンプノウでのサッカー観戦、
わたしも死ぬまでにしたいですわ~~(#^.^#)
それにしても、ジョージさんはイイですね~
娘さんと同じ趣味で!
きっと、イイ相棒なんでしょうね~(^_-)-☆
by collet (2011-12-24 14:53)
サッカーというのはなかなかゴールが決まらないからつまらないという人もいるようですが、そこに達するまでのパスワークを楽しめるのがスタジアム観戦の醍醐味ですね。
今回のバルサみたいなチームは、特にTVのカメラワーク次第で面白みが半減してしまうかも。
実は、私のサッカー観戦はサッカー好きの娘のお供をしてスタジアムに通う内にはまってしまったような次第です。
今でも娘の方が、観察眼が肥えていて、日本代表の試合でも「ボール出すところが違う」とか、「なぜあのスペースを使わない!」とかブツブツ言っています。
by ジョージ (2011-12-24 18:10)