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サッカー日本代表、W杯出場決定で世界へのスタートラインに立ったが・・・ [サッカー]

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(日本対カタール戦;日産スタジアム)
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(「
日の丸の誇り」をコレオグラフィで表現)

10日夜日産スタジアムで行われた「サッカーW杯アジア最終予選・日本対カタール戦は、平日開催にも関わらず勤め帰りの人や家族連れなど60,256人がW杯南アフリカ大会予選突破の『凱旋試合』を応援するために集まりました

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(予選突破の決勝ゴールを決めた岡崎に期待)

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(青と白のコレオグラフィで染めたスタンド。
バックスタンド2Fには空席も)


試合開始早々相手のオウンゴールを誘う先取点を奪うなど序盤は積極的な攻撃が見られ、W杯本大会に向けての良い準備の試合になると思ったのですが、予想外の試合展開になってしまいました。
疲れのためか選手たちの反応や動きは鈍く、集中力に欠けているのかパスミスが多く、簡単にボールを奪われてカウンターを食らう場面が続出。相手のシュートミスなどに救われて敗戦こそ免れたものの、見せ場もないまま結局1-1でドローという不甲斐ない結果に終わってしまいました。

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(60,256人の観客席にも、巨大なビアガーデンのような
まったりした雰囲気が漂っていたかもしれない)

これまでこのチームは、最終予選というのにホームで“まさかのドロー”という試合が続いていたのですが、先週末の深夜、ウズベキスタンに1-0で勝利して世界最速で予選突破。内容が良くなくても、泥臭く結果を掴み取る逞しさを身につけたと、成長振りに安堵したところでした。

予選突破を決めても残りの2試合を『消化試合』にせず、本大会に向けた良い準備の試合になると信じて、会場まで足を運んだ人も、テレビの前で観戦していた人も皆がっかりです

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(観客への謝罪の言葉から始まった岡田監督のあいさつ)
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(中澤キャプテンも笑顔なし)

ウズベキスタン戦の終了間際、“ひじ打ち行為”をしたとして退場を命じた審判に“異議を唱えた”ことで2試合の出場停止処分となった長谷部に加えて、ハムストリングの肉離れで遠藤が欠場。中盤の要であるダブルボランチが全く機能しなかったことが大きかったと思いますがそれにしても不甲斐ない試合内容でした。キリンカップを見て、“共通イメージがあるから誰がでてもぶれないチーム作り”が進んでいるように感じたのはいったい何だったのでしょう。

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(幻のゴールや、PKの判定など、厳しい審判??
アジアを戦い抜くには精神的なタフさも必要だ。
場内1周の挨拶をする監督・選手たちも厳しい表情で足早に)


それにしても、“他の選手たちにスイッチを入れることができる存在”として岡田監督から期待されていた18歳の山田直輝が怪我で離脱したことは大変残念でした。モチベーションの難しいこういう試合でこそA代表デビュー戦となったキリンカップ・チリ戦で直輝がみせた最後まで走り抜くサッカーで他の選手たちに”スイッチ”を入れて欲しかった!

17日のアウエイ・オーストラリア戦には、ピッチの司令塔・中村俊輔をはじめ欧州組は帯同しない予定ですが、オーストラリアは最終予選での失点ゼロを更新中
『W杯予選突破記念Tシャツ』に描かれた“世界を驚かす覚悟がある”という文字が、ブラックジョークにならないと良いのですが・・・

W杯本番まで残された時間は限られています。日本代表として選ばれた選手たちの奮起に期待します。



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fukug

スタジアムまで行って、あんな試合を見せられたら、
やるせなかったでしょうね。お気の毒です。
オーストラリア戦、中沢も駄目。ボコボコに負けそうで、
見るのがこわい。本田、岡崎、内田、長友ら若手が、
血相を変え、必死で走り回る姿が見たいです。

by fukug (2009-06-16 23:52) 

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