クロアチア旅行の予習?・・・クロアチアレストラン「ドブロ」 [食べること]
(右の写真は、アドリア海の真珠・ドブロヴニク)
10月中旬、クロアチア・スロヴェニア方面の旅行に出かけます。
アドリア海を挟んでイタリアの対岸にあるクロアチアは、世界有数のリゾート地といわれますが、旧ユーゴスラビアの一部としてサッカー好きにはおなじみの国。フランスW杯とドイツW杯の2回、日本はクロアチアと対戦し、一勝もできませんでした。
また、レッズサポ的には、半年という短期間の在籍ながらサムライ魂で天皇杯初優勝に貢献して、レッズをACLに導いてくれたトミスラフ・マリッチ選手の故郷です。
(といっても、マリッチはドイツ生まれのドイツ育ちでクロアチアには住んだことがないそうです)
サッカー界で旧ユーゴスラビア出身の著名人、日本代表の前監督で旧ユーゴスラビア代表監督でもあったオシムはボスニア・ヘルツェコビナ、現名古屋グランパス監督のストコイコビッチはセルビア、元ACミランのボバンはクロアチア、浦和レッズの低迷期に熱いプレーを見せてくれたゼリコ・ペトロビッチは、モンテネグロと、彼らの祖国は分かれてしまいました。
長い内戦状態にあった旧ユーゴ時代、ディナモ・ザグレブの選手だったボバンが9ヶ月間という長期出場停止になったきっかけにも民族紛争の影響がありました。
(クロアチア・スロヴェニアには世界遺産がたくさんありますが、”92の滝でつながれた16の湖と広大な森が織りなす幻想的光景”「プリトヴィッツェ湖畔国立公園」を歩くのが楽しみです)
さて、今回の旅の主目的はサッカー観戦ではなく、クロアチアとスロヴェニアの世界遺産などの観光です。そして、旅の楽しみには各地方の郷土料理を味わうことも・・・
クロアチアやスロヴェニアは豊かな自然に恵まれ、長い歴史の中で周辺諸国の多様な食文化の影響を受けているためバラエティ豊かな料理があるそうです。アドリア海の新鮮なシーフード、イタリア料理のパスタやピッツァ、生ハム、そしてパプリカ風味の肉の煮込みグヤーシュやロールキャベツなども。パッケージツアーの食事でも日本人の好みにあいそうな料理が期待できそうです。
(クロアチア料理のレストラン「ドブロ」)
ということで、クロアチア旅行の予習のため(?)、京橋にあるクロアチア料理レストラン「ドブロ」でランチしてきました。日本国内でクロアチア料理を提供するレストランは、このドブロだけ。(最近、長野県佐久市に姉妹店ができたとのこと)
(クロアチアグッズも飾られている店内)
(ギャラリーのような落ち着いたインテリア)
ランチメニューには、パスタやリゾット、鴨肉のロースト、肉の煮込み料理などの他、『クロアチアセットメニュー』もあって迷いましたが、結局、一日20食限定という『ビーフ・ストロガノフ』に前菜・デザート・ドリンクをセットしました。
(セットの前菜には、『ラタトゥイユ』風の野菜煮込みも)
(季節の野菜とサワークリームを添えた『ビーフ・ストロガノフ』)
6時間煮込んだとろとろの牛肉にサワークリームでまろやかなソースがおいしく、ご飯がすすむメニューでした。
(本日のデザートは、『アーモンド風味のブラマンジェ』。
コーヒーに添えられた自家製クッキーは、イタリアの『ビスコッティ』風でした)
いかにもクロアチア料理らしいイメージの、『サルマ』(3週間塩漬けにしたキャベツのロールキャベツ)や、『シュトゥルクリ』(ザグレブ風のラザニア)の方が王道の選択かとは思いつつ、クロアチア本国で食べる前に日本で食べるのはやめました。
その他のクロアチア郷土料理や『アドリア海の手長海老のグリル』などは夜のアラカルトメニューにはありますが、ランチメニューは、カジュアルなイタリアンやフレンチといった感じでしょうか。
クロアチア旅行で、ベロメーターを磨いてからまた食べに行ってみようと思います。
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