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リタイア生活は、「毎日が日曜日」ではない [リタイア生活]



30年くらい前に、城山三郎の「毎日が日曜日」という小説を読みました。内容などはすっかり忘れてしまいましたが、定年退職すると「毎日が日曜日」の生活になるのだと思った記憶があります。
しかし、自分がいざその立場になった今、そんなことはないと思うようになりました。

仕事をしていないので、会社や職場に行く必要がないという意味では正しいのですが、平日めいっぱい働いたあとに日曜日がある生活と、平日と日曜日のスケジュールの違いが見いだしにくいリタイア生活。
オン・タイムがあってのオフ・タイムの有り難さ・楽しさというのでしょうか、『労働のあとに飲むビールがおいしい』感覚がいまいち乏しい日常生活になりがちです。
長年の会社勤めで体に染みついた生活時間のリズムを、崩してしまうと、身体の調子も崩れてしまうのではないか?そんな懸念がありました。

私の場合は、会社勤めの家族と同居しているので、自分が定年退職しても専業主婦という職業に就く(?)ことができました。
平日は、家族の出勤時間に合わせて朝食の用意をし、帰宅時間に合わせて夕食の準備をするまでは、家事に時間を割くかどうかも含めて自分の裁量で過ごす時間です。
時には自分だけが夜の会合に出たり、退社後の娘と一緒に映画や買い物に行き、帰宅時間が遅くなることもありますが翌日のことを考えるとそれほど夜更かしはできません。
土・日は、サッカーシーズン中は、試合スケジュールに合わせた行動となりますが、平日に比べて家でのんびりする時間が多くなります。

こうして自分なりに平日と休日のメリハリをつけることで、私のリタイア生活1年目はさしたる病気にもならず過ごすことができました。
男性の場合は、どうするのがよいのか?女性でも私と同じ立場や環境とは限りません。
仕事にかけていたエネルギーをどこに向けていくかなど、リタイア生活に入る前にはあまり具体的に考えられませんが、健やかなリタイア生活のためにも、生活時間のリズムは大切に!
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コメント 2

MM

「自分なりに平日と休日のメリハリをつける」
現在、週2日、前の会社で法務の仕事のお手伝いをして
おり、その日は現役時代と同じ7時半に家を出ます。
それ以外の日は、予定がなくても、7時には起き、必ず
髭を剃ることにしています。土日祝日は剃りません。
これで平日と休日のメリハリがついてます。

それと、家にいると3000歩くらいしか歩かないので、現役
時代はかっこ悪いとつけなかった万歩計をつけ、1日1万歩
歩くようにしています。
会社の先輩にこんな人もいます。
http://hirokun-ajari.cocolog-nifty.com/
健康維持の一つの方法でしょう。
by MM (2008-02-17 13:41) 

ジョージ

自分なりのメリハリですから、自分で好きに決めればOKなのがリタイア生活ですね。

先輩のブログのご紹介、ありがとうございます。
何事にも好奇心を失わないことが病と上手につきあったり、健康でいるための秘訣でしょうか。
by ジョージ (2008-02-17 16:52) 

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