たまには六本木でフレンチを・・・「OHARA ET CIE」 [食べること]
先日、“六本木方面のフレンチレストランでランチを”といううれしいお誘いがありました。
会社員時代は毎日都心に通勤していたので、時にはお手軽な値段でランチが食べられるビストロ感覚のフレンチに行きましたが、最近は手料理の自炊生活がメインなので本格的フレンチとは縁遠くなってしまいました。
梅雨明け前とは思えない強い日差しの中、汗をかきながら探しあてた「OHARA ET CIE」は西麻布の裏通りにあるプティメゾン。冷房が良く効いた半地下式の明るい店内はここだけ静かなときが流れているようです。
プリフィックスのランチコース、あれこれ悩みながら料理を選ぶのも久しぶり・・・
オードブル:私は甲殻類が大好きなので、オマール海老を選びました。
デザートのように口当たりの良いムースは、食欲の落ちる真夏にぴったりの前菜です。
知人は季節の鮎を使ったオードブル。(右上が鮎)
私は塩焼きの鮎は大好きなのに、日本料理でも他の調理法だとなかなか口に合わないことが多いのでリスクを回避してしまいました。
本日のスープ:
サービスの方から素材の説明を詳しく聞いたはずなのに、自宅に戻ったら忘れていました。
冷たいポタージュは素材の味がいかされ、濃厚だけど飽きの来ないおいしいスープでした。
メインは、最近マイブームになっている簡単そうで奥の深いメニュー、「鮮魚のポワレ」。
のどぐろとこんがりソテーしたホタテの間にアワビのリゾットが隠れているボリュームのあるひと皿。
バターソース味のリゾットはアワビとワイルドライスの組み合わせが新鮮な食感がとても美味。
(アワビのリゾットはプラス料金の価値がある逸品)
私のデザートはアーモンド風味のババロア:
プラリネとマンゴーソースという意外な組み合わせ。
キャラメルとマンゴーソースの味が一度に味わえる欲張りな組み合わせで、お持ち帰りスイーツとちょっと違う感覚を楽しむことができました。
ところで鮮魚のポワレですが、鮮魚と組み合わせるソースと素材選びがシェフのこだわりのような気がします。
自分でも時々チャレンジしますが、魚の身が崩れてしまったり、ソースの味があわなかったり私にとってはなかなか難度が高い料理です。
◆「的(まとう)鯛のポワレ」:
六本木ヒルズにあるホテルのビストロで娘がご馳走してくれたランチのメイン料理。
焼き野菜とバルサミコソースを組み合わせたシンプルなものでした。
(ランチタイムはオードブルとデザートがビュッフェ形式なのでメインはあえてシンプル?)
◆「本日のお魚のポワレ」:
東銀座のこじんまりしたビストロは、私のお気に入りお手軽フレンチです。
メインの魚が目立たないほどシーフードや野菜がたっぷり使われており、11時半開店なのに12時前に売り切れることもあるランチタイムの一番人気メニュー。
さて、目も舌も大満足のフレンチレストランのランチ。
プチフールとコーヒーを楽しみながらゆっくりおしゃべりしていたらあっという間に3時近くになっていました。
最近は、外食といえばお手頃価格の居酒屋か中華やイタリアン。ホームパーティの手料理を教えてもらったり、テレビの料理番組などをみてレストランメニューに挑戦することもあり、メニューによってはイタリアのマンマが作る家庭料理と競えるかなと思ったりしますが、やっぱり本格的なフレンチは別物だと実感しました。
フレンチも昔風の濃厚な味付けでなく、いわゆるヌーヴェル・クイジーヌが主流となっているのですが、トマトが好きな私のファーストチョイスはイタリアンになりがち。
(料理の師匠?直子さんの「ズッキーニの冷製ポタージュ」、おいしかったです)
直子さんの「ズッキーニの冷製ポタージュ」のように手間がかかるスープを自分で作らないにしても、たまにはシェフのこだわりのフレンチを食べて自分のベロメーターを適正に保つようにしておかなければ自画自賛の料理三昧では腕もあがりません。
美味しそうなフレンチですね。
こういう繊細な料理は自分では作らないので、
もっぱら食べて楽しみたい料理です。
が、ここイタリア(シチリア)では楽しめるわけもなく(笑)
ここでは豪快な料理を楽しんでいます。
最近はフレンチでも「軽め」な傾向ですよね。
バターが苦手な私としては嬉しい限りです♪
by REI (2010-07-23 22:46)
REIさん、コメントありがとうございます。
私も繊細なフレンチは作れないので、たまに食べるのが楽しみです。
シチリア料理は、ミラノで食べたことがありますが、マグロのカルパッチョとかカジキマグロステーキとかおいしかったのですが量が多すぎて苦労しました。
シチリアのデザートもめちゃめちゃ甘くびっくりしました。
by ジョージ (2010-07-25 16:29)