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南アW杯切符32カ国決定、日本の地力は本当に向上しているのか? [サッカー]

前大会準優勝のフランスがプレーオフ最終戦で勝利し、苦しみながらも13回目の本大会出場を決めたうれしい決勝アシストのはずですが、自らの“仏の手”という禁じ手を主審が見逃したことに助けられたゴールだったので、ドメニク監督と並んだアンリの表情は複雑そうに見えます。
テレビの映像で見る限りボールがアンリの手に偶然当たったというよりは、アンリがボールをはたいているように見えたし、アイルランドのDFは皆ハンドをアピールする仕草。アンリは「主審の笛が鳴らなかったのでプレーを続行したけどもちろんハンドだった」とコメント。

主審は自分でハンドか否かを確認できなかった場合、副審に確認するものだと思っていましたが、副審も見逃したのでしょうか?
ジャッジの笛にばらつきがあると言われるアジアと比べて、欧州の審判はレベルが高いと思っていたのにちょっとがっかりです。(日本がフランスのような状況で出場を決定しなくてよかったですが・・・)

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(日刊スポーツ紙面より)

12月4日の本大会の組み合わせ抽選に向けて、全出場国が決定したわけですが、日刊スポーツの記事によると、第1回大会からの連続出場はブラジルだけで、ドイツとイタリアが17回目、次が15回目のアルゼンチン。これまで18回の大会で優勝経験のある7カ国すべてが出場しますが、日本は、98年のフランス大会から4大会連続の出場となります。

世界地図が載っていたので、32カ国のなかで、自分が今までに行ったことのある国を探してみました。

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(エッフェル塔も半分雲の中:
うれしいけれど恥ずかしいフランス?)

欧州は13カ国中、ドイツ、イタリア、スペイン、フランス、イングランド、スイス、スロヴェニアの7カ国に旅行しています。アジアの4カ国では、韓国、オーストラリア、そして日本。北・中・南米あわせて8カ国のなかでは米国のみ、アフリカ6カ国はすべて私にとっては未踏の国ばかりです。

オセアニアは毎回必ずプレーオフ枠となることを嫌ったのか、オーストラリアがアジアサッカー協会に移籍したので、プレーオフでバーレーンを倒したニュージーランドも出場決定。
今回のプレーオフには、先月旅行してきたばかりのスロヴェニアとボスニア・ヘルツェコビナの2カ国が残っていたので密かに応援していました。

ボスニアは
C.ロナウド抜きのポルトガルでも実力の差を覆すことはできず初出場なりませんでしたが、スロヴェニアはヒディンク監督率いるロシアに逆転勝ちして本大会出場を決めました。日本代表は、前回のドイツ大会でオーストラリア監督だったヒディンクの術中にはまって惨敗しているだけに、スロヴェニアが日本の仇討ちをしてくれたような気分です。

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(スロヴェニアのユリアンアルプスは登山やスキーが楽しめる)
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(エメラルドグリーンに輝く”アルプスの瞳”ブレッド湖)

ヨーロッパ有数の歴史ある山岳リゾート地や“アルプスの瞳”といわれるブレッド湖など素晴らしい自然遺産に恵まれたスロヴェニアですが、W杯出場をきっかけに、観光旅行先としても日本人にもっと知られる国になるかもしれません。


南アはあまりにも遠方なので、私も娘もテレビでの応援にとどめるつもりですが、W杯の試合会場に予定されているスタジアム建設工事などが間に合わないのではないかとか、治安に問題があるのではとか色々取りざたされていますが、日本代表の南ア遠征では、民族楽器の「ブブセラ」対策も話題になっています。フィールド内で味方同士の声も全く聞こえなければ守備の連携ミスが心配ですね。

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(サムライブルーの実力は?)

テレビ参戦組の私の心配は、“W杯本大会でベスト4にはいる”ことを目標に掲げている日本代表ですが、最近の強化試合や合宿などで世界に通用する地力がついたのか?

日本代表が南アと0-0の結果に終わった親善試合の翌日、明け方のテレビ中継でみた「スペイン対アルゼンチン」の親善試合は、まるで別次元のサッカーでした。そんなスペインも、この日の2得点はMFシャビアロンソによるもので、トーレスやビジャに次ぐ若手FWが育っていない悩みがあるといいます。18日のアジアカップ予選で香港相手に4-0と勝利した日本代表は、FWの「決定力」が高まり「得点力不足」という悩みが解消されたのでしょうか?

さて、予選リーグの組み合わせ抽選で日本と戦うのはどこの国になるのでしょうか?



 


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fukug

あけましておめでとうございます。
私もテレビ観戦組です。
私の予想はいささか悲観的で、
とにかく1勝してくれれば満足です。

先日の平山の活躍、ちゃんと見たいのですが、
どこもやってくれません。残念です。次の代表
戦で、もう一度使ってくれることを期待してます。

トゥーリオは浦和を離れて大丈夫でしょうか。
そして今年の浦和は大丈夫でしょうか。
あの監督がやってる限り、難しいかもしれませんね。
今年もよろしくお願いします。
by fukug (2010-01-07 23:17) 

ジョージ

FUKUGさん、コメントありがとうございます。今年はW杯イヤーなので、一緒に盛り上がれたら良いですね。

イエメン戦の勝利で日本代表のアジアカップ本戦出場が決定したことは良かったのですが、浦和にとっては山田直輝の大ケガというダメージもあり、前途多難な年明けです。

日本代表の実力は、監督の采配力にも左右されると思いますが、私的には1次予選突破できたらラッキーというくらいの期待度です。(3位決定戦の放映権を買わなかったテレビ局の決断は正しいでしょう)

それよりも今回のイエメン戦を含めて、試合日程の調整など日本サッカー協会のAFCにおける発言力のなさの方が気になります。(アジアマッチデーなんて冗談じゃないです)

浦和の監督問題とか、色々思うことがあるので今年はチームではなく、日本代表を含めて選手個人の活躍注目したいと思っています。
闘莉王は、ストイコビッチとなら信頼関係ができそうなので、大丈夫と思いますが、『攻守の切り替えを早く』ができるかどうかが彼の課題ですね。
by ジョージ (2010-01-08 10:35) 

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