飯島敏宏監督の映画「ホームカミング」、4月9日より『銀座シネパトス』でも公開 [お気に入り]
シニア女性にとっては懐かしい名作テレビドラマ「金曜日の妻たちへ」(TBS)などの演出・プロデュースを手がけていた飯島敏宏監督の新作映画「ホームカミング」は、3月12日(土)からの全国順次公開に向けて、飯島監督や高田純次さん、高橋恵子さんらがPR活動をすすめていたさなかに発生した「東日本大震災」の影響で当初の上映スケジュールが一部変更になっていましたが、
4月9日から中央区の『銀座シネパトス』でも公開されることになりました。『銀座シネパトス』では、公開初日は記念イベントとして、トークイベントや特別映像の上映も予定されています。
イベントの詳細は、こちらから。
これまで、東京23区内で上映されていなかったこともあり、まだご覧になっていない方はこの機会をお見逃しなく!
この映画のストーリーは、
造船会社のサラリーマンとして仕事ひとすじで生きてきた鴇田(高田純次)は、定年退職の日を迎え、サラリーマン人生をかけて手に入れたマイホームで妻(高橋恵子)と二人で自由で穏やかなセカンドライフをスタートさせるはずでした。
しかし、かつては理想の町と謳われ有名ドラマの舞台にもなったニュータウンは、“平均年齢68歳の老人の街”になり、かつての賑わいや活気を失っていました。
この街で生まれ育ったひとり息子からも「ふるさととしての思い出はない」とばっさり切り捨てられてしまいます。
(定年シニアパワーが町を活性化させる!)
(”若いちからの希望の星・警察花子こと花森美咲
:女優の麗奈(旧芸名・柳沢なな))
過疎・高齢化が進むニュータウンを建て直すために、鴇田が定年後に親しくなったご近所仲間たちと共に“余生を憂う老人”や若い世代をも変える『町おこしのお祭り復活運動』を画策する人情コメディは、派手さはないけれどじわーっと心にしみる映画です。
(町田市成瀬台の方々も飯島監督を応援!)
※上記映画の映像は、予告編より
クライマックスに登場する祭りシーンは、33年前、横のつながりのなかったニュータウンの一部の住民が祭りを始めたという町田市成瀬台公園で撮影されました。撮影時には成瀬台にお住まいの飯島監督の地元住民多数がエキストラとして参加するなど映画制作に協力した町田地区では映画の公開に大きな期待が寄せられていました。
シニアパワー開花の中心となる“定年シニア初心者”の主人公・鴇田を演ずるのは、自らも団塊の世代の俳優・高田純次さん。平成を代表する「テキトー男」・「無責任男」の異名をもつ高田さんですが、初主演のこの映画では、真面目に人生を考えるどこにでもいそうな普通の中年男性・鴇田を演じ、バラエティで見せるキャラとは別の顔に挑戦。
(「ウルトラマンシリーズ」生みの親・飯島敏宏監督
(左)と作家・藤川桂介さんは
私の大学クラブの大先輩です)
飯島監督が円谷プロ時代に世に送り出した「ウルトラマンシリーズ」でお馴染みの俳優陣も多数出演しています。
上映館・上映スケジュールは、映画ホームカミング公式サイト(http://home-coming.jp/)をご覧ください。
若い男性は団塊の男性よりは自由
by くらい (2011-04-05 07:07)
サスガに先輩の作品だけに力が入ってますね~!(^^)!
神戸ではまだ上映が決まってないようですが、
まさしく定年したての義兄もおりますので、
公開が決まりましたら宣伝しておきますね~(^_-)-☆
by collet (2011-04-08 17:43)
本日(9日)、銀座シネパトスの公開初日イベントに行ってきました。
映画の上映後には、飯島監督の「ウルトラマンシリーズ」などのレビュー映像や裏話、撮影スタッフとのトークショーもあり、大人向けの楽しいイベントでした。
飯島監督のラジオ体操仲間などご近所仲間の方々(映画にエキストラ出演した方も)や、大学時代からのご友人も多数駆けつけました。
この映画は、定年シニアたちの町興しがテーマですが、今回の震災で街の機能が壊されてしまった被災者の方々がご覧になったら勇気づけられるのではないかと思います。
派手な大作映画ではありませんが、最近では珍しい”35ミリフィルム”で撮影した正統派の映画です。
飯島監督からは、「この映画はDVDではなく、映画館のスクリーンでご覧いただきたい」とのこと。
<colletさん>
定年後の男性には共感できる部分が多い映画かもしれません。
by ジョージ (2011-04-09 19:42)